「花」と一致するもの

第2回 秋の読書会「じゃあ、読もう。」

10月20日(水)に、

    国民読書年企画第2弾

         第2回秋の読書会「じゃあ、読もう。」

                                     が開催されました。

前回の読書会メンバーに加え、新しい学生さんたちもたくさん参加してくれて、全12名の学生さんが集まりました。

今回のテーマはズバリ!!「大学生にすすめたい本」!!!

 12人、それぞれの個性が光る本をたくさん持ってきてくれました。

 

第2回秋の読書会

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

読書会を終えて、

「みんなとても詳しくて、感心した。」

「読書が深いものだと感じた。」

「読んでみたい本にたくさん出合えた。」

「なかなか本について語る場がないので、とてもよい機会になった。」

などなど。たくさんの嬉しい感想を聞かせてもらえました。

 

メンバーが持ってきてくれた本は、下にリストがあります。

きっと皆さんも気に入る1冊が見つかるはず!! 

 

<第2回秋の読書会で持ち寄られた本たち>

神様のボート』 江國香織 新潮社

『落下する夕方』 江國香織 角川書店

『ビジネス<勝負脳>』 林成之 ベストセラーズ

脳に悪い7つの習慣』 林成之 幻冬舎

中原の虹』 浅田次郎 講談社

『日本経済新聞の読み方』 日本経済新聞出版社

『人間失格』 太宰治

99.9%は仮説』 竹内薫 光文社

ドラッカー流 最強の勉強法』 中野明 祥伝社

大学新入生に薦める101冊の本』 広島大学101冊の本委員会 岩波書店

常識の世界地図』 21世紀研究会 文藝春秋

ニコニコ動画が未来を作る』 佐々木俊尚 角川グループパブリッシング

日本人はなぜ環境問題にだまされるのか』 武田邦彦 PHP研究所

『妖怪馬鹿』 京極夏彦 新潮社

恋文の技術』 森見登美彦 ポプラ社

『ミッキーマウスの憂鬱』 松岡圭祐 新潮社

『別冊カドカワ 総力特集 ap bank fes '08』 角川ザテレビジョン

"The Economist" (洋雑誌)

ハーバードの「世界を動かす授業」 ビジネスエリートが学ぶグローバル経済の読み解き方』 リチャード・ヴィートー 徳間書店

20歳のときに知っておきたかったこと』 ティナ・シーリグ 阪急コミュニケーションズ

XBRLの衝撃』 花堂靖仁 ダイヤモンド社

他人を見下す若者たち』 速水敏彦 講談社

モリー先生との火曜日』 ミッチ・アルボム 日本放送出版協会

"Tuesdays with Morrie" Mitdh Albom Doubleday

ほかならぬ人へ』 白石一文 祥伝社

 

(栞)

<COP10-2>香りには、役割がある

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COP10フォーラム体験レポーター学生No.2

 経済学部経済学科2年 松岡 智也 くん

 

 

フォーラム名

『花の出す香りのデザインについて』

10月20日 13:00~15:00  小会場1@名古屋学院大学

出演団体:株式会社アトリエパルファン・香りのアトリエ

 

☆フォーラムを聴いた感想

    夏に生物が生き生きとしている⇒花や木の花粉効用、殺菌、食事、により活性化。

  生物多様性の一部からではありますが、生物の「香り」による自然界における役割、人を優しくさせる根本的なことを学べて、良かったです。

 (つづきは、右下をクリック)

 

スタッフ翼。

 

白鳥に花を!

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今日、大学近くにある幼稚園の園児さんが来学して、

白鳥学舎正門付近の花壇にサルビアの花を植えてくれました。

名古屋学院大学からは、

ボランティアサークル≪EARTH≫や大学祭実行委員会の学生さんが参加。

学生さん達は、はじめこそ園児との交流に戸惑っていたものの、

一緒に作業をすることで、笑顔が溢れるようになりました。

キャンパス内でサルビアの花を見かけたら、

園児や学生たちの笑顔を、思い浮かべてみてください☆

 

この企画は、本学のエコな取組の一環として開催されました。

地元テレビ局や新聞各紙が取材に来ていて、

大変賑やかな雰囲気に。

エコといえば、

本学が10月に開催されるCOP10のサブ会場になることは、

名学生なら知っていますよね?

