「授業」と一致するもの

物理に恋して--宇宙に憧れた青春時代

高校2年の夏。
老いた物理の教員が倒れてしまい、急遽北大院卒の超イケメン教員がやってきたとしたら?

それまで理系は自負?していたものの、数学大好き、科学と生物は嫌いで物理ならまぁまぁと思っていた若き自分は、新米教員の物理の授業に心奪われてしまい、受験勉強そっちのけで「宇宙」や「ブラックホール」と名が付くタイトルの本を書店で見つけては読みふける日々。

物理学専攻を目指したものの受験に失敗し、数学を専攻することになるも勉強が身に入らず。。
悔しい想いがあったので物理学の本すら目を背けてしまうことに・・

月日が経ち、・・
しばらく振りに実家の本棚を覗き込んでみると、あるわあるわの物理学書籍。
懐かしさが込み上げてあの頃を思い出しながらページをパラパラ・・

大学の所蔵検索で、学生時代に夢中になったキーワードを放り込んでみると、わんさか表示されるではありませんか。

本日はそんな中から幾つかをピックアップ。


宇宙最大の爆発天体ガンマ線バースト : どこから来るのか、なぜ起こるのか

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ゼロからわかるブラックホール : 時空を歪める暗黒天体が吸い込み、輝き、噴出するメカニズム

ブラックホール戦争 : スティーヴン・ホーキングとの20年越しの闘い

宇宙はこう考えられている : ビッグバンからヒッグス粒子まで

村山さん、宇宙はどこまでわかったんですか? : ビッグバンからヒッグス粒子へ


地球から見る宇宙もイイけど、宇宙から見る地球もイイよね
宇宙人の見る地球

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、って・・私いったいナニモノ・・??


 
 
 


(瀬戸の宇宙人)

中国語の語彙を増やしたい!

皆さんこんにちは。
中国語検定(HSK)の試験を控えており、
中国語の勉強に励んでおりますHoonです♪

皆さんも経験があると思いますが、
授業などの受動的な学習では、
語彙の不足という大きな問題にぶち当たります。

僕自身もある程度文法や、
重要な語の使い方などを理解してからは、
語彙の不足に大きく悩まされています。。。

それを解決できそうな書物を・・・探しました!
こちらです。
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(名古屋の学生サポーター Hoon)

20代の特別授業

こんにちはー!
今年度の就活も解禁されしばらく経ちました・・・。
修活生のみなさんは忙しかったり悩んだりする時期なのでしょうか。

社会人力って何だー?ということで、
今日はちょうど返却があった本をチョイスしてみましたー!
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全国の大学生から絶大な支持を受けているという「森ゼミ」。
就活にとどまらず、学生・若手ビジネスパーソンの自分磨きの場としてもメディアから注目されているそうです!

その森さんが、
20代の若者たちに「社会人として大切なコト」「今この瞬間に身につけておくべきこと」などを
大学の授業形式で教えてくれています。

学校では教えてくれない、教科書にも載っていない20代の使い方を学べば、
30代以降の人生もよりよいものになるやもしれません(´'c_,'` )!

この「20代の特別授業」は
2014NGU貸出ランキングにもランクインした人気本です!
一度は読んでみる価値があるかもしれないですよー。

気になる方は図書館までどうぞ!

(名古屋のサポーター ぺちゃ)

★授業・ゼミのぞき見★「平和学入門」飯島滋明先生

今回は、前回の★Bridge★でご紹介した

飯島滋明先生の「平和学入門」の授業にお邪魔してきました!

