(中国)北京言語大学の最近のブログ記事

 五月初旬のお休みに友達に誘われて、日中韓で行う植林のボランティアのため二回目のモンゴルに行ってきました。もちろん砂漠に行って植林しようというものだったのですが、この前砂漠に行ってもう行きたくないと思っていたので少し迷いましたが、こういう機会はめったにないし日本人はすべて無料だったので行ってきました。


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 この前行ったときはそれなりに寒かったのですが、もうこの時期は暑く大変でした。特に砂漠だと日影が無いので直射日光で辛かったです。ずっと砂漠を歩いて場所に着いたら、穴を掘って木を植えてという作業を一日中繰り返しクタクタになりましたが、オプションとして観光があったり、モンゴルのおいしいものをたくさん食べれたりしたので、楽しかったです。また、韓国人や中国人と友達になるこおができ、良い経験にもなったし思い出も増えてよかったです。


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 五月の終わりにある四連休では、父が出張のついでに北京に来てくれたので一緒にご飯を食べました。久しぶりに会い、元気そうな姿を見ることができて良かったです。


 五月三十日には端午節があり、ちまきを食べました。日本の端午節は男の子の日ですが、中国では男女関係なく「こどもの日」という感じで、他にも別の意味があるようです。日本も中国も韓国も端午節がありますが、それぞれ祝う対象も意味もお祝いの仕方も違い、この三カ国は似ているけど違って本当に面白いなと思います。気が付けば留学も残り一か月半となりました。本当に帰りたくありません。気を引き締めて最後まで頑張ろうと改めて思いました。


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 やっとテストが終わり、追試になるか心配でしたが、無事全て合格することが出来て安心しました。 でも、成人式に出ることが出来なかったことが、少し残念でした。 


 冬休みが結構長く、私は日本に一時帰国しないことにして、中国での滞在を楽しむことにしました。まずテストが終わってすぐ、ずっと行きたかった故宮と天安門に行ってきました。やはり人が多く、"The中国"という感じがしました。私は中国の文化や雰囲気が好きなので、この2箇所を訪れることができ、とても感動しました。こういった場所を訪れると、"中国の歴史を知りたい!学びたい!!"と思わされますが、歴史の長さと難しさから心が折れてしまいます...。 


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 また、日本語を学んでいる中国人と約10日間、一緒に勉強するという合宿にも参加してきました。この合宿に参加することにより、中国には日本のことが大好きで、日本語を本気で学びたいと思ってくれている人がとても多いことが分かって、すごく感動しました。10人で一つの部屋やお風呂を共有するので、最初の頃は色々大変で今すぐ帰りたいと思いました。でも、9人のルームメイトをはじめ、どの中国人も優しくて可愛くてフレンドリーで、最後の日には別れが寂しすぎて泣きました。この合宿で、中国語以外に学んだ事がとても多く、参加して良かったです。


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 旅行では、以前から訪れてみたいと思っていた、山東省にも行ってきました。山東省と言えば青島が思い浮かびますが、今回は世界遺産の泰山をメインにし、泰安を観光しました。また、孔子さんで有名な曲阜にも行ってきました。泰山は中国人が一度は登りたいと思う山で、行ってみるとたくさんの中国人が居ましたが、この山に登る外国人はとても少なく、たくさんの人に話しかけられました。登ると決意して少し登ってみたものの、かなりきつくて中間地点に行くまでに心が折れ、中間地点から出ているロープウェイに切り替えようと思いました。しかし、ここまで来たのに負けたくないと思い、結局自力で登り切ることにしました。道中が苦しかった分、登りきった時は達成感を味わうことができました。次の機会には青島に行ってみたいと思います。 


 冬休みの最後には上海に行き、念願の上海ディズニーに行くのですごく楽しみです!中国に来てからの半年間、色々なところに行ったり、多くの中国人と関わる中で、中国人の人柄や優しさにたくさん触れ、もともと大好きな中国がより大好きになりました。正直なところ、私の中国語の能力はまだまだ低いですが、私なりに努力して頑張っていきたいです。

