「聖書」と一致するもの

世界の最初の一週間7日目

ようやくきました!!!

聖書の天地創造物語の最終日、7日目です!!!終わりが見えてテンションが上がりました。

 

ここで1週間をふりかえってみると・・・

 

1日目:光

2日目:天(空)

3日目:海と地

4日目:太陽と月

5日目:魚と鳥

6日目:動物と人間

 

さてはて、7日目に創造されたのはいったいなんでしょう?

 

 『第七の日に、神は御自分の仕事を完成され、第七の日に、神は御自分の仕事を離れ、安息なさった。この日に神はすべての創造の仕事を離れ、安息なさったので、第七の日を神は祝福し、聖別された。』

日本聖書協会『新共同訳約聖書』創世記2章2~3節

 

お馴染みイメージ画・・・・

 

 第七の日イメージ画

sozo7.jpg

 

・・・休んでいる神様の姿は皆さまのソウゾウにお任せします。

 

日曜日が安息日のような気がしますが、日曜日は主イエス・キリストの復活した日ということで、主日(しゅじつ)と呼んで礼拝をするんですねー。欧米のカレンダーが日曜で始まりで土曜日で終わっているのは、週の初めに主の復活を記念して、一週間の最後の土曜日は安息日だからという話を小耳に挟んだことがあります。

キリスト教は「安息日」に安息することはありませんが、ユダヤ教では厳格に安息しているようです。

安息日には安息しなければいけないので、一切仕事をしてはいけないということになっています。お店はもちろん休みになりますし、歩いていい歩数も制限されるんです。火を使うことも仕事になるので、ガソリンを燃やす車であったり、電化製品のスイッチを入れることも仕事になってしまうんですよ!

なので電化製品は安息日モードがあり、スイッチを操作しないでいいようにタイマー設定で自動で動くとか、エレベーターなどは各階で止まっていくなど、安息したままでも快適に過ごせるように色々と抜け道(?)が発展しているそうです。

 

宗教を知っておくということは、その宗教を信じている人たちの文化を知るっていうことでもあるんですね。

世界の最初の一週間6日目

創世記の天地創造物語、残すところ2日。

さー、六日目はどんな日でしょうか?

 

『神は言われた。「地は、それぞれの生き物を産み出せ。家畜、這うもの、地の獣をそれぞれに産み出せ。」そのようになった。神はそれぞれの地の獣、それぞれの家畜、それぞれの土を這うものを造られた。

神はこれを見て、良しとされた。

神は言われた。「我々にかたどり、我々に似せて、人を造ろう。そして海の魚、空の鳥、家畜、地の獣、地を這うものすべてを支配させよう。」神は御自分にかたどって人を創造された。神にかたどって創造された。男と女に創造された。』

 

第六の日イメージ画

 

sozo6.jpg『神は彼らを祝福して言われた。「産めよ、増えよ、地に満ちて地を従わせよ。海の魚、空の鳥、地の上を這う生き物をすべて支配せよ。」神は言われた。「見よ、全地に生える、種を持つ草と種を持つ実をつける木を、すべてあなたたちに与えよう。それがあなたたちの食べ物となる。地の獣、空の鳥、地を這うものなど、すべて命あるものにはあらゆる青草を食べさせよう。」そのようになった。

神はお造りになったすべてのものを御覧になった。見よ、それは極めて良かった。

夕べがあり、朝があった。第六の日である。』

日本聖書協会『新共同訳約聖書』創世記1章24~31節

 

地上の生き物ができましたね。 

天地創造の物語で、私にとって一番印象的なのは『神はお造りになったすべてのものを御覧になった。見よ、それは極めて良かった。』という一文です。これを読む度に、この世界は生きるに値する素晴らしい世界だと改めて思います。

 

・・・そういえば、人間も動物も創造済みですが、7日目は何があるんでしょうねー。まだ創造していないものって何が残ってましたっけ?