 

「平和学入門」は、平和にかかわるさまざまな問題を紹介し、

学生の皆さんなりの考え方を身につけてもらうことを目標とした授業です。

 


本日の講義のテーマは、

『「ヒロシマ」「ナガサキ」と原子爆弾投下』



初めに、「ヒロシマ」「ナガサキ」に投下された原子爆弾についての映像資料を視聴しま

した。

原子爆弾に関する資料映像は、日本で生まれ育った人ならば、一度は目にしたことがあるの

ではないかと思いますが、いつ見ても胸がしめつけられ、戦争の恐ろしさを感じます。

 

映像資料のあとは、いよいよ、講義です。


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講義は、「第2次世界大戦(1939年)が始まった時には、日本はすでに戦争状態だった」

というところから始まりました。

満洲事変、日中戦争、第二次世界大戦、太平洋戦争、戦争の状況の変化から原爆投下、

ポツダム宣言受諾まで、アジア・太平洋戦争のながれを復習しながらも、具体的な数字や

例・逸話に資料などを交え多角的な視点から当時の事情がひもとかれていきます。


※1「シュウ」の字は、現在、歴史の専門家の間では、「洲」を使うことが多いそうです。ここでは、教科書で習った歴史は、不変ではないのだということも学びました。)


    ※  ※  ※


さて、ここからは、授業の内容に少し触れながら、チョッパー子が見つけた、

先生の授業の工夫を5つほどご紹介していきます★

 


<工夫①>資料の活用


授業では、アジア・太平洋戦争の流れをまとめたものと、それに関する資料が配布されました。


資料には、国連人権理事会の資料室に掲載されているパネル(一部)の画像を印刷したもの

があり、世界的に見ると、「1931年9月、日本軍が中国の満洲地方を宣戦布告なしに侵略

する」と記されていることが分かります。

 

また、タイの「死の鉄道博物館・調査センター」掲示の"Japan Invades Asia"のマップ

からは、日本がいかに広範囲の国々に侵攻していったかが分かります。

 

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配布資料とは別に、真珠湾攻撃に関する資料として、先生は、当時のアメリカの新聞を見せて下さいました。


ハワイといえば、人気リゾート地ですが、現在でも海軍基地に行くと、当時の新聞などが買えるそうです。


先生が見せて下さった新聞には、"WAR DECLARED "と大きく見出しがありました。記事は、3千人が日本の攻撃により亡くなる、といった内容だということです。

 

こういった海外の資料は、戦争を色々な視点から見ることに役立ちますね!

 


<工夫その②>私見を交えない話し方


先生の授業では、"先生の私見"がほとんど出て来ません。


起こった出来事や、その理由、具体的な数字などの積み重ねで話が構成されており、

「私は~と思う」という先生の私見が極力取り除かれているのです。


学生のみなさんは、終わりに、今日の授業の内容をレスポンスシートに5行以上でまとめた

上で、私見を書きます。


チョッパー子には、学生さんたちの私見に及ぼす影響を極力抑え、自らの意見を大切にして

もらうための工夫に感じられました。


注:このブログ記事はチョッパー子の私見満載です。

   その点に留意して読み進めて下さい。)

 


<工夫その③>具体的な数字や例を示す


前回の★Bridge★内でお話がありましたが、飯島先生のお話は、非常に具体的す。


例えば、原爆の威力についてのお話では、以下のような説明がありました。

 

4000℃の熱って、想像できますか?

 広島に投下された原子爆弾では、4000℃の熱が、3040秒続きました。

(広島の被害状況を大学で置き換え、この教室に原子爆弾が投下されたとすると)

 距離的には大学から金山駅くらいまでは何も残らない状況でした

 一面焼け野原ですね。」

 

他にも、空襲に関することだけでも、こんなに具体的な数字が使われていました↓

 

「東京大空襲ではわずか2時間の爆撃で10万人死亡、100万人が家を失いました。

 それまでの戦争で、時間の戦闘で10万人死んだ例はありません。」


「日本の66都市が空爆を受け、名古屋では、8千人ほどの人が亡くなっています。」


「名古屋を含む、模擬爆弾(いわゆるパンプキン爆弾)による原爆投下実験が30都市

 行われました。」


「沖縄上陸戦では、20万人が亡くなりました。

 民間人が約94千人含まれているといわれています。」


「長崎では、194512月までに、73千人の方が、亡くなったと言われています。」

 

具体的な数字や、知っている場所に置き換えることで、イメージの手助けになりますし、

記憶に残り易くなりますよね。

 

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<工夫その④>Q&A方式で要点を整理


先生は、まず疑問を投げかけてから、内容を解説する、という順番で話されることが

多かったです。

 

例えば・・・


ポツダム宣言は、なぜポツダムで行われたのでしょうか?

