来週から、学術情報センター(図書館)と大学生活支援室が連携し
「レインボーブックフェア」を初めて開きます。
【LGBTQ+】と言う言葉は、珍しいものではなくなり、
目にする機会も多くなっているように感じます。
でも、何となく知ってるだけじゃないですか?
「自分は違うから」と関係ないと思っていませんか?
もしかしたら、
いつも話をしている友達や家族がそうかもしれない。
そんな視点を持っている人でありたいと私は思います。
3年前の2022年、NHKで「拾われた男」というドラマが放送されました。
その中の、父親の一言で家を出ていく主人公の兄を思い出します。
家族の中でも理解されないから、話すこともできない。
そこを自分の中でどう折り合っていくか。
学生相談室でも、何人かの当事者からお話を聞いています。
誰にも言えないことを誰かに話すことができれば、何かが変わっていくかもしれません。
学生相談室はそんな場でもありたいと思っています。
大学を出る前に、気持ちも含めて整理してみませんか?
皆さんにとって、音楽を聴くことは日常の中で当たり前のことでしょうか。
"No music, No life" のように
音楽なしの生活は考えられないという人もたくさんいるかと思います。
音楽を聴くといってもジャンルはもちろん、聴き方も場面も様々です。
ライブに行くことを楽しみに
勉強やバイトをがんばっている人もきっといるはず。
さて、私はというと特に人やジャンルにあまりこだわらず、
心地の良い音楽やおすすめのプレイリスト、ランキングでランダムに聴いています。
移動時間が長いので、自分で意識しているよりも音楽に触れている時間は長いかもしれません。
ただ、流れてくる音楽がその時の気持ちや状態に合わないとダメだなと感じることがよくあります。
がんばらないといけない時に自分を鼓舞するために聴くテンポのいい応援ソングも、
本当に疲れている時は聴く元気すらありません。
普段はあまり聴かないゆったりしたバラードや優しい歌声、歌詞の方がすんなり受け入れられます。
回復してくるとやっぱりアップテンポの曲の方がいいなと感じます。おもしろいですよね。
聴くだけでなく、画面で歌詞やYouTubeを見ながら
「こんな漢字使ってたんだ」「こういう意味だったのか」と発見することも最近の楽しみです。
音楽は目でも味わうものですね。
皆さんの今聴いている音楽は、皆さんの気持ちを映し出していますか?
(金曜日のカウンセラー)
みなさんこんにちは
突然ですが、
皆さんが通ってきた小学校・中学校・高校に
スクールカウンセラーがいたことをご存じですか?
実は大学にも学生相談室があり、
カウンセラーがお話を聞いています。
カウンセラーとひとえに言っても色々なカウンセラーがあります。
「心のこと」を専門に勉強してきたカウンセラーが
スクールカウンセラーであったり、
大学の学生相談室にいるカウンセラーです。(ほかにも医療や福祉の現場にもいます)
もし何か悩んでいること・不安なことがあったらいちど話に来てみてください。
うまく言葉にできなくても大丈夫です。
カウンセラーがお手伝いします。
水・木曜日にいるカウンセラー
一昨日から授業が始まっています。大学に来ていますか?
学生相談室は、翼館2階 と 希館2階 にあります。
どちらの学生相談室も、予約制ですが、
空いて入れば相談できます。
(翼館の方は扉が開いていたら、
希館の方は札がかかっていたら空いています)
新しい生活が始まって、戸惑うこともあると思います。
そんな時は、「こんなことくらいで」と思わないで話に来てください。
誰かと話したくなっただけでも、大歓迎です。
どんなところか、気になったらのぞきに来てくださいね。
定期試験も今日で終わり。秋学期終了です。
明日から春休みですね。計画は立てていますか?
2か月近い期間のお休みは、
人生の中でもそうそうありません。
大学生の特権かもしれないですね。
どう使うかは、人それぞれ。
いつもはできなかったことや、
やってみたかったこと、
思いつくことをやってみませんか?
