2017年2月アーカイブ

 1月8日から春学期が始まりました。今学期はESOLライティング、スピーキングの2つと、パブリックスピーキング、哲学、中国語、そして前回に引き続き、太鼓とグローバルビレッジを取りました。中国語の授業は本来は前学期から取っていないと履修できませんが、担当の先生に掛け合って登録をすることができました。おそらく、他の言語のクラスも同じようなシステムだと思います。 


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 私はGAMEという音楽サークルに所属し、日本のアニメの曲をコピーして発表をしています。ボーカル、ピアノ、トランペット、バイオリン、ギター、ベースを使ったアンサンブルのようなものです。1月の第二週末にコロンバスのオハイヨコンというアニメ・ゲームコンベーションで数曲演奏をし、私はギターを担当しました。オハイヨコンは3日間あり、木曜の昼に出発をして、金曜日から日曜日までの3日間、スタッフとしてイベントの運営を手伝いながら発表をしました。私はプレイステーション、X-BOXや、太鼓の達人などのアーケードゲームで無料で遊べるブースの見回りをしました。アルバイト代は出ませんでしたが、ホテル代とご飯代は無料でした。イベント中は、業務をして発表してオハイヨコンを見て楽しみ寝るというのを3日間繰り返し、疲れました。業務は3時間~5時間ぐらいで、初日はゲームに触ったらダメと言われていたのでずっと立ちっぱなしで辛かったですが、2日目からはお客さんが居ない時は遊んでも良いと許可が下り、ゲームブースを存分に楽しませていただきました。 


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 オハイヨコンに参加をした次の週に、新学期になって一回目のジャパニーズクラブがあり、お正月に関するプレゼンテーションをしました。クラブの方がおしるこを用意して下さり、アメリカでおしるこを食べることができました。おいしかったです。1月、2月は日本のイベントが多いので、プレゼンテーションが多くなりそうです。 今年は1月28日にアジアの新年、つまり旧暦の新年を祝うイベントがBGSUのシャッツルホールで行われました。中国語の授業を取っている人は皆、このイベントで、餃子作りのデモンストレーションや中国の音楽の演奏など、何かしらの出し物を披露しました。私はアコースティックギターで茉莉花という歌を弾き語りさせていただきました。他にも、切り絵、習字体験や、焼きそば、炒飯などの食べ物もありました。習字は小中学生以来やる機会がなく、当時は字が滲んだり、墨汁と水の分量が分らなかったりと、苦手意識を持っていましたが、アメリカに来てからジャパニーズクラブとチャイニーズクラブで習字を書く機会が多かったため、習字に対する抵抗が少しなくなってきました。特にジャパニーズクラブで習字をやったときに、アメリカ人が漢字の名前が欲しいと言っていたので、自分なりに考えて書いてみた結果、喜んでくれました。ダンさんに頭領と書いて"ドン"と読むという感じで、少し洒落みたいですが、漢字をあげました。 


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 今年のBGSUは雪がなかなか降らず、気温も例年より暖かいらしいです。しかし一度、50分の中国語のクラスを受講している間に、外が雪で真っ白になっていたのには驚かされました。


 あっという間に5ヶ月目が終わろうとしています。11日新年を海外で過ごしました。大晦日の夜、近所の友達の家の外で魚を焼いていたら、年を越していました。これといったインドネシアらしい文化を感じませんでしたが、ゆっくりと友達と過ごし、1月2日には大学でテストがありました。その日でテストは終わり2月半ばまで長期休みに入ります。


 長期休みに入ってすぐ、アチェで日本語の先生をしている方に頼まれ、高校の日本語スピーチコンテストの審査員をしてきました。私が住んでいる周辺で日本人は他にいないということだったので、気合いを入れて参加してきました。男女1人ずつ、日本語で3分間のスピーチをして、審査員はどちらの学生がより素晴らしいかを選び、選ばれた学生は次の本選に行けるということでした。2人のうちのどちらかを選ぶという審査方法は、とても難かしいものでした。スピーチの後は、参列していた高校生が日本語の歌を披露してくれたり、みんなで写真を撮ったり、日本語で話したりしました。きっと彼らにとって初めて会う日本人が私だったと思います。日本語を勉強し、興味を持ってくれているキラキラした目を持った彼らを見て、嬉しかったです。みんな日本のアニメを通して日本を知り、興味を持ったそうです。改めて日本のアニメの力をすごいと感じました。また、留学に来て半年も経っていない私のインドネシア語でのコメントを真剣に聞いてくれて、嬉しかったです。スピーチする高校生ぐらい緊張しましたが、とても良い経験をさせてもらったと思います。


