「聖書」と一致するもの
またしてもトリビアの回です。
知っていると聖書を読む時に「これさっき40っていってたのに数字まちがってない?」とならないための「40」の取り扱いです。
ノアの箱舟では雨が40日降り続けたとありますが、40という数字はかならずしもぴったり40ではなく「長い間」と意味する数字なのです。ノアの箱舟の箇所をきちんと聖書で読むと数字があっているのかと混乱しそうになるのですが、ぴったり40日!ということではないので、そのあたりと考慮して読んでください。
ちなみに他に40が出てくる有名な箇所は
モーセたちがエジプトを出てから約束の地に着くまでの期間:40年
イエス・キリストが活動を始める前に荒れ野で断食した期間:40日
イエス・キリストが復活後に天に昇るまでの期間:40日
などがあります。
閑話休題?
ノアの箱舟の真っ最中ですが、たまにはトリビア的なものでもと...
以前にもこんなものを載せたのですが
この時代、雨の降るメカニズムはこんな風に考えられていました。
洪水の場面、聖書には深淵の源が裂けて、天の窓が開かれて地上に洪水が起きたと記載されています。
当時の人は、水は大地の下と上の二つにわかれていて、そこから水が出てくると思っていたのです。
それは聖書の創世記で天地創造の場面にでてきています。
『神は言われた。「水の中に大空あれ。水と水を分けよ。」神は大空を造り、大空の下と大空の上に水を分けさせられた。そのようになった。神は大空を天と呼ばれた。
夕べがあり、朝があった。第二の日である。 』
日本聖書協会『新共同訳約聖書』創世記1章6~8節
そんなわけで次回はノアの箱舟5になります。
夏まっさかり、夏季休暇前最後の更新となります。
今日のテーマ写真はコチラ↓
瀬戸キャンパスのステンドグラス「希望」です。
瀬戸のチャペル3の記事でも紹介しましたが、このステンドグラスはノアの箱舟をテーマにつくられています。
ノアの箱舟は旧約聖書の創世記6章~9章にしるされています。聖書の物語の中でも知名度の高い話ですし、近年映画にもなってなんとなく聞いたことがある方も多いのでは?と思います。
でもあらためて聞かれるとあやふや...かもしれませんね。というわけで、次回からこのノアの箱舟を紹介していきたいと思います。
次回の更新は8月18日(火)となります。
お楽しみに!!!
覚えておられるでしょうか?
TOP画像説明の続きでこの画像↓に対して
名古屋キャンパスチャペルの内部
この写真はちょっと前のものでして最近新たに加わったものがあるのですがそれはまたの機会にでも...
などと、もったいぶっていました。
では今のチャペルです。
ジャジャーン!
講壇に布がかかっています。
この布は講壇掛けと申しまして(そのまんまですね...)今の季節にあわせて緑色の布です。
金色の刺繍で、ギリシャ語のアルファ「Α」とオメガ「Ω」を組み合わせてほどこしてあります。アルファは最初、オメガが最後のアルファベットになります。
これは聖書の中の言葉がもとになっています。
『神である主、今おられ、かつておられ、やがて来られる方、全能者がこう言われる。「わたしはアルファであり、オメガである。」』(日本聖書協会『聖書 新共同訳』ヨハネの黙示録1章 8節)
講壇掛けは季節にあわせてかけかえていきます。お越しの際はチェックしてくださいね!
ようやく3回目にしてブログTop画像写真の説明が終わります。
名古屋キャンパスチャペル庭のバラ
聖書
名古屋キャンパスチャペル
説明し終わってからなんなのですが、そろそろまた新しいTop画像に変えたくなってきちゃいましたー。ある日ころっと変わっているかもしれません。夏休み中、8月10日~17日の大学休業日を除き平日はブログの更新を続けますのでチェックしてくださいね!
梅雨時で雨や曇りの日が続いたあとに気持ちのいい晴れの日がくるとうれしくなってしまいますね。
聖書のノアの箱舟(はこぶね)の話にちょっと似ていると思います。ノアの箱舟は、ノア一家と動物たちが箱舟にのり、大洪水を生き延びた話です。
明日のチャペルアワーではこのノアの箱舟の最後の場面の聖書をもとに、「生き延びてしまった?」と題して小牧教会牧師の橋口望先生がメッセージをくださいます。
「大洪水を生き延びてしまったノアの心境を、私自身の20年前の震災体験と被らせながら考えてみようと思います。」とのコメントがよせられています。せひお越しください。
チャペルアワーの詳細
日 時 6月30日(火)12:40~13:10
場 所 名古屋キャンパスチャペル
奨励者 橋口望先生(日本基督教団 小牧教会牧師)
奨励題 「生き延びてしまった?」
聖 書 創世記8章6~14節
今週の瀬戸キャンパスチャペルアワーはまたしても旧約聖書の"コヘレトの言葉"から奨励です。またしてもというのは、先週も先々週もコヘレトの言葉からだったのです。
コヘレトというのは誰かの名前ではなく、優れた知恵をもっていたとして有名なソロモン王をはじめとした知恵者といわれる人たちの言葉です。そのため聖書の中でも"知恵文学"とされています。
そのなかでも今回は12章13節(12章14節でコヘレトの言葉はおわります)ということで、しめの部分にあたります。まさに6月に3週間続いたコヘレトのしめですね!今回がまさに6月のチャペルアワー総集編になっちゃいますね。前回出られなかった方も明日行けば全部わかるかも!!?ちなみに3回の奨励者でしめしあわせたわけではなく、まったくの偶然だと思われます。なんでしょうねー6月はコヘレトの言葉を選びたくなるのでしょうか...ちなみに名古屋ではしばらく読んでいません...。瀬戸のチャペルアワーにはなにかがある!ということにしておきましょう。
瀬戸キャンパスチャペルアワーの詳細
日 時 6月26日(金)13:00~13:30
場 所 瀬戸キャンパスチャペル
奨 励 木下忠司先生(日本基督教団 坂下教会牧師)
奨励題 「生かされている」
聖 書 コヘレトの言葉12章13節
キリスト教にはクリスマスやイースターをはじめ聖書に基づいた行事の他にも行事があります。
こどもの日・花の日、収穫感謝、世界聖餐日、世界祈祷日などなど...。
6月の第2日曜日はこどもの日・花の日になっています。おおまかに説明をすると、こどもたちが祝福を受け、こどもは日頃お世話になっている人に花を贈って感謝をするという日です。今年は明後日がこどもの日・花の日ということになります。
そこで、週明けのオルガンアワーはこどもの日・花の日にちなんだプログラムを予定しています。
ぜひお越しください。
日時 6月15日(月)12:40~13:10
場所 名古屋キャンパスチャペル