「聖書」と一致するもの

4パターン

聖書でイエス・キリストの生涯について書かれているものを福音書といいます。伝記みたいなものですね。それが4パターン聖書に載っています。

・マタイによる福音書
・マルコによる福音書
・ルカによる福音書
・ヨハネによる福音書

マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネは著者の名前です。この4つの福音書がそれぞれイエスの生涯を記しています。
なんで1つじゃなくて4つなのか、1つにまとめたらいいじゃないか。めんどくさい。と思いますが、それぞれ視点が違うので4つ載っています。ちなみに聖書に正典として収録されていないだけで他にも多数の福音書があるようですが、長年の会議で今の4つに落ち着いています。

マタイ、マルコ、ルカは同じ資料を基に書かれているので、共通点が多くあります。この3つを共観(きょうかん)福音書とよびます。

ヨハネによる福音書はこの共観福音書とはちがった視点で書かれています。

さて、今回は共観福音書からイエスの生涯をおおまかにたどっていきたいと思いますが...長くなったので続きは次回ということで。

2013年度卒業証書授与式

本学はキリスト教主義大学のため、様々な表彰式や式典などが、キリスト教の礼拝形式で行われます。

本日執り行われた卒業式(学位記授与式)も、卒業式にふさわしい讃美歌「いつくしみ深い」と「神ともにいまして」が歌われ、宗教部長による聖書朗読、祈祷がありました。

礼拝形式で行なわれることによって、学生時代の活動や学びが、自分一人で行われてきたのではなくて、偉大なる導き手(神さま)によって支えられ、また仲間たちから見守られてきたということを確認することができます。

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卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。

神さまと多くの仲間に支えられて、さらなる成長を目指して雄々しく出かけてください。

 

トナリの上司(仮)より

蝉の抜け殻と十字架3

二日前にチャペル庭園のアカメの木の葉にしがみついていた、蝉の抜け殻がどうなっているか気になったので、お昼休みに足を運んでみた。昨日の雨に打たれたにもかかわらず、形がそのままだったので何故かほっとした。

事務室に戻る途中、礼拝堂の外壁にふと目をやると、雨のかからないコンクリートに、虫の抜け殻がへばりついていた。

 

CIMG2363.jpg大きさは、人の小指の先ほど。どんな生き物がそこで育ち、殻を破って出て行ったのだろう。そのまま、あたりに目を這わすと、その殻はほかにもあった。中には殻がぐちゃぐちゃに破れているものもあった。

人は古い自分から脱却し常に成長する。

その古かった自分から脱皮するとき、さらりときれいに抜け殻を置いてゆく人もいるだろう。しかし、中にはうまく出ることが出来ず、もがいているうちに、ぐちゃぐちゃになって、その自分の姿をやむを得ず置いてくる人もあるだろう。私はどちらと言えは、後者。とくに大学生のころの抜け殻は、破れて、ぐちゃぐちゃで人にお見せできるものでもない。でも人はどんな抜け殻を置いてこようと、今、喜びに生きるよう十字架の愛の殻を通して、イエスは私たちに教えている。

ここ数日、チャペル周辺の生き物の抜け殻からいろいろ学んだ。聖書は実は、神さまが作られた、この世界からいろいろ学ぶよう教えている。

「獣に尋ねるがよい、教えてくれるだろう。空の鳥もあなたに告げるだろう。大地に問いかけてみよ、教えてくれるだろう」(旧約聖書ヨブ記12章7~8節)

 イエスも、自然から神様の心を学ぶことの大切さを教えていてくださっている。そんなことが書かれている「新約聖書マタイによる福音書6章25~34節」を、学生さんには一度ぜひ読んでほしい。

トナリの上司(仮)より

オキテのその後

前回までオキテ(律法)をご紹介してまいりました。
聖書に載っているオキテ、いろいろありました。
私、クリスチャンですが、まったく守れていません。

昨日はエビを食べ(ウロコとヒレのない水中生物は食用不可)
今着ているセーターはアクリル70%、毛30%でしたし(服の生地は100%のみ可)

...えー、言い訳のようですが、私が不真面目だというわけではないんですよ。ユダヤ教でもものすごく厳格に守っている教派もあれば、柔軟に対応している教派もあります。キリスト教では一部の教派を除いて、このオキテを守ることを最重要のことだとしていません。ということでほとんどのクリスチャンが私と同じように生活しています。

オキテというものは、なんのためのオキテかということを考えさせられました。
人をしばりつけるため?
善人と悪人の区別のため?

