「授業」と一致するもの

★Bridge★No.27 越智 祐子 先生


学生さんと先生を繋ぐ連続企画★Bridge★、今回の先生は・・・

IMG_2859_top.jpg        経済学部 越智 祐子 先生です。


先生は、「減災福祉まちづくり学」「減災福祉まちづくり演習」「ボランティア演習」などの
科目をご担当されています。

それでは早速、先生の"思い"をご紹介します★

先生をご存知の方は、先生の温かい関西弁を想像して読んでみてくださいね!



■ どんな思いをもって、授業に臨んでいらっしゃいますか? 


「減災福祉まちづくり学」「減災福祉まちづくり演習」どちらにも言えることは、

想像力を高めてほしいということですね。

言われたことを、「なるほどそうですか」と単なる知識として留めるのではなくて、

想像力の翼を広げてほしいです。



例えば、この地域で起こりうる災害想定の話をしたら、
「なるほど、この辺りには津波が来そうなんだ」で終るのではなく、
「自分の住んでいる地域はどうなんだろう?」
「大学にいるときに災害が起こったら、自分はどうやって家に帰るんだろう?」
と、そこから展開し、ものごとを考えてほしいですね。
そのための材料を色々渡しているつもりで、授業をしています。


1つの例としては、授業で『被災地デイズ』という本を取り扱うことがあります
(お薦め本コーナーでも紹介します)。
この本では、過去に起こった災害時に人々がどのように行動したかという研究成果
をもとに、発災から時系列で、正解のない問いがたてられていて、
全てYES or NOで答える仕様になっています。



例えば、こんな感じです。



被災地デイズ.jpg

(参考文献:『被災地デイズ』GENERATION TIMES 企画・編集  矢守 克也 編著 弘文堂 24ページQ3)


話題の導入や、学生さんが眠たそうなときなんかに()、『被災地デイズ』の問い
をしています。




名古屋学院大学は、CCSというすごいシステムを持っていますので、

授業中に利用しています。


CCSの中にクリッカーの機能があるので、これで学生さんからの回答を即時集計

するんです。


「あなたはこの問題、YESNOか、どっちやと思う?

今から集計するので、YESの人は1番を、NOの人は2を選んで下さい。」

と回答してもらうと、このクラスではどちらの意見が多いか、

すぐ分かるじゃないですか。


自分は多数派なのか少数派なのか、YESと答えた人はなぜYESを選んだのか。

理由を言ってもらって、「そうやな」と思うこともあれば、

「そんな視点自分は全く持ってなかった!」ということもあるわけです。


他人と自分は考え方が違って、実際にはどこかで折り合いを

つけなきゃいけないわけで、それが現実の社会では求められます。


「自分はすごく短絡的にYESだと思ったけれど、NOを選びうる選択肢、

それを支える考え方もあるんだな」とわかれば、

別の視点で考えるとっかかりになるかな、と。




この本では、"これが正しいです"という答えを提示しているわけではなくて、

どっちにもそれ相応の理由がある、という解説が色々書いてあります。



災害時には、"こうしたら絶対うまくいくという方法"はそう多く無いんだ

ということですね。




もう一つ、このクリッカーを通したやりとりで、理解してほしいことがあります。


名古屋学院大学の学生さんは、割と、他人とコミュニケーションを取る能力が高い

人が多いなという印象を受けています。

ただ、自分の考えを、言葉を使って相手に伝える訓練をしている人はあんまり多く

ないとも思っているんです。


「これ、なんでYESにしたん?」って聞くと、

「うーん、なんとなくっすかねー」と、"なんとなく"でごまかしちゃう。

本当は考えてるのに(笑)

そこはもうちょっと頑張って言うてや(笑)


もったいないな、って思いますね。


自分の考えを、言葉なら言葉でちゃんと説明できなきゃいけない。

自分が意見を言うたら、相手も何か言うやろうから、それを自分もちゃんと聞く。


そういう関係性を理解してほしいです。





■「減災福祉まちづくり学」はどんな授業ですか?



「減災福祉まちづくり学」の授業は、案外真面目にやっています(笑)

"減災"、"福祉"というテーマは、題材がわりと重いというか、

ルンルンと軽い感じじゃないやないですか。



春学期はオムニバス形式の授業で、行政やNPOの方など、

色んな人が先生として授業に来て話してくれはりますから面白いんですよ。

これは学生にめちゃめちゃウケますね。



秋学期は私が授業を行います。

毎回ミニッツペーパーを書いてもらってますね。

前週のリプライとして、次の授業で、"今週のミニッツペーパーpick up!"という

ミニコーナーをやります。

そういう形で、私からのリアクションを返しています。


授業アンケートのコメントを見ると、「もう少し学生同士のやりとりがあったら

面白いのに」と書いてあることがあります。

わかるんやけど、残念ながら毎回それはやってられへんねん...!って言うのが

正直なところで。

1回だけそれをやった回があって、やっぱり満足度が高いんですよね。

難しいですね。


だから、授業中は個別のやりとりまでは難しいですが、

なんらかの形で言ってもらったことに返事を返しつつ、

先にお話しした『被災地デイズ』でクリッカーを使って、

全体にリプライをするようにしています。





大学時代は、私も真面目とは言い難い学生やったんで()

学生にはあんまりうるさいこと言えないのですが()



ただ、他人の迷惑になる行為・・・私語だけはきっちり注意します。



本気で授業止めるし、本気で出て行ってもらうから、それだけは絶対やめてくれと。



それ以外のことは、あなたたちももう大人やし、授業のために教室で座っている間、

他者に迷惑にならない範囲で何をするかは自分で決めることやね、というスタンス

で進めています。

ホンマに何人か教室から出しましたね。


「悪いけど、黙られへんのやったら、迷惑やから出てくれるか?