 ポツダムって、どこかわかりますか?

 ポツダムは、ドイツの都市で、しかも軍事都市だったのです

 "ドイツはもう降伏しているんだぞ、日本も降伏しろよ"という意図を含ませて、

 わざとドイツで開催したんですね。」

 

他にも、

・なぜ日本は、絶望的な状況にありながら、なかなかポツダム宣言を受諾しなかったのか?

⇒「今降伏したら、天皇が殺されるかもしれない!」との考えから、降伏しなかった。

 

・広島・長崎に投下された原子爆弾の威力は、どちらが大きかったのか?

⇒投下された原子爆弾の名前:  広島:リトルボーイ  長崎:ファットマン

 名前からも想像できる通り、持っている威力は長崎の方が大きかった。

 

・なぜ原爆が投下されたのは、広島と長崎だったのか?

⇒第1目標は広島だった。これはアメリカ人の捕虜が居ないとされていたからであり、

 また、中国地方最大の軍事都市であったから。

 第2目標は九州の小倉だったが、この日、小倉には雲が多く、爆弾が投下できなかった。

 飛行時間にも制限がある為、第3目標である長崎へ向かったものの、こちらも雲が多かった。

 しかし、雲の切れ目が一瞬できたことから、そこに爆弾を投下した。

 なので、広島はほぼ狙った場所に投下できたが、長崎は市の中心地からかなり離れた

 場所になった。原子爆弾を投下した飛行機は、燃料が残りわずかであったため、沖縄に

 着陸した。

 

このように、

「押さえておきたいところ」が初めに問われて明確だと、話が頭に入り易くなり、

流れがおさえやすくなりますね!

 

 

<工夫その⑤>今日の授業は、次に繋がる


授業中に、そこここで使われるフレーズがあります。

そのフレーズは、こんな風に使われます↓↓

 

「・・・日本が唯一のヒバク※2国という言い方は正しくありません。当時広島の人口は

 約35万人でしたが、広島への原子爆弾投下で、194512月までに亡くなったのは、

 朝鮮人韓国人約2万人を含む、約14万人とも言われています。

 なぜこんなに朝鮮人韓国人が広島にいたのか?

 それは今後授業で話します。」

 


きゃー!


先生、その話、そこで終るのは殺生というものです!


唯一のヒバク国じゃないって、どういうことですか...!?

どうして?

どうして広島には、当時そんなに多くの外国人がいたのですか?


続きが聞きたい...!


他にも、授業のそこここで、「詳しくは次回」「今後」のお話が沢山

これは、授業を欠席するわけにいきません。

千夜一夜物語ではありませんが、次回を期待させる工夫のひとつかと思います。

 

※2原子爆弾投下など、戦争行為の際には「被爆」という漢字を、

  原子力発電の事故などの際には「被曝」という漢字を、

  両者を合わせた場合には「ヒバク」と表記されることが多くあります。)


     ※  ※  ※


授業にお邪魔してみて、飯島先生の授業は、興味深くあっという間に惹きこまれ、なおかつ

考えさせられるものでした。履修者250人を超える授業であるにも関わらず、響くのは先生

の声のみ。学生さんはみんな、話に聞き入っていました。

チョッパー子も、叶うことなら、毎週逃さず聴講したいくらいです。


そのチャンスがあるのは、他でもない、このブログを読んでくれている学生の皆さん、

あなたたちです!

