2017年6月アーカイブ

 五月初旬のお休みに友達に誘われて、日中韓で行う植林のボランティアのため二回目のモンゴルに行ってきました。もちろん砂漠に行って植林しようというものだったのですが、この前砂漠に行ってもう行きたくないと思っていたので少し迷いましたが、こういう機会はめったにないし日本人はすべて無料だったので行ってきました。


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 この前行ったときはそれなりに寒かったのですが、もうこの時期は暑く大変でした。特に砂漠だと日影が無いので直射日光で辛かったです。ずっと砂漠を歩いて場所に着いたら、穴を掘って木を植えてという作業を一日中繰り返しクタクタになりましたが、オプションとして観光があったり、モンゴルのおいしいものをたくさん食べれたりしたので、楽しかったです。また、韓国人や中国人と友達になるこおができ、良い経験にもなったし思い出も増えてよかったです。


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 五月の終わりにある四連休では、父が出張のついでに北京に来てくれたので一緒にご飯を食べました。久しぶりに会い、元気そうな姿を見ることができて良かったです。


 五月三十日には端午節があり、ちまきを食べました。日本の端午節は男の子の日ですが、中国では男女関係なく「こどもの日」という感じで、他にも別の意味があるようです。日本も中国も韓国も端午節がありますが、それぞれ祝う対象も意味もお祝いの仕方も違い、この三カ国は似ているけど違って本当に面白いなと思います。気が付けば留学も残り一か月半となりました。本当に帰りたくありません。気を引き締めて最後まで頑張ろうと改めて思いました。


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5月初め、大学内がテスト前で落ち着かない様子になった。自分が履修しているクラスの最終試験は筆記テストではなく、動画作成やスピーチだったので、自分はその準備に追われていた。動画作成は、クラスでグループを作り、出された課題についての動画を皆で作成するというものであった。コメディが好きなフィリピン人は、どの動画も面白おかしく作っていて、見ていて飽きなかった。グループでの作業ということで、割と皆が手伝ってくれたので、そんなに大変な作業でもなかった。



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コミュニケーションクラスの最終課題は、10秒スピーチというパッと聞いた感じで、簡単そうな感じがした。しかしその課題は、自分が後世に残したい言葉を10秒に納めて伝えるというものだった。


体育(フィールドホッケー)では最後にクラス別の大会があり、自分のチームは優勝を逃したものの、三位入賞という十分な成績を残した。今までしたことがないスポーツに挑戦するのはとても刺激になり、そのスポーツが生まれた国の文化や考えを、そのスポーツを通して感じられる事を嬉しく思う。



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この長期留学を通して、フィリピンという異国にて外国語を使って勉強をすることの難しさや楽しさを感じるという、日本の大学ではできない、とても貴重な経験ができた。更に授業を通して、日本人にはない独特のユーモアや考え方も感じられた。


テストも終わりに近づき、落ち着いてきた5月半ばあたりに、留学生で学期終わりの打ち上げをした。その後、10か月を共に過ごしてきた仲間たちがどんどん帰国していった。やはり、外国という右も左もわからない場所で出会った仲間は、自分が感じていた以上に存在が大きく、その分別れも辛い。



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自分の帰国は来月6月初めである。大学内での生活は終わったが、語学留学のほかに目的としていた課外活動を、5月の後半から開始した。課外活動として当初ボランティアを予定していたが、縁があり、クバオという場所にあるクヤセンターという孤児院で、子供たちと生活をすることにした。この孤児院は男の子だけの孤児院で、10人近くの子供たちが生活している。子供達はとてもパワーがあり活発で、自分の老いを感じた。報告書を書いている今現在はこの孤児院に来て2日目であり、今後は色々な子供たちにインタビューをする予定である。


この留学を終えて、フィリピンという国、言語、文化の深さをしみじみと感じた。自分が滞在したマニラは、フィリピンという国単位で見れば小さな場所である。しかし、今後もフィリピンという国に携わって、より良い国にしていける人材になれるように頑張りたい。

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