オキテを守る=良い人
オキテを破る=悪い人

という考えだと、オキテさえ守っていれば何をやってもいい。オキテを破る悪人は差別してもいい。そんなことになってしまいかねません。

キリスト教はイエス・キリストが教えた「愛」を一番大切にしています。
それは、

・あなたの神を愛しなさい
・隣人を自分のように愛しなさい

この2つのオキテです。

このオキテは本学の建学の精神『敬神愛人』そのものです。
『敬神愛人』はキリスト教の最も大切にしている「愛」のオキテに根ざしているのです。

雪の無い富山へ向かう
 2014年2月15日(土),18:00から「ANAクラウンプラザホテル富山」にて,名古屋学院大学同窓会富山支部の支部会がありました。それに,本学の学術情報センターの高橋公生課長(同窓会本部支部委員長)とともに参加してきました。同窓会の支部会に参加するのは,昨秋行われた関東支部会に続いて2回目です。
 名古屋駅を午後2時21分発の新幹線で米原まで行き,米原で「しらさぎ」に乗り継いで富山駅に向かいます。前日(14日,金)の名古屋は,先週末の再来かと思わせるような大量の雪。テレビのニュースは,東京都心で45年ぶりの大雪と報じていました。富山はさぞ大雪と厳しい寒さに違いない,と覚悟して普段より一枚多く重ね着をして出かけました。
 富山駅到着は,予定より約10分遅れの5時40分。着いてみると,予想に反して雪が無い。小雨が降っているだけです。雪が無いのは,富山までやってくる道中でも判りました。北陸線の武生駅あたりは確かに相当の雪が残っているのですが,金沢以降は,雪かき後の雪が道路端に残っている程度で,目立った雪景色はありません。少し拍子抜け。各地から雪の便りが満載なのに,「今年の富山は雪が少ない」そうです。なにはともあれ,寒さに震えないで済みました。助かったぁ~。

富山支部支部会にて
 さて,同窓会富山支部の支部会です。支部長の正村さんをはじめ,何人かの方々とは以前にもお目にかかっていました。それは2009年のことで,金沢の都ホテルで名古屋学院大学展が開催され,その折に石川支部の支部会がありました。当時,私は経済学部長の立場でこれらの会合に参加させて頂きました。
 今回の会合には,富山支部からは正村弘之支部長や小山民夫顧問はじめ14名,石川支部からも柿谷政信支部長はじめ8名の方々が参加されていました。つまり,富山と石川の合同会合の様相です。正村支部長の開会挨拶で始まった会合は,直ぐにあっちこっちで談笑の渦となり,あっという間に2時間が経過していきました。
 最後は,「希望はばたく」を合唱して閉会です。いつからか大学の式典では歌われなくなりましたが,「希望はばたく」は名古屋学院の校歌です。名古屋中学・高校の式典では今でも歌われています。私自身は,名古屋中学・名古屋高校の入学式や卒業式そして同窓会(敬愛同窓会)総会といった式典に幾度か参加しているうちに,この歌を覚えてしまいました。
 2次会は,ホテルの19階にあるスカイラウンジが予約されていました。眼下に富山市街の夜景を眺め,ほろ酔い加減でいい気分。その2次会も10時近くにお開きになり,私はそこで暇を告げました。高橋課長がどこまで付き合ったかは知りません。翌日10時までというレストランの朝食時間には顔を見せませんでしたから,きっと富山の美味しい酒をたっぷり堪能したに違いないと想います。
 「ANAクラウンプラザホテル富山」には,山崎さん(90E)と川尻さん(97F)という二人の本学OBが勤務されていました。彼らのご配慮もあって,宴席・宿泊ともに快適に過ごすことができました。どうもありがとうございました。多謝。