まだ先生の授業を受けたことのない学生の皆さん、是非、

飯島先生の「平和学入門」を履修してみてくださいね。

 

チョッパー子

タイ語の新着本

こんにちはー!
今日ご紹介する新着本は、珍しいタイ語の本です。
「あなただけのタイ語家庭教師」です!
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なんだか怪しげです。
しかしこの「あなただけの家庭教師」シリーズは人気シリーズらしく
英語、韓国語、スペイン語、フランス語、イタリア語なども発売されてるそうです。

表紙のイケメンはチャイというらしく・・・
この家庭教師チャイがくだけた会話調で初級タイ語の発音・文法・文字をやさしく解説してくれています。

例文は発音記号・カタカナ・タイ文字を一緒に書いてあるので
タイ文字が分からなくても学習できちゃいます。
参考書と自由に書き込めるノートと簡単な辞書が一緒になっているので
これ一冊でタイ語の勉強ができます。
家庭教師のチャイと会話しながら自然に授業が進んでいきます。
これからタイ語学習を始めようとしている方の最初の一冊に最適な本です!

新着本コーナーにありますので、
気になる方は学術情報センターにどうぞ!
ぺちゃでしたーヾ|`・、●・|ノ

1カ月経ちましたね

はい、みなさんこんにちは!
今日も元気なまめこです。

GWも終わり、初夏の陽気漂う季節になり、
新学期が始まって1月が経過しましたがいかがでしょうか?

新入生の皆さんは大学生活に慣れてきた頃でしょうか。
4生の皆さんは就活が佳境に入ってきている頃でしょうか。
2、3年生は何か新しいことへチャレンジしていますか?

4年間しかない大学生活!!
終わるころに後悔はしたくないですね~・・・。

まめこの大学4年間留学へ全てを捧げていました。
1年生の頃はTOEFL対策と週末はアルバイト三昧
春休みにはローンを組んでNZへ短期留学
2年生の夏からはいよいよ長期留学スタート
帰国後はTAとして留学希望学生のサポートもしてました。

今思えばよく生活できたな~と感心します。
毎日授業かアルバイトをしていて休んでる日なんてほとんどなくて、
その上、学生のくせに借金持ち(笑)
それだけ夢中になっていたっということなんでしょうね。
とても充実していたように思います。
強いて言えば、もっと遊んでおけばよかったなと思います。
大学院へ進学後は長期休暇を利用して1人旅を満喫してます。

なんでも良いので夢中になって取り組めるもの、
これだ!というものにめぐり逢えるといいですね。
だって、卒業時に思い返したら就活の思い出しかない、なんて寂しいですもんね。

3Fの図書館には資格関係の本がありますし、
4F学情にも語学関係の本やPC関係の本があります。
何か参考になるかもしれないので、
暇なときにでもフラっと立ち寄ってみてください。

少々説教くさい内容になりましたが
1人の先輩の経験談としてとらえて貰えれば光栄です。

ご精読いただきありがとうございました。


名古屋のサポーター  ☆★まめこ★☆

★Bridge★No.18 皆川 誠 先生

学生さんと先生を繋ぐ連続企画★Bridge★、今回の先生は・・・

 


法学部 皆川 誠 先生です。

 


先生は、「国際法1・2」「国際機構法」などの科目を担当されています。

それでは早速、先生の"思い"をご紹介します★

 

 どんな思いをもって、授業やゼミに臨まれていますか? 


■学生さんたちに伝えたいこと


私は、学生さんたちが社会に出たときに、

社会の一員として受け入れてもらえ、しっかりと生きていける人間

になってほしいと考えています。

そのために何が重要か、ということを常に考えて授業をしています。

 

 

今の学生さんたちは、「個性を大切にする」という育てられ方をしています。

では、いざ社会に出たら、まず個性が注目されるのか?