環境やエコに対する意識を、

学内でますます高めていかなければなりません。

 

「こんなエコイベントやりたい!」という学生さんがいましたら、

ぜひ提案してください。

S-プラッツが、実現のサポートをしますよ!

 

スタッフ翼。

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初夏の風物詩

こんにちは★
今日は「熱田まつり」があるので、
昼間から花火が上がりお祭りムード!
天気も良いし、夜の花火はキレイでしょうねvv

名古屋のお祭りは5~6日に集中してるみたいです。
知らなかった…
他の地区のお祭り情報を
図書館の雑誌コーナーでチェックしてこよっ!

 

土曜の学情、
勉強している学生がちらほら。
ホント関心しますねっ!
皆さん、大学4年間はあっという間ですよ…笑
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桜が満開です

白鳥学舎の周りには、桜が咲いています。

そしてついに!満開になりました!

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綺麗ですねー^^

まるで心が洗われてしまうようです。

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お昼などにお花見気分で、外で食べるのもいいかもしれないですね♪きっと楽しいですよっ

お花見に夢中になりすぎて授業に遅れないように気をつけましょう!

<就活プラス③>企業選びは「路地裏の桜」

就職活動に関するちょっとしたアドバイス<就活プラス>を、5回シリーズでお届けします!

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

             第3回 : 企業選びは「路地裏の桜」

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

皆さんは就職活動で企業を選ぶ際、何を基準にされていますか?

セトキャリ職員がここ数年学生さんの企業選びを見てきて感じることは、

「時代の世相」に左右される学生さんが、少なくないという事実です。

 

例えば、2011年3月卒業の大学生対象調査では・・・

<就職希望企業人気ランキング調査> 出所:学情

  1位:ANA 2位:JTBグループ 3位:資生堂 4位:オリエンタルランド 5位:三菱東京UFJ 

 

⇒景気がよろしくない時期なので、学生さんが「聞いたことある」企業が上位を占めています。

 JAL問題の影響か、ANAが前年度よりも順位を伸ばしたそうです。

 

企業選びは、「その時代に人気のある企業を狙う」で、正解なんでしょうか?

 

セトキャリ職員は、以前証券会社に勤めていたとき、

『人の行く裏に道あり、花の山』という相場格言を知りました。

つまり、株式市場では、みんなと反対のことをやった方が成功するという意味です。

 皆さんの就職活動でも、「福祉は辛い」とか「トヨタの時代は終わった」といった、

最近新聞や雑誌で書かれていることを、冷静に考え直す必要があると思います。

世間のウワサとは違った、自分なりの判断基準で、企業研究をしてみてください。

 

例えば、すぐにデータで出せる基準の例として・・・

<優良企業ランキング> 08年度 日経新聞調べ

  1位:任天堂 2位:ファナック 3位:アステラス 4位:武田薬品 5位:キーエンス

  6位:ローム 7位:キヤノン 8位:トレンド、トヨタ自動車 10位:NTTドコモ

 

上記の会社に入った方が良いぞと、勧めているわけではありませんよ。

『30年後も着実に成長している企業』を、自分で探して欲しいということが言いたいんです!

就職活動では、ネットの書き込みや世間の噂に流されやすいものです。

いろんな業界や企業に目を向けて、自分の知っている企業を増やしてくださいね!

 

ちなみに、アメリカの大学生就職人気ランキング上位には、

“Peace Corps”や“Teach for America”といった、

発展途上国を支援するNPO団体が入っているそうですよ。

 

「路地裏の桜」みたいに、

みんなが知らないけど実はスゴイっていう企業を見つけてください!!!

