インドネシア・アチェ州に留学へ来て1カ月経ちました。イスラム教の人がとても多いので、モスクからお祈りを呼びかける放送が流れ、朝5時には目が覚めてしまいます。肌を見せてはいけないので、日本の真夏のような暑さですが、襟付きのシャツと長ズボンを毎日着ており、授業を受けるときは、襟付きのシャツと長ズボンを着用することが大学の規則です。
ご飯は、一食50〜150円です。とても安いですがとても辛いです。寮の近くに市場やレストランがたくさんありますが、私はだいたい自炊しています。
私たち留学生は、教育学部英語学科の授業を履修しています。それ以外に、他学部の授業も履修できますが、使用される言語はインドネシア語になります。理解できなかったことを先生に伝えると、授業以外の時間を使って一対一で丁寧に教えてもらえるため、先生と学生の距離が近くて楽しく勉強できています。
私は国際協力にとても興味を持っているので、現地の方々と同じ環境に身を置き、現地の方々が何に苦しんでいるのか、何を必要としているかを知りたいと思い、この留学を決意しました。そして、留学生活を始めた今、先進国と発展途上国の違いを肌で感じています。日本は先進国であり、基本的なインフラ(電気、ガス、水道など)が整っています。しかし、インドネシアの地方であるアチェ州では、そうではありません。
この1ヶ月、大学でも日常生活でも、様々な経験をしました。この経験は、テレビや新聞では絶対に知ることができないことばかりでした。現地へ来て、住んでる人たちと直接関わることができて、本当に良い経験になっています。まだあと5ヶ月あるので、時間を無駄にすることなく過ごしたいと思います。