2016年11月アーカイブ
ついに11月に入ってしまい、こちらの大学生活も残すところ1ヵ月間になりました。月日が流れるのは本当に早く、楽しく密度の濃い時間を毎日過ごしています。10月はイベントや休みが多くあり、アメリカを深く知る良い機会になった月です。
10月の初めにTOEFLを受けました。リスニング力が少しは上がっている気がしていましたが、1ヵ月と少しではあまり変わらず、思うように解けなかったです。しかし、英語の環境に慣れてきていたのもあり、テストの総合点は少し上がっていました。
私はバンドが好きで、今私が留学をしているアメリカの西海岸は、私の音楽のルーツになった場所です。今住んでいる大学の寮から2時間くらい離れた場所に、ポートランドという都市があります。そこからまた30分くらい離れた場所にあるライブハウスに、10月の上旬と下旬に1回ずつ足を運びました。
以前バンドをやっていたため、日本でライブハウスには通っておりましたが、アメリカにある本場のライブハウスに行くのは初めてだったので、すごく不安でした。普段はポートランドやどこかに遊びに行く時には、誰かしら一緒に居たので心強かったのですが、一人で行くのは初めてのことだったので、更に不安が大きかったです。
案の定、電車やバスの交通機関を利用する際、間違えてしまうことがあって、一回目に行ったときは最悪でした。それでも自力で歩いてライブハウスに着けたので、今では良い思い出になっています。何より、オレゴン州の人々はみんな親切で温かい人たちばかりでした。本当に平和な街だと感じます。そして、私自身の精神面でも成長できたと感じました。アメリカで見たライブは一生忘れません。
また、授業と授業の間に一週間の休みがあったので、名古屋学院大学から一緒に留学に来た友達と、ニューヨークへ行きました。ニューヨークは、一度訪れてみたい憧れの地だったので、実際に行くことができ、凄く感動しました。映画で見ていた世界そのもので、''世界の中心''と言われるのも納得するくらい大きくて、活気のある町でした。
10月の終わりには、ハロウィンパーティーが大学内であり、みんな様々な仮装をして参加をしていました。私は日本に居る時からハロウィンのイベントが好きだったので、ハロウィン発祥の地であるアメリカで、本場のハロウィンに参加できて凄く良かったです。みんな仮装のクオリティが高く、人種に関わらず皆が幸せな1日を過ごしていたと思います。
アメリカは本当に色んな国から人が集まっていて、同じクラスには、私たち日本人を含め、韓国人や中国人といったアジア圏の人達、ドイツ人やフランス人といったヨーロッパ圏の人達、そしてサウジアラビア人もいます。クラスメイト全員の文化や生まれは違うけれど、ここで一つ共通しているのが''英語''です。アメリカに居ると、''英語があることにより、他国の人たちと交流を持つことができ仲良くなれる''ということを改めて感じさせられ、英語の存在の大きさを実感しています。
10月は、私の英語を学ぶモチベーションをさらにあげてくれた月でした。残り1ヵ月も、周りの友達と楽しく、良い経験ができるよう生活を送っていきます。
10月8日に、卒業生を大学で迎えダンスを楽しむホームカミングパーティーがありました。このパーティーはダウンタウンのホテルのホールで開かれ、参加者は皆、ドレスやフォーマルな服を着て楽しく過ごしました。ホームカミングキングとクインも決定され、クインに選ばれた子は大学4年生でサッカーチームに所属し、私と同じレギュラークラスを取っている子でした。その子はすごく性格が良く、その子が選ばれて、私だけではなく周りのみんなも喜んでいると思います。
ホームカミングの三日後、ESLの学生たちとCedar RapidsにあるWashington High Schoolの日本語クラスを訪問しました。先生は日本人の方で、挨拶とお辞儀を学生に教えていたので、訪問をした私たちはすごく驚きました。 私が学生たちの話を聞いたところ、彼らは来年東京へ遊びに行くことになっているそうです。私が大好きな日本で、彼らも良い経験ができることを願っています。
