「レント」と一致するもの

マエケン

メジャーでホームランを放ったチームメイトを祝福する際の定番の儀式がある

普通、ホームランを打ったあとベンチに戻るとき、

チームメイト全員からハイタッチを貰ったり抱き合ったりして喜び合うが、それがルーキーの初本塁打だった場合、

ホームから戻ってくるルーキーをあえて無視するというメジャー流の新人いじりが行われる

「サイレント・トリートメント」と呼ばれ、ロッカールームまで隠れていたずらすることもある

 

もちろん、わざといたずらするわけだけどルーキー達はホームから戻ってくるとき、

無表情なチームメートや誰もいなくなったベンチをみて一瞬、何が起きたんだ、というような顔をする

お約束ごとで、そのあとすぐ仲間が集まってきて喜びを分かち合ったり、喜びのあまり叩かれたりする

この一連全体が祝福というわけだ

 

実にアメリカらしいいたずらで本気になってふざけるところはとても楽しいことだと思う

これこそがエンターテイメントであり興行ということを感じさせる

 

そして今年ドジャースに入団した"マエケン"こと前田健太投手は

なんといきなりホームランを打った

ルーキーである彼はその洗礼を受けることになる予定だったが

どうやら失敗に終わったらしい

投手の初ヒットでしかも初勝利を手にする前に初本塁打を記録したのだから

まわりはあまりの興奮に「サイレント・トリートメント」どころじゃなかったようだ

それくらい投手のホームランは凄い

 

ちなみにメジャーでホームランを打った日本人は野茂英雄(ドジャース)、

吉井理人(ロッキーズ)、石井一久(ドジャース)に続いて四人目らしい

ドジャースは日本人と相性が良いかもしれない

 

メディカルチェックに引っかかったこともあって契約金は低めだっただけに

この調子でメジャーで活躍していくことを期待したい(^^)v

 

 

『エースの覚悟』 著前田健太

まだ広島でエースだった頃に本を出しているのでよっかたら

 

 

学生サポーター あっきィ

 

 

 

 

 

 

 

バロック時代のレントからイースターの曲

次回のオルガンアワーはバロック時代のレントからイースターへかけての曲を演奏いたします。
オルガンというのは時代と地域によって異なる仕様になっています。名古屋キャンパスチャペルの電子オルガンは色々なものに対応できるのですが、特にこのバロック時代のドイツの曲を演奏するのに向いている仕様になっています。
この時代を代表するJ.S.バッハの曲なども演奏いたします。
ぜひお越しください。

日時 2016年4月25日(月)12:40~13:10
場所 名古屋キャンパスチャペル

最初のオルガンアワーは...

週明けの月曜日からオルガンアワーが開始します。
今の季節らしくレントからイースターにかけての曲を予定しています。

日時 2016年4月11日(月)12:40~13:10
場所 名古屋キャンパスチャペル
入場無料、曲の途中でも出入り自由です。お昼のひととき、ちょこっと聴きにいらしてください。

受難週に聴きたいおすすめの曲!その1

 現在本学でも使用中の『讃美歌21』にはレント(受難節)の曲が23曲入っています。
どれも素晴らしいのですが今回は私の独断でおすすめ曲を3曲ご紹介していきたいと思います。

・311番「血しおしたたる」
元々のドイツ語の曲名は"Herzlich tut mich verlangen"です。
受難の讃美歌といえば絶対にコレははずせない!といえる代表曲です。このメロディーを使っているので有名なのがJ.S.バッハのマタイ受難曲です。他にも多くの作曲家がいろいろと作品にしています。元々は恋の歌だったそうですが、このメロディーに十字架の上にいるイエス・キリストの苦しみを生々しく描く歌詞が合わせられ、多くの人の心に残る曲になりました。

歌詞を存分に味わうには日本語の讃美歌の合唱のものがおすすめです。

受難週

 今度の日曜日、3月20日は棕櫚の主日(詳しくは灰になる前は...をご覧ください)です。ということで来週は受難週になります。
受難週はレント(受難節)のクライマックスともいうべき一週間です。以前UPした説明ですが、受難週からイースターへはこんなふうに進んでいきます。

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イエス・キリストが救いのためにこうして十字架への道を歩まれたことを心にとめて過ごせたらと願っています。

他に紫にかわったもの

 ブログのtop画像がレント(受難節)のテーマカラーである紫色になった説明はしておりましたが、他にも紫色になっているものがあります。

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名古屋キャンパスチャペルの講壇掛けです。
この時期、チャペル行事はございませんが、チャペルは祈りの場として平日の9時~17時の間開放しております。
お立ち寄りの際にはぜひご覧ください。

クリスチャンでもとまどっちゃうこと

 こちらの記事レントなTop画像の説明 その3 最後の晩餐にてでご紹介した聖餐式について今回はすこーし語ってみたいと思います。
実は聖餐式は同じ宗派でもやり方がまったく違っていることもしばしばあるのです。

たとえば、
1、パンとブドウ酒を自分で前にとりにいく教会もあれば、席にもってきてくれる教会もあります。
2、大きなパンをその場でちぎって分けることもあれば、最初から小さくわけられていることもあります。
3、パンではなくクラッカーのようなものもあります。
4、ブドウ酒ではなくブドウジュースの場合もあります。
5、ブドウ酒は大きな杯で回し飲みもあれば、ひとりずつ小さな杯に入れられていることもあります。
6、もらった瞬間にすぐ食べるところもあれば、全員に配りおわってからせーので食べるところもあります。

ざっと思いついたところでこれだけ...、初めていく教会ではクリスチャンでもとまどってしまうんですよ。でも大事なのはイエス・キリストの記念としてパンとブドウ酒をいただくということで、やり方はそれぞれ教会の状況にあわせているのです。
それと多くの教会は聖餐式のパンとブドウ酒はクリスチャンの人だけで、そうではない方はご遠慮くださいといわれることがあります。

レンテンローズの咲く庭

 CIMG3842.jpg_effected.pngレントつながりで、名古屋キャンパスチャペルの庭でレンテンローズと呼ばれる花が咲いています。

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写真を見て「あ、これってクリスマスローズじゃない?」と思われますよね。11月~12月に咲くクリスマスローズはヘレボルス・ニゲルといって、レンテンローズはヘレボルス・オリエンタリスといって3月頃ちょうどレントの季節に咲くのだそうです。日本では両方ともクリスマスローズと呼ぶようです。

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チャペルの庭のレンテンローズはきちんとレントのテーマカラーにあわせてあるのか紫色です。昨年はもっと淡い色の花の株が多かった気がしたんですが、なぜか今年は濃い紫のものが増えたような...。ちなみに便宜上紫色の花と呼んでいる部分はガクです。ガクだから花びらよりも長く楽しめるわけですねー。今は紫色ですが、だんだん退色していって緑色になっていくんですよ。


レントなTop画像の説明 その5 羊

 最後にブログtop画像にいれたこちらの英文は...

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聖書のイザヤ書53章6節の言葉です。
だいたいの訳ですが...「私たちは羊の群れ、自分勝手にバラバラに散っていってしまった。その私たちの罪を全て主は彼におわせた。」という意味です。「主」は神、「彼」はイエス・キリスト、まさにこの箇所はイエスの受難の意味を語っているところです。

前出のヘンデル作曲のメサイアでもこの言葉が合唱曲として出てきます。ヘンデルの活躍したのはJ.S.バッハと同時期です。この時代は歌詞の意味を音であらわすことが多く、この曲も高くなったり低くなったりコロコロと転がっていくなんだかとても楽しげな明るい感じがする曲です。まさにわーいわーいと気のおもむくまま羊があっちこっちにちらばっていくようなメロディになっています。機会があればぜひお聴きください。

レントなTop画像の説明 その4 いたーい冠

 ヘンデル作曲のオラトリオでメサイアという作品の中に、ハレルヤという曲があります。よくテレビなどでも使われているので耳にしたことがある方も多いと思います。ハレルヤの中でイエス・キリストを"King of Kings"つまり"王の王"と表現しています。そんなイエスが生前につけた冠はただ一つ、こんな冠でした。

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これはイバラでできた冠です。
王の王と表現されるイエスがかぶったのは人々があこがれるきれいな王冠ではなくトゲだらけのイバラでできた王冠でした。
十字架にかけるためとらえられたイエスに兵士たちがかぶらせたものです。兵士たちはイエスを「ユダヤ人の王」と呼びバカにしました。イエスはただ十字架という残酷な処刑をうけただけではなく、そこにいたるまでに棕櫚の葉で大歓迎した民衆から「死刑にしろ」とさけばれ、ユダに裏切られ、弟子たちに見捨てられ、馬鹿にされました。でもイエス・キリストはそんな人たちのためにも十字架にかかられたのです。

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