 留学してから二ヵ月が経ち、まだ慣れないこともありますが、とても楽しく生活しています。

 10月は、国慶節に天津に遊びに行ったり、週末は中国人の友達と、映画を見に行ったり、北京動物園に行ったり、北京ダックを食べたりして、ツアーで古水北鎮・司馬台長城などにも行き、あっという間に一ヵ月が過ぎていきました。

 北京動物園は、学生証を出すことで日本円で160円くらいで入れました。古水北鎮・司馬台長城は世界遺産の申請をしている所で、どこかヨーロッパの雰囲気を感じさせられました。暗くなってから、お店や長城がライトアップされていて、とても綺麗でいい経験になりました。

 ルームメイトとは、日に日に中国語で会話する時間が増え、2人で夜遅くまで色々な話をしていて、とても楽しいです。

 授業は、初めの頃よりも少し難しくなってきて、毎日覚えなければいけない単語や文法があります。しかし、授業の雰囲気に慣れてしまい、予習・復習の手を抜いてしまうことがあるので、気を引き締めなければと思っています。

 中級中国語の''聴いて話す''授業では、三人一組で、四つのテーマの中から一つを選んで、そのテーマに合わせて三人で文章を考えて会話をする、という中間テストのようなものがあったのですが、授業で使われた文法を必ず五つ使って、一人2分~3分は話し、全体で約6~9分間の会話にしなくてはならないという条件があり、私ともう一人の日本人の友達とトルコ人の友達と、カフェに毎日行って話し合って練習を重ねました。

 日本人の友達とは、トルコ人の友達が日本語が分らないので、基本的に日本語は使わないと決めて、三人で「今しゃべるの早かったからゆっくりしゃべろう」「次は下書きを見ないようにしよう」「感情を込めて!!」など、''ここはもっとこうした方がいい''と、お互いアドバイスをしながら練習をしました。

 そのおかげで当日は、とても緊張して少し早口になってしまいましたが、先生から、時間配分もよく、聞きやすかったと言っていただいて、とても嬉しかったです。最初はみんな意見を出すことができなかったけれど、話し合っていくうちに親しくなった今では、とても仲良くなりました。

 中級中国語の授業では、討論や自分の意見などを言う機会が多くなってきており、もともと積極的に話すタイプじゃないので苦戦していますが、発言ができた時はとても楽しいです。最近一気に寒くなってきたので、風邪をひかないよう体調に気をつけて頑張りたいと思います。

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留学生活もだいたい半分を過ぎました。お正月におせち料理を食べました。というのも去年のお正月も中国に滞在していて2年連続おせちが食べられないのはなんだかしっくりこなかったので…日本料理店で買うこともできますが、学生という身分でそんな高価なものは買えず、簡単ではあるけれど自分で作りました。 k1.JPGインターネットで調査し、いざ買い物!しかし肉の売り方が日本のようにパックされてないので、どれがどこの部位でどれを買えばいいのかわからず・・・そしてどう切ればいいのかもわからずで結局お肉は悲惨な姿になってしまいました。が、それさえ見なければ立派なお雑煮。お雑煮と、だし巻きときんとん。 たった3品でしたが、お正月気分を味わうことができました。中国のお正月は旧暦なので、日本のようなお正月はまだ先です。

1月2日にまた大雪が降りました。今回の大雪もすごかったです。

↓なんだかおいしそう。

 k1-2.JPG大雪なのにちゃんと交通は機能していて、バスも地下鉄も、すべて走っていたので、すごい!と感じました。

 

 

 

 

 

 

1学期も終わりにさしかかりました。学期ごとにあるイベント・・・そう、テストです。大方自分の納得いく成績が残せましたが、口(スピーキング)のテストだけがどうしても自分の言いたいことがはっきりいえなかったことだけが心残りです。もともと自己主張が苦手だからなのか…でも今回のテストを通して自分にとって何が足りないのか、苦手なのか、というところを発見できてよかったです。

 

テストが終わって2日後に仲良しのクラスメートを見送りに行きました。

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来学期も一緒に勉強できたらよかったのに…彼女にいろんなおいしい店を紹介してもらったり、わからないところも親切に教えてもらったりしてとっても親切な子でした。彼女は自分自身やりたいことが見つかったようで今は違う大学に再入学するため試験勉強を頑張っているそうです。

