「キリスト教」と一致するもの

灰の水曜日は明日

明日からキリスト教の季節では受難節(四旬節)に入ります。
受難節(四旬節)はイエス・キリストの受難(十字架刑による死)を、念頭に置いて過ごす期間です。日数にして46日。
期間の始まりはその年のイースター(春分の後にくる最初の満月の次の日曜日)から逆算して決まるので、毎年すごくズレます。今年のイースターは4月17日なので3月2日~4月16日が受難節ということになります。
そして明日はその期間の初日で「灰の水曜日」と呼ばれる日です。

悔い改めのしるしとして灰を額などにつける習慣から灰の水曜日と呼ぶようになっています。
本学の関係する日本基督教団では儀式として執り行う教会は少数かなと思います。一般的な「キリスト教ってこんなイメージ☆」というものから縁遠いというか、儀式や装飾などがわりと薄味な教派なので。

この受難節はイエス・キリストの受難を思う時、そしてその意味を問いかけ、自分に何ができるのだろうかと思考する時でもあります。
(伝道師じゃないほう)

今、おすすめのブックレット

明日から3月で、何十回経験しても2月のかけぬけるような短い体感に驚きます。
現在キリスト教センターではチャペルブックレットや麦粒の発行にむけて準備をしています。
ちなみに過去のチャペルブックレットや麦粒のデータは大学HPで公開しております。
ということで今、この時、読み返したいおすすめをチャペルブックレットからご紹介します。
No.18 人間関係を生きる知恵 島 しづ子
No.20 宗教が戦争の原因?一神教がアブナイ? 桃井 和馬
クリックしていただくと、PDFデータがご覧いただけます。

新しく発行予定のもの、皆様の手にとっていただける時を楽しみに作業に励みます!
(伝道師じゃないほう)

第五問 ひらめき植物&食べ物クイズ

キリスト教に関係する植物や食べ物についてクイズ形式で紹介をするシリーズ4問目の答え合わせと5問目の出題です。
キリスト教の知識はなくてもわかる、あれば有利かも?なクイズ、ぜひ挑戦してみてください。


クイズ、5問目です。
今回は熟語クイズです。

この真ん中に当てはまる漢字(植物)はなんでしょう?

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答え合わせは次回のブログにて。
(伝道師じゃないほう)

4問目の答えは続きを読むからご覧ください。

第四問 ひらめき植物&食べ物クイズ

キリスト教に関係する植物や食べ物についてクイズ形式で紹介をするシリーズ3問目の答え合わせと4問目の出題です。
キリスト教の知識はなくてもわかる、あれば有利かも?なクイズ、ぜひ挑戦してみてください。


クイズ、4問目です。
今回は「ある、なし」クイズ形式です。

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「ある」に共通するものはなんでしょう?

答え合わせは次回のブログにて。
(伝道師じゃないほう)

3問目の答えは続きを読むからご覧ください。

第三問 ひらめき植物&食べ物クイズ

キリスト教に関係する植物や食べ物についてクイズ形式で紹介をするシリーズ2問目の答え合わせと3問目の出題です。
キリスト教の知識はなくてもわかる、あれば有利かも?なクイズ、ぜひ挑戦してみてください。


クイズ、3問目です。
今回は熟語クイズです。

この真ん中に当てはまる漢字(植物)はなんでしょう?

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答え合わせは次回のブログにて。
(伝道師じゃないほう)

2問目の答えは続きを読むからご覧ください。

カラマーゾフの兄弟の続編???

先日、本屋さんで

NHKのテキスト『100分de名著』

カラマーゾフの兄弟の特集を見つけました。

この物語、気になっていましたが、長編すぎて読む自信がありませんでした。

このテキストによると、ドストエフスキーは続編を考えていたとか?

続編というか最初から2部構成で書くつもりだったようです。

このテキストを読んだことで、さらに読みたくなりましたが、

やはり長編ということで

瀬戸図書館でこんな本見つけました。

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カラマーゾフの兄弟

漫画です。かなり簡潔にまとめてあって

すぐに読めました。

このテキスト『100分de名著』を書かれた亀山郁夫氏の著書

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『カラマーゾフの兄弟』続編を空想する』も続けて読んでいます。

キリスト教の教えが意識の中にあるけど

社会の悲惨さ、残酷さに

神などいない

と思いたくなる状況の中で生きている。

そんな中で自分の罪深さに押しつぶされそうなときに

求めるものは何か。

『カラマーゾフの兄弟』続編を空想する』は

私には難しすぎました。

ロシアの歴史や社会情勢に関心のある方には面白いと思います。

人の一生は、生まれた国や、時代、環境によって大きく左右されますが、

いつか自分の罪深さと向き合う時が来る。

そんな登場人物の一人一人の葛藤を興味深く読ませていただきました。

オリジナルは長すぎると思われる方に

漫画『カラマーゾフの兄弟』お勧めします。

(図書館スタッフ:小豆)

第二問 ひらめき植物&食べ物クイズ

予告通りキリスト教に関係する植物や食べ物についてクイズ形式で紹介をするシリーズ1問目の答え合わせと2問目の出題です。
キリスト教の知識はなくてもわかる、あれば有利かも?なクイズ、ぜひ挑戦してみてください。


クイズ、2問目です。
これはなんと読むでしょう?