   また来週気持ちよく来て。」って言って。


そしたらその回のミニッツペーパーに、

「今日はうるさくしてすみませんでした。次からちゃんとします。」

って書いてあって。

かわいいでしょ() 



私語とかそういうものは、


"あなた"がダメなのではなくて、私語という"行為"がいけないわけですから、


それさえせんかったらウエルカムです。





■「ボランティア演習」はどんな科目ですか?


「ボランティア演習」は、春学期と秋学期に、それぞれ集中講義という扱いで実施

されている科目です。

事前・事後学習を必ず行います。

事前に座学で学んだことを、ボランティア活動を通して実体験として学び、

事後学習でまとめと振り返りを行う、という流れです。

学外に出て活動をしますので、準備初期段階から、受け入れ先の方々をはじめ、

多くの教職員や関係者に協力していただいて、成立している科目です。



いくつかのボランティア活動プログラムがあって、その中の1つに

復興支援インターンというものがあります。


私は何度かその引率で現地に行っています

復興支援インターンに行った子たちは、先の流れを考えるとちょっとイレギュラーで、

帰ってきてから情報発信することを求められますので、被災地に行っている最中は

インターンで働いて、帰ってきてからがボランティア本番です。

私はそのサポートをしています。



ボランティア演習では、

自分たちに何ができるか、学生たち自身で考えて進めていきますから、

授業全体がディスカッションのような感じです。


もちろんお膳立てはするんですけど、細かなことについては、自分たちで

何をどこまで、いつごろまでにするのか、ということを決定して進めます。


なので、「もうちょっとここをこうできたら、可能性も広がるのにな」という

大人の考えもあるんですけど、基本的には

学生が自分たちできることをサポートする、というスタンスでやっています。







■ボランティア演習参加前と参加後では、

 学生さんの様子は変わりますか?



本人たちがどのくらい自覚しているかがわかりませんが、

やっぱり変わりますね

成長するなぁと思います。


あくまでもボランティア活動なので、活動の強制はしないでおこうと思っている

んです。


「ボランティアをやりたいな」という知的好奇心とか、

お世話になった方々との関係の中で、"自分のやれることをやっていこう!"

という本人の意思で動いているわけですね。



こんな形式ですから、活動は泥臭いですね()

でも面白いですよ。

学生たちが、なんやかんやいうて、頑張ってはりますから。





そんな本学のボランティア演習の様子は、Youtubeで公開中↓↓


名古屋学院大学・東日本大震災被災地ボランティア活動プログラム


是非こちらもCHECK★してみてくださいね!






■「5割増しの男」!?



「成長するなぁ」つながりのエピソードを1つ。



「減災福祉まちづくり演習」を秋学期に履修してくれた、1年生の男子学生の話です。



すっごく真面目で熱心な学生で、それはよく伝わってくる。

けれど、「地域の高齢の方や知的障害をもっている方にお話をききましょう、

その前に項目を考えて、自分たちで練習(ロールプレイ)してみましょう」

ということで、学生同士でひとりがインタビュアー、ひとりがインタビュイー、

ひとりは観察者の3人組で練習をしてみたら、彼はインタビュアーなのに、

ひとことも話せないんですよ!! 


「えっ、どうしたどうした?!」と。 


「話を聞かせてください、と頼むほうが、こんなに緊張してどうするんだ」

と思いましたね。




当日がとても心配だったのですが、頑張ってのりきりよったんです。



この調子で彼は、昨年の1129日に大磯小学校(名古屋市南区)で開催された

防災訓練でのプレゼンも乗り切り、

先日25日に行われた「COC学生成果報告会」でも、

クラスの代表3名のうちのひとりとして、堂々と発表してくれました。


プレゼンの準備をしていたら、なんかキリッとしてはるんで、

わー、きみ、秋学期当初から考えたら、成長して5割増しやな!」ゆうてね(


本人は、「えっそうですか?自分ではわからないです」と言いうていて、

やりとりをきいていた同級生から「その返しが5割増しの証拠なんだって(笑)」

とつっこまれていました。



報告会当日は、お世話になった地域の方にも来ていただいたんですが、

その方にも「あの話せなかった子が」とほめていただきました。



 もっとも、「スーツで3割増し」理論を実践していましたので、

その効果もありますが(



彼は、他のボランティア活動にも参加したり、なんやかんやがんばってます。

その結果、5割増しになったということです。



ボランティア演習に限らず、

ゼミやプロジェクト演習、

他の課外活動でも、


NGUには「割り増しチャンス」がいっぱい転がっています。



このブログを読んでいるあなたも、

チャンスを見つけて、

飛び立つときに向け、

自分の翼を大きく育てましょう☆





■ 先生のお薦め本 



今回は、授業でも使用していらっしゃるという、この1冊です!