私は、そうではないと思います。

 

「自分はこの人と仕事をしていけるか?」

「自分にとって迷惑になるような要素が無いか?」

人の話をきちんと聞く、時間を守る、メールでのやりとり・言葉遣い

...礼儀・常識の範疇に入ると思うのですが、社会では、

そういったことができるかどうかを1つの信頼の尺度して見る

と思うのです。

 

そこが入口ですので、その部分ができていないと、何ができるか、

どんなスキルがあるかということを見てもらえないんです。

 

個性が発揮できるのは、当たり前のことができてから。

常々学生さんたちにも伝えています。

「 "この会社で自分の個性が発揮できるか"と悩む前に、

  社会に受け入れてもらえる前提を整えなさい。」

 

           ※     ※  ※ 

 

"社会の一員として受け入れてもらえ、しっかりと生きていける人間"とは、

どういうことでしょうか。

4つの視点から、皆川先生が学生さんに伝えたいことをまとめてみました。

 

<1>人から信頼される人間になってほしい

 

卒業して職につけば、大抵の場合は、人生の多くの時間を職場で過ごすことになります。

社会は、人の集まりです。その中で、どうしたら幸せになれるか?

まず大切なのが、「信頼」だと思うんです。

信頼を得られるということと比べると、何ができるか、どんなスキルがあるかは

次に考えればいいこと。逆に言えば、信頼を得るのに何か能力が必要であれば、

努力したらいいわけで、能力ありきではないと考えています。

 

なので、私は、人の信頼を失うような行動をとっていないか、ということに

常に目がいきます。

 

 

<2>公共性・社会性を考えられるようになってほしい

 

「個人個人が社会に対して責任を負っている」ことを自覚できる人間になってほしいと

考えています。

自分のしたいことをする、という感覚で動くのが人間ですが、みんなが自分のしたいこと

ばっかりしていたら、社会は成り立たないんですよね。

「自分の行動が社会にとって迷惑になっていないか」「誰の為に行動するのか」

ということを、常に考えられる人間になってほしいですね。

そういったことを考えながら生活していくと、世の中に対して、

「こういうことはおかしい」という"義憤"が持てるようになるんですね。

 

世の中で何が正しくて、何が正しくないか、はっきり言えることは多くないと思うんです

が、公共性・社会に対する責任ということを常に考えれば、

「これは明らかに間違っている」という感覚を持てると思うんです。

 

間違ったことに対して、無自覚に加担することのないようにしてほしい。

そういう行動は、やはり信頼を失うことになりますし。

 

 

<3>バランス感覚を身に付けてほしい

 

自分が偏った考えを持っていないかということを、常に意識するようにしてほしいですね。

 

法律って「正義」「衡平」といったイメージが浮かんでくると思うのですが、権力を持った

人が法律を利用して統治・支配するという側面も、確かにあるものなんですよね。

 

私は国際法をやっていますので、特にこのことをよく考えます。

例えば、今の国際法は、元々は「ヨーロッパ国際法」と呼ばれていました。

つまり、ヨーロッパ発祥なんですね。

そういう意味では、ヨーロッパの人達に都合がいいように色々な法制度ができているという

面があります。彼らにとっては、「これが国際法なんだから、この法に従うべき」という

感覚なわけですが、非ヨーロッパ圏の人間にとって、それが必ずしも良い法制度かという

と、そうでない部分あるんです。

 

「法律=正しいもの」と盲目的に考えるのも危険なんですね。


そういったことに気づけるよう、感性が磨けるような授業をしたいと思っています。

 

 

法律というのは「一定の時代の、一定の地域の社会の価値観」を反映しているものなので、

価値観が変われば法律も変わるんですね。

例えば、銃の所持について、日本では禁止されていますが、アメリカでは国民の権利です

よね。

これ1つとっても、ある国と別の国とが、同じ価値観で動いていないということがわかる

と思います。


こうやって違いがあったり変わったりするものだからこそ、自分たちが法の適用を受ける側

として、どんな内容だったら自分たちは受け入れられるのか、ということを、

自分たち自身で考えられないと、健全な社会ではないと思うので、自分でそういう感覚を

身に付けられるようになってほしいですね。

 

