今回はメンタルやばいとき=恐怖に襲われてパニックになってしまったとき
として木曜日カウンセラーの対処法をつづっていきたいと思います。
心臓が早鐘のように打ち、汗がどっと噴き出すようなパニックにおそわれてしまったとき
私がそれを始めて体験したのは高校生のとき満員電車の中でした。
それ以来狭く閉じた場所が苦手です。
まず
やばさレベル1のとき ここ怖いかもと少し感じるとき
そこを閉じた場所と認識しない。
手っ取り早く言うと、別の事を考える。
人間は基本的に一つの事しか考えることができません。
違うことに注意を向けるという"注意のコントロール"をしていきます。
やばさレベル2 あ、ちょっとやばいぞドキドキしてきたぞというとき。
そういう時は「これは脳の誤作動、大丈夫誤作動しているだけ」
と思うようにしています。
これは「Hawaii Five-O」という海外ドラマでパニック障害を抱える主人公が
エレベーターに閉じ込められてしまったとき、
乗り合わせたお医者さんから伝授してもらっていた対処法です。
「あ!これいい!いただき!」と思ってそれ以来使わせてもらっています。
私には効きます。
その後、第一段階の対処法に戻っていきます。
やばさレベル3のとき 恐怖に襲われている真っ只中です。
その時はもう脊髄反射でできるようなことしかできません。すなわち呼吸(深呼吸)です。
ゆっくり息を吐きながら落ち着いていくのを感じます。
息を吐くときに力が抜けていくので、吐くときがとても大切です。
ちょっと落ち着いて来たら、第二段階の対処法、第一段階の対処法を試していきます。
ちょっと前からよく聞くようになった「マインドフルネス」は
"注意のコントロール"にとても役立ちます。
やばいときにやり始めても、あまりうまくいかない
日ごろ元気な時に少しでも注意をそらすやり方を身に着けておくといいかと思います。
しかしメンタルがやばくなるときはたいてい
・眠れていない
・いろいろ予定が詰まっていて、がんばりすぎているときです。
一日の終わりにはしっかり寝て、体もこころも緩める時間をつくってみてください。
(木曜日のカウンセラー)