10月の二週目の週末は、Intercultural Centerのみんなとシカゴへ行きました。三日間だけの観光だったので、事前に予定をきちんと立てて行きました。観光スポットのMillennium Park、Skydeck、Navy Pierは絶対に外してはいけないと思い、寝る時間を削ってまで全部行こうとしました。
私はCedarRapidsでは服の買い物をしていなかったので、シカゴの一日目は全部買い物で終わりました。更にその夜は、すごく美味しいベジバーガーを食べられたので、一日目は良い終わり方をしました。
二日目は観光スポットを全部周り、夜はシカゴブルズのバスケの試合を見に行きました。チケットは90ドル以上しましたが、本物のバスケの試合を生で見ることができ、とても感動したので、この値段を出す価値はあると思います。試合の合間はエンターテインメントがいっぱいあり、機会があったらシカゴブルズの試合は見てほしいです。
同じ日に、名古屋学院大学から派遣され、メンフィスの大学で勉強している友達に会うことができ、その友達も元気に留学を楽しんでいる様子だったので、自分だけが楽しんでいるだけではなく、同時期に留学をスタートさせた友達もアメリカで良い経験をしていることが分かり、すごく嬉しく思いました。
更にシカゴにて、名古屋学院大学に留学をしに来ていたアメリカからの留学生にも会えました。彼女がアメリカに帰る時、「絶対アメリカで会おうね。」と言っていたので、本当に会うことができ、すごく良かったです。
私の中では、このシカゴトリップで一番忙しかった人は自分だと思っています。私のケータイのカメラロールを見ると、どれくらい忙しかったか分ります。人に撮ってもらった写真が少なく、セルフィーだらけです。それはなぜかと言うと、一人でシカゴを回っていたせいで、人に写真を頼む時間も無かったからです。
私はシカゴの生活がどうなのか知りたかったので、タクシー、地下鉄、自転車を使って、色々回りました。自転車は、車と同じスピードで車道を走らないといけないので、必死にこぎました。またシカゴに行く機会があったら、今度はゆっくり街を歩き、食べられなかったシカゴピザを食べたいです。
10月に入り、トロントは気温がだいぶ下がってきており、最低気温が1度まで下がることもあります。もっと家から服を持ってこれば良かったと後悔しています。これから本格的に寒くなってくると思うので、厚手のコートを買おうかと迷っています。
いつもTim Hortonsでホットチョコレートを飲んでいます。トロントに来たときは、一度は飲んでいただきたいです。
こちらの生活に慣れてきて、行動範囲が広くなりました。トロントでは、地下鉄やバスが定期で乗り放題なので、行動しやすいです。動物園へ行ったり、サッカーや野球の試合も見に行ったりしました。
サッカーは小さな会場でしたが、とても盛り上がって、思わず立ち上がって応援していました。
野球は、トロントブルージェイズの試合を見に行きました。とても安くチケットが買えました。やはりメジャーリーグなだけあって、お客さんはとても多く、終始歓声が絶えず、とても盛り上がっていました。日本ではありえませんが、ブーイングがとんだり、意図的なデットボールがたくさんあったりと、驚くことばかりでした。
3週間ほど前には、バスでナイアガラの滝に行きました。ワインの試飲ができるところや、ナイアガラレイクにも行くことが出来ました。予想をはるかに超える、日本で見た滝とは比べものにならないぐらいの大きさ、迫力がありました。
お金はかかってしまいますが、船に乗って滝の近くまでクルージングすることもできます。私は時間がなくていけませんでしたが、乗った人たちはポンチョをかぶっているにも関わらず、ビタビタになっていました。本当に滝の近くまで行くことができるので、自然をいっぱい感じられるかと思います。
ナイアガラレイクでは、とても美味しくて安いベーグルや、ハロウィンやクリスマス用の雑貨がたくさん売られていました。興味のある方は、ナイアガラの近くなので、是非行ってみてください。
1週間前には、カナダズワンダーランドにも行きました。日本では考えられないような大きさのアミューズメントパークでした。日本にはない高さのジェットコースターに乗ることができたりと、楽しいことずくめでした。
