「クリスマス」と一致するもの

キリスト教の行事 その8

キリスト教にはイエス・キリストの生涯にちなんだ教会暦と呼ばれるこよみ、クリスマスとかイースターとかとは別に"行事"と呼ばれるものがあります。
まずは行事の一覧。

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今回は「日本基督教団創立記念日」の紹介です。

1941年6月24日、戦時下において宗教団体法が実施され、30余りの様々なプロテスタント系キリスト教会が合同し、「日本基督教団」が成立しました。本学が所属していたメソジストプロテスタント派もこの時合同し、それ以降本学は日本基督教団の関係学校となったわけです。

(伝道師じゃないほう)

キリスト教の行事 その7

キリスト教にはイエス・キリストの生涯にちなんだ教会暦と呼ばれるこよみ、クリスマスとかイースターとかとは別に"行事"と呼ばれるものがあります。
まずは行事の一覧。

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今回は「こどもの日(花の日)」の紹介です。

毎年6月第2日曜日に行われます。150年ほど前、アメリカのメソジスト教会が6月第2日曜日を「こどもの日」としたことに由来しています。アメリカでは6月が一年中で一番花が咲く季節だそうです。教会へそれぞれ家から花を持ち寄って礼拝堂を飾り、礼拝後、その花をこどもたちが持って病院を訪問したり、交番や消防署や色々な施設を訪問するという行事です。こどもたちが自分たちで何か人のためになることをしたり、人に感謝の気持ちを表す教育的な行事としてできました。

(伝道師じゃないほう)

キリスト教の行事 その6

キリスト教にはイエス・キリストの生涯にちなんだ教会暦と呼ばれるこよみ、クリスマスとかイースターとかとは別に"行事"と呼ばれるものがあります。
まずは行事の一覧。

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今回は「アジア・エキュメニカル週間」の紹介です。
知らないカタカナ混じってる・・・とひいていかないでください。

"エキュメニカル"は日本語に訳すと"世界教会主義"、といいます。細分化されたキリスト教を統一していこうという運動を意味しています。キリスト教といっても一つじゃなくてキリスト教徒でも知らない宗派が無限に感じるほどあるので・・・。

ペンテコステの1週間前の日曜日を"アジア祈祷日"として、(その4でご紹介した世界祈祷日のアジア版みたいなもの、と思ってもらえればOKです)ペンテコステまでの一週間をアジアの教会を覚えて祈り、アジア地域が抱えるさまざまな重荷について考える期間として過ごします。

(伝道師じゃないほう)

キリスト教にはイエス・キリストの生涯にちなんだ教会暦と呼ばれるこよみ、クリスマスとかイースターとかとは別に"行事"と呼ばれるものがあります。
まずは行事の一覧。

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今回は「母の日」の紹介です。
一番知れ渡っているやつきたー!

この母の日は皆さんがご存知の母の日です。キリスト教由来の行事だと知らずに母の日すごしてませんでしたか?
1907年5月12日、アメリカでアンナ・ジャービスが、亡き母を偲び、母が日曜学校の教師をしていた教会で記念会をもち、母が好きだったカーネーションを贈りました。これが母の日の由来になっています。その後、5月第2日曜日に行われる教会行事となりました。

(伝道師じゃないほう)

キリスト教の行事 その4

キリスト教にはイエス・キリストの生涯にちなんだ教会暦と呼ばれるこよみ、クリスマスとかイースターとかとは別に"行事"と呼ばれるものがあります。
まずは行事の一覧。

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今回は「世界祈祷日(せかいきとうび)」の紹介です。

世界祈祷日は、毎年3月第1金曜日に世界祈祷日国際委員会から配られるテーマにそって祈るという行事です。1887年にアメリカの女性たちが移住者や抑圧されている人たちのことを念頭に覚えて始めた行事がもとになっています。

テーマは、2020年はジンバブエ、2019年はスロベニア、2018年はスリナム・・・といった風に世界の各国のグループが式文をつくっています。世界各地でかかえているものを世界中の共通の課題として祈ることで、「知ることから祈りへ、祈りから行動へ」とつながっていく、そんな思いで行われています。

(伝道師じゃないほう)

キリスト教の行事 その3

キリスト教にはイエス・キリストの生涯にちなんだ教会暦と呼ばれるこよみ、クリスマスとかイースターとかとは別に"行事"と呼ばれるものがあります。
まずは行事の一覧。

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今回は「信教の自由を守る日」の紹介をー、前回の元旦礼拝のお気楽さからするとずいぶん社会派な行事です。

2月11日は日本の建国記念の日となっています。でも教会では信教の自由を守られるよう確認するために、「信教の自由を守る日」としてこの日を過ごしています。
本ブログにも記事がありますねー。
2/11 信教の自由を守る日

ということでまた次回。

(伝道師じゃないほう)

最初はこれに決まっている キリスト教の行事 その2

キリスト教にはイエス・キリストの生涯にちなんだ教会暦と呼ばれるこよみ、クリスマスとかイースターとかとは別に"行事"と呼ばれるものがあります。
まずは行事の一覧。

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今回は一番上の元旦礼拝(がんたんれいはい)の紹介を・・・って、もう元旦礼拝は1月1日、元旦に新年の礼拝をする、ってことだけです。

説明する前に説明が終わってしまった・・・。

これだけじゃアレなので豆知識的に・・・実はカトリックや聖公会、ルーテル教会などではイエスが命名された日としての意味をもつんですが、(聖書にイエスが誕生から8日目にイエスと名付けられたという記載があるので、12月25日が誕生→8日目は1月1日ってわけです)本学の関係する教派では特にそういう意味をもった日としてはあつかっていません。