 

セトキャリ職員。

 

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留学生活もだいたい半分を過ぎました。お正月におせち料理を食べました。というのも去年のお正月も中国に滞在していて2年連続おせちが食べられないのはなんだかしっくりこなかったので…日本料理店で買うこともできますが、学生という身分でそんな高価なものは買えず、簡単ではあるけれど自分で作りました。 k1.JPGインターネットで調査し、いざ買い物!しかし肉の売り方が日本のようにパックされてないので、どれがどこの部位でどれを買えばいいのかわからず・・・そしてどう切ればいいのかもわからずで結局お肉は悲惨な姿になってしまいました。が、それさえ見なければ立派なお雑煮。お雑煮と、だし巻きときんとん。 たった3品でしたが、お正月気分を味わうことができました。中国のお正月は旧暦なので、日本のようなお正月はまだ先です。

1月2日にまた大雪が降りました。今回の大雪もすごかったです。

↓なんだかおいしそう。

 k1-2.JPG大雪なのにちゃんと交通は機能していて、バスも地下鉄も、すべて走っていたので、すごい!と感じました。

 

 

 

 

 

 

1学期も終わりにさしかかりました。学期ごとにあるイベント・・・そう、テストです。大方自分の納得いく成績が残せましたが、口(スピーキング)のテストだけがどうしても自分の言いたいことがはっきりいえなかったことだけが心残りです。もともと自己主張が苦手だからなのか…でも今回のテストを通して自分にとって何が足りないのか、苦手なのか、というところを発見できてよかったです。

 

テストが終わって2日後に仲良しのクラスメートを見送りに行きました。

k1-3.JPG

来学期も一緒に勉強できたらよかったのに…彼女にいろんなおいしい店を紹介してもらったり、わからないところも親切に教えてもらったりしてとっても親切な子でした。彼女は自分自身やりたいことが見つかったようで今は違う大学に再入学するため試験勉強を頑張っているそうです。

 

 

1月中旬、ルームメイトとその友達と一緒にハルピンへ旅行に行きました。

ハルピンは―30度のとっても寒い地方なので、その寒さに耐えることができるように3人ともすごい防寒対策でした。私は上下合わせて12枚着て行きました。

もうダルマ状態。2人も足だけで10枚ものホッカイロを貼っていました。

ハルピン到着

k1-4.JPGまさか、まつげが凍るなんて思っていませんでした。

馬に乗って太陽島の雪まつりへ・・・ちなみにここは松花江という河川の上です。朝なので、馬も眠そう・・・

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太陽島到着 ルームメイト↓どれも中国ならではの巨大な雪の彫刻がたくさん。


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 夜に、氷祭りへ k1-8.JPG

  

k1-9.JPG

3人で記念写真! 

k1-10.JPG2人も帰国してしまうそうなので、残念です・・・

でもルームメイトは来学期違う北京市内の大学で勉強するそうなのでまた機会があったら会っておしゃべりしたいです!

1月はなにかといろいろイベントがありました!2月はお正月です。爆竹がいろんなところで鳴ってにぎやかな春節になりそうです。

留学生活もだいたい半分を過ぎました。お正月におせち料理を食べました。というのも去年のお正月も中国に滞在していて2年連続おせちが食べられないのはなんだかしっくりこなかったので…日本料理店で買うこともできますが、学生という身分でそんな高価なものは買えず、簡単ではあるけれど自分で作りました。 k1.JPGインターネットで調査し、いざ買い物!しかし肉の売り方が日本のようにパックされてないので、どれがどこの部位でどれを買えばいいのかわからず・・・そしてどう切ればいいのかもわからずで結局お肉は悲惨な姿になってしまいました。が、それさえ見なければ立派なお雑煮。お雑煮と、だし巻きときんとん。 たった3品でしたが、お正月気分を味わうことができました。中国のお正月は旧暦なので、日本のようなお正月はまだ先です。

1月2日にまた大雪が降りました。今回の大雪もすごかったです。

↓なんだかおいしそう。

 k1-2.JPG大雪なのにちゃんと交通は機能していて、バスも地下鉄も、すべて走っていたので、すごい!と感じました。

 

 

 

 

 

 