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 113日には、2016127日に起きたピディジャヤ地震のために、名古屋学院大学で行っていた募金活動で集まった約9万円分の支援物資を届けに行ってきました。前回訪問した際に、赤ちゃんとその母親である女性のための支援が行き届いていないということだったので、今回も前回と同じように、紙おむつ、生理用品、歯ブラシ、石鹸、赤ちゃん用のミルク、洗剤やお菓子が入った袋を支援物資として準備しました。


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 三週間ぶりに訪れた現地は復興に向けて進んでいました。全壊してた建物は綺麗に撤去され更地になっており、全壊していたモスク(イスラム寺院)も綺麗に取り除かれていました。全壊はしておらず、人が多く集まり避難所となっていたモスクの外にあったテントは一つも無く、人も集まっていませんでした。皆それぞれ家に帰り、新しい生活に向けて進んでいると思うと少し安心しました。支援物資は二つの村に届けました。帰り際に子どもたちが嬉しそうに手を振って、「ありがとう」と笑顔を見せてくれ、その姿をみると安心と嬉しさと、私こそ募金に協力してくれたみんなに「本当にありがとう」という気持ちになりました。まさか留学中にこういった経験をするなんて思ってもいなかったです。今振り返ると、以前は何もできないと思っていましたが、今は"そんなことない。これから国際協力を勉強し続けるにあたって、この経験は大きな一歩になったな。"と思っています。


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 1月21日から27日の一週間、国際文化学部の佐伯先生がアチェに来ました。インドネシアへ留学をするきっかけを作り、留学をしている現在も1番お世話になっている佐伯先生に留学中お会いできたのは、正直とても嬉しかったです。先生が日本にいらっしゃる間も、連絡を取っていましたが、やはり実際会えるのはこんなにも安心するのかと思うぐらい安心をしました。そしてこの1週間は、2015年のスタディツアーで訪問することができなかった村をいくつか訪問してきました。そして、自分は語学力だけじゃなく、何故アチェに留学に来たのか改めて気づかされました。それまで国際協力が行われている現場の近くにいるのに、自ら進んで村に行ってみようとしなかったことに気がつき、現在はスタディツアーの時からお世話になっているNGO団体Jari Acehのヌルジュバさんの家にホームステイをし、まだ訪れたことがない村々へ訪問をする予定です。先生と話して気づいたなんて、まだまだ意識も、頭の中も子どもだなと思う部分が多々ありますが、残りの半年の時間を無駄にしないと決めたので、悔いのない留学にするためにも、気を引き締めて頑張りたいと思います。今まで過ごした時間が無駄だったとは思っていませんが、この先生と過ごした時間によって、自分の中で何か変わった気がします。卒業論文にむけても良い方向に進んでいるので、自分の力で留学をやり遂げて、最高の形で帰国できるようにという想いを大切に、この長期休みを過ごしたいと思います。


 一緒に留学に来ていた国際協力学科の深川が帰国をしてしまい、次の学期も生活も本当に日本人、いや、外国人が私だけです。後輩ですが、このアチェという場所で生活を一緒に過ごし、辛いことがあると話を聞いてもらったりと、なんだかんだ支えてもらった部分が大きかった存在でした。しかし、これからは自分1人だけです。本当に勝負だと思っているので頑張ります。


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 1月の中旬までは、かなり暖かかったのですが、最近はまた、ミシガンらしい寒さを取り戻してきました。  


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 新しいセメスターが始まって、前学期に一緒に勉強したESLのメンバーが卒業したり、今学期になって新しい留学生が入って来たりと、寂しい気持ちと嬉しい気持ちを同時に感じました。今学期は、新しく沢山の韓国からの留学生が加わり、とても賑やかになりました。お互いの文化について話したり勉強を助け合ったり、この学校に来て沢山の韓国人の友達ができた気がします。その一方で、アメリカ人の友達と話す機会が徐々に少なくなってきているので、自分からまた話す機会を作ろうと思っています。 


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 最近、友達や先生と会話をしている中で、ケガをした時の状況や今の患部の状態がどうなっているかを説明しないといけない場面がありました。その時、基本的な医療用語を知っておくべきだと実感しました。もしアメリカの病院に行くことになったら、どう状況を説明して正しい医療処置を受けるか、そのことを想像したら今の自分の語彙力の状態にぎょっとしました。カナダから帰る際のバスで急病人がいた際も、急病人と医療処置をする人との会話がほとんど分りませんでした。簡単な医療用語を知っておくと、万が一の際に良いかもしれません。


