「レント」と一致するもの

受難週です。

今週は受難週です。

あ、悪いことが起きまくる不吉な週という意味じゃなく、イエス・キリストの十字架の苦難(受難)をおぼえて過ごす週なのです。

その辺りのくだりは↓こちらの過去記事をご参照ください。 

灰の水曜日 レントその1 ムラサキの季節 レントその2 血しおしたたる レントその3 なんで十字架に? レントその4 受難週 レントその5 洗足木曜日 レントその6 受難日 レントその7

 

今度の日曜日、31日はいよいよイースター(イエス・キリストの復活を記念する日)です。

イースターにはウサギやタマゴの飾付でお祝いするんですよー。

外国ではクリスマスカードのようにイースターカードを送りあうなんてことも。

ということで、キリスト教センターブログをイースターっぽくできたらなとこっそり準備中です。こうご期待。

受難日 レントその7

レントも終盤、今回は受難日について。 

 

前回まで↓ 

灰の水曜日 レントその1

 ムラサキの季節 レントその2

 血しおしたたる レントその3

 なんで十字架に? レントその4

 受難週 レントその5

 洗足木曜日 レントその6

 

この受難日にイエスは十字架にかけられて死にいたります。

キリスト教徒にとって、十字架はイエスの愛、罪の許し、信仰の象徴なんです。なので受難日や聖金曜日などと特別な呼び方をします。

その十字架、クロスモチーフとしてアクセサリーなんかに使われていますねー。

でも、この十字架刑、めちゃくちゃ残酷な死刑なんです・・・。

わかったうえで信仰の証として身に着けるならともかく、オシャレな感じで知らずに身に付けている人を見ると・・・ギロチンをぶらさげているのと変わりない(むしろギロチンの方がまだマシ?)なんて思ってしまいます。

 

この受難のくだりは、J.S.バッハの作品で有名なマタイ受難曲、ヨハネ受難曲としても展開しています。

もしクラッシックに興味のある方は、聖書を読むとより理解が深まりますよ!

それでは今回はここまで。

洗足木曜日 レントその6

ひさしぶりにレント、受難週について。

junansyu.jpg

前回まではこちら↓をご参照ください。

灰の水曜日 レントその1

ムラサキの季節 レントその2

 血しおしたたる レントその3

なんで十字架に? レントその4

 受難週 レントその5

 

今回は洗足木曜日について。

レオナルド・ダ・ヴィンチ作品で有名な『最後の晩餐』はこの日の出来事を描いたものです。

 

キリスト教の大切な儀式に聖餐式というものがあります。

イエスの十字架と復活が救いのためにおきたと信じている、そのように告白するために行われるとても大切な儀式です。それはこの最後の晩餐の中に出てきます。

「一同が食事をしているとき、イエスはパンを取り、賛美の祈りを唱えて、それを裂き、弟子たちに与えながら言われた。「取って食べなさい。これはわたしの体である。」また、杯を取り、感謝の祈りを唱え、彼らに渡して言われた。「皆、この杯から飲みなさい。これは、罪が赦されるように、多くの人のために流されるわたしの血、契約の血である。 」

『日本聖書協会 新共同訳聖書』 マタイによる福音書26章26~28節

 

・・・ということとは別で"洗足木曜日"と呼ばれるのは・・・こんなエピソードがあったからです。

晩餐の後、イエスは逮捕され、十字架にかけられます。

イエスは自分の運命を知っていました。だからこの晩餐が弟子達ととる最後の食事になることもわかっていました。弟子達はそんなこととはつゆしらず、誰が一番弟子の中で偉いのかときそいあっていました。

そこでイエスは弟子の足を洗いました。

当時は舗装してない道をサンダルみたいな靴で歩いて移動していましたから、足はとっても汚い部分でした。そして↓のように言われました。

 

「あなたがたに新しい掟を与える。互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。」

『日本聖書協会 新共同訳聖書』 ヨハネによる福音書 13章34節

 

本学の建学の精神「敬神愛人」とはどういうことだろう?と考える時に大切な場面の一つだと思います。

xxx源氏物語~千年の謎~xxx

 

こんにちは。大人っぽくなるために髪型を変え、今まで分けていた前髪を何年振りかに下してみたのですが・・・。

 

「若返ったね」と周りから口々に言われ、逆効果だったと気づいたティーでございますm(。≧Д≦。)m

 

いっそのこと、このまま年齢不詳で突っ走りますか(笑)

 

 

 

さて、3月になり、新着DVDがたくさん入ってきました。

 

嬉しいことにすべて貸出可です!!

