<04>先生: 2010年12月アーカイブ

大気を変える錬金術」 T.ヘイガー みすず書房

 

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空気をパンに変える方法を発明した二人の男の物語である。

私たちの多くは二人の名前を知らない。

しかし、私たちは食物を口にいれるたび、彼らに感謝するべきである。

世界人口の半分は彼らの開発したもののおかげで生きていられる。

二人の名前はフリッツ・ハバーとカール・ボッシュである。

 

(River Stone 外国語学部教員)

ミミズの話」 エイミィ・スチュワート 飛鳥新社

 

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生きもので最も役に立つ。それは「ミミズ」でしょう。

ミミズが地球生物に活力を与えています。

進化論のダーウィンもミミズを友として研究しました。

ミミズは地球環境を安定にし、

健全な地球をつくりあげています。

ミミズは地中物質を分解し、地力を活性化します。

ミミズがいると土地は、青々と植物が生育します。

 

(River Stone 外国語学部教員)

家族の勝手でしょ!―写真274枚で見る食卓の喜劇」 岩村暢子 新潮社

 

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健康を考えると、まず食卓でしょう。

この274枚の写真には驚かされますが、

じっくり見るとわれわれの食卓も同じようなものかと反省させられます。

また、図書館の方からも強い推薦がありました。

絶対、面白いよ。

・・・ただ、少し悲しくなるかも。

 

(鈴木眞雄先生 スポーツ健康学部 & 瀬戸スタッフH)

宇宙は何でできているのか」 村山斉 幻冬舎新書

 

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私たちはいったいどういうふうにしてここにいるのか?

を、素粒子物理学というか、何と言っていいのかわからないけど、

これだけわかりやすく(でもやっぱりわからないけど)

書いた本を知らない。

文系とか理系とか、この本を読んで何の役に立つのかな?

などという質問を黙らせてくれるくらい知的興奮を誘う本です。

 

「20世紀の終わりから21世紀の初めにかけて、

これだけ「わからないことがある」とわかったこと自体が、

現代物理学の成果であり、大きな前進なのです。」(p.58)

 

(Willowcafe 外国語学部教員)

言葉はなぜ生まれたのか」 岡ノ谷一夫/著 石森愛彦/絵 文藝春秋

 

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ヨハネによる福音書の最初は「言(ことば)が肉となった」である。

1章1節には「初めに言(ことば)があった。・・・」とあるが、

言葉がなぜ生まれたのかは、大変不思議なことで、

ことばを使う学問研究・教育に携わる人にとっては大きな関心事である。

この謎に少しでも迫ろうとしている研究者の平易な語り口で、

しかも絵入りの本であるので勧めるものである。

 

(鈴木眞雄先生 スポーツ健康学部)

 

統計でウソをつく法

 

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データを扱う研究領域においては、統計解析が必要である。

面倒な統計を学ぶ際には、まず「ウソ」をつく法を身につけると、

「ウソ」をつかない正直な結果が導き出せるのである。

 

統計学が面倒だ、難しいと感じた人は是非読んで欲しい。

 

(鈴木 眞雄先生 スポーツ健康学部)

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