 

 

1月中旬、ルームメイトとその友達と一緒にハルピンへ旅行に行きました。

ハルピンは―30度のとっても寒い地方なので、その寒さに耐えることができるように3人ともすごい防寒対策でした。私は上下合わせて12枚着て行きました。

もうダルマ状態。2人も足だけで10枚ものホッカイロを貼っていました。

ハルピン到着

k1-4.JPGまさか、まつげが凍るなんて思っていませんでした。

馬に乗って太陽島の雪まつりへ・・・ちなみにここは松花江という河川の上です。朝なので、馬も眠そう・・・

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太陽島到着 ルームメイト↓どれも中国ならではの巨大な雪の彫刻がたくさん。


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 夜に、氷祭りへ k1-8.JPG

  

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3人で記念写真! 

k1-10.JPG2人も帰国してしまうそうなので、残念です・・・

でもルームメイトは来学期違う北京市内の大学で勉強するそうなのでまた機会があったら会っておしゃべりしたいです!

1月はなにかといろいろイベントがありました!2月はお正月です。爆竹がいろんなところで鳴ってにぎやかな春節になりそうです。

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少し遅れましたが12月分の報告をします。12月は韓国人の友達と済南へ旅行に行きました。出発する前にルームメイトがおかしをくれました。

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切符を買う時と寝台列車に乗った時で、到着時間が違い結局朝5時ごろ済南に到着。暗い中ホテルへ向かい休憩。一休みしたところで街をめぐることにしました。
済南では市内各所に泉がわき出ていて川もすべてエメラルド色をしていてとってもきれいな街でした。市民の人たちは川からのわき水を汲んでいたので、私たちもペットボトルにわけてもらいました。一口飲んだのですが、とても飲める水ではなかったです…(幸いにもお腹は壊しませんでしたが)きっと市民のひとたちは煮沸してから飲むのでしょう。

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k12-3.JPG他にも、大きな大仏を見に行ったり、リフトに乗って山の上から済南の景色を眺めたりしました。が、このリフト・・・スキー用のリフトの上かなり高いところにあるため下を見ることができませんでした。景色はきれいでしたが、あのリフトにはもう乗りたくないです。歩き疲れてくたくたになったので次の日電車で帰るまでずっとホテルで寝ていました。本当は黄河を見ることができたらよかったのですが、自分たちの体力不足で・・・あえなく断念。でもよい旅になりました。

 

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12月下旬にテスト前 最後のクラス会を開きました。久しぶりに牛肉の焼き肉を食べてとっても懐かしく思いました。日本人の友達の誕生日ということで、サプライズケーキもありました。ケーキのクリームをほっぺたにつけるのが韓国人の習慣らしいのですが、

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この通り、パイ投げ状態に・・・

 

これもまたいい思い出になっていると思います。
そんな感じの12月でした。クリスマスもおおみそかも中国は重要じゃないので、ももちろん授業もあったし、淡々と過ぎて行きました。

今年の中国のお正月は2月14日
その時は日本以上に賑やかみたいなので楽しみです。

今月も変わりなく過ごしています。11月1日に初雪が降りました。まさかこんなに早く降ると思ってなかったのでびっくりしましたし、とても寒かったです。
特に雪の降った次の日の方が寒く、地面も凍っていて危なかったです。
それから1週間後にもまた雪が降りました。どちらも大雪で学校内は、いろんなところに雪だるまが作られていました。
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2回目の大雪が降った2日後、学校の遠足で八大処公園へ行きました。遠足の前日に韓国人のクラスメートから電話があり、「明日僕らが朝食持ってくから、家で食べてこないでね。」と言われました。本当に持ってくるのかと半信半疑だったのですが、次の日の朝、本当にクラス全員分の朝食を用意してくれました。他の韓国人の子に聞いたところ「驚くことじゃないよ。」と言われ、これまた驚いてしまいました。どうやら韓国ではクラスの代表の人が行事のたびにクラスメートのために何かをするらしいです。
八大処公園到着。中国の公園はどれも日本の公園とは比べ物にならないというか、公園の種類が違うと感じるほど規模が大きいのですが、ここの公園も大きかったです。この公園自体がAAAA級の国家が認める観光地でした。仏教に関するお寺がたくさんありました。壁画はとっても規模の大きなものでびっくりしました。