世界の最初の一週間5日目

とうとう天地創造も大詰めの第五の日です。

 

第五の日イメージ画

sozo5.jpg『神は言われた。「生き物が水の中に群がれ。鳥は地の上、天の大空の面を飛べ。」神は水に群がるもの、すなわち大きな怪物、うごめく生き物をそれぞれに、また、翼ある鳥をそれぞれに創造された。

神はこれを見て、良しとされた。

神はそれらのものを祝福して言われた。「産めよ、増えよ、海の水に満ちよ。鳥は地の上に増えよ。」

夕べがあり、朝があった。第五の日である。』

日本聖書協会『新共同訳約聖書』創世記1章20~23節

 

水中生物と鳥がでてきました。それにしても大きな怪物、うごめく生き物ってどんな生き物を想定していたんでしょうかねー。

世界の最初の一週間4日目

 やっと天地創造物語の折り返しです~。

さてさて、4日目に創造されたのは・・・

 

ジャンッ!!!

sozo4.jpg

第四の日イメージ図

 

『神は言われた。「天の大空に光る物があって、昼と夜を分け、季節のしるし、日や年のしるしとなれ。天の大空に光る物があって、地を照らせ。」そのようになった。

神は二つの大きな光る物と星を造り、大きな方に昼を治めさせ、小さな方に夜を治めさせられた。神はそれらを天の大空に置いて、地を照らさせ、昼と夜を治めさせ、光と闇を分けさせられた。

神はこれを見て、良しとされた。

夕べがあり、朝があった。第四の日の日である。』

日本聖書協会『新共同訳約聖書』創世記1章14~19節

 

そんなこんなで、四日目は太陽と月と星が出来上がりました。

世界の最初の一週間3日目

創世記の天地創造物語を追っていくシリーズ3回目。

 

第三の日イメージ画

sozo3.jpg

『神は言われた。「天の下の水は一つ所に集まれ。乾いた所が現れよ。」そのようになった。神は乾いた所を地と呼び、水の集まった所を海と呼ばれた。

神はこれを見て、良しとされた。

神は言われた。「地は草を芽生えさせよ。種を持つ草と、それぞれの種を持つ実をつける果樹を、地に芽生えさせよ。」そのようになった。地は草を芽生えさせ、それぞれの種を持つ草と、それぞれの種を持つ実をつける木を芽生えさせた。

神はこれを見て、良しとされた。

夕べがあり、朝があった。第三の日である。 』

日本聖書協会『新共同訳約聖書』創世記1章9~13節

 

3日目にして地と海と植物が出来上がりました。

2日目に海が出来ているように思いそうですが(9/6ブログ参照)、陸が出来て初めて天の下の水が海と定義されている点が面白いなーと私は思いました。

4日目はお馴染みの〇〇と■が創造されますよ~。

世界の最初の一週間2日目

創世記の物語を追っていくシリーズ、天地創造2回目です。

闇の中から光が創られたのが1日目。2日目にできたのは・・・・

 

『神は言われた。「水の中に大空あれ。水と水を分けよ。」神は大空を造り、大空の下と大空の上に水を分けさせられた。そのようになった。神は大空を天と呼ばれた。
夕べがあり、朝があった。第二の日である。  』
日本聖書協会『新共同訳約聖書』創世記1章6~8節

第二の日のイメージ画

sozo2.jpg

空(天)でした。これから徐々に出来上がっていきますよー。

世界の最初の1週間1/7

66分の1の創世記をせっかくなのでもうちょっと詳しくご紹介することに。

 

最初は天地創造の物語。創世記で、神は世界を1週間で作り上げた、と書いてあります。

というわけで今回は1日目の出来事をご紹介↓

 

初めに、神は天地を創造された。 
地は混沌であって、闇が深淵の面にあり、神の霊が水の面を動いていた。
神は言われた。「光あれ。」こうして、光があった。神は光を見て、良しとされた。神は光と闇を分け、光を昼と呼び、闇を夜と呼ばれた。
夕べがあり、朝があった。第一の日である。
日本聖書協会『新共同訳約聖書』創世記1章1~5節 


第一の日イメージ画

sozo1.jpg

 

鵜呑みにすると非科学的な話ですが、そのまま受け止めるのではなくこの中にどんなメッセージが込められているのかを考えて読む必要があります。

 

この箇所に近い内容が、創世記からずいぶん後に書かれた新約聖書、ヨハネによる福音書の冒頭にあります。

 初めに言(ことば)があった。言は神と共にあった。
言は神であった。この言は、初めに神と共にあった。万物は言によって成った。成ったもので、言によらずに成ったものは何一つなかった。言の内に命があった。命は人間を照らす光であった。光は暗闇の中で輝いている。暗闇は光を理解しなかった。 
日本聖書協会『新共同訳約聖書』ヨハネによる福音書 1章1~5節

 

 

蛇足:「光あれ」というと以前ブログの載せた下のイメージ思い出しましたー。懐かしいー。CIMG0274.jpg

あらためて、やっぱり、↑これは、絶対に違うと思いました。

66分の1

聖書を開けて一番はじめにあるのは「創世記(そうせいき)」という文書です。

聖書ってなんだか「難しいー」と思いがちですが、どっかで聞いたことあるような話があります。読むと「アレってここからきてたの!!?」なんてこともあるかも。

 

旧約聖書というのはキリスト教、ユダヤ教、イスラム教とほぼ共通の内容です。

日本ではあまり馴染みのない宗教ですが、世界に目を向ければ、キリスト教33.0%ユダヤ教0.2%イスラム教20.1%、合計で53.3%(ブルタニカ国際年鑑2005年版より)なんと2人に1人がこの旧約聖書に目を通していることになります!!!

