遂にもう最後の期末試験が目前で、それはつまり僕の1年の留学生活の終わりを意味していまして‥。ここまで来てしまうと何だかんだと今まで色々な事を言ってきましたが苦しい思い出でさえ愛おしく思えてしまいます。折角アメリカでの学生生活のノウハウを含めて色々な事がわかり始めて来たという時期に帰らなければいけないと言うのは何とも歯がゆいものです。正直、僕の気持ちは今、非常に複雑です。アメリカの生活とお別れをしたくないという気持ちがある一方で、また新しい気持ちでの日本の生活に希望を感じているという‥。アメリカの社会は興味深すぎるの一言です。あわよくばアメリカの大学院で社会学を勉強したいという気持ちすら芽生え始めています。「What Would You Do?」というアメリカのAB
アメリカでの生活を振り返って見ると色々あり過ぎて書ききれませんし、忘れてしまっている事ももう既にたくさんあります。もうとにかく色々な事がありすぎたというのは事実です。アメリカの大学には色々な国から人が来ていて、そんな人達と会話するだけで世界の多様性を感じずにはいられなかったりしました。僕が出会ったのは中国人、韓国人、インド人、ドイツ人、フランス人、カナダ人、ウクライナ人、ロシア人、クロアチア人、サウジアラビア人、イギリス人、メキシコ人、ケニア人、カザフスタン人、ナイジェリア人。パッと思い付くだけでもほんの8カ月で少なくともこれだけの国から来た人と出会って話をして、しかもアメリカ人も細分化していけばこれ以上の多様性を含んでいて。とにかく刺激的な出会いばかりでした。色々な国へ行ってあわよくばそこへ住んで肌で文化を感じたいという欲求が沸き起こるのは極めて自然な事ではないでしょうか。これからの僕の人生は海外へ行っても土着の人達との関わりなくしてその国へ行ったという事にはならないというのがモットーとなりそうです。そのためにはその国の言語がほんのわずかでも話せるというのはすごく大事だと思います。その国の言語でその国の人に話しかけるだけで相手はほとんどの場合物凄く親近感を感じてくれるはずな上に、こちらがあなたの文化を尊重しているというのも伝わるはずですから。
日本に帰ったらやらなければならないことややりたいことが山ほどあるので忙しい日々は続きそうです。もちろん論文コンクールとスピーチコンテストも参加しますから!スピーチはひたすら場数を踏んで慣れなければいけないと自分の中で決めました。そしていかにお客さんを笑わせる事が出来るか。アメリカでスピーチをする時は授業であれその他であれ、そこに重点を置いてきました。狙って撃った笑いの種がお客さんに的中して爆笑してもらった時の快感は‥ちょっと、なんとも言えませんね‥。でもまだ常にスピーチの時は足が震えたり、顔が引きつってそうだったりと結構緊張するのでもっと余裕で笑わせられるようになりたいです。もちろん伝えるべき本題を疎かにはしません。その他の点では、最近ようやく自分の英語を受け入れられるようになってきました。(上手になったからではありません。)昔は愚かなことだとは知りつつもアメリカ人の英語と自分の英語をいつも比較して劣等感を感じていつでも何か言う時は億劫になっていましたが最近は気にすることをやめました。(もう留学終わりがけですが‥。)そのおかげで前より言いたい事が言えるようになった気がします。そして前より人に話しかける時の気分が気楽になってきました。間違えても心の中で「あ、今間違えたな。」って思うくらいで恥ずかしいとかは思わなくなりましたね。今更ですが‥。だからこそもう一度アメリカの大学に行ったら今回の留学の100倍は活かせると思う訳なのです。自分の考え方が来たばかりの頃に比べると多方面で180度違いますから。自分の今回の留学で学んだ事は数え切れないほどありますが、ここであえて選りすぐって次に留学する子の為にも言及すべきことは、何だかんだ言っても問題は全て自分自身の中あるって事でしょうか。何かがうまくいかないのは周りのせいだったり自分の能力が足りないとかではなくて自分の考え方のせいだったりすることが多かったように思います。柔軟な考え方を持つ事が人生でいかに大切か!!22歳の小童なりに1年の留学でそういった結論を最終的に導き出しました。この留学で得たものはそこです。ちなみに今は期末試験の真っ最中ですが、現実逃避のためにこれを書いたり、パッキングを始めてもう既に終了したりと他事ばかりしていますが‥。とりあえずどのクラスも落とさないように最後まで油断せずにバシッと行きます。