「『ともだち』とうまく付き合える『コミュ力(注1)』がほしい。」
「『コミュ力』のある人が羨ましい。」
など、『コミュ力』を
『あったらいいもの』と感じる人は多いことと思います。
でも、
「自分は『コミュ障(注2)』だから、十分な『コミュ力』がない。」
という声も時折、聞かれます。
そのために就活や人間関係がうまくいかないと悩んでいる人もいるかもしれません。
個人的な意見ですが、おそらく、『コミュ力』とは、運動能力と同じように、
個人が持って生まれた性質と関連していて、訓練や学習によって高めることはできても、
誰もが一律に同じレベルで同じことができるようになるものではないのでは、と考えています。
また、瞬発力、調整力など、運動能力に様々な側面があるのと同じように、
『コミュ力』にも、言語力(話し言葉と書き言葉に分けられます)、即応力や洞察力といった様々な側面があり、
その人の個性、持ち味によって、高められる側面、補う側面などが異なってくることと思います。
そして、
運動能力と同様、『コミュ力』の高い低いに関わらず、どの人にも大切なことは、
無理しないこと
だと思います。
「そのコミュニケーション、無理してない?」
「自分は、本当にそうしたい?」
と、自身に問いかけてみることも必要ですね。
『ストレス感知警告灯』が作動してないかな?と。
(水曜日のカウンセラー)
注1)
コミュ力:コミュニケーション能力の略。他者と意思疎通を上手に図る能力(wikipediaより)
注2)
コミュ障:コミュニケーション障害の略。『コミュ力』が足りないことを指す。
ネット上で使われ始めた言葉と言われています。