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『 被災地デイズ 』

GENERATION TIMES 企画・編集  

矢守 克也 編著 

弘文堂



"災害を生き抜くための正解のない31の問い"――

写真にはありませんが、オビにはこう書かれており、自分が実際に被災した時に何をどう判断し行動するのか、考えさせられる一冊です。
挿絵がかわいらしくて、重めの話題を素敵なデザインで読者に提案する、といった意味でもお薦めの本だということで、ご推薦いただきました。

この本の元ネタとなっているのが、同著者作成のCROSSROADというカードゲームで、演習で使う素材の一つなのだそうです。

この本は、本学の図書館にも置いてありますので、是非、手に取って読んでみてくださいね。



■ 今日の一枚 


今日の一枚は、先生の趣味に関する1枚です!


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演劇ユニット TEAM NACSの劇

LOOSER~失い続けてしまうアルバム」のDVD(借り物)



写真は演劇DVDですが、先生は、演劇や落語、漫才などがお好きなのだそうです。


先生は、大学時代に演劇部に所属していた時期があり、

小劇場系の演劇などをよくご覧になるそうです。

もっと越智先生のことが知りたい!という学生さんには、

CCSの「スタッフガイド」から、先生のページを見てみるのもおススメです★

先生のお人柄のわかる、素敵な内容になっています!




減災やボランティアについてお話を聞きたかったり、

写真の中で先生がお持ちのくまちゃんが何かわかる人は、

是非先生の研究室に足を運んで、直接先生とお話ししてみてくださいね。




回の★Bridge★も、お楽しみに★



チョッパー子





米国の協定校訪問

目的と日程
 2016年1月21日(木)から1月28日(木)の8日間,外国語学部のモロー教授とともに米国に出張しました。目的は名古屋学院大学と国際交流や交換留学制度の協定を結んでいる協定校を訪問し,これまでの協力支援に感謝を述べるとともに,将来に向けた相互の事業強化を図るためです。
 具体的な訪問先は,①Pacific University(オレゴン州ポートランド近郊),②North Central College(イリノイ州シカゴ近郊,Naperville市)そして③Coe College(アイオワ州Cedar Rapids市)の3大学です。いずれも,現在,本学の学生を交換留学生として受け入れ,同時に名古屋学院大学へ彼らの学生たちを派遣している大学です。名古屋学院大学が国際交流協定を結んでいる大学の数は,世界に85ほどありますが,その中でもこれら3つの大学との関係は歴史も長く強い絆で結ばれているといって良いでしょう。
 出張の日程は次の通りです。初日の1月21日(木)に中部国際空港から羽田経由でサンフランシスコに向かい,そのまま飛行機を乗り継いでオレゴン州ポートランドへ向かう。そこで投宿。翌1月22日(金)にPacific Universityを訪問し,土曜・日曜にシカゴへの移動。1月25日(月)にNorth Central Collegeを訪問。翌1月26日(火)は午前中にシカゴからシーダーラピッズに飛び,午後にCoe Collegeを訪ねる。そして1月27日(水),早朝の飛行機でシーダーラピッズを離れ,テキサス州のダラスフォートワース空港から成田そして名古屋と乗り継いで,1月28日(木)の夜19:45に中部国際空港に帰還。寒い冬に,わざわざ寒い場所を選んだような出張です。

