「聖書」と一致するもの

アリから学ぶ

あっという間に8月もおわりですねー。

この時期の思い出といえば、宿題が全然終わらなーい!!と毎回のように焦ったことしかなくて、なんだか冷や汗が出ます・・・。

 「アリとキリギリス」という有名なイソップ寓話がひしひしと身に染みました。聖書にも同じようなアリの話が出てきます。

『怠け者よ、蟻のところに行って見よ。その道を見て、知恵を得よ。  蟻には首領もなく、指揮官も支配者もないが 夏の間にパンを備え、刈り入れ時に食糧を集める。 』
日本聖書協会『新共同訳約聖書』 箴言6章6~8節

楽しい時や色々と順調な時、人は自分の人生が思い通りになると錯覚してしまいます。でも季節の移り変わりを止めることができないように、仮に今絶好調だとしても、この先変わらないようにすることは人にはできません。気が付けば「こんなハズじゃなかった」という状況になっているかもしれません。困ったときの神頼み、ではなく、どんな時も自分が生かされている存在である。それを忘れずに心の備えをしておきなさいというメッセージがこめられています。驕り高ぶることなく、感謝をもって日々を過ごしたいものですね。

勉強や生活の中での様々な課題、時に休息をとることは必要ですが、怠けて後回しにせず、蟻のようにコツコツと取り組めたらと思います。

いずみ

ラストは泉(いずみ)館

 

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曙館と直結した体育館となっています。2階にメインアリーナ、1階に小体育館が2つとトレーニングルームがあり、曙館側から体育の授業やクラブ活動の様子を見ることができます。
また、留学生と交流したり、様々なイベントを催す「i-ラウンジ」もあります。

「泉」の由来は・・・

『命の泉はあなたにあり
あなたの光に、わたしたちは光を見る。』
(聖書:詩編36篇10節)

泉には天から水が注ぎ込まれ、それを生き物がなくてはならないものとして飲みます。それと同じように、なくてはならない神様の教え、御言葉を人は受けて成長します。

キリスト教主義である本学で、泉の水のようにたくさんの神様の御言葉を吸収して欲しい。そして美しい泉に人が集まるように、いつでもそこに憩うことのできる場所になって欲しいとの思いが込められています。

 

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ガラスが多く使われているので↑どことなく泉っぽいような・・・。

つばさ

本日は翼(つばさ)館のご紹介

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学生ラウンジ、アメニティーコーナー、キャリアセンター、資格センター・学生支援センター・保健センター・教室・ホールなどがあります。

「翼」の由来は・・・

『あなたたちは見た
わたしがエジプト人にしたこと
また、あなたたちを鷲の翼に乗せて
わたしのもとに連れて来たことを。』
聖書:出エジプト記19章4節


昔、モーセに引きつられてエジプトの国から脱出したイスラエルの人々はシナイの荒野に到着しました。シナイの山で振り返ってみると、荒野を進んだにもかかわらず、まるで神さまの翼に乗って移動したように恵に満ちたものでした。
そのことから、翼館に集う学生さんたちが、様々な活動を通して、神様の翼に乗り未来へと羽ばたいていって欲しいとの思いが込められています。

あけぼの

名古屋キャンパスのチャペルの正面にそびえる曙(あけぼの)館

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名古屋キャンパスの中心となる建物。教室、情報教育の特別教室、学術情報センター、レストランなどがあるこの曙館。

なにがどうしてどこから曙館になったかご存知ですか?

 

名古屋学院大学の建物の名前は、聖書に由来しています。白鳥学舎曙館は旧約聖書のホセア書6章3節、

我々は主を知ろう。
主を知ることを追い求めよう。
主は曙の光にように必ず現れ
降り注ぐ雨のように大地を潤す春雨のように
我々を訪れてくださる。

          から名づけられました。

主を覚えておけば悩みの中にあるときも、たとえ悲しみの中で暗闇しか見えないようなときでも、日々おとずれる光のように、主が必ず私たちに現れてくださるという希望について語られています。人はひとりぼっちではないことを、聖書は様ざまなところで教えてくれています。

 

今週は8/25(土)にオープンキャンパス開催の名古屋キャンパス白鳥学舎の建物の名前の由来をご紹介していきます。

暦では・・・

残暑お見舞い申し上げます。

 

暦のうえでは秋だそうです。

体感としてはまだまだ夏真っ盛りです。

 

夏といえば「海」と「山」ですよね。

私は断然「山」です、というどうでもいいことは置いといて・・・聖書に「海」と「山」はどのぐらい出てくるか調べてみました。

「海」が約400件

「山」は約630件

「海」と「山」が両方出てくる箇所約20件

 