1学期も終わりにさしかかりました。学期ごとにあるイベント・・・そう、テストです。大方自分の納得いく成績が残せましたが、口(スピーキング)のテストだけがどうしても自分の言いたいことがはっきりいえなかったことだけが心残りです。もともと自己主張が苦手だからなのか…でも今回のテストを通して自分にとって何が足りないのか、苦手なのか、というところを発見できてよかったです。

 

テストが終わって2日後に仲良しのクラスメートを見送りに行きました。

k1-3.JPG

来学期も一緒に勉強できたらよかったのに…彼女にいろんなおいしい店を紹介してもらったり、わからないところも親切に教えてもらったりしてとっても親切な子でした。彼女は自分自身やりたいことが見つかったようで今は違う大学に再入学するため試験勉強を頑張っているそうです。

 

 

1月中旬、ルームメイトとその友達と一緒にハルピンへ旅行に行きました。

ハルピンは―30度のとっても寒い地方なので、その寒さに耐えることができるように3人ともすごい防寒対策でした。私は上下合わせて12枚着て行きました。

もうダルマ状態。2人も足だけで10枚ものホッカイロを貼っていました。

ハルピン到着

k1-4.JPGまさか、まつげが凍るなんて思っていませんでした。

馬に乗って太陽島の雪まつりへ・・・ちなみにここは松花江という河川の上です。朝なので、馬も眠そう・・・

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太陽島到着 ルームメイト↓どれも中国ならではの巨大な雪の彫刻がたくさん。


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 夜に、氷祭りへ k1-8.JPG

  

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3人で記念写真! 

k1-10.JPG2人も帰国してしまうそうなので、残念です・・・

でもルームメイトは来学期違う北京市内の大学で勉強するそうなのでまた機会があったら会っておしゃべりしたいです!

1月はなにかといろいろイベントがありました!2月はお正月です。爆竹がいろんなところで鳴ってにぎやかな春節になりそうです。

12月、の出逢い。

 

12月、いろいろな伝手からフィリピン駐在の日系企業現地社長とお会いする機会があった。わたしがお逢いしたのが三菱重工さん。三菱重工さんではフィリピンで図面を描き、日本に送るという作業が行われていた。フィリピン人が英語を使え、安い賃金で雇えるため、このような図面の仕事を日経企業のみならずUSやEU企業も多く行っているそうだ。その中で、キャリアアップを常に目指すフィリピン人は多く引き抜きされるそうだ。ある企業が基礎知識をつけさせ、これからだ、というというところを他企業が良い条件で引きぬく。景気が良い時にそのようなことが起こるため、フィリピン駐在員の方々は日経企業間で引き抜きはしないという合意のもと毎週自社の状況を報告し、他国の同種企業のうわさ等を探り、日経企業の発展のため集まるという。大手企業のトップがこのように同時に集まることは日本では稀なので貴重な体験だった。

 また、フィリピンのメイン行事であるクリスマスが近づいてくると、モールやストリートのみならずクラスやカレッジ内でも雰囲気が変わってきた。クリスマスソングは流れ(実際は11月初めから流れていた)学生、教授は歌い、みなカラフルなラッピングさせたプレゼントを持っていた。大学の敷地内だと言うのに、普段にも増してプレゼント用の露天は出るし、ミリエンダ(日本でいうおやつ、英国で言うアフタヌーンティー)で売っているバナナキューやフィッシュボールと同じように当たり前にラッピングのための袋と包装紙を売っている人が道にいた。飾りも日本や欧米とは少し異なるようだ。クリスチャンが多いが、中国人系のフィリピン人も多いため中国の雰囲気を持った飾り付けがあるように感じられた。(実際の由来は分からない。だが伝統的なものであることは確か。)クリスマスブレイクにはいる最後の授業日にはフィリピン全土でも有名なランタンパレードが、ここフィリピン大学ディリマン校で開かれ、各カレッジ、ドーム、オフィスが手製の巨大ランタンを運び素晴らしい様相だった。この手製ランタンは、ペットボトル、CD、段ボール等を使い明らかに「手作り」ということが伝わるものだ。もしこれを日本でしたのなら、日本人はもっと見た目や細かいところにこだわるのだろうと思った。彼らは純粋に楽しんでいた。うまく説明できないが、日本にはあまり見られない感覚な気がする。