協定大学の印象
(1)Pacific University
 Pacific Universityが位置するオレゴン州は,1年の半分は雨が降っている,と言われる地域です。訪問当日は名古屋よりも温かく,雨も降らず,それどころか太陽も顔を見せていて快適な気候でした。広大で,緑溢れるキャンパスは,芝生は青々としているし,樹齢2000年と言われるメタセコイアの大木も生息。その幹や枝はびっしりと苔に覆われています。毎日オゾン浴をしながら学ぶ空間です(これは瀬戸キャンパスと同じか)。アメリカの田舎町にある大学の例にもれず,街全体が大学,大学が街そのものという印象です。普通の民家かと思しき建物が大学の一つの施設であったりして,ヘェ~と驚かされました。
 学生のほぼ全員がキャンパス内の学生寮で居住し,図書館や大学施設ほぼ24時間利用可能な状態です。俗世間と隔絶した学習空間は,日本人留学生にとって最初のカルチャーショックであるかもしれません。
 留学生受け入れや送り出し業務を行っているスタッフの中に,印象深い日本人のAtsukoさんが居ました。表情豊かで明るく快活。テキパキとかつ親身になって留学生の生活・学習全般の支援をしている彼女を,本学からの留学生も「大変良くして貰っている」と評していました。感謝。
(2)North Central College
 North Central College(NCC)はイリノイ州シカゴから電車で40分のNaperville市にあります。Naperville市はシカゴ郊外にありながら,安全なベッドタウンとされ,人口増加を続けています。しかし大陸内部にある街ですから,寒いときには零下20度にもなるそうです。訪問当日はそれほどの寒さではありませんでしたが,道路脇には雪が残り,キャンパスツアーの途中にも雪が舞っていました。
 ここでも,国際交流を担当するスタッフの皆さんからとても丁寧なおもてなしを受けました。中でも,国際プログラムのディレクターをしているキンバリー女史には驚嘆させられました。なんと彼女は,3人目の子供の出産を1週刊後に控え,前に大きくそり出たお腹を抱えながら,私たちに半日付き合ってくれたのです。雪が残る歩道を,私たちよりも速く歩いていました。この逞しい女性に深く感謝。
 NCCでは学長,副学長とも面談する機会がありました。3,000を越える大学がひしめくアメリカにあって,大学間競争は厳しい。大学改革と新機軸の構築が急務であることなどが語られ,事情は日本と同じかなぁと感じたものです。キャンパス内には新しいセンターの建設工事が進められていました。アメリカの大学にあって学長がなすべき第一の仕事は,こうした新事業を進めるための寄付金集めである,と明言されていたことが印象的です。
(3)Coe College 
 アイオワ州Cedar Rapidsはシカゴから飛行機で約1時間のところにあります。このあたりは麦とトウモロコシの産地で,朝食に使われるシリアルで有名な食品会社「クウェーカー・オーツ」の基幹工場があり,その大きな看板が目にとまります。
 飛行機を降りると辺り一面が銀世界。今回の訪問先の中では最も寒い場所であり,最も寒いタイミングとなりました。空港まで出迎えてくれた国際プログラム・ディレクターのアン・ドレクサーさんは,毎年のように名古屋学院大学を訪問してくれているので,私自身も顔なじみです。キャンパスまでの運転はお母さんのバーバラさん。この方も,本学とCoe大学との交換留学プログラムを長きにわたり支えてくれた功労者です。ほんわか温かい時間が持てました。
 しかし,キャンパス内は雪で覆われ,雪と風の中を進むキャンパスツアーは苦役に近いものがありました。感心したのはキャンパス内の室内運動場です。四季や天候に関係なく利用できるように,大規模倉庫とも思しき巨大構築物の中に陸上トラックやテニスコートが入っているのです。雪景色の戸外から窓を通して見える室内温水プールでは,外の寒さに関係なく,何人かの学生たちが悠々と泳いでいました。キャンパス内は,地中に埋められたパイプを通じて温水や蒸気が供給され,それが面としての暖房を担っているということです。流石,エネルギー費用の安いアメリカです。
 Coe大学からは夕食会へのお招きを受けていたのですが,モロー先生は参加し,私は欠席しました。私はというと,日本を出る前に罹った風邪が日ごとに悪化し,Coe大学訪問の日には,咳や鼻水だけでなく,ほとんど声も出ない状態だったのです。この状態を英語で言うと「I lost my voice.」。一つ学習しました。モロー先生によればディナーは美味で楽しい時間であったそうです。残念!

NGU留学生たちの様子
 今回3つの大学を訪問し,現在本学から派遣されている学生5名と,本学に留学し既に帰国しているアメリカ人学生3名,合わせて8名の学生たちと面談する機会がありました。
 本学からの学生たちは,皆,元気でそれぞれの留学生活を楽しんでいました。もちろん,淋しさを感じる時,不満に思うこと,思うようにいかないストレス,そんな話も口に出ました。しかし,総じてアメリカの大学生活に積極的に取組んでいる姿勢を感じさせてくれました。異国で不安やストレスを感じながらも,逞しく学ぶ本学の学生たちの姿を目の当たりにすると,彼ら彼女らへの愛しさが募ります。健気に頑張る幼子を見るようで,不思議と目頭が熱くなるのです。
 中には,学部の正規授業を3科目履修していて,その予習に毎回4時間かけていく,こんなに勉強したのは生まれて初めてだ,と吐露する学生もいました。その努力や経験は決して無駄にならない,将来の糧だ,と私。一生懸命にやっている姿,頑張っている姿は,本当に美しい。見る者を楽しくしてくれますね。
 一方,名古屋学院大学に留学経験を持つアメリカ人学生たちは,一様に「NGU(Nagoya Gakuin University)の経験は貴重なものであった,NGUの国際センターのスタッフが親切でとても世話になった,楽しかった,名古屋にもう一度いきたい」と語っています。そして,JETプログラム(注)を利用して日本で1年以上生活したい,と言います。その内の一人は,既に日本領事館での面接試験も終えて,合格発表を待つばかりとのことです。再会の日は近い。

 今回の協定校訪問では,どの大学でも私達をとても温かく迎えてくれました。それは,訪問校が比較的本学と強い関係を維持している大学であるということも関係しているのでしょう。しかし,「おもてなし」は日本固有のものではなく,形を変えこそすれどこにでもある,そんな印象も持ちました。今後もこの良好な関係を維持していきたいと思います。
 

(注)JETプログラム:The Japan Exchange and Teaching Program。外国語の指導助手(ALT)などを行う外国青年を招聘する日本政府の事業のこと。

★Bridge★No.26 萩野 貴史 先生


学生さんと先生を繋ぐ連続企画★Bridge★、今回の先生は・・・

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                                法学部 萩野 貴史 先生です。

萩野先生は、「刑法各論1・2」など、刑法に関連する科目を担当されています。
それでは、先生の思いをご紹介★


 どんな思いをもって、授業(ゼミ)に臨んでいらっしゃいますか? 