聖書にはシナイ山など、山が出てくる物語が多いので、山の圧勝かと思っていましたが、なかなかいい勝負(?)でした。

創世記の天地創造物語では「海」も「山(地)」も同じ3日目に創造されています。どちらも同じだけ大切であるということです。この世界に生かされている喜び、与えられた自然に感謝して過ごしたいですね。

瀬戸のチャペル3

数日前の夕立の後、久しぶりに虹を見ました。

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いくつになってもテンションが上がります。

 

今回瀬戸キャンパスのチャペル特集3でご紹介するのは、この虹と深い関わりのあるステンドグラスについて。

なんとなんと、瀬戸のチャペルの前(西面)と後ろ(東面)の十字架型の窓にはステンドグラスがあるのです。ステンドグラスというとカトリックの教会のイメージがありますが、本学のようなプロテスタントでもステンドグラスはあるのです(絵柄などは異なります)

 

ステンドグラスを通した光は「虹」のようですよね。

CIMG0607.jpg虹はキリスト教にとって、とても重要な「神の契約」のシンボルなのです。箱舟で有名な、ノアの洪水物語に出てきます。

『わたしがあなたたちと契約を立てたならば、二度と洪水によって肉なるものがことごとく滅ぼされることはなく、洪水が起こって地を滅ぼすことも決してない。」  更に神は言われた。「あなたたちならびにあなたたちと共にいるすべての生き物と、代々とこしえにわたしが立てる契約のしるしはこれである。  すなわち、わたしは雲の中にわたしの虹を置く。これはわたしと大地の間に立てた契約のしるしとなる。 』日本聖書協会『新共同訳約聖書』創世記9章11~13節
 

ステンドグラスは虹の象徴として教会に取り入れられていきます。その中でただの綺麗な飾りではなく、「光の絵で見る(読む)聖書物語」として発展してきました。

 

前(西面)にあるステンドグラスは1989年度の卒業記念として、父母会から寄贈されたものです。『希望』という名がつけられ、旧約聖書のノアの洪水物語がテーマで作成されたものです。

CIMG0614m.jpgまさに虹のステンドグラスですね!

ステンドグラスに入っている文字↓はギリシャ語で『希望』という意味らしいです。


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そして後ろの東面のステンドグラスは2000年12月に設置されたもので『希望II』と名がつけられています。西面のステンドグラスと対比して作られていて、新約聖書のイエス・キリストの愛をテーマにしているとのこと。
 

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鳩、竪琴、犬、野の花、たまごのモチーフだと思うのですが・・・撮った写真を確認しているときに大発見をしました。

 

このステンドグラスのどこかに、なんと猫が描かれていたのです!!!

瀬戸のチャペルに行った際にはじっくりと猫を探してくださいね~。

瀬戸のチャペル2

瀬戸キャンパスのチャペルには青空がよく似合います。

 

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ね?そう思いませんか?

瀬戸キャンパスのチャペル特集2日目。今回はチャペルの建物について。

 

キリスト教主義大学である本学のシンボル、瀬戸キャンパスのチャペルは、創立20周年を記念して1983年に完成したものです。なんと、その優れた設計により、1984年度の「中部建築賞」を受賞しています。

 

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チャペルの入り口近くの壁に、中部建築賞を受賞した証しを発見。

中に入ると・・・

 

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↑が前で↓が後ろ。

 

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落ち着いた色調で、ホッとします。

 そして左右はガラス越しに瀬戸キャンパスの木々が見えます。 

 

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爽やかだ~。

チャペルに行った時はせっかくなので、ちょっと座って一休みしてみては?

ちなみに収容人数は250名なので、よほどの事でもない限り、ゆった~りと過ごせるはずです。

 

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椅子には聖書と讃美歌21が備え付けてあります。

興味があれば自由に開いてくださいね~。

 

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 まだまだご紹介したいことが沢山ある瀬戸のチャペル。

 次回は↓の写真に関わるものを掲載予定。何かわかりますか~?上のほうのチャペルの写真をよく見ればわかりますよね~?とってもキレイな・・・・・・・です!

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では、また明日!