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答え合わせは次回のブログにて。
(伝道師じゃないほう)

1問目の答えは続きを読むからご覧ください。

これはなんと読む? ひらめきクイズ初級編

予告通りキリスト教に関係する植物や食べ物についての紹介をするシリーズを開始しますよー。
文字ばかりでもつまらないでしょうから、クイズにしてみました。
あ、キリスト教の知識はなくてもわかる、あれば有利かも?なクイズ、ぜひ挑戦してみてください。

クイズの問題に移る前にまず例題です。

例題
これは何と読むでしょう?

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何が何匹いるかがポイント

蟻(アリ)が10匹。
アリがじゅう...
アリが十...
アリがトウ...

そう、答えは「ありがとう」でした!

ようやくクイズ、1問目です。
これはなんという食べ物でしょう?

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答え合わせは次回のブログにて。

(伝道師じゃないほう)

今月の聖句

ところで、2月になったのでしれっとtop画像を変更しております。
そしてブログの背景色はピンク色。
ほら、2月ってピンク色なイメージのイベントがありますし。
とはいえ、だいたいの2月はキリスト教的に"紫色"の季節が始まる月なのですが、今年は珍しく紫色の季節は3月からなので、こんな機会も少ないかとピンク色にしてみました。
今月の聖句はルカによる福音書17章21節より

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曙館のサイネージ広告用の縦版
言館のサイネージ広告用の横版(現在のブログtop画像)

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キリスト教的紫色の季節についてはまたの機会に。。。
(伝道師じゃないほう)

『バイオハザード』とキリスト教絵画

久々に登場の「伝道師のほう」です。

しばらく前から、ブログに書きたい内容があって、そのために調べ物をしているんですが、なかなか筆を執るまでが遠いので(泣)今回は別の内容で記事を書こうと思います。

最近、寝る前に『バイオハザード』のプレイ動画を観るのにハマっておりまして、「このCGの技術、ヤバくね?」「『PS4』でこれなら最新の『PS5』のグラフィックって一体どんなレベルなの!?」なんていう感じで妻と喋りながら、ホラー映画を鑑賞する感覚で観ています。

そんな中、ふと目に止まったのがこのシーン。
(※ゾンビが出てきたりグロテスクなシーンが映ったりはしないのでご安心ください)



迫りくる壁に押しつぶされないように、石像を所定の場所まで移動させ、仕掛けを止めたら先へ進めるようになります。「そこまでする必要ある?」と思ってしまうような、ALS◯Kもビックリのセキュリティですね。

それはともかくとして、このシーンの両側の壁に掛かっている絵画を見てください。これら2枚の絵画は、どちらも聖書のお話を題材にしたキリスト教絵画です。

サムネの左側に映っている絵は、イタリア・バロック期の巨匠カラヴァッジョによる『ホロフェルネスの首を斬るユディト』(1598年〜1599年)です。

「ユディト」は、旧約聖書の第二正典(続編・外典とも)として収録されている「ユディト記」に登場する女性の主人公です。プロテスタント教会では、カトリック教会の第二正典を「聖書」としては認めていないため、「ユディト記」が礼拝の中で読まれることはまず無いのですが、聖書のお話としては珍しく女性の主人公が活躍する物語ですし、西洋の芸術や文学を語る上では欠かせないテーマでもあるので、教養のためにも読んでおいて損はないと思います。

このシーンは「ユディト記」のクライマックスと言える場面。容姿端麗で敬虔なユダヤ人であった寡婦のユディトは、ユダヤの地に攻撃を仕掛けるアッシリア軍に報復するフリをして敵陣に侵入し、隙を突いて、泥酔するアッシリア軍の軍総司令官ホロフェルネスの首を斬り殺害しました。このような彼女の活躍によって、ユダヤの地は守られることになったというお話です。

もう一枚の絵画は、同じくカラヴァッジョの作品で、旧約聖書「創世記」22章のエピソードを題材にした『イサクの犠牲』(1601年)です。

ユダヤ人の父祖であるアブラハム。信仰深い彼は、ある日、神から「愛する独り子であるイサクを焼き尽くすいけにえとして献げなさい」と命じられ、息子を連れて山に登ります。そして神が示された場所に着くと、アブラハムはそこに祭壇を築き(この時、イサクは何が起ころうとしているか分かっていません)、イサクを縛って祭壇の薪の上に載せ、刃物で彼を屠ろうとしました。すると、天の使いがアブラハムに呼びかけ、「何もするな。あなたが神を畏れる者であることが分かった」と言って、間一髪、彼のことを静止します。こうして、アブラハムの信仰が認められ、彼は大いなる祝福を受けることになったというお話です。「そんな風に人間を試す神ってどうなの?」っていう意見もあると思うんですが、まぁ古代の物語なんで大目に見てください。

どちらの作品からも、極限の緊張感が伝わってきます。一方は「死」、もう一方は「生」。しかし、勇気を出して信じて進む者には「道」が開かれる。まさに『バイオハザード』の世界そのものですね。

『バイオハザード』の作品の中には、他にもいろんなキリスト教絵画が出てくるので、良かったら調べてみてくださいね。YouTubeのプレイ動画や実況動画も面白いですよ。

(伝道師のほう)

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