 また、クリスマス関連で、住宅街には物乞いの子が増えた。物乞いという表現をここで使うのが正しいのか分からないが、「メリークリスマス、マム(Merry Christmas, Mo’m)」と寄ってくる。クリスチャンの考え方としても、お金を持っているのだから分けて当然というものもあるが、クリスマス(Christmas=Christ(キリスト) Mas(ミサ))だからこそ、一緒に祝うプレゼントをちょうだいというものらしい。こどもたちは一軒一軒の塀の外でクリスマスソングを歌い、お礼としてのお金や食べ物をねだる。やはりクリスマスは特別な日だった。私はイブ、当日とフィリピーナの友人の家に行き、一家と一緒に過ごさせてもらった。おばあちゃんもお母さんも親戚も優しく、良い経験させてもらった。フィリピンに多くいる出稼ぎ労働者の問題や、フィリピン大学等の学生の宗教観も聞け、友達やフィリピン人に少し近づけた気がする。

 New Year’s Eveはまた別のフィリピン人の家に行き、たくさんの花火と爆竹、それに伴う煙と騒音に驚きながらもフィリピン人の私からは想像できない新しいかたちの新年を迎えられた。新年を迎えるまでの数時間、親戚一同が集まる家の向かいの家や隣の家にも招かれ、たくさんの話をすることができた。その中に、日本で働いていた方と逢うことができ驚いた。彼らはどういう経緯があったのか分からないが、日本の某大手住宅コンサルタント会社に10年ほど勤めていたそうだ。日本をとても愛しており、日本人の私と出会ったことや、日本語を披露できる相手がいること、日本の思い出を話せることをとても喜んでいるように感じた。彼らの面白おかしい、笑顔絶えない話をきいていると、彼らを日本で雇っていた、一緒に働いていた人たちに感謝を伝えたく思った。特に欧米かも知れなが、日本人が海外に憧れるように、フィリピン人の日本への憧れをとても感じた。そして、私も日本に生れ、日本の文化や歴史・特徴を受け継いでいることに感謝を持ち、かつもっとしっかりと知り、説明できるようになりたいと思った。授業や日常の生活で毎回感じるが、自分の乏しい日本の知識に情けなく感じる。もっと日本を知り、感謝をし、英語で説明できるようになりたい…と思う。

 

また、2年前にアテネオ大学に長期留学していたOさんが卒業論文のためフィリピンを訪れ、彼女の調査に同行させてもらった。とても良い経験となった。毎回お世話になっているOさんだが、今回はさらに、Oさんの2年前に築いたフィリピンでの絆や経験をほんの一部だが感じることができ、彼女の偉大さを再確認した。残り僅かとなった私のこちらでの生活に活かしていく。

 

12月、の出逢い。

 

12月、いろいろな伝手からフィリピン駐在の日系企業現地社長とお会いする機会があった。わたしがお逢いしたのが三菱重工さん。三菱重工さんではフィリピンで図面を描き、日本に送るという作業が行われていた。フィリピン人が英語を使え、安い賃金で雇えるため、このような図面の仕事を日経企業のみならずUSやEU企業も多く行っているそうだ。その中で、キャリアアップを常に目指すフィリピン人は多く引き抜きされるそうだ。ある企業が基礎知識をつけさせ、これからだ、というというところを他企業が良い条件で引きぬく。景気が良い時にそのようなことが起こるため、フィリピン駐在員の方々は日経企業間で引き抜きはしないという合意のもと毎週自社の状況を報告し、他国の同種企業のうわさ等を探り、日経企業の発展のため集まるという。大手企業のトップがこのように同時に集まることは日本では稀なので貴重な体験だった。