僕は、何よりも、授業やゼミを、意外と"面白い"と思ってほしいと考えています。
というのも、「授業やゼミって面白い」と思うことが、色々なことに繋がると思うからです。

僕は刑法学が専門です。
でも、初めからこの分野が面白いと思っていて、それで研究の道を志したわけではありません
でした。刑法学を面白いと思うより先に、ある先生(大学34年次に所属したゼミの先生なの
ですが...)に興味をもったんです。

授業やゼミでの先生の話がとても面白くて、単位の取得には全く関係なく、その先生の各授業に
潜り込んでは同じ科目でも何度も聴講しました。

そして、その先生があまりに所属学会のことなどを楽しそうに話すので、
先生の歩んでいらっしゃる道を追いかけてみたいな、と思ったことが、
今の僕に至るキッカケだったんです。

勉強自体は決して好きではなかった僕が、
大学で「授業やゼミって意外と面白いな」と思ったことが、将来の進路を決めてしまった。
たぶん、今の僕の授業やゼミでのスタンスというのは、この経験がもとにあるのでしょうね。


ここでいう「授業やゼミが面白い」って、1つの意味である必要はないと思うんです。

そもそも「面白い」の種類って色々ありますよね。
「面白い」を英訳しようと思うと、色々な単語が出て来ます。
"interesting" "funny" "amusing"..."exciting"なんていうのもあるかもしません。
「面白い」の意味合いがさまざまであってよいというほかに、「何が」面白くてもいい。

 「判例の事案って面白いものがあるな」とか、
 「学説が理論的で面白いな」であってもいいし、
 「この先生は面白い人だな」でもいいです。

  とにかく、何らかの意味で、
  授業やゼミを面白いと思ってもらうことが大切だと思うのです。



なぜかというと...


まず、90分の授業って、意外と伝えられることは多くないんです。
面白いと思えると、授業で話した以外の情報に自分から接するようになりますし、
必要な時にはそれほど苦労を感じずに努力できます
90分の授業を聴講する以外に、自発的に行動してくれるんですね。


次に、授業やゼミを「面白い」と思ってくれれば、それと同時に、教員にも多少なりとも興味を
もってもらえると思うんです。
これが、進路や生活に関してアドバイスをする時にも役立つのではないか、と考えています。

大学というのは多くの学生にとって社会に出る直前の時期であり、どの先生もそうだと思う
のですが、学年が上がるほど言葉遣いや態度に対して厳しいアドバイスが必要になります。
「社会人になったら、それは通用しない」、「それは、こういう風に直したほうがいい」といった
アドバイスもしなくてはいけない場合があります。



自分が学生の時はそうでしたが、
普段からコミュニケーションの取れていない教員の言葉なんて、正直、受け入れたくないです。
何か言われたら、まず反発したくなる(笑)
事前に人間関係ができていないと、自分の言葉が学生に届かない気がしてしまいます。



授業やゼミを「面白い」と思ってもらうことからスタートして、教員にも興味を持ってもらい、
「皆さんからも積極的に話しかけてもらう⇒こちらからも積極的に話しかける」という
コミュニケーションを通して、人間関係を構築しておく。

そうすることで、
厳しいアドバイスをしなければならないときも、
こちらのメッセージを前向きに受け止めてくれるんじゃないかな、と。



自分が生徒や学生だった頃のことを思い出すと、普段は「面白いな」と思っていた先生、
自分のために多くの時間を割いてくれた先生に、ガツンと叱られた言葉が心に残っているんですよね。

だから、自分も、皆さんに興味をもってほしいし、皆さんと正面から向き合うようにしたい。
大学というのは、高校までのようなクラスが無いですし、ともすると教員と学生との関係が希薄に
なりやすいですから。




ちょっと話がずれるかもしれませんが、普段から実践していることで、
一つ、ポリシーみたいなものを挙げるとすれば、「学生との時間を削らない」でしょうか。

くだらない話も難しい話も、とことん付き合いたい。
僕もできる限り時間を割くので、皆さんも大学時代の貴重な時間を僕に使ってほしい。
それで、できれば「こいつ、面白いな」という興味をもってもらいたい、と。
最近は、「先生、そろそろ仕事したら?」って言われてしまうこともあるんですが(笑)



■先生の授業スタイル


僕の授業は、時おり"劇場型"なんて言われることがあります。
板書はあまりしなくて、授業中は、ドラマや演劇の一部のように、動き回って喋っています(笑)

大学には、色々な人が集まりますので、面白いと思う部分も人それぞれだと思うんです。
なので、様々なニーズにこたえられるように授業を組み立てられればという目標を密かにもっています。

新聞やテレビで取り上げられているタイムリーな話題に関心がある方もいるでしょうし、
身近な先生が登場する事件を素材にする(もちろんフィクションです)ことで、
刑法が遠い界の話ではないと興味を持つ方もいるでしょう。
教卓につっ立って話すのではなく、一つ一つ大きな身振り手振りで説明している僕を
面白いと思ってくれる方もいるかもしれない(笑)

様々な捉え方があるので、できるだけいろいろと取り込み、
そのどこかから「面白さ」をみつけてもらえればいいと思っています。



■刑法の面白いところは?