 

 

k11-3.JPG              ↓先生と韓国人のクラスメート
 

k11-4.JPG11月中旬に天津へ行き、2カ月ぶりに中国人の友達に会ってきました。彼女は8月に北京空港まで迎えに来てくれた「好朋友」(仲のいい友達)です。彼女とは去年私がスーパーでたまたま買い物しているときに、出会って電話番号を交換しただけなのですが、まさかこんなに仲良くなるとは思っていませんでした。彼女の専攻は日本語学科なのに私に対して日本語はほとんどしゃべらないという面白い子です。初めて2人でビリヤードをやりました。なかなかおもしろかったです。その後、彼女といろいろな話している中で、中国人学生は勉強に対してのプレッシャーが日本人の学生よりも非常に多いな。と感じました。日本人の多くの学生はバイトをしますが、中国人はバイトよりも将来の仕事の為に勉強をするようです。大変そうです。私も2年後就職活動をしなければなりませんが・・・正直まだまだ学生でいたいし、というか中国にとどまっていたいです。
とはいっても時間は止めることはできないので、限りある時間の中で中国語をたくさん勉強して、自分の中国語能力をもっと高めていきたいです。

10月は国慶節でゴールデンウィークがあり、9日間学校がお休みでした。北京から列車で4時間のところの石家庄と秦皇島に旅行へ行きました。

石家庄ではタクシー料金が北京の半額でした。同じ中国なのに地方によってこんなにも金額が違ってくるとは…少し得をした気分になりました。

 

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バスに乗っている時、いろいろなところでトウモロコシを道路で干している風景に驚きました。

秦皇島では、久しぶりに海を見ました。きれいでしたが、10月初旬なのに風が強く吹いていて寒かったです。今度は夏に来ようと思います。そこの浜辺で作業をしていた漁師の人たちの船を見てびっくり!

なんと船が木でできていました。 

 

 

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せっかく浜辺に来たということで、ジャコと貝を食べたのですが、それが当たり、その後は腹痛に悩まされることになりました。これもまたいい思い出?かもしれません。

ゴールデンウィーク明けの授業は、土日から始まったので次の土日までの7日間の授業が長く感じ、少し辛かったです。その長い長い1週間が終わった後のご褒美に食べた韓国焼き肉がとってもおいしく感じました。その焼き肉屋さんは、韓国人のクラスメートに連れて行ってもらったのですが、その焼き肉以来、週に1回韓国料理を食べる日。という日ができたので、週1回は韓国料理を食べていろんなお店を紹介してもらい、クラスメートと交流を深めるいいきっかけになっています。

 

今月は、クラスメートの誕生日があったのでみんなでお祝いしました。

彼はクラスの中で一番年上なのですが、とても親しみやすくて、いろんな人に話しかけてとってもいい人です。 

 

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日本語学科の子と週に1度一緒に相互勉強しています。教え合うときにお互い日本人、中国人にしかわからないニュアンスや文法の違いなどがあり、説明することが難しい時があります。何気なく話す母国語の難しさを実感します。他にも1年生の日本語学科の子とも友達になったのですが、9月に入学したばかりで日本語がほとんどしゃべられないので、私の中国語を上達させるいいきっかけになっています。

10月下旬、去年天津に留学していた時のルームメイトに会いました。

実に9カ月ぶり!!!彼女もイタリアに帰ったと聞いていたので、まさか中国でまた会えるとは思ってもいませんでした。なので彼女と再会した時、言葉では言い表せないくらい嬉しかったです!天津での留学当時、内気な私にいろいろ話しかけてくれたり、一緒に旅行へ行ったり、とにかくいろいろな思い出がよみがえってきて懐かしく感じました。彼女が作ったリゾットを食べながらいろいろなことを話してとってもとっても楽しかったです。国も言葉も違うけれど、彼女は私にとってのお姉さんです。今度はピザを一緒に作る予定です。