ミッションスクール

本学のようなキリスト教主義の学校のことを「ミッションスクール」や「ミッション系」と表現する事があります。海外(主に欧米)キリスト教会の伝道局(ミッション)から派遣された宣教師たちが設立した学校であることが由来のようです。

 米国メソジスト派宣教師F.C.クライン博士が「敬神愛人」をかかげ、1887年に創立した愛知英和学校が名古屋学院大学の起源です。

1887年にアメリカから見知らぬ遠い国(日本)に来て、宣教をし、学校を建て・・・すごいですね・・・私、今から海外行って一から学校建てよう、なんて想像することすら挫けそうです・・・。何もないところから始まった学校が今や約5000名の学生さんが在籍する大学になっています。宣教師をはじめ多くの協力者が、キリスト教を知らない人に福音(良い知らせ)を伝えようと信仰を基にやってきたことが今に繋がっている。そう思います。

 

さて、8月3日(本日)東日本大震災支援ボランティアの事前学習に伴う出発礼拝が名古屋キャンパスチャペルでまもられます。礼拝の中で歌う讃美歌は520番「真実に清く生きたい」です。なんだか運命を感じます。

それというのも、この520番の歌詞はF.C.クライン博士と同じようにアメリカから日本に派遣された宣教師が、母親に手紙のかわりに送った詩なんです。 東日本大震災支援に向かう115名の学生さん、教職員がその讃美歌を歌って、出発に備えます。時代も状況も違うけれど、離れた地で奉仕することは共通していますね。

そういう意味で、本学にとって、ボランティアはとても大切な"ミッション"だと思います。

 

最後にひとつ、聖書の言葉を紹介します。

『たとえ、人々の異言、天使たちの異言を語ろうとも、愛がなければ、わたしは騒がしいどら、やかましいシンバル。  たとえ、預言する賜物を持ち、あらゆる神秘とあらゆる知識に通じていようとも、たとえ、山を動かすほどの完全な信仰を持っていようとも、愛がなければ、無に等しい。  全財産を貧しい人々のために使い尽くそうとも、誇ろうとしてわが身を死に引き渡そうとも、愛がなければ、わたしに何の益もない。』
日本聖書協会『新共同訳約聖書』    コリントの信徒への手紙一 13章1節~3節

 

たくさんの交わりと学び、そして何よりもよい働きができるようお祈りしています。

日々草のその後

 

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6月8日のブログこどもの日・花の日のその後。

聖テレジア幼稚園の園児さんたちと環境問題に取り組むボランティアサークル「EARTH」の学生さんが、一緒に植えてくださった日々草。

学生さんや職員が水遣りなどをしてくださり・・・

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ずいぶん大きくなりました。

 

6/8の時点で上から見ると、花壇の土に小さい苗がちょうど水玉模様のようにチョンチョンと置かれている感じでしたが・・・今や・・・

 

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土を完全に覆い隠し、けっこうな迫力です。

 

ふと聖書のこんな言葉を思い出しました。

『...野の花がどのように育つのか、注意して見なさい。働きもせず、紡ぎもしない。  しかし、言っておく。栄華を極めたソロモンでさえ、この花の一つほどにも着飾ってはいなかった。今日は生えていて、明日は炉に投げ込まれる野の草でさえ、神はこのように装ってくださる。まして、あなたがたにはなおさらのことではないか、信仰の薄い者たちよ。だから、「何を食べようか」「何を飲もうか」「何を着ようか」と言って、思い悩むな。』

日本聖書協会『新共同訳 新約聖書』    マタイによる福音書6章28節~31節

 

食べるものも着るものもない状況に置かれ、不安と絶望のふちにいる人にイエスが話したことです。決して神は人を見捨てることはない、絶望することはない、という力強い神の愛を語っている箇所です。

建学の精神である『敬神愛人』は「神を敬い人を愛する」という意味ですが、なぜ「神を敬い人を愛する」のかと・・・・。まず何よりも最初に神が人を、つまり私であり貴方であり、そしてあなたの隣人を愛している。そのことを信じる気持ちが前提となっているからこそ、「神を敬い、人を愛する」のではないか。なんてことを思い巡らせていました。

この日々草より派手な格好の人も少ないよなぁ・・・全身緑と赤の組み合わせなんて相当浮かれたクリスマスでもないと無理・・・なんてことも思ってみたり。

答え合わせ

さてはて、氷っぽい文字、解読できましたか?

こたえは・・・↓

 

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平仮名で「らじお」

 

ということで、ラジオでした~。

正解した方、おめでとうございます!!!

 

そんな訳で、"ラジオ放送あります"の告知です。

CBCラジオで毎週日曜日朝6時30分から15分間放送される「キリストへの時間」に、本学教員が登場します!!!

★7月22日(日) 大宮有博商学部准教授

★7月29日(日) 葛井義憲宗教部長

 

さわやかな讃美歌とともに朝の聖書のお話が始まります。 

試験期間中、早起きしてラジオを聴いてから勉強に励んではいかが?

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