刑法学は、基本的には、ある行為が犯罪になるのかならないのか、
犯罪になるとしたらどのような犯罪なのか、
そして、どのような刑罰を科されるかを考える学問です。

犯罪になる行為なんて、常識でわかるだろうと思われるかもしれません。


     しかし、法律学一般に言えることですが、
     1+1=2のような、明確な正解がないんです。


授業で取り挙げた例でいうと、「ちり紙13枚を盗んだ人間は、窃盗罪になるか?」が
争われた実際の事案があります。
まぁ、金員を盗もうとスリをしたら、被害者のズボンのポケットからちり紙を抜き取って
しまった、という話なんですけれど。


刑法で窃盗罪は、他人の「財物」を盗んだ場合に成立すると規定されています。
では、ちり紙13枚を盗む行為は「財物」を盗んだといえるのか、そうではないのか。

          
     法律学には、 "これが絶対に正しい"というものが、無い。


だから、もちろん価値観が対立するときが出てきます。
先ほどの例でも、窃盗罪で処罰するべきだと思う人もいれば、
その必要はないと思う人もいるでしょう。


     では、このように価値観が対立した時にどうするのか。


その場合には、みんなが従うルールを1つ決めるわけですから、相対立する価値観の
うちいずれを選択すべきかを考えなければならない。
このとき重要になるのが、その考え方の説得力です。相対立する考えをもつ人に納得
してもらわなければいけませんので、法律学は「説得の学問」などと言われることも
あります。


このとき、
"自分は、なぜこう思うのか"ということをよく整理して、的確に相手に伝えなくてはいけませんし、
 その一方で相手の意見も"こういう見方や考え方があるのか"と受け止める必要があります。


むろん、相手の言い分を何でも受け入れることが重要だというのではありません。
みんなが他人の意見に従うという姿勢では、極論するとそもそも意見が出なくなって
しまいます。

かといって、みんなが相対立する意見を全部はねのけて「自分のルール」を主張する
のでは、みんなが守るべき共通のルールが作れません。


          社会がかかえる問題に対してどのように取り組み、
          自分たちの社会をどう作り上げていくのか―――

          自分の考え方を組み立てたうえで、
          自分の考えに対する様々な指摘や他人の意見に触れ、
          傾聴すべきものがあれば取り入れる。
          そして、さらに自分の考えを深化させる。


そういったところが、法律学、そして刑法学の面白さだと思います。
僕の場合、単に人と喋って、コミュニケーションをとるのが好きなだけかもしれませんが(笑)


■萩野ゼミ


ゼミも、授業同様、「面白い」と感じてほしいのですが、
「面白さ」の質がちょっと違っています。


授業では、「教員の話を聞くこと」に何かしらの面白さを感じて欲しいと思っていますが、
ゼミは、「主体的に行動して自分たちが作り上げる面白さ」を感じてほしいですね。


これは僕の持論なのですが、人って、他人の話を聞くより、自分がしゃべったり
行動したり、"自分が主体的に動いている時"の方が楽しいと思うんですよね。


行動を起こすということは、最初は嫌だったり面倒くさかったりすると思います。

それでも最後に、"ああ、面白かったな"と思えるのは、
やっぱり自分が主体的に行動して、体験した場合だと思うんです。




34年生のゼミでは、各学生に報告の機会が、2週間に1回、必ず回るような
システムをとっています。
具体的には、ゼミ生には僕から検討課題としての"事件"を渡し、それをもとに
ディベートを行ってもらいます。

学生には4つのグループに分かれてもらっていますが、まず、そのうち2つのグループに、
ディベートのテーマとなる"事件"を渡します。
「今回、ディベートのテーマとなる事件はこれです。グループAは、弁護側とします。
被告人のために、なるべく無罪あるいは刑が軽くなるよう、立論してください。
グループBは、検察側とします。(検察官の実態とは異なりますが)今回の事件で
なるべく被告人を重く処罰できるように立論してください。」
と役割分担をしたうえで、各グループは、課外活動(サブゼミ)として関連判例や
学説の調査、レジュメの作成などをすることになります。
こうした事前準備をしたうえで、ゼミ当日にはディベートを行います。