日本だとみんな初詣に行くから、クリスチャンは教会で元旦礼拝でもしようか、といったかんじ。教会によってやったりやらなかったり、取扱いが自由です。あ、もちろん1月1日が日曜日だったらどこの教会もいつもどおり礼拝をします。
(伝道師じゃないほう)

キリスト教の行事 その1

キリスト教にはイエス・キリストの生涯にちなんだ教会暦と呼ばれるこよみ、クリスマスとかイースターとかとは別に"行事"と呼ばれるものがあります。
今回からこの行事の紹介をしていきますよー。

まずは今後紹介予定の行事一覧をご覧ください。

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はい、いっぱいあるー!

もう読むのやめたー!ってならないでください。
母の日なんていう皆さんご存知のものも入っていますよー。

さ、そんなわけで小分けにして紹介していきますから、次回をお楽しみに。
(伝道師じゃないほう)

暦を紹介 その10

キリスト教の暦(こよみ)を紹介していこうという企画、終盤になってきました、その10です。
前回までの復習ですが、キリスト教の暦(こよみ)はイエス・キリストの生涯を誕生のエピソードからたどっていくようにできていて、こんなふうにわけて紹介しています。

① 誕生
② 死と復活
③ その後

前回までに紹介したのが、②死と復活に関わる暦です。
イエスの直接の人生に関わるのはここまで。で、ここからが地上に残された私たち一般人の季節ともいえる③ その後です。その後と略していますが、聖霊降臨(せいれいこうりん)節というすんごい名前がついています。とりあえずどんな記念日があるか見てみましょう。

・聖霊降臨日(ペンテコステ、五旬祭)
・三位一体主日

両方ともなんかパッと見で意味が分からないかんじしますね。

聖霊降臨日(ペンテコステ、五旬祭)、がクリスマスとイースターと並ぶキリスト教の三大祭の一つです。まったく影が薄いのですが。イースターから50日目の日曜日が聖霊降臨日です。

どんな日だったかというと・・・
イエスが天へ昇った後、イエスの弟子たちがみんなで家に閉じこもっていました。五旬祭というユダヤのお祭りのころ、弟子たちが祈っていると、天から炎の舌のような聖霊がおりてきました。すると、それまで閉じこもっていた弟子たちが街へ出て行って力強く伝道を開始しました。
これがペンテコステ(聖霊降臨祭)のおおまかな出来事です。
伝道を開始した=教会の誕生日 として大切にされています。この聖霊降臨日の一週間のテーマカラーは赤です。

そしてこの聖霊と、イエス・キリスト、神、この3つで1つの神というのがキリスト教の神なんだということを三位一体(さんみいったい)と表現します。
その三位一体の神ということを特に覚えて過ごす日曜日を三位一体主日、がペンテコステの翌週の日曜日になります。
テーマカラーは緑。そしてここから待降節(降誕前節、アドベント)になるまで、ずっと聖霊降臨節です。半年ほどの期間がこの聖霊降臨節になるんですよ。

(伝道師じゃないほう)

暦を紹介 その7

キリスト教の暦(こよみ)を紹介していこうという企画、その7です。
さて、前回までの復習としてキリスト教の暦(こよみ)はイエス・キリストの生涯を誕生のエピソードからたどっていくようにできていて、死と復活に関わる暦を紹介しています。
死と復活に関わる暦はこちら↓

1.  四旬節(受難節・レント)
  ・灰の水曜日
  ・受難週
   (日曜日) 棕櫚の主日
   (木曜日) 洗足木曜日
   (金曜日) 受難日(聖金曜日)
2. 復活節
  ・復活日(イースター)
  ・昇天日

死ぬまでの四旬節(受難節・レント)と復活してから復活節の2つの季節があります。
今回は1. 四旬節について。
と、書いておいてなんなんですが、私としては四旬節より受難節かレントの方が呼び慣れているのですが・・・四旬節が主流になってきているようなので、それで今回は四旬節で紹介していきます。

四旬節、しじゅんせつと読みます。
四旬は40日という意味です。
復活日(イースター)の46日前からなんですが、日曜日を除くと40日前の水曜日(灰の水曜日)から復活日の前日(聖土曜日)の期間をさします。イエス・キリストの十字架の死(受難)をおもって過ごす悔い改めの季節です。日曜日を除くのはイエスが復活した曜日でイエスの復活を喜んで記念する日ということで除かれています。

大切なイエスの苦しみを思って過ごすということで、贅沢をしない、例えば肉を食べないとか、断食するとか、断酒するとか、パーティーの自粛が行われていました。昔は厳しく節制するものだったようですが、私の周辺の感覚でいうとクリスマスにツリー飾るかんじでお菓子やめるとか、勉強するとか、なんとなく節制してイエスの受難を思い起こしながら過ごす時期ってかんじです。
テーマカラーは紫色です。これ誕生に関わる暦の待降節(降誕前節、アドベント)と同じ色なんですねー。

そんな四旬節、いつからいつまでかの基準になる復活日が、「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」と決まっているので、毎年日付が変わってしまいます。早くて3月23日、遅いと4月25日、一か月以上も復活日が移動するので四旬節も早くて2月4日、最も遅い場合は3月10日がスタートになります。その四旬節の初日を「灰の水曜日」と呼びます。長くなったので詳細は次回!

(伝道師じゃないほう)

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