<就活プラス③>企業選びは「路地裏の桜」

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就職活動に関するちょっとしたアドバイス<就活プラス>を、5回シリーズでお届けします!

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             第3回 : 企業選びは「路地裏の桜」

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皆さんは就職活動で企業を選ぶ際、何を基準にされていますか?

セトキャリ職員がここ数年学生さんの企業選びを見てきて感じることは、

「時代の世相」に左右される学生さんが、少なくないという事実です。

 

例えば、2011年3月卒業の大学生対象調査では・・・

<就職希望企業人気ランキング調査> 出所:学情

  1位:ANA 2位:JTBグループ 3位:資生堂 4位:オリエンタルランド 5位:三菱東京UFJ 

 

⇒景気がよろしくない時期なので、学生さんが「聞いたことある」企業が上位を占めています。

 JAL問題の影響か、ANAが前年度よりも順位を伸ばしたそうです。

 

企業選びは、「その時代に人気のある企業を狙う」で、正解なんでしょうか?

 

セトキャリ職員は、以前証券会社に勤めていたとき、

『人の行く裏に道あり、花の山』という相場格言を知りました。

つまり、株式市場では、みんなと反対のことをやった方が成功するという意味です。

 皆さんの就職活動でも、「福祉は辛い」とか「トヨタの時代は終わった」といった、

最近新聞や雑誌で書かれていることを、冷静に考え直す必要があると思います。

世間のウワサとは違った、自分なりの判断基準で、企業研究をしてみてください。

 

例えば、すぐにデータで出せる基準の例として・・・

<優良企業ランキング> 08年度 日経新聞調べ

  1位:任天堂 2位:ファナック 3位:アステラス 4位:武田薬品 5位:キーエンス

  6位:ローム 7位:キヤノン 8位:トレンド、トヨタ自動車 10位:NTTドコモ

 

上記の会社に入った方が良いぞと、勧めているわけではありませんよ。

『30年後も着実に成長している企業』を、自分で探して欲しいということが言いたいんです!

就職活動では、ネットの書き込みや世間の噂に流されやすいものです。

いろんな業界や企業に目を向けて、自分の知っている企業を増やしてくださいね!

 

ちなみに、アメリカの大学生就職人気ランキング上位には、

“Peace Corps”や“Teach for America”といった、

発展途上国を支援するNPO団体が入っているそうですよ。

 

「路地裏の桜」みたいに、

みんなが知らないけど実はスゴイっていう企業を見つけてください!!!

 

セトキャリ職員。

 

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