「キリスト教」と一致するもの

ペンテコステってなに?

明後日、はペンテコステです。
といって「ああ、ペンテコステね!」となる人は少ないのではないでしょうか。
キリスト教の三大祭の一つなんですが、日本では他二つの知名度に比べるととんでもなく知名度の低いお祭りになります。ちなみに他の二つはクリスマスとイースター。
その二つにかたを並べて三大祭の一角をになっているのに存在感が・・・というのがまたたまらないペンテコステです。
日本語では"聖霊降臨祭"と書きます。読んで字のごとく、聖霊が降ったことを記念する日です。
いったいどんな出来事を祝う日かというと・・・
イエスが十字架で死を遂げ、復活し、天へ昇った後、イエスの弟子たちがみんなで家に閉じこもっていました。五旬祭というユダヤのお祭りのころ、弟子たちが祈っていると、天から炎の舌のような聖霊がおりてきました。すると、それまで閉じこもっていた弟子たちが街へ出て行って力強く伝道を開始しました。
これがペンテコステ(聖霊降臨祭)のおおまかな出来事です。
伝道を開始した=教会の誕生日 として大切にされています。
毎年日にちがかわりますが、2023年は5月28日がペンテコステです。

『キリスト教と美術』

『キリスト教と美術』というテーマで特別なチャペルアワーをおこないます。
キリスト教は単に教会の中だけではなく、生活、思想、芸術、文学など、人の営みに深く関係しています。そうしたものを「キリスト教と〇〇」といったシリーズで特別なチャペルアワーとしてとりあげていきます。〇〇にはその時のテーマが入り、キリスト教の視点からの〇〇、〇〇の視点からのキリスト教など、「キリスト教と〇〇」というテーマだからこそ聴くことができるメッセージをお楽しみに!。

2023年春学期は「キリスト教と美術」をテーマに奨励していただきます。
<名古屋キャンパス>
日 時:5月30日(火)13:00 - 13:30
場 所:しろとりチャペル
奨励者:日沖 直子
奨励題:「彼は立ち上がってイエスに従った」
聖 書:マタイによる福音書9章9 - 10節

<瀬戸キャンパス>
日 時:6月2日(金)13:00 - 13:30
場 所:瀬戸キャンパス チャペル
奨励者:鈴木 詔明(名古屋中央教会 教会員)
奨励題:「『最後の晩餐』と信仰」
聖 書:マルコによる福音書14章17 - 26節

閉館日のご案内など

5月5日(金)は大学の休業日にともないチャペルは閉館します。そして瀬戸キャンパスのチャペルアワーもお休みです。次回の瀬戸キャンパスチャペルアワーは5月12日(金)です。
というご案内だけではさみしいので、ついでにキリスト教の季節のお話でも。

初夏の気候になってきましたね。季節がうつろっていきますがキリスト教の季節ではまだまだイースターの季節を継続中です。
典礼(てんれい)色といわれるキリスト教の正式なイースターの季節のテーマカラーは白です。でもクリスマスに正式な色とは別にクリスマスカラーといわれる赤や緑があるように、イースターでは黄色、ピンク、水色などいわゆる春色と呼ばれるパステルカラーの色合いのグッズがいっぱいあります。春を祝うお祭りとまざりあって現在のイースターの習慣が成り立っている影響なのでしょう。

特に黄色はたまごからかえったヒヨコの色、太陽や光の色から復活の命を連想させるようで一番イースターっぽい色という印象です。
という小ネタをつけたしたご案内でした。

4月の聖句画像のアーカイブ

地味にブログのトップ画像などが変更しておりますが、4月の聖句のトップ画像とブログ背景の色がお気に入りだったので記念にスクリーンショット。

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この画像はイエス・キリストの復活を記念するイースターを念頭に選ばれた聖句です。
聖句の意味に興味がわいたらぜひキリスト教学の先生に質問してみてくださいね。

ところでチャペルアワーって何するの?

毎回のようにチャペルアワーのご案内をしていますが、ところでチャペルアワーって何するの? と思われている方もいらっしゃるでしょう。

チャペルアワーはキリスト教の礼拝です。

内容は通常は↓のようになっています。こちらはしろとりチャペル版。瀬戸チャペルでは聖歌隊賛美のかわりに賛美歌を全員で歌います。

開式前にパイプオルガンによる前奏があります。着席して静かにし、気持ちを落ち着けて開始を待ちます。
1.聖歌隊賛美 ― 聖歌隊の歌唱による賛美を聴きます。
2.聖書 朗読 ― 司会者が朗読します。席に備え付けの聖書をひらいて一緒に黙読します。
3.祈   祷 ― 司会者が祈ります。目を閉じ、手を合わせ、祈りの言葉に耳を傾けましょう。
4.奨   励 ― 奨励を聴きます。
5.祈   祷 ― 奨励者または司会者が祈ります。
6.賛 美 歌 ― 全員で歌います。
7.後   奏 ― 聖歌隊とオルガンの後奏を聴きながら黙祷します。

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奨励の内容はさまざま。写真は聖歌隊・トーンチャイムクワイアの音楽によるチャペルアワーです。

毎回違う出会いがあるチャペルアワー。ぜひ一度、とは言わず二度、三度と参加してください。

飾ってみた

2023年のイースターを4月9日(日)にむかえて、キリスト教のこよみでは復活節という季節になっています。
イースター、最近テーマパークでイベントをしていたり、イースターエッグやイースターバニーの飾り付けがあちらこちらで見かけるので聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?