10月下旬、急に寒くなりました。北京はもう冬です。でも冬はまだこれから・・・毎日マイナスの世界になります。まだ考えたくないですが…。インフルエンザが中国でも流行しているので風邪にはくれぐれも気をつけたいです。

留学して1カ月が経ち、北京の生活にもだんだん慣れてきました。
語言大学は中国人学生よりも外国人留学生が多いので、キャンパス内では中国語よりも英語を主として、さまざまな外国語をを聞く機会が多いです。

 

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新学期が始まり、友達もでき、隣の席の韓国人の子と「好朋友」(仲の良い友達)になりました。意外にもクラスには日本人が少ないので中国語漬けの毎日を過ごしています。授業に関しては、スピーキング、作文、発音矯正、総合、読解、実践、ヒアリングと細かく分かれているのでとっても自分のためになります。先生たちの質もよいですが、求められることが高いので毎日できるだけ発言をしてアピールをしています。授業内容は濃く、討論する機会が多いので、日本と他の国のクラスメートとの考え方の違い、また文化などを知ることができとても楽しいです。


この間のスピーキングの授業で、各国それぞれ踊りを披露するという突然の先生の発言により私たち日本人2人、うろ覚えの盆踊りを踊りました。小さいころに踊った以来の盆踊りを、まさかこの場で披露することになるとは…とっても恥ずかしかったです。キューバ人のクラスメートが踊るサルサはとっても上手で私たちが踊ったものとは比べ物になりませんでした。しかし、これもまたいい経験です。

 

 


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総合の授業では「幸せとは何か」という作文を書きました。みなそれぞれ幸せの感じ方は違うので面白かったです。その授業を終え、もう1度自分にとって幸せとは何か考えてみました。寝ることが幸せなのか、何かおいしいものを食べている時が幸せなのか…お金持ちになれば幸せになれるのか?いろいろ考えてみました。そこでたどりついた結果は、留学をさせてもらい、中国語が勉強できるいい環境に置かれていることが幸せで、毎日平凡に暮らしていることもまた幸せなのだ。ということに気が付きました。ここで生活する中で、たくさんの貧しい人たち、たくさんのお金持ちの人たちを見て、日々大きな貧富の差を感じます。お金持ちはどこまでもお金持ち、貧しい人はどんなに働いても貧しいまま。だた生まれた場所が農村か、都会か、それだけで人生がほぼ決まってしまうのです。日本はどうなのかと考えてみたら、農村で生まれても都会で生まれても、それほどの貧富の差はないですし、人々は比較的平等な社会といえるでしょう。そこで、やっと自分がどれだけ幸せなのか、どれだけ平和ボケしていたか、一歩日本から出てみてみないと、わからなかった日本の素晴らしさ、安全を感じました。

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今日10月1日は建国記念日です。日本でいうゴールデンウィークなので授業は1週間お休みです。今年は60周年という節目の年なのでいたるところで「60周年祖国万歳」のポスターをみかけます。天安門前では大規模な軍事パレードが行われています。しかしその裏で、60年経った今でも国家成立を反対する人たちが街で罪のない人々に刃物を向ける事件が多く発生しています。そのため今は警備も厳しく、長い銃を持った警官をいたるところでみかけます。なんだかとっても物々しいです。今まで銃を見たことがなかった私は少し命の危険を感じました。すべては国民を守るためかもしれませんが、銃をもたずに警備はできないのかな?とか、なぜ建国記念日に軍事パレードなのか、平和な国日本で生まれ育った私には理解に苦しみます。しかし、このパレードは日本ではできないほど大規模で、また国民の一致団結はすばらしいですし、祖国を思う気持ちがTVを見ていてもひしひしと感じました。日本人の私はどうなのかと考えたら、今年日本が建国何年なのかも知りません。それに、祖国万歳というポスターは生きている中で今までみかけたことがありません。そう考えたら私はもっと日本のことをよく知る必要があり、日本国民ということにもっと誇りを持つべきなのだと考えさせられました。戦後貧しかった日本人が今の私たちのために、たくさんの努力をして、豊かな生活を送れる先進国になったことを頭において、日本に生まれたこと、周りにたくさんの友達がいること、また留学する機会を与えていただいた大学、家族に感謝して残りの9カ月を生活していきたいです。 

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