大学の思い出とは
 何人かのOBの方々と親しく懇談するなかで,大学の思い出話に共通点があることに気がつきました。それは,クラブ活動あるいは寮生活といった学生同士の共通体験です。授業や教員の話はほとんど出てきません。富山支部では野球部OBが複数いらして,野球部は70年代末に愛知大学リーグを代表して神宮球場に行きました,今の野球部はどうですか? 友愛寮(現在の合宿所・友愛)では朝食前に聖書朗読とお祈りの時間があり,あれは貴重な体験でした,など。
 高校と違って大学では,クラス単位の活動は希薄です。高校までは,体育祭,文化祭,修学旅行などクラスの仲間が団結して臨む共通体験が多々あります。しかし,大学ではクラスといってもせいぜいゼミナールか語学の授業,それも週に1回程度です。そのため,合宿やコンパがあったとしても,授業だけでは学生同士が親密な人的関係を結ぶには十分な時間ではないのでしょう。
 これに対し,クラブ活動や寮生活は,秘密めいた出来事も含め豊富な共通体験を得やすい場です。そして,学生同士が濃密な人間関係を形成していくのでしょう。それが後年,強烈な印象とともに懐かしい思い出として心に残る。現在では,アルバイト先や留学先での苦労話が,仲間と分かち合う強烈な共通体験となるのかもしれません。

北陸は名古屋から遠くなる?
 名古屋学院大学にとって,富山・石川・福井の北陸3県を出身とする学生たちが,かつては相当数いたように思います。それが近年,漸減傾向をたどっているようです。この傾向は,本学にとどまらず,愛知県下にある他の大学でも同じようです。どうしてでしょうか?
 この原因を富山のOBの方々に聞いてみると,最近の富山の学生は地元か関東に目が向いているらしい,とのことです。以前に比べたら地元にも大学が増え,どうせ地元で就職するなら地元の大学で,という傾向もあるようです。
さらに看過できない話題は北陸新幹線です。北陸新幹線は,来年3月に長野―富山―金沢間が開通し,東京まで直行できるようになります。これを利用すれば,富山から東京までの所要時間は2時間07分。現在の富山―名古屋間のそれが3時間10分ですから,1時間も短くて済むわけです。北陸の人達にしてみれば,「東京は近く,名古屋は遠い」と感じるに違いありません。
「全ての道はローマに通ず」ではありませんが,「全ての道は東京に通ず」。高速鉄道の接続によって,東京一極集中がさらに加速されそうです。それは2027年の「リニア中央新幹線」ができた後の名古屋が,北陸と同じように東京に吸い取られてしまう姿を暗示しているのかもしれません。
 そうならないためには,どうするか。ここが思案のしどころ,知恵の出しどころです。地域の時代と言われて久しいものの,現実は東京一極集中です。この傾向を打破するにはどうしたら良いのでしょうか? 中京都構想かなぁ,道州制かなぁ~? そんなことを考えながら,帰りの車中で「カニ飯弁当」を食べました。富山の皆さん,お世話になりました。ありがとうございました。

ドアの隙間

雪はすっかりとけましたね。

金曜日のキリスト教センターのドア

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のスリットから覗いたら

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ナニかがいました。

正体は


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白黒ぶちのネコでした。
雪がすごかったので雨宿りならぬ雪宿り中だったようです。

写真を撮ったところ...

「ハッ!!!」

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気がつかれてしまいました。

どうもここは居心地がいいようで少し前には...

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ハトが休んでいました。

なんだかこんな聖句を思い出します。

「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。」
新共同訳聖書マタイによる福音書11章 28節

動物もわかっているのでしょうか。

以上、キリスト教センターのドアの隙間からお届けしました。

オキテ、食べ物編

さー、どんどん紹介していきますよ。
何を紹介するのかわからない方はこちらを御参照ください。
実用的(?)な知識 実用的(?)なオキテ紹介概要

まずはお肉!


食べていいもの代表は...

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食べてはいけないもの代表は...

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この食べていい、悪いの違い、わかりますか?