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 この学期は全てのESLのレベルがアドバンスになり、今の時点でも手ごたえを感じています。特に私はReadingが苦手で、前のセメスターでも苦手意識を克服できませんでした。その意識から、Readingの先生が補助の授業として開講している授業にも参加をしています。この授業では難しすぎることは一切やらず、絵本の読解から始めています。また、ESLの先生に自分の特に勉強したいところなどを相談すると、教科書やワークブックを貸してくれるので、ぜひ活用した方がいいと思います。


 一方Writingは、前学期にアドバンスを卒業したので、新しくResearch Paper Writing という授業を取っています。この授業が私が取っている中で間違いなく一番大変な授業です。Research Paperというものを日本で書いた経験がなく、授業が一回三時間で与えられる情報の量がかなり多く、復習も追いついていない状況です。書く量も今まで経験したことのない量で、引用したい情報を探すのにも一苦労です。受講している学生のレベルも高いので、ついていくのにかなり大変ですが、良い刺激を受けながら授業を楽しんでいます。 


 今学期はイベントが沢山あるように思います。先日はChinese New Yearだったので、ESLが企画したChinese New Year's Celebration Partyがありました。ESLの学生以外にもアメリカ人の学生も参加していて、会話をしたり写真を撮ったりと、とても良い時間を過ごすことができました。今学期は毎週水曜日に開かれるConversation Partnerという、英会話の練習ができる企画があります。アメリカ人の学生や以前ESLで勉強していた学生との会話の練習や、他の文化について勉強できる機会なので、忙しくなってもこれだけは毎週欠かさずに参加したいです。 


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 ある日アメリカ人の友達と長く話す機会がありました。その二人はアメリカの社会、ビジネス起業に対する夢、そしてミシガンやリボニアについて、とても熱く話してくれました。彼らは私よりも年下であるものの、今の社会を正しく理解するために自分から情報を集めたり勉強をしたりしていて、自分とはかけ離れた存在のように見えました。アメリカンドリームを語る友達と出会う事で、とても刺激されました。 5月が近づくにつれ、時間の過ぎ方を以前より早く感じます。帰るまでに新しいことをできるだけ沢山学びたいです。

 やっとテストが終わり、追試になるか心配でしたが、無事全て合格することが出来て安心しました。 でも、成人式に出ることが出来なかったことが、少し残念でした。 


 冬休みが結構長く、私は日本に一時帰国しないことにして、中国での滞在を楽しむことにしました。まずテストが終わってすぐ、ずっと行きたかった故宮と天安門に行ってきました。やはり人が多く、"The中国"という感じがしました。私は中国の文化や雰囲気が好きなので、この2箇所を訪れることができ、とても感動しました。こういった場所を訪れると、"中国の歴史を知りたい!学びたい!!"と思わされますが、歴史の長さと難しさから心が折れてしまいます...。 


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 また、日本語を学んでいる中国人と約10日間、一緒に勉強するという合宿にも参加してきました。この合宿に参加することにより、中国には日本のことが大好きで、日本語を本気で学びたいと思ってくれている人がとても多いことが分かって、すごく感動しました。10人で一つの部屋やお風呂を共有するので、最初の頃は色々大変で今すぐ帰りたいと思いました。でも、9人のルームメイトをはじめ、どの中国人も優しくて可愛くてフレンドリーで、最後の日には別れが寂しすぎて泣きました。この合宿で、中国語以外に学んだ事がとても多く、参加して良かったです。


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 旅行では、以前から訪れてみたいと思っていた、山東省にも行ってきました。山東省と言えば青島が思い浮かびますが、今回は世界遺産の泰山をメインにし、泰安を観光しました。また、孔子さんで有名な曲阜にも行ってきました。泰山は中国人が一度は登りたいと思う山で、行ってみるとたくさんの中国人が居ましたが、この山に登る外国人はとても少なく、たくさんの人に話しかけられました。登ると決意して少し登ってみたものの、かなりきつくて中間地点に行くまでに心が折れ、中間地点から出ているロープウェイに切り替えようと思いました。しかし、ここまで来たのに負けたくないと思い、結局自力で登り切ることにしました。道中が苦しかった分、登りきった時は達成感を味わうことができました。次の機会には青島に行ってみたいと思います。 


 冬休みの最後には上海に行き、念願の上海ディズニーに行くのですごく楽しみです!中国に来てからの半年間、色々なところに行ったり、多くの中国人と関わる中で、中国人の人柄や優しさにたくさん触れ、もともと大好きな中国がより大好きになりました。正直なところ、私の中国語の能力はまだまだ低いですが、私なりに努力して頑張っていきたいです。