もちろん、ディベートを担当するグループ以外のメンバーにも、
それぞれの立論の後には自由に意見を述べてもらいます。


残りの2グループにも別の"事件"を渡しておいて、翌週には、同じように弁護側と
検察側に分かれてディベートをします。

その次の週は、最初の2つのグループが再び別の事件でディベートするという流れですね。

ゼミ生は、準備⇒発表⇒準備⇒発表の繰り返しです。

隔週で報告が回ってきて、それが終わったらまた次の事件の報告準備ですから、
たぶん忙しいと思いますよ。



また、うちは、比較的イベントを多く設けているゼミだと思います。
単に「主体的に活動してね」と言うだけでは、やはり何をしたらいいか分からない
と思いますので、「こういうイベントをします。これに向けて皆さんは、自分たち
でしっかりと役割分担、準備をして、対応して下さい。」という形で進めています。



例えば、年2回、ゼミ合宿を行います。
行き先の選定・準備・予算など、担当者を中心に、全て学生に運営を任せています。



また、「東海学生刑法学会」というディベート大会にも参加しています。
2015年度は名古屋近郊の5大学9ゼミが参加し、約9時間にわたるディベートが行わ
れました。

本番はかなり長時間にわたりますので、その準備の段階からすでに「大変そうだなー」
と思いながら見ていました。
「自分が学生時代にこんな準備や報告をできたか?」と問われれば、自信がありません(笑

当日、使用するパワーポイントの資料だけで60ページを優に超えますし、
その他に配布用のレジュメも今年は12ページぐらいあったかと思います。

学生の大会ですので、大会の運営についても、各ゼミから2名ずつ代表が集まって
「理事会」を結成し、この理事会が中心となって、全て学生の手で司会進行から
スケジュール作成・管理まで行います。

僕ら教員はゲスト・審査員という形でかかわることになるので、僕たちの大会当日の
お弁当や飲み物の手配なども、もちろん全部学生が行います。



他には、社会見学もできる限り行っていて、2015年度は、刑務所や警察本部、高等検察庁、
少年鑑別所などを見学させていただきました。

僕の教え方が未熟なだけかもしれませんが(笑)、百聞は一見に如かずなんですよね。

僕が、例えばゼミ生に「刑務所はこういうところだ、こんな設備があり、壁は
このくらいの高さで、こんな人がこんな仕事をしている」と100回言うよりも、
実際に現場を自分の目で見てもらった方が、
多くのことを感じ、学び取ってくれるんです。





このように比較的活動的なゼミですが、外部に出て行く機会が多いということは、
楽しい面だけではなく、きつい面もあります。

外に出て人前で話をしたり、社会に出て体験するためには、
それ相応の準備をしなければなりません。

パックツアーに参加したお客さんのように、バスガイドさんについていくだけという
態度では困りますので、基礎知識を備えたり、企画を実現できるだけの十分な下準備
をしてもらいます。


「このイベントに関しては、これだけは絶対にやってほしい(守ってほしい)」と
いうことを、色々と要求しますが、そこはしっかり実行してもらいます。
外部に出ないのであれば、ここまでゼミでやる必要はないかな、とも思うんですが...
教室で教員の話を聞いて、凪いだ海のようなゼミ活動をするのか、
それとも、報告やイベント実現の準備に明け暮れた、荒波のようなゼミ活動をするのか、

どちらが最後に面白かったと思えるのか?」というと、
  荒波を乗り越えた方が面白いんじゃないかな、と(笑)



萩野ゼミのホームページがありますので、こちらも是非、覗いてみて下さい♪


          【名古屋学院大学法学部 萩野ゼミのホームページ                         
                  


■ 先生のお薦め本 

今回は、2冊ご紹介です!
どちらも、誇りと信念をもって仕事に打ち込んだ人たちの物語ということで、
ご推薦いただきました。


IMG_1121.jpg

『歳月』講談社文庫 司馬遼太郎


こちらは、特に法学部の学生さんにお薦めの1冊です。

今は、上下巻の2冊に分かれた新装版が出ています。


江藤新平という方のお話です。


彼は、明治政府で司法卿という役職を務めた人物で、

日本の法制度の整備に尽力した、歴史上も非常に重要な人物です。

写真による指名手配(写真手配)の制度を確立しますが、

佐賀の乱を起こし、なんと自身が指名手配第一号になったのだとか。

歴史の教科書では1~2行で紹介されてしまう出来事の「首謀者」として

知られていますが、その生きざまは非常に興味深いとのこと。


また、江藤が佐賀の乱に敗れた後に、それでも裁判の場で戦おうとしたのに対し、

大久保利通がこれを阻止するくだりもぜひ読んでほしいそうです


刑事裁判における「正しさ」とは何かを考える契機になれば、と。



長編ですが、人物の描写も丁寧で、読み物としても面白いので、

歴史が苦手な人にもお薦めの1冊とのことです。




『フェルマーの最終定理』新潮文庫 

サイモン・シン  青木 薫


フェルマーの定理は、17世紀にフランスの数学者フェルマーが

「私は真に驚くべき証明を見つけたが、この余白はそれを書くには狭すぎる。」

と書き残し、350年近く証明も反例もなされず、長らく数学者たちの頭を悩ませた

ことで有名です。

この本では、フェルマーの定理に挑んだ歴代の数学者たちの戦いと生きざまが

描かれており、これもまた、信念を貫いて仕事に取り組んだ人たちの物語となっています。


数学に関する部分がわからなくても面白く読めたということで、ご紹介いただきました。





 今日の一枚 


今日の1枚は、" 先生の趣味(気分転換) "です!

