「敬神愛人」と一致するもの

2016年 新年のご挨拶

新年の挨拶
 明けましておめでとうございます。
 この年末年始は大変温かな陽気でした。それは,明るい未来と希望を予感させるようでもあり,地球温暖化の顕在化のようでもあり,さらにこの陽気が景気に影をもたらしそうで,なんとも不気味でもありました。いずれにしても,年末年始の休暇は,皆さまにとって鋭気を養い新たな抱負を抱く良い機会になったことと思います。
 私自身もこの休暇を使って,一週間近く,普段できない実家の庭掃除に励み,しっかりと気分転換ができました。そして新年を迎え,初詣では学生のため大学のためにしっかり働くぞと,改めて決意した次第です。初詣先で引いた御神籤は「凶」と出ましたので「今日が最悪,これからは好転するのだ」と確信しています。

着実に歩を進める
 さて,昨年は8学部11学科体制のスタート年でした。2016はその2年目です。各学部の教育・研究・集会貢献の活動が安全に巡航速度で歩を進めることができるよう努めて参ります。今年4月には,学生の数が昨年に比べ200名ほど増えます。法学部の150名と子供スポーツ教育学科の50名の増分です。大学院まで含めれば全学生数はほぼ6,000名となり,名実ともに中堅規模の大学となります。
 新学部・新学科は開設2年目を迎え,既存の学部もそれぞれに希望と課題を抱えて新たな船出です。とりわけ,法学部は開設4年目・完成年度を迎え,第1期生たちが就職活動に直面します。彼ら彼女らが希望する進路を実現できるように,効果的でキメ細かなサポートをしていきたいと思います。
 一方大学の経営面では,今年は昨年と違い安定的で着実な歩を進めることができる年だと言えます。昨年は理事会メンバーの改選や多くのベテラン教職員の勇退がありました。そして,新たな理事長と事務局長を迎え,また,新学部・新学科の開設に合わせて,教員・職員ともに多くのニューフェイスを迎えた年でした。加えて,事務局組織の改変とともに,大幅な人事異動が行われました。しかし2016年は,そうした人事に関わる大きな変化は想定されていません。
 こうした点からも2016年は腰を落ち着けて,教育改革や業務改善に取り組むことができる年であると考えています。私たちは「敬神愛人」の精神を携え,強い意志と創意工夫をもって課題解決に努め,従前以上に名古屋学院大学は素晴らしい大学であると評価されるよう,励んで参ります。関係する皆さま方には,どうぞ倍旧のご支援・ご鞭撻のほどよろしくお願いします。

学ぶ申年
 新年の挨拶なので,今年も干支を話題にして締めたいと思います。今年は申年(さるどし)です。中国では猿は機敏で聡明な動物とされ,申年は躍動の年とも言われるそうです。しかし日本では,猿にちなむ格言にあまり芳しいモノはありません。「猿知恵」,「サルまね」,「猿も木から落ちる」。「犬猿の仲」といったものもあります。また「猿年は騒ぐ」といって,ワサワサ落ち着かない年であるといった説もあるようです。
 しかし「猿まね」「猿知恵」も決して馬鹿にしてはならない様に思います。「学ぶ」は「まねる」ことから始まるわけですから,私たちも内外の動向に注意深く目を凝らして,良いこと素晴らしいことであれば,それを積極的に取り入れていく「学ぶ」姿勢が必要であると思います。もちろん,その際には単に猿まねではなく,私たちに適合したアレンジが必要でしょう。良いモノであれば,それは広く世界に普及し一般化されユニバーサル化されていきます。
 高崎山の猿は暖をとるために温泉に浸かります。火を恐れないのは人間だけかと思えば,人間を真似て焚き火にもあたる猿もいます。温泉に浸かり焚き火にあたるという行動は,猿の世界でもユニバーサル化されつつあるようです。もっとも,湯に浸かる猿は「歳老いたメス猿」だけだそうですが。何故かって?「湯に婆猿」。・・・・・お後が宜しいようで。失礼いたしました。
 改めて,明けましておめでとうごザル。どうぞ皆さん,本年もよろしくお願いします。

2016年1月

TOP画像説明の続き

すっかり忘れかけていましたが今回のtop画像の写真は...の続きをおおくりします。

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名古屋キャンパスチャペルの内部
この写真はちょっと前のものでして最近新たに加わったものがあるのですがそれはまたの機会にでも...

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瀬戸キャンパスチャペル外観

 

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建学の精神「敬神愛人」の石碑(名古屋キャンパスチャペル)

さて、今回はここまででまた忘れないうちに残り3枚の写真の説明をします。
明日からは試験期間。
試験期間といえばあの企画、そう、キリスト教クイズ!がやってきますよー。今回のクイズは出エジプト記から出題しますよ。出エジプト記についてはモーセの出エジプト記20(最終回)で復習ができますよ!
ではお楽しみに!

キャリアデザイン2a授業

 先日、キャリアデザイン2aで、本学職員が2週続けて就職活動について講話しました。


 本学OBで瀬戸キャンパス総合事務部の小西崇之は【本学卒業生として後輩への就活アドバイス】をテーマに話をしました。

キャリアデザイン小西 (3).JPG

◎大学生活4年間について

 〇"敬神愛人"とは

 ⇒ 他者に優しく、謙虚であれ!

 〇大学時代の勉強について

 ⇒ 後悔のひとつ!

  ⇒ 何に役立てられるかを考え

ながら、学ぶことが大事!

◎ 就職活動の準備について

 〇自身の就活について

 ⇒ 企業研究など

 〇就活準備について

 ⇒ 準備は大事!


◎大学での仕事について

 〇瀬戸キャンパス所属の教職員数

 ⇒ 教員...43名 職員...21名 

 ⇒ この人材の経験値・情報量を活かさなければ、損!

〇卒業生が職員であるということ

 ⇒ 母校愛の発露→母校への感謝!             

  

キャリアデザイン小西 (2).JPG 先輩より、具体的な内容の話を聞いた学生さんたちからは、

〇ためになった!

〇就活するうえで大変参考になった!

〇残りの大学生活を有意義にしていきたいと思った!

〇他人に対する思いやりの大切さを教えてもらった!

と