 12月までは風が強い日はめったになかったため、0度近くでも日本と同じくらいの体感気温でしたが、1月はだんだん風の吹く日が増え、噂に聞いている極寒の2月に近づいていると思い知らされる一か月でした。

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 1月は成人式も兼ねて日本に一時帰国しました。トロントに帰ってきてからは、毎週金曜日の夜に友達と美味しい物を食べに行く習慣ができ、学校以外でも充実した時間を過ごしました。

 この留学生活ももう、100日を切ってしまいました。日本に帰ってからのことを考えることも増え、徐々に資格取得に向けての勉強を少しずつ始めています(TOEICはもちろん、秘書検定に加えSPI等)。先月まで同じcollegeにいた日本人学生が、先学期を終えて一気に帰国し、現在は日本語を話す機会が全くなくなり、更に、留学前にお世話になった名古屋学院大学のi-Loungeやサークルの先輩が、私が留学をしている間に卒業してしまったことを考えると寂しく感じますが、今しかできないことを自分はやれているということを忘れず、もっとたくさんのトロント、海外ならではのものを吸収したいと思います。 
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 また、この一か月はとても悩んだ月でもありました。小学生のころから夢だったキャビンアテンダントになりたくて、トロントに留学することを決めたのに、留学を開始した9月から新しいものをたくさん見て感じることで、自然と考え方も変わって、キャビンアテンダントになりたいという気持ちが薄れていることに気ついたからです。今までの唯一の目標がなくなりかけていることに気づいたとき、どうすればいいのか分らず、部屋にこもって生活をした時もありましたが、現在はたくさんのことに目を向けて、興味を持ったものにとりあえず挑戦してみようという気持ちに切り替えることができたので、逆に時間が足りず困っている状況です。 

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 また、辛いことの後には嬉しいこともありました。留学に興味を持った他の大学の友達が、以前から質問をしてくれていたのですが、今月からトロントに一年間留学しに来るのです。これを機に、帰国してからは名古屋学院大学の中で留学のお手伝いをできたらな、と思っています。写真を通して、皆さんにトロントの雰囲気を知ってもらえたら嬉しいです。それでは極寒の二月を頑張って耐えたいと思います。
 12月になり、毎日氷点下になる日々です。寒さにも慣れたのか-5℃を下回っていてもレザーで過ごせるようになりました。こちらは風がないので日本より寒く感じないのかもしれません。

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 学校では最後のプレゼンテーションがありました。Pecha kucha presentationというもので、スライド20枚を用意して1枚につき20秒話すというものです。話す内容は自由で、台本を見ずに話すことが目的です。私はTED talkを見ていたので、「人に注意を向けさせる話し方」をtopicにしました。2つのTED talkを見て、それらを要約し、自分の意見を交えながら原稿を書きましたが、言いたいことを言い切る前に画面が切り替わってしまうことがあり、練習の段階から苦労しました。本番では画面が切り替わってしまうのを恐れて、原稿を少し見てしまい、とても悔しかったですが、アイコンタクトを全員と取るのを心掛けたため、先生が褒めてくださいました。

 世界中から集まっているクラスメートのプレゼンテーションは主に、自国の文化や行事などについてだったので、聞いているだけで世界旅行をしているような気分になりました。私が印象に残っているプレゼンテーションは、ケニアから来たクラスメートのプレゼンテーションです。彼は自分の伝統的な文化を紹介していまいた。日本とはかけ離れている文化でとても面白く、その国に興味が沸きました。彼はジョークを交え、皆を楽しませながら発表をしていました。余裕もユーモアもあるスピーチは誰だって聞きたくなるので、私がこれから身につけたいスキルです。

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 最後のwritingのテストでは、short answerの問題が出ました。最初の15分でarticleの主な内容をメモして、残りの時間で問題に答えてからshort answerを書きます。私は遅刻をしてしまったため、最初の説明を聞くことができず、メモを取る事を忘れてしまい、このテストは記憶力勝負となりました!Short answerはarticleに出てきた単語やmain ideaについて100~150wordsで述べるもので、しっかりメモにポイントをまとめてから書く必要があります。Writingは私の苦手分野であり、帰国後しっかり復習して伸ばす必要があると感じています。 

 テスト以外には、仲良くなったクラスメートとご飯に行っては、自分たちの将来の事を話しました。彼はベトナムから来ていて、この先もトロントで仕事を見つけて住むそうです。歳が同じなので相談に乗ってもらったり、逆に私が彼の相談を受けたりしました。私も彼も英語を話せるようになることではなく英語を使って海外に住ことが目的なので、お互いの目標が似ていて、一緒にいると自分のモチベーションが上がりました。彼を含めたベトナム人、韓国人、中国人の人達は、カナダにて仕事をし、ずっと住む予定の人が多かったです。