 また、フィリピンのメイン行事であるクリスマスが近づいてくると、モールやストリートのみならずクラスやカレッジ内でも雰囲気が変わってきた。クリスマスソングは流れ(実際は11月初めから流れていた)学生、教授は歌い、みなカラフルなラッピングさせたプレゼントを持っていた。大学の敷地内だと言うのに、普段にも増してプレゼント用の露天は出るし、ミリエンダ(日本でいうおやつ、英国で言うアフタヌーンティー)で売っているバナナキューやフィッシュボールと同じように当たり前にラッピングのための袋と包装紙を売っている人が道にいた。飾りも日本や欧米とは少し異なるようだ。クリスチャンが多いが、中国人系のフィリピン人も多いため中国の雰囲気を持った飾り付けがあるように感じられた。(実際の由来は分からない。だが伝統的なものであることは確か。)クリスマスブレイクにはいる最後の授業日にはフィリピン全土でも有名なランタンパレードが、ここフィリピン大学ディリマン校で開かれ、各カレッジ、ドーム、オフィスが手製の巨大ランタンを運び素晴らしい様相だった。この手製ランタンは、ペットボトル、CD、段ボール等を使い明らかに「手作り」ということが伝わるものだ。もしこれを日本でしたのなら、日本人はもっと見た目や細かいところにこだわるのだろうと思った。彼らは純粋に楽しんでいた。うまく説明できないが、日本にはあまり見られない感覚な気がする。

 また、クリスマス関連で、住宅街には物乞いの子が増えた。物乞いという表現をここで使うのが正しいのか分からないが、「メリークリスマス、マム(Merry Christmas, Mo’m)」と寄ってくる。クリスチャンの考え方としても、お金を持っているのだから分けて当然というものもあるが、クリスマス(Christmas=Christ(キリスト) Mas(ミサ))だからこそ、一緒に祝うプレゼントをちょうだいというものらしい。こどもたちは一軒一軒の塀の外でクリスマスソングを歌い、お礼としてのお金や食べ物をねだる。やはりクリスマスは特別な日だった。私はイブ、当日とフィリピーナの友人の家に行き、一家と一緒に過ごさせてもらった。おばあちゃんもお母さんも親戚も優しく、良い経験させてもらった。フィリピンに多くいる出稼ぎ労働者の問題や、フィリピン大学等の学生の宗教観も聞け、友達やフィリピン人に少し近づけた気がする。

 New Year’s Eveはまた別のフィリピン人の家に行き、たくさんの花火と爆竹、それに伴う煙と騒音に驚きながらもフィリピン人の私からは想像できない新しいかたちの新年を迎えられた。新年を迎えるまでの数時間、親戚一同が集まる家の向かいの家や隣の家にも招かれ、たくさんの話をすることができた。その中に、日本で働いていた方と逢うことができ驚いた。彼らはどういう経緯があったのか分からないが、日本の某大手住宅コンサルタント会社に10年ほど勤めていたそうだ。日本をとても愛しており、日本人の私と出会ったことや、日本語を披露できる相手がいること、日本の思い出を話せることをとても喜んでいるように感じた。彼らの面白おかしい、笑顔絶えない話をきいていると、彼らを日本で雇っていた、一緒に働いていた人たちに感謝を伝えたく思った。特に欧米かも知れなが、日本人が海外に憧れるように、フィリピン人の日本への憧れをとても感じた。そして、私も日本に生れ、日本の文化や歴史・特徴を受け継いでいることに感謝を持ち、かつもっとしっかりと知り、説明できるようになりたいと思った。授業や日常の生活で毎回感じるが、自分の乏しい日本の知識に情けなく感じる。もっと日本を知り、感謝をし、英語で説明できるようになりたい…と思う。

 

また、2年前にアテネオ大学に長期留学していたOさんが卒業論文のためフィリピンを訪れ、彼女の調査に同行させてもらった。とても良い経験となった。毎回お世話になっているOさんだが、今回はさらに、Oさんの2年前に築いたフィリピンでの絆や経験をほんの一部だが感じることができ、彼女の偉大さを再確認した。残り僅かとなった私のこちらでの生活に活かしていく。

 

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