その答えはレビ記11章に載っています。

食べて良い動物は、ひづめが完全に割れていて反すうするもの。つまり牛、羊などです。(※ラクダは該当しますが、食べてはいけないそうです)

それ以外の動物はNG。

鳥は猛禽類、こうのとり、青鷺の類、こうもり(聖書では鳥に分類されています...)が食べてはいけないようです。


ただし、食べていい動物も調理などに細かいきまりがあります。

1、脂肪は食べてはいけない。(レビ記7章23節)
2、自然に死んだ動物、野獣に殺された動物は食べてはいけない。(レビ記7章24節)
3、血を食べてはいけない。つまり血抜きはしっかりとしないといけないわけです。(レビ記7章26節)
4、牛乳と牛肉を同時に食べてはいけない。(出エジプト記23章19節)

ちなみに4は子山羊の肉を母の乳で煮てはいけないというオキテですが、山羊のクリームシチューだけが禁止されているわけじゃなくて、肉と乳製品が胃の中で一緒になることが駄目ということになっています。同様に牛も羊も食べてはいけないようです。

だから、ハンバーグ食べた直後デザートにショートケーキを食べてもいけないのです。食べたい時は4時間ほど時間を置いて食べるそうです。

長くなったのでその他の食べ物についてはまた次回、お楽しみに!

実用的(?)なオキテ紹介概要

予告通り(※実用的(?)な知識を参照ください)オキテの紹介、に入る前に概要をご紹介いたします。

旧約聖書の目次の1~5を見ると

1.創世記
2.出エジプト記
3.レビ記
4.民数記
5.申命記

と並んでいます。
モーセ五書と呼ばれて、天地創造、イスラエルの民族が選ばれエジプトを脱出するまでの話と、十戒(憲法のようなもの)、律法(法律)と呼ばれるオキテが載っています。

今回とりあげるのは主に3番目のレビ記の6~26章です。
ここには「こんなことまで!!?」といった日常生活の規定が載っています。
では次回、お楽しみに!

実用的(?)な知識

キリスト教センターブログで実用的な知識!!?
と半信半疑のみなさま、まずは↓のすずめ4コマをご覧ください。

suzume.jpgなんででしょうねー?

実は宗教にはイロイロと禁止事項があるのです。

あれ?
それにしても、なんでキリスト教センターブログでユダヤ教やイスラム教の話?
と思われるかもしれませんが、キリスト教の旧約聖書とユダヤ教の教典は同じなのです。
そしてイスラム教の教典もほぼ共通なのです!


さてさて、この共通の旧約聖書部分には律法という掟が載っています。

この掟は生活全般(衣食住)まで細かく決まっているんですよ。
ユダヤ教やイスラム教なんて関係ないと思ったそこのアナタ!
特に食品、観光、服飾、医薬品関係の企業、海外展開している企業で働きたい人は無関係ではいられないかもしれませんよ。
何年か前にイスラム教徒の多い国で豚由来の酵素を使用して大問題になってしまった企業もあります。

海外に行く、海外から来た人に会う、そんな時にもちょっとでも知っていれば役に立つかもしれませんよ!


なんでタコや豚を食べちゃいけないのか知っていますか?


知らないでいるよりちょっと小耳に挟んでおきませんか?


たまには役立つ(かもしれない)実用的な律法の知識を次回からご紹介いたします。

シャッターチャンス

「シャッターチャンスがあるよ!」

トナリの上司(仮名)さんの声に、しめしめとカメラを向けて...

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...いったい...この誰もいない風景のどこがシャッターチャンスなのか

と疑いましたが...

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中央にすずめが3羽いました!

聖書にもすずめが出てくるんですよー。
出てくるのは
マタイによる福音書10章29~31節
ルカによる福音書12章6~7節

ここを読むと、すずめは2羽で約500円、5羽で約1000円で庶民の食用として売られていたのです。
そんなすずめの1羽でも神様は見守っているのだから、人のことはもっと見守っていてくださるのだから恐れずに生きなさいという箇所です。

3羽のすずめが目に入らなかった私と違って、さすがトナリの上司(仮名)さん、と思った瞬間でした。

ちなみにこのすずめの聖書箇所での奨励が麥粒114号に「おまけのスズメ」という題で掲載されています。そちらも要チェックですよ!
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