 「世の中の流れはこうなっているけれど、本当にそれでいいのか?」という

疑問を持って考えられることが大事なんです。

「これは正しい」「こっちは間違っている」という「思い込み」で判断すると、

最終的には自分が損することになるのではないかと思います。

 

<4>謙虚であってほしい

 

学生さんたちには、謙虚であってほしいな、とも思います。

「自分が正しい!」と思い込むのは、結局、「謙虚でないから」なんじゃないかと

思うんです。

 

これは、自信を持って行動するな、ということではないんです。

 

自分の考えていることは正しいのか、自分の能力はこの行動を取るのに追いついて

いるかどうか、ということを謙虚に考えられないと、自分のためにもならないですし、

人に迷惑をかけることになるので。

私自身もそれを大切にしています。

   

              ※  ※  ※



■教育方針について


私の教育の方針は、「欠点を矯正する」というものです。

長所を伸ばす、誉めて伸ばす、という最近の教育風潮の中では、

少数派になっているのではないかと思います。

 

でも、私は、それは違うのではないかな、と思っているんです。

 

長所や得意なことって、他人から言われなくても伸びませんか?

好きなことって、ストレスもないですし、誰かに言われなくても自ら進んですると

思うんです。

 

世の中に出た時に、どんなことで失敗するかといったら、

欠点が顕在化した時ではないかな、と。


これはプロ野球の元監督である野村克也さんの受け売りなのですが、バットを振る

腕の力は、弱い腕の方の力しか出ず、強い腕の方の力は殺されてしまうそうです。

短所は、長所を殺してしまうことがあるので、そういう意味では、

短所・欠点を、教育を受けられる期間に減らしていくことが大切だと思うんです。

 

自分が得意ではないことに対して努力するということは、ストレスがかかりますし、

嫌なことですが、私は、人はその過程を経ないと成長しないと思っています。

人間って、ツラいときにこそ伸びると思うんです。

なので、積極的に自分を追い込むというか、自分が成長するチャンスにしてほしいですね。

 

私の好きな言葉の1つに、野村さんの

"『失敗』と書いて『成長』と読む"

というものがあります。

今のうちに、たくさん失敗しておくといいと思います。

 

             ※  ※  ※

 

■授業スタイルについて


基本的にはオーソドックスな授業スタイルです。

あるテーマを与えて、自分で文献の調査をさせ、それをレジュメにまとめて授業で報告

する、というスタイルです。オーソドックスな方法が、実力をつける一番の近道ですし、

調査・まとめ・報告発表という行動は、社会に出てからも同じように行うことだと思い

ます。

私の考える基準に達しない場合は、そこに達するまで何度でも繰り返し指導します。

私はしつこいですよ(笑)

法学部はまだ3年生までしかないですが、私のゼミ生は「こんなにピリピリした授業は、

他にはない」と言います(笑)

 

              ※  ※  ※

 

■気をつけていること


私自身は、学生さんのみならず、保護者の方に対しても責任を負っているのだという

自覚をもたなければ、と思っています。


また、彼らに輝いてもらうには、教員自身も輝いていないといけないとも思っています。

そのためには、教員も実力を持っていないといけないので、自分の研究に手を抜かず、

学生に信頼されるように努めています。


そういう意味では、学生さんたちと接する時は、いつも非常に緊張していますね。 

                

              ■先生のお薦め本

               皆川先生からのお薦め本はコチラ↓


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      『ピースメイカーズ』 

       マーガレット・マクミラン著 芙蓉書房出版


第一次世界大戦の戦事後処理を話し合うために開かれた、パリ講和会議の内幕を扱ったお話です。

パリ講和会議は、当時の世界の大国の国家的指導者が半年もの間パリに集まって話し合った、世界史上稀に見る

会議で、ここで決めたことの中には、現在起こっている国際紛争の根本的な原因になっている事柄もあるのだとか。

 

