旅に出よう!
こんにちは、もくもくです。
すごしやすい季節になってきましたね、皆さん旅行はお好きですか?
どんな旅がしたいですか?
この物語は1970年前半の著者が26歳の旅行記で、
当時SNSは勿論ネット環境も整っておらず、情報収集は限られていました。
インドのデリーから英国のロンドンまで乗り合いバスで行くという、酔狂な目的
の前に立ち寄った香港・マカオ。
地図を持たない、ガイドブックもほとんど読まない、成り行き任せの旅は
一見不安なように見えますが、現地で誰かと出会い何かが起こり
その何かから著者の旅は拡がっていきます。
危険を感じても自分が面白そうだと感じる方を選択し、街の喧騒や熱気に魅せられた結果
胡散臭い宿にずるずると滞在することに。そうして街の匂いが体に沁みつき、
空気に馴染んでいくと、もう異国人として見なされなくなり、関心を持たれない。
一種の透明人間になったような快感があると著者は書きます。
自分をそこまで異国の地に溶け込ませ、開放感を満喫している旅の仕方に憧れます。
まだ旅は始まったばかり、第二巻は「マレー半島とシンガポール」次が楽しみです。
(名古屋の図書館スタッフ:もくもく)