夜には、ハロウィーンハントというイベントが催されており、一日楽しむことができました。イベント中は、昼のパークとは一転、雰囲気がガラッと変わり、とても手の込んだものでした。また、ハロウィーンハントの演出は、13歳以下は入場禁止にされるほどショッキングなものとなっており、スリルを求めている人にはとてもおすすめです。もちろんお昼のパークも十分楽しむことができるので、是非訪れてみてください。
ファーストセメスターも終わり、無事に合格点に到達できたので、セカンドセメスターからは次のレベルに入ることができます。セカンドセメスターでも、合格点8割以上を目標に頑張っていきたいと思います。
あっという間に2か月が終わってしまったので、あと2か月、悔いのないように留学生活を楽しみたいと考えております。
10月は9月と比べて様々な面でトロントでの生活により慣れてきました。
例えば、TTCという公共交通機関がトロントにはあり、どこに行くにも迷わなくなりました。さらに、TTC内でのアナウンスも聞き取れるようになりました。
また、聴き取るだけでなく飲食店などで注文するとき、サブメニューなど細かいところまで正確にオーダーできるようになりました。
学校の授業ではみんなの前に立って、プレゼンテーションをしました。慣れない英語を使ってのプレゼンテーションは、日本語でするプレゼンテーションより緊張しました。プレゼンテーションをして一番驚いたのは、他の学生からの質問の多さ、積極性でした。名古屋学院大学では残念ながら、先生に促されて質問する学生がほとんどで、それにどこか遠慮しています。が、しかし海外では、自分が納得いくまで質問してきます。他の国の学生の質問する姿を見て、日本人らしくしていてはだめだと思いました。
また、もう一つ驚いたことがあります。それは、英語習得の目的です。多くの日本人は、ただ英語を話せるようになりたい。将来英語を使った仕事をしたい。このような考えの日本人が多いと思います。
しかし、他の国から英語を学びに来る学生は、あくまでも英語は手段に過ぎないと言っていました。「料理を学びたいから。」「経営を学びたいから。」「経済を学びたいから。」そして、「その授業はすべて英語で行われる。だから英語を勉強しているんだ。」と言っていました。
「ESLのプログラムが終わったら、あなたはどうするんだ?」とよく聞かれるので、日本に帰って大学に通いながら英語の勉強を続け、二年後就職すると言うと、みんな驚きます。せっかく英語を勉強しているのだから、海外で進んだ学問を学ぶべきだといいます。自分のこれからの人生を少し考えさせられる会話でした。
10月はワンダーランドという遊園地とモントリオールに遊びに行ってきました。私が一番印象に残っているのは、モントリオールです。
トロントは9割近く英語が第一言語の街ですが、モントリオールはその逆で、9割近くフランス語が第一言語の街でした。レストランや雑貨屋さんに行けばみんな、ボンジュールと話しかけてくれます。街にある看板、標識、地図などは全てフランス語で書かれていて、英語は書かれていない場合が多く、書かれていても端の方に小さく書かれているだけでした。
モントリオールの地下鉄のアナウンスはフランス語だけだったので、どの駅で降りたらいいのか理解するのがとても大変でした。また、モントリオールの地下鉄はトロントの地下鉄とは違い列車が完全に停止する前にドアが開きます。さらに急発進、急停車がトロント以上に激しかったです。これには度肝を抜かれるほど驚きました。
モントリオールの人たちは、第一言語はフランス語ですが、みんな英語を話すことができ、バイリンガルな人たちが多かったです。私はバイリンガルが羨ましいと思いました。
10月は、サンクスギビングを含め、リーディングウィークという9日間の休みがあり、私はニューヨークへ5日間の旅行に行き、観光、買い物、ミュージカル鑑賞など様々な経験をしました。
生活面では、こちらの生活にも慣れて、少し時間に余裕が出てきたので、ほぼ毎日ジムに通うようになりました。ジムなどの施設の使用料も最初に大学に支払った金額に含まれているので、使わないと損です。さらに、ジムにいくことで新しい友達もできるのでいいと思います。
勉強面では、こちらも9月に比べると余裕ができ、少し楽になったように感じます。やはり、日本に比べ課題やテストは多いですが、自由な時間を奪われるほどではないです。