集まった各国の指導者も、私達と同じ人間で、個々の性格の違いや能力的な限界があって、自らの限界に直面

した時に、そういう人達がどのような行動をとるのか、見どころの一つとのことです。

また、国家の指導者といえども人の好き嫌いはあって、それに左右されて世界的な決定がなされていたりする

ところも垣間見え、まるで実際にパリ講和会議を見てきたかのような臨場感があってとても面白いのだそうです。

 

学生のうちに、歯ごたえのあるものを読んでほしい、とのことで、ご推薦いただきました。

 

              ■今日の一枚

              今回は、先生の趣味に関する1枚です!


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先生はマンガやアニメが大好きなのだそうです。

そして・・・この写真の先生がお持ちのイラスト、なんと、先生ご自身が描かれたものなのです!

一時は本気でその道に進むことを考えていらしたという先生。

その腕前は、プロが描いたかと見紛うほど。

写真だと、わかりづらいのがとても残念です!!

実物が見たい、話がしてみたいと、心くすぐられたあなた!

オフィスアワーなどを活用して先生の研究室を訪問し、イラストを見せていただきつつ、

お話しをしてみてはいかがでしょうか。

 

 

次回の★Bridge★も、お楽しみに★

 

チョッパー子

「新生活応援宣言」はじめました。

本日は「まめこ」の順番なのです。
どーぞお付き合いください。

さて、先日のブログでも少しお話していた
新展示コーナーが完成しましたーっ。
GW前に何とか準備が整い、展示開始です。

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新生活応援宣言と題しまして、
下記カテゴリー別にオススメ本を紹介しております。

◎アルバイト
◎学習方法
◎英語力UP&留学
◎大学生活
◎ひとり暮らし
◎名古屋グルメ

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【アルバイト】

コチラのコーナーでは、

・TVでも見るあの有名人が昔のアルバイト経験を語る本
・知って得する労働基準法の基礎に関する本
・学生アルバイトが巻き込まれがちなトラブル解決に役立つ本

などなど、アルバイトをするにあたって必要な知識を得られるものを集めてみました。

 
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【学習方法】

中学・高校では、与えられたことのみをこなせばテストも平均点、
自宅では宿題意外の勉強はあまりしたことがない・・・
そんな人たちは必見です!!

与えられたものだけをこなしていては何も始まらないのが大学講義。
興味を持った分野をとことん追求し、最後に卒論を仕上げて行きます。
4年生になってからでは遅いのです。
1、2年生のうちに学習に対する自己スタイルを確立させることが大切です。

そんなあなたへ学習サポート本をご紹介します。
高校生ユーザーも試験・受験勉強の合い間にいかがですか?


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【英語力UP&留学】

皆さんはご存知でしょうか?
本学は全国的に見ても留学派遣に強い大学であるということを・・・。

・夏休みや春休みを利用しての短期留学
・交換留学の切符を手にしての中期&長期留学

派遣先は
 アメリカ/カナダ/イギリス/ニュージーランド/オーストラリア/
 中国/台湾/韓国/タイ/フィリピン

目的や期間に合わせて留学してみてはいかがでしょうか?
留学、となるとまずは英語力ですね!!
派遣先で英語学習?いやいや・・・
英語力は日本で身につけて派遣先ではその地でなければできないことを経験しなくては!

留学には興味はないけど英語力はつけたいという人にもオススメの本はありますよ。



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【大学生活】

全国各地の人が集まって、100名以上の人たちと同じ講義を受けて、
授業スケジュールも自分で組んで、自由な時間も増えて・・・

そんな大学生活に戸惑っている人もいるのではないでしょうか。

進級して何か新しい事を始めたいけど何をしよう・・・。
就活がいそがしくなってきたけど学生生活も充実させたい・・・。

新学期がスタートして1ヶ月が経った今!もう一度自分の生活を見直してみませんか?