特にこの創世記は有名どころがいっぱい詰まっています。

 

創世記

・天地創造:世界の始まりの話。進化論とキリスト教のつながりでよく提示される箇所。

・エデンの園:楽園、アダムとエバが罪を犯して追放される。失楽園や楽園喪失の語源?

        アダムとエバ(イブ):最初の人類。

        善悪の知識の実(蛇の誘惑):よくリンゴだと思われている。食べてはいけないと言われていたのに、蛇にそそのかされて食べてしまった。

・カインとアベル:アダムとエバの子ども。人類初の殺人の加害者と被害者。

・ノアの箱舟:神が乱れた世界をつくりなおそうとしたとき、唯一神を信じて箱舟を作り、動物たちと大洪水から生き残ったノアの話。瀬戸キャンパスのステンドグラスの基になっている話→瀬戸のチャペル3

・バベルの塔:天につくほど高い塔をたようとした人間に対して、神が言葉を混乱させた話(多言語の発生)

・アブラハム:信仰の父と呼ばれる。ユダヤ人の祖(イスラム教ではアラブ人の祖でもある)アメリカのエイブラハム・リンカーン大統領の「エイブラハム」はアブラハムからつけられている。

・ソドムとゴモラ:堕落した生活を続け、神によって滅ぼされた町。

・イサクの物語:アブラハムの息子でヤコブの父。

・ヤコブの物語:イサクの息子。自分の子孫が偉大な民族になるという神の約束をうけた。雲の隙間から差し込む日差しを天国に上る階段としてヤコブの梯子というようになったのもここの話から。

・ヨセフの物語:ヤコブの息子。天動説を主張するひとつの基になっていたエピソードが入っている。

 

ざっと非常に大雑把に創世記の内容をご紹介しましたが、もっとギッシリ詰まっています。みなさまがご存知の 文学、絵画、彫刻、映画、音楽、漫画やアニメなどに題材として使われているものはありましたか~?

むむっ!!!

むむっ!!!
サクッとしたツナ!!?


なんのこっちゃな文から始まった本日のブログ・・・頭が夏バテしているとかではなく聖書に関わる数字の語呂合わせ文を一晩練った成果です(でもこの完成度は・・・・夏バテ?)

前日のブログで聖書の概略をお届けすると宣言したので、まず始めに聖書の構成からと思いまして。

聖書には旧約聖書39巻、新約聖書27巻、合計で66巻の文書があります。
つまり

むむ(66)っ!!!
サク(39)ッとしたツナ(27)!!?


これじゃああんまりですか・・・ですよ・・

主のみ苦(39)しみと復活の福音の新しい担(27)い手となった使徒たち。

こんな感じでいかがでしょうか?いい語呂合わせないですかね?
重要なのは書いてある福音から何を受け取って生きていくかですが、知識も決して無駄ではありません。頭の片隅にちょこんと置いといていただけると幸いです。

聖書を比べる。

ふと思いついてキリスト教センターにある聖書を集合させてみました。

 

book.jpg

ドーン!!

なんだか凄い重量でした。特に右の濃緑の聖書。A4サイズで厚さ10cmちょっと。チャペルの講壇に据え置いて使うタイプのものです。これを毎日持ち歩いたら筋肉つきますが、骨格が歪みそう、携帯にはまったくもって不向きです(携帯するなら文庫本サイズなど軽めのものがお勧めです)

 

大きさや装丁違いの他に、

辞書、対訳つきなどオプションの違い

言語の違い

翻訳の違い

等など・・・ひとくちに聖書と言っても内容ばかりじゃなく用途によって何種類もあるんですね~。

 

プロテスタント系の教会で聖書は"教会の拠るべき唯一の正典"とされています。

"聖書に基づいたことであるか"が一番大切であるということです。でも分厚くてどこから読んだものかわからない、とっつき難いという声をききます。というわけで、明日からそんな重要な聖書の非常に大雑把な概略をお届けしていきます。

それにしても聖書は心理的に重い(大切)なだけじゃなく、しっかりと肉体的に重いですー。

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