思っていた通りですが、やはり貴重な時間は早くすぎていってしまいます。もう私の留学生活も半分を切っているので、できる限り多くのことを吸収できるよう積極的に取り組む姿勢が大事だと感じています。たくさんの大きな経験を積んで帰りたいと思います。
チックビーンズとクルミのサラダが好きで、それをモーニングスターで働いている人に聞いてみたら、次の日にチックビーンズとクルミのサラダが置いてありました。モーニングスターは、ちゃんと伝えると要望に応えてくれます。スタッフの人は、学生だったり、おばちゃんだったりで、愛想がない人もいるけど、優しくて顔を覚えてくれている人もいて、最近はカフェテリアに行くのが楽しみです。
最近は授業にもやっと慣れてきて、最初はよく分らなかったことがわ分るようになって、嬉しいです。グラマーの先生はとてもいい先生で、分らないことがあると、授業後に分かるまで教えてくれます。リーディング・ライティングは宿題が多くて大変ですが、そのおかげでライティングのスキルは少し上がったように思えます。 10月は1週間以上のStudy Weekがありました。その期間中に、ルームメイトとともにアメリカのフロリダに行きました。フロリダでは、ディズニーランドに行ったりショッピングをしたり、本当に楽しかったです。しかし、全ての手続きが英語だったので、難しい場面もたくさんありました。二人で協力して何とか乗り越えられました。
Study Weekでは、カラーダッシュに参加して大学の周りを走ったり、メンターとおいしい朝食を食べに、朝食で有名なBreakfast Pigというところに行ったりもし、楽しかったです。メンターはメキシコ生まれ、モントリオール育ちでフランス語が話せますが、英語の発音がとても綺麗で聞き取りやすいです。 Study Weekが終わると中間テストがありました。中間テストは、今までに習った範囲が全て出ます。テスト後は四日間の休みがあり、その最中に寮のメンバー4人で、再びBreakfast Pigに行きました。その帰り、雨が降っていて4人でバスターミナルまで走っていたら、通りかかったバスがバス停でもないのに停まってくれて、無料でターミナルまで乗せてくれました。バスの運転手さんも、乗客の人たちも温かくて、感動しました。
残り少なくなってきた留学生活ですが、授業も様々なイベントも全力で参加し、無駄のないように過ごしたいです。
ニューヨークと同じ緯度ということもあり、正直なところ冬が恐ろしいです。今月は中間テストがあったり、柔術の活動に参加したり、イベントの準備をしたりと、いろいろ忙しかったです。
中間テストはまずまずの結果で、このままの調子を続けたいと思います。柔術は、私の友達がもともと習っていて、誘ってくれたので試しに行ってみたら、楽しくて少し参加しています。さすがアメリカということもあり、体つきが自分よりもしっかりしているので、まともにやっても勝てないため、自分はスピードで相手を圧倒し後ろをとって戦っています。「大会に出ないか?」とまで言ってくれましたが少し悩んでいます。
次はイベントについてです。11月に日本と韓国を主体とした「Japan & Korea Night」というイベントがあり、そこで友達4人とダンス(K-POP)をするので、現在それに向けて毎日練習しています。このイベントではパフォーマンスの部が先にあり、そこからは自由にカラオケをやったりするそうです。毎年数百人の人々が集まるかなり大きなイベントになので、待ち遠しいです。
お手伝いをしている日本語の授業では、みんながとても優しく迎え入れてくれ、自分たちが行く金曜日は通常とは違う授業スタイルで会話を多く取り入れて進めてくれるため、お互いに貴重な時間を過ごせているのではないかと思います。
さらに、新たな友達もでき、いつもいるメンバーに仲間入りし、授業外でも賑やかな毎日が続いています。リスニング力とスピーキング力の両方が鍛えられるため授業外とはいえ、とても貴重な時間になっています。今では知らない単語以外は聞き直さなくなりましたし、DVDを観ても前より理解できるようになり、楽しいです。
でもやはり、何をしている時が楽しいかと問われたら、別に特別なことをするわけでもなく友達と集まって話したりしている、何でもない時間が一番楽しいです。とても大切にしてくれるから、毎日毎日本当に楽しいです。来月はもっと濃い一日にします。