ダメでも、失敗しても何とかなります。
思ってたことと違ったりしたら、そのことが分かっただけでも発見です。
大学を出た後の方が人生は長いから、
ずっと続けていける何かが見つかるといいですね。
自分が楽しいと思えるものやことを大事にしてください。
そんな大事にしたくなる巡り合いが春休みあればと思います。
(いつもいるカウンセラー)
新しい年を迎え、年度末も近づいてきました。
気分新たなスタートとともに、これまでの締めくくりを見据え、
さらにその先へと思いは広がっていくことと思います。
メンタルやばい時の対処法のテーマ最終回です。
メンタルやばい時と自覚するのは、それぞれのカウンセラーが語るように、
しんどい、眠れない、痛み、寝つきや寝起きとその気分、食欲、動悸、
歩き回る、など身体面に現れることが手掛かりになっていると思います。
私も同様に経験があります。
心身一如ともいわれ、心と身体は切り離せない関係にありますね。
対処法として私は、緊急の場合を除き、まずは風邪と同じように考えます。
できるだけエネルギー(体力、気力)の消耗を減らして数日間、自然治癒力に任せます。
回復すればしめたもの。抵抗力や耐性ができ、動揺しない自信がつくかもしれません。
それでも治らない時や緊急の時は・・・
風邪で病院へ行くのと同じように、専門家相談するのが回復の近道だと思います。
イメージですが、コップに入れた水があふれるのがメンタルやばい時だとすると、
いつも同じ方向にあふれてしまうことが、辛くなる一因かもしれません。
時には別の方向に流すようにするために、コップの傾きを変えてみるのもよいかもしれません。
大きな壁に突き当たったときは、自分がどうしたいのか、
それすらも分からなくなってしまうことがあります。
壁に隠れて見えていないものがあるのかもしれません。
それらのことについて、広い視野と多くの観点を持つ
専門家の助けが役立つと思います。
ところで、そんな専門家であるはずのカウンセラーの私は、
まだまだ日々勉強中で、いろいろなことに動揺したり、悩んだりしています。
回復の魔法が欲しいです。
それで、自然治癒力を高めるためにしているのは、無邪気に遊ぶことです。
童心に帰って、無心に、ただ一つのことに熱中した後は、不思議と心身がすっきりしています。
最後になりましたが、この年度末を持ちまして相談室を去ることになりました。
これからも変わらず皆様の益々のご健勝とご多幸をお祈りいたしております。
5年間ありがとうございました。
(水曜日のカウンセラー)
今日で今年の学生相談室は、一旦、お休みに入ります。
再開は、来年1月7日(火)になります。
秋学期ももう一息ですね。
年が明けると、試験モードになるのでしょうか?
そんな試験の緊張を少しでも減らせればと思い、
1月16日(木)12:30~13:00
スチューデントルーム1(希館2階)
「マインドフルネス体験会」
を開催します。
呼吸法が中心で、誰でも手軽に行えますから、
興味のある人はお越しください。
予約不要、もちろん無料。
お待ちしています。
私がメンタルやばいなと感じるのは、朝起きた時の気分です。
朝起きた時、気持ちが何となくスッキリしていない時、
何か気になっていることがないかと考えます。
たいてい、すぐ心あたりにたどり着きます。
こういう時の原因は、まぁ、仕方ないと思えることが多いです。
もっとやばくなっている時は、夜寝る時もスッキリしていなくて
胸の中がモヤモヤして息苦しくて・・・
心あたりにはたどり着くけど、そういう時の原因は、
自分だけではどうにもならないことや、認めたくないこと
である場合が多くあります。
じゃあ、そんな時どうするか。
私は、出来事を分解してひたすら考えます。
何が自分をこんな気持ちにさせているのか。
自分は本当はどうしたいと思っているのか。
それを実現させるには、どうすればいいのか、1人でできるのか。
ひたすら考え続けることが、自分なりの諦めにつながっているように感じます。
1人で考えることができないときは、誰かに話してみてください。
話すことで頭の中が整理できると、別の考えも浮かびます。
学生相談室はそんなお手伝いもしています。
(いつもいるカウンセラー)
「やばいな」となった時、まずわかりやすく食欲に現れます。
小さなストレスがじわじわと積み重なる時は、空腹でなくても何かを口に入れたくなり、
一方で大きなストレスがドンとくると、食欲そのものがどこかに消えていきます。
もっとしんどくなると、LINEやメール、文字を読むことも億劫になり、
何かと支障が出てしまうレベルです。
こうなるともはや、やばいというよりもまずい状況です。
さて、肝心の対処法ですが、まだ余裕のあるうちは、一旦現実から離れることを意識します。
例えば、食事や買い物に出かけたり、気分の上がる音楽やドラマを楽しんだり。
一人で過ごす時間もできる範囲で作るように心がけています。
それすら効かなくなってしまったら、
たどり着くのはとにかく無理やりにでも「寝る」です。
疲れているのに眠れないことほど辛いことはなく、
慢性的な寝不足は結果的にデメリットにしかなりません。
身体の疲れと心の疲れは表裏一体。
所かまわず寝落ちしてしまう時や夢の中でも仕事や考え事に追われている時は、
身体を丸めて強制的にでも寝る。
キャパオーバーで倒れてしまう前に、自分の状態を把握して、限界に達する前に休む。
「うまく休む」は「がんばる」と同等に大切なことだなとひしひしと感じている私です。
(金曜日のカウンセラー)
メンタルがやばい時のイメージってどんな感じですか?
いろんなイメージがあると思いますが、
私は、コップに入れた水の表面張力が限界に達して
1粒の水滴であふれてしまうようなときをイメージしています。
コップの水がいっぱいになりつつあるとき、
すでの自分の中で警告というか、
なんだがしんどいみたいな感じがしてきます。
眠れなくなったり、身体に痛みがでたりします。
そんなときはまず、自分がよい状態にないなと自覚し、
なるべくゆっくりするようにしています。
私の場合は、ここ1年はマンガを読むこととヨガをすることが対処法になっています。
そうすることで、今やっていること以外のことは一切考えない、
もしくは考えられないようにしているのだと思います。
結果、不安やストレスは減らないかもしれませんが、
何かが自分の中でスッキリした感覚になります。
自分の中で心がなんだか変と思う気づきと自分なりの対処法の組み合わせで
日々なんとか過ごせているように思います。
(月曜日のカウンセラー)