身近にある心理用語 -サイコパス-

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みなさま、明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 さて、早速ですが、せっかくのお題(身近にある心理学用語)なので、
最近の気になるワード「サイコパス」について調べてみました。
 実は、心理臨床家である私たちカウンセラーの間には、「サイコパス」という概念がありません。
私もみなさんと同じくらいのイメージ、つまり、連続殺人など猟奇的でショッキングな犯罪と
結びつくようなイメージ?くらいしかありません。
どうも、犯罪心理学分野の古くからある用語のようです。
都築さんサイコパス.png

 文献などによると、すべてが犯罪や反社会的な行動を起こすわけでもないようです。
大きく2分類して、「情緒・対人関係型(=自分の攻撃性や衝動性が抑えられるサイコパス)」と「社会逸脱型(=犯罪に結びつくようなサイコパス)」、という研究もあるようです。
共通するのは、自分の目標を邪魔する相手を排除するために手段を選ばない冷徹さを持つこと、らしい。

 前者と後者の違いですが、知的に高いか高くないかという視点もあるらしくて、
例えば、知的に高いサイコパスは、自分の感情をコントロールできることから、都築さんうさぎ.pngのサムネイル画像
犯罪を起こすようなことはしないらしい・・・。
YouTubeで、サイコパスが多い職業は○○、とか、
織田信長はサイコパスだった、なんてアップされているのも見ました。

あなたもサイコパスに出会ったことはありますね?
まあ、そんなことは気にしなくてもいいのですが、いかがでしょうか(笑)
(「~らしい」「~らしい」ばかりの文章ですみません)
文責・火曜日のカウンセラー