お困りの方たちはまずこのコーナーから。

 
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【ひとり暮らし】

大学生になることを機にひとり暮らしを始めた方も多いのではないでしょうか。
料理だけでなく、掃除や洗濯も今まで親にやっていてもらったから
自分では何もできないなんて人もいますよね?
「できない」ままにしておいてはダメですよ~。

家事の時短テクや快適な部屋づくりの本もあります。

最近流行のココナッツオイルやおから&豆腐料理の本も揃っています。

料理を覚えようとしている女子!!
モテルにはこれだっ、と思っている料理男子も集まれ~!!


 

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【名古屋グルメ】

・名古屋での下宿を始めたばかりでまだ名古屋のことが何も分からない・・・。
・愛知県、東海にはずっと住んでいるけどあんまり良いお店を知らないな・・・。

さぁさぁ、集めましたょ~。

名古屋の居酒屋さん、レストラン、それから喫茶店!
喫茶店といえばモーニングサービス!!
もちろん、みんなが大好きオシャレカフェもありますょ。
 
まめこは右端の名古屋モーニング図鑑が気になります。

在学生だけでなく、一般利用者さんにもこのコーナーは見ていただきたいです。


 

こんな感じでカテゴリーに分けて展示をしているので
ぜひぜひご活用ください。

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名古屋のサポーター☆★まめこ★☆でした。




栄駅 地下街の看板を一新!

みなさんこんにちは。

大学院事務室安東です。

 

ゴールデンウィークも終わり(まだお休み中のかたもいらっしゃるかも)、

大学院は5月7日から授業が再開していrます。

 

さて、今日は看板のお話です。

 

本学大学院さかえサテライトは、地下鉄栄駅から地下街をとおって直結の中日ビルにあります。

 

栄駅(地下鉄東山線 北側)の改札を出てすぐのところに掲出していた看板を昨日より一新しました。

 

写真 4.JPG

 

近寄ってみますと・・・・

 

写真3.JPG

 

こんなかんじです。

 

大学院の各研究科・各専攻の名称を入れています。

そして、学部の紹介も忘れていません。

 

この看板が指しているとおり、まっすぐ行けば中日ビル!!

 

お近くを通られた際は、ぜひチェックしてみてくださいね!!!!

 

 

 

 

先輩から聞く~名古屋学院大学とは~

 キャリアデザイン1aで【名古屋学院大学の先輩から聞く】の

授業で本学OBで『名古屋学院大学 西中利也事務局長』より

【名古屋学院大学とは】というテーマで、お話をしていただきました。

 昨年度、名古屋学院大学は大学創立50周年を迎えましたが、

設立当時の名古屋学院大学のキャンパスの様子から、現在に

至るまでの様々な歴史や建学の精神について、西中事務局長

の時代の大学生活の思い出や、その当時ならではの楽しかった

出来事など、熱く語っていただきました(*^_^*)

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〇在学中も卒業後も胸をはって、自分の出身大学は『名古屋学院大学』

 と言える人になってほしい。

〇自分を認める(自信を持つ事)⇒人を愛す=人を理解する

〇わける⇒自分の経験を積んでいく。

 わかる⇒自分でわける事が出来る。=人間力を作り出す。

〇【夢】でなく【目標】を持つ!

〇【昨日の終わった事】を考えるのではなく、【まだわからない明日】を

 考えるのではなく、 【一日一日の達成感】を感じる。

西中 (3).JPG いろいろなお話しをしていただきましたが、【名古屋学院大学愛に溢れた】

なかなか聞けない貴重な内容だったのではないでしょうか(●^o^●)

 西中事務局長、学生のためにお忙しいなか時間を取っていただき

『有難うございました』

 

瀬戸キャリアラ

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