パン.jpg

萩野先生は・・・なんと、パンを手作りされるのです★★

この中で一番お得意なのは、(撮影するときのものは、窪みをつけるのに失敗した!
とのことですが)写真左下のブレッチェンなのだとか。
「極めよう」としなければ、材料も集めやすく、レシピも単純だから、と(笑)


きゃ~~~美味しそう・・・!!!


他にも、フランスパン、マカロン、パン・ド・ミにツリービアブレッド...
そして、シュトレン

 写真にはないですが、ピタパンなどもよく作るそうです。

なんと美味しそうなパンの数々・・・!垂涎モノですね!!
(取材時に、「先生、どれも食べてみたいです!現物希望です!」という発言を、
なんとかこらえたチョッパー子です。)


余談ですが、先生がご使用中の前掛けは、刑務作業で受刑者が手に職を付ける目的で作成される
縫製品で、これらの製品の売り上げの一部は、犯罪被害者支援団体の活動費用に役立てられる
そうです。


刑法や萩野先生に興味のわいた学生さん、
ゼミ活動をめいっぱい充実させたい法学部の学生さん
それと、パン好きな学生さん(笑)

是非、先生の研究室の扉を叩いてみて下さいね!





次回の★Bridge★も、お楽しみに!




チョッパー子

経済学のための コア6

これは経済学部の方へのブログになってしまうのですが‥

経済学部の皆様は

経済学の勉強は進んでいますか

経済学を学ぶにはコア6という経済学部生のためのすばらしいものがあるんです。

コア6で学べば、経済学の基礎や土台になるものが身に付き、

またそして様々な場面で、あるいは思いがけないところで活用できてしまいます。(と思います)

僕は経済学部生ですが、1年のころ、コア6になかなか自分から手が付けられず、後回しにしていました。

今思うと少し後悔ではありますが、やはりその頃は経済学に対し手こずっていたみたいです。

2年3年になり、少しずつやるようになってから(成長かもしれない)、徐々に徐々に自分のなかで何かが変わっていく気がしたんです。

結果、2年3年になると成績が上がっていき、講義の理解度も増していくことが分かりました。

年が上がると、授業の内容も難化していくし、なるほどこれはコア6の成果がでているのではないか、経済学に対し取っつきにくさ、複雑さが多少なくなったのではないか、そう感じます。(もちろん経済学という学問がハードでタフなことには変わりないのですが‥)

それは単に勉強したからだけではなく、やり口の問題であり、テニスでいうならば今まではラケットの正しい持ち方を知らずにただ打っていた、というようなことかもしれません。

 

成績が上がると学生生活の方も波に乗っていくことがわかり、毎日の充実感、コミュニケーション、心の安定、身体の好調さ、愛、幸福感などなど心身ともに健全になって、

それもこれも全部コア6のお陰!  と言いたい。

 

ここまで少々大げさに書いてしまったが、とにかくコア6の効果はそれなりにあるみたいだ。

(´・ω・`)

 

ぜひやってみて下さい

 

なおコア6の内容をもっと深く掘り下げたい、より深く学びたい方は

4F学術情報センターに経済学コア6コーナーがあるのでそちらもご利用ください。

 

 

学生サポーター あっきィ

新着図書

IMG_1093.JPG

新着図書が入りました!!!

今回入った8冊は、ほぼ語学書で、ドイツ語、スペイン語、英語となんだかグローバル。

POPを書きながら、どの本を借りようか、学生サポーターたまちゃんは、もうすでにうずうずしています。

 

小さなころに、「外国人になりたい」と母に言ったら素直な母はそれを真に受け...

ディズニーの英語教材を一式揃えてくれたそうです。それを聞いて毎日歌って踊り狂っていたらしい幼少期 (幸いなことに全く記憶にありません。)

 

中学校に入学して始まった英語の授業。文法は苦手だったのに、なぜかリスニングだけは得意でした。

 

母から私の幼少期が語られ...私、英語できるかもしれない!と英語学習に開眼 (たまちゃん親子が、日本から海外に出ていけば簡単に外国人になれるということに気がついたのはもっともっと後のことでした。ぶたもおだてりゃ木に登るを地でやっています。ちなみにたまちゃん親子が最近はまっているのはフィットネス。本気で腹筋を割ろうと考えています。ジョギング仲間募集中。)

 

さて、話がそれました。英語を勉強し続けて早10年以上...捨て去った教科数知れず。。

 

歴史や、日本の文化に関してはまだまだ勉強が足りません。

 

今夜は歴史について書いてある本英語学習の本を借りて帰ろうと目論見中です。

 

読んで面白かった本は、ブログでご紹介しますね☆

 

学生サポーターたまちゃん

 

 

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