もう何十年か前の、大学新入生だった頃の個人的な思い出です。
入学してしばらく過ぎた時期だったと思います。
大学の学生相談室から連絡が来て、相談日時を指定され、
初めて学生相談員(カウンセラー)に会いました。
(※本学のことではありません。呼び出し理由も、本学で行っている内容とは別のことでした)
第一志望の大学ではなかったこともあったのか、元気がなかったのかもしれません。
心配されているんだろうなとは思いましたが、
こちらから話したいこともなく、何となく戸惑いと違和感があり、
その後学生相談室へ行くことはありませんでした。
今思えば、その当時の自分は、
学生生活いろいろ大変な思いはあるけれど、
何とか自分で考えてやっていこうと思っていたのだと思います。
人生とは不思議なもので、そんな新入生だった自分が、
今、学生相談員をしています。
学生相談室には、悩みや思いを言葉にし自ら相談に来る学生さんもいれば、
呼び出しを受けて戸惑いながらも礼儀正しく、丁寧な言葉遣いで来室する学生さんもあり、
昔の自分と比べ皆さんきちんとしているなあと思います。
そして、相談室に来ることはないけれど、悩みながらも
精一杯学生生活を送ってる人たちもたくさんいるのだろうなと思います。
直接お会いすることはないかもしれませんが、
このブログを見てくださっているすべての学生さんが、
よりよい学生生活を送られることを心から願っています。
(水曜日のカウンセラー)