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イースターはイエス・キリストが十字架刑により死んで葬られてから三日目に復活したことを祝うキリスト教の最も重要な記念日です。
イースターがなければキリスト教が成立しなかったので、名古屋学院大学もこの世に存在しなかったことでしょう。

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ということで、しろとりチャペルにイースターの飾り付けをしています。

本日のチャペルアワー

本日は名古屋キャンパスでのチャペルアワー初回。ウェルカムチャペルアワーとして行います。
とても久しぶりにしろとりチャペルでの開催です。

チャペルアワーは特に持ち物や予約などはいりません。学生さんは筆記用具などはご持参いただくと良いかもしれません。
聖書を読み、讃美歌を歌い、奨励を聴く、そんな時間です。
ぜひお越しください。

<ウェルカムチャペルアワー詳細>
日 時:4月11日(火)13:00~13:30
場 所:しろとりチャペル
奨 励:「神を畏れるがゆえに人を愛する〜キリスト教学校で学ぶ意義〜」
奨励者:神山 美奈子(宗教部長)
聖 書:マタイによる福音書22章36−40節

※学生や教職員など学内関係者のみ出席することができます。

2023年度チャペルアワー開始です!

更新が途絶えておりましたが、2023年度の始まりとともにブログの更新再開です。
明日は瀬戸キャンパスチャペルアワー、初回なのでウェルカムチャペルアワーとして行います。

チャペルアワーは特に持ち物や予約などはいりません。筆記用具などはご持参いただくと良いかもしれません。
聖書を読み、讃美歌を歌い、奨励を聴く、そんな時間です。
ぜひお越しください。

<ウェルカムチャペルアワー詳細>
日 時:4月7日(金)13:00~13:30
場 所:瀬戸キャンパスチャペル
奨 励:「神を畏れるがゆえに人を愛する〜キリスト教学校で学ぶ意義〜」
奨励者:神山 美奈子(宗教部長)
聖 書:マタイによる福音書22章36−40節

※学生や教職員など学内関係者のみ出席することができます。

『慈雨』

数年前、学生時代の恩師が亡くなり、先生を偲ぶ会が催されたときのことです。

亡き恩師と親しかったという年配の方がこんな話をされました。

それは亡くなった人のことを偲んでその思い出話をすると、その人のところに「慈雨が降り注ぐ」という言い方をキリスト教ではするということ。

それまでに聞いたことがなかったため、なんだか優しい考え方だなと思い、とても心に残りました。 

 

『慈雨』柚月裕子著  11.jpg

 

 

  

 

 

しろとり図書館3Fで開催中の「本屋さんツアー展」コーナーで、ふと目に留まった『慈雨』という本、ことばに惹かれて手に取ってみました。

定年退職後の刑事が妻と共に四国遍路の旅に出て、過去に携わった事件に手口が酷似する幼女誘拐殺人事件の報に接するー。

過去の事件に冤罪の可能性があり、苦悩のうちに退職を迎えた刑事が後輩に力を貸して事件の解決に至ります。犯人逮捕も手放しでは喜べない状況ではあるものの、それまでの心残りは終結を迎えます。そこに慈雨が...。

学生さんがこの本を選んだことに少し驚きました。かなり渋めの小説のように感じたからです。

足利事件を元にしてるのでは?という書評もあったため、冤罪事件に興味があったのでしょうか?それとも巡礼に興味が...?

など、選書についてもあれこれ思いを巡らせ、楽しい読書となりました。

※足利事件を扱った『冤罪足利事件』も法学部資料室にあります。あわせていかがですか?

 

【図書館スタッフ:フエルトうさぎ】

受難節に入りました

ロシアによるウクライナへの侵攻から1年。まだ終わりはみえません。トルコ、シリアの地震。ほかにもニュースを流れるいたましい事件や事故、災害は日々途切れることはありません。
イエスの十字架と復活によって、私たちは救われた、とキリスト教のおしえにあっても、それから約2000年が経った今も、誰もが幸福な世界にはなっていないことを感じます。

神がなんでわざわざ人になってこの世に生まれ十字架の死をむかえたのでしょうか。神の子イエスは人としての苦しみ、死を知っているからこそ、苦しむ人と共に苦しまれる神なのだという話をきいたことを思いだします。
どんな時にも一緒にいてくださる神がこの世界のすべての命を創り愛されていることを信じます。
希望を捨てることなく、平和が実現する日を祈り求めたいです。
(伝道師じゃないほう)

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