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 4か月の留学を経て、私の価値観や海外の人達に対しての見方はすっかり変わりました。日本が一番だと思っていましたが、カナダに来てからは、もっと色々な国に行ってみたい、全く違う知らない文化に触れてみたいと思うようになりました。これを機に英語はもちろん、他の言語を習得できるよう頑張ります。また、言語を含め新しいことを学ぶのは楽しいということも留学を通じて学びました。このような貴重な経験を与えてくださった先生方、ありがとうごさいました。

 1月の前半までは旅行をしていました。年明けはフロリダへ行き、アラスカとは違う気候の中、楽しむことができました。アメリカではほとんどの学生が寮に住んでいて、アラスカ大学では高学年になるほど寮を優先的に選べるのですが、留学生は一番に優先してくれます。わたしは新しい寮に移るか迷いましたが、先学期のルームメイトと楽しく過ごせていので、寮を変えずに残りの1学期を過ごすことにしました。


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 今学期は初めて、コミュニケ―ション、ヨガのクラスをとることにしました。先学期授業を受けた中で、私は人前で話すとき、すごく緊張して上手く話せないと分りました。それを克服したいので、コミュニケーションと呼ばれるスピーチの仕方を学ぶクラスを取りました。このクラスでは、スピーチの実践だけでなく、効果的なスピーチの仕方も学べます。週に3回あるこの授業は、テキストを読む宿題を課されているので、リーディングの勉強にもなります。先週初めて第一回目のスピーチが終わりました。アラスカ大学にはコミュニケーションセンターと呼ばれる、スピーチの練習ができ、効果的なスピーチの原稿を考えてくれる場所があります。このコミュニケーションのクラスのクラスメイトは皆、英語で育てられた人たちなので、そのハンディを埋めるため、私はコミュニケーションセンターに何回も通い、スピーチの練習をしました。授業でのスピーチでは自分の想像以上に緊張しましたが、授業が終わった後に何人かのクラスメイトに、「よかったよ。」と声をかけてもらい、また、日本のことについてスピーチもしたので、日本について質問してくれたクラスメイトもいて、すごく嬉しかったです。同時に「もっとスピーチが上手になりたい。」と思いました。このクラスを中心に自分のスピーキング力をもっとあげたいです。そして日本に帰ったら、NGUのスピーチコンテストに参加して、自分の満足できるスピーチをするのを一つの目標にしています。


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 他にも先学期に引き続き、リーディング、ライティング、スピーキング・リスニングのクラスを取っていますが、どのクラスも先学期よりも宿題がたくさんあったり、内容がレベルアップしています。難しいことに挑戦することはすごく大変だと思いますが、その分どれも価値があることだと思うので、一生懸命取り組みたいです。今私は授業4週目を迎えていますが、起きてから寝るまでずっと忙しい毎日です。日本語のTAも続けているので、その作業も行いながら授業に行き、授業が終わったら毎日アメリカ人の友達と図書館で夜遅くまで勉強しています。ここ2週間ほどは、午前3時、4時まで勉強しています。一人でやっていたら諦めそうになるけれど、友達が助けてくれますし、時には自分も力になってあげてられていると思うと、嬉しい気持ちになります。このように遅くまで友達と勉強できるのも、日本の大学とアメリカの大学の違いではないのかなと思います。


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 そして1月、最も寒い季節を乗り切りました。-40度になると、「The 40 below club」というものが設立され、多くのアラスカ大学の学生や観光客が、アラスカ大学にある温度計の前で写真を撮りに来ます。しかも多くの人が、Tシャツに短パン、ある人は水着姿で写真を撮ります。こんな寒い地で生き抜いているのだという思いで、私もルームメイトや友達と参加しました。また、友達と濡れたタオルを振り回してタオルを凍らせたり、沸騰したお湯を外で振りまいて一瞬で凍らせるなどの実験をしました。-40度を一度体験すると、-30度、-20度はではあまり寒く感じないので面白いです。友達とは「今日は暖かいね。」と話すくらいです。


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 新しい学期になり、気分もリフレッシュされた分、先学期にはできなかったことや、もっとこうすればよかったと思うことを妥協せずに取り組みたいです。何事も恐れずにチャレンジしていきたいと思います。2月の目標は、授業を受けるにあたって宿題だけに取り組むのではなく、予習や復習にもきっちりと力を入れたいと思います。

 

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