『聴きたくなる本』展

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 ただいま、3F図書館では、音楽についての本の特集をやっております。

音楽本ということで、大学図書館のあらゆるところから探し、総動員させた結果、...かなりの数の本が集まったみたいです。

ほう...こんなにあるのか、と率直に思いました。

僕は音楽が日常的にないとちょっと生きていけない性格の持ち主なので、音楽について、それが熱心であれ、ゆるくであれ、語っている人がこんなにもいるということに親密感を抱きます。

音楽にはいろんな楽しみ方がありますね。あてもなくレコード店にいって、あれこれ探しまわることは人生におけるささやかな楽しみの一つです。

なかでも特にお気に入り音楽はコンサートにいって聴くのが最も良い。

それから音楽を聴くきっかけというのも、様々ですが、僕はラジオから流れてくる音楽がきっかけになる事が割と多いと思います。なんでラジオで流してくれる音楽はあんなに良いのでしょう。音質的には、むしろそんなに良くはない、CDとかで直に聴くよりは劣るはずなのに。ちょっとこもった音で聴こえますよね。

音というのはそれがクリアであればあるほど良い、というものでもないのかもしれません。

とくに昔の音楽を聴く場合は、ビートルズとかフランクシナトラとか、それが出た当時のままの音で聴きたいというのはやはりあります。なるべくオリジナルに近い音源で。最近はリマスタリングされたCDがたくさんありまして、そういうので聴くのももちろん良いのですが。

竹内まりやさんはレコーディングの際、ラジカセから流れてくる音に合わせて楽曲を作るそうです。だから演奏後、実際にラジカセからの音でチェックするのです。

多くの人は高級なスピーカーで聴くわけではなく、そういう良い環境を持ち合わせているわけでもないので、一般的に聴かれるであろうラジカセに合わせるのです。

なんだか素敵ですよね。たしかにみんなラジカセで聴いてた時代があって、ラジカセって悪くないです。スティービー・ワンダーもそうやって作ってるみたいです。

という話はちょっと前にやっていたNHKFMで聞いた話でして、『今日は一日〇〇三昧』というのを時々不定期でやっているのですが、これなかなか良い番組です。

(前の夏には、サザン、ユーミン、久石譲、と流れていてちょっとしたお祭り気分を味わうことができました。)

ユーミンの罪』酒井順子

これ面白い。

まりやさんは、夫である山下達郎さんと初めて会ったとき、サインを貰おうとしてお説教されたというエピソードがあります。これからプロになる人がそんなことしちゃいかんと。それ以来今に至るでよく説教されるそうですが...、達郎さんは特に音楽に関してまことに真面目なのですね。ライブでは一緒に唄おうとする観客に怒りますし、ラジオのときにリスナーからのマナーの悪い便りに怒ったこともあります。(笑)

しかし、そんな達郎さんに長年付き添っておられるまりやさんはとてもずぶといなと感心します。かっこいい。

お互いの音楽に対する真剣さみたいなものが、もしかしたら長年パートナーとしていられる要因なのかもしれない、とこの頃考えます。

それから音楽の嗜好性みたいなものがお互いに合っていると、二人の関係も長く維持できるのかもしれませんね。サザンオールスターズの夫婦をみていても思いますが、音楽は人のなにかを強く惹きつける、ということがあるのです。

われわれが誰かと関係性を長く保ちたいと思う時に、このことはなにか重要なヒントをあたえてくれるかもしれません。

あなたも、ご自分のパートナーと自分が持っている好みの音楽というものを共有できると、関係もなが~く保てるのかもしれません。

 

...と、このように音楽について語っている方々がたくさんおられますので、手に取ってみてください。

なにか、素敵な、あなたにとって新しい音楽が見つかるかもしれません。

そういうきっかけになると良いと思います。

僕にとってのおきに入りの本は

小澤征爾さんと、音楽について話をする

という本でございます。

クラシックの奥深さに圧倒されてしまいますが、それに加え音楽を聴くことに対する姿勢とか正しい聴き方みたいなものについて勉強になったと思います。

あ、あともちろん「ビートルズ」もです。

ビジュアル版ザ・ビートルズ全史 ビートルズ本は盛りだくさん。

サー・ポール・マッカートニーの日本公演を観てきましたが、とても70代とは思えないほどのパフォーマンスでした。

ベジタリアンなのにどうしてあんなにパワーがあるのだろう...と疑問が。

すごいですよね。生きるレジェンドです。

 

 

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図書館SA あっきー

 

 

 

 

 

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