 

 

IMG_0089.JPG 

 

 

  • 駅弁ひとり旅 : 東北編 1~3
  • 源氏物語 : 千年の謎
  • 幸せへのキセキ
  • スーパー・チューズデー正義を売った日
  • ポテチ
  • 少年と自転車
  • ヘルプ : 心がつなぐストーリー
  • ヒューゴの不思議な発明
  • ツレがうつになりまして。
  • アーティスト

 

今回はなんと!!ティーがリクエストしたDVDが2枚も入ったんです(゚∇^*)

     

『源氏物語~千年の謎~』と『ツレがうつになりまして。』です。

 

今日はその内の1枚、『源氏物語~千年の謎~』をご紹介しちゃいます!!

 

 

主演は若手実力派の生田斗真★☆

 

あの人気事務所のタレントさんの作品がついに白鳥のメディアコーナーに入りました。

 

貸出ベスト10位以内、もちろん1位目指しますよー(笑)

 

 

このお話は、かの有名な紫式部が書いた『源氏物語』の誕生の裏側に迫るというストーリーです。

 

『源氏物語』を授業で現代語訳した覚えのある方は多いと思います。

 

だけど、学校で習うのは一部分。

 

あの膨大な量を教科書に載せたら、一体何冊になるんだろうってかんじなので、仕方ないのですが(´・ω・`)

 

『源氏物語』はタイトルにもある通り、千年以上も前から多くの人を夢中にさせた

本当に面白い恋愛物語なのです!!

 

かくいう私も、源氏物語にはハマりました(^□^*)

 

まず始まりは、藤原道長と紫式部が出会うとこから。

道長は娘・彰子に帝の心を向けさけるよう紫式部に物語を書くよう命令します。

 

・・・道長、策士ですね(m。_。)m

 

源氏物語の主人公・光源氏は、宮中の女性達に大人気。

ただ、源氏は義理の母・藤壷への想いを断ち切れずにいました。

その苦しみから逃れるように、正妻・葵の上、年上の愛人・六条御息所、癒しの愛人・夕顔と、愛を求めて彷徨います。

 

でも、その報わぬ想い故の行動が、後の悲劇の始まりだったのです(;д;)

 

この『源氏物語』は、道長の思惑通り帝の心を掴み、晴れて彰子は帝の后となります。

 

紫式部はこれで晴れてお役御免のはずだったのですが。。。

止めることなくその後も物語を書き続けたのです。

 

読み手としては最後まで見たいですがね(-_-)

 

道長の友人で陰陽師の安倍晴明は、そんな物語に没頭する紫式部に不穏な空気を感じ始めます。

 

 

ネタバレになってしまいますので、これ以上は書けませんが。(本当に面白いのは実はここからだったりします)

 

なぜ紫式部は『源氏物語』を書いたのか。

もう自分の役目は終わったのにも関わらず、書き続ける必要があったのか。

 

この点を考えながら見ていくと、とても興味深いストーリになっています。

 

 

特に、ラストは必見!!

 

ぜひご覧になってみてくださいね。

 

 

ちなみに私は借りたその日に一気に見ちゃいました(*^.^*)

 

紫式部にぜひこの現代で物語を書いてほしかったなぁ。

 

 

受難週 レントその5

昨日に引き続き今日もレントについて。

レント(受難節)最後の一週間を受難週と呼びます。

今年は3月24日(日)から30日(土)のことになります。

 

その流れは・・・↓のようになっています。

junansyu.jpgいっぱいエピソードがあるので今回は棕櫚の日曜日について。

 

棕櫚(シュロ)はナツメヤシというヤシのことです。

イエスがエルサレムに入る時に民衆が自分の服やヤシの葉っぱを道にひいてイエスを歓迎したところからこの呼び名がついています。

あんまり想像ができませんが、今で言う優勝パレードみたいなものですね。

宗教指導者が自分の身が危ういと思ってしまうぐらいのVIP待遇、熱狂的に歓迎したということです。

でも日曜に大歓迎して数日後には十字架に磔にしろと叫んでしまうのです・・・。なんだかなぁ。

 

ということで、また次回。

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