コロナの影響は、カウンセラーにとっても大きなものでした。
相談室に人が来られないの?!と、呆然としているなか、世間の流れの従って、
オンラインカウンセリングが始まりました。
通常の対面カウンセリングでは、それほど注意していなくても、
カウンセラーはいろんなことを感じます。
その人の雰囲気がありますし、細やかな仕草や表情も見えます。
カウンセラーにとって、慣れた形式ですし、実際にお話ししやすいです。
その点、オンラインカウンセリングは難しい。
感じることがだいぶ減ります。
また、他にも、たとえば表情が固まったように見えたときに、
何かに心が反応して表情が固まったのか、ただ単に画像のトラブルなのか。
話している途中に画面が真っ暗になって落ちたときは、
思わず声が出るくらいびっくりして怖くなったりもしました。
でも、オンライン好きじゃないなぁと思いながら何回かこなすうちに、
心身の状態が良くなっていく学生さんがいました。
私にとっては意外でした。
オンラインや電話でもカウンセリングは成り立つんだな、直接会わないパターンもありなんだな、
ということを知りました。
これは私にとって大きな収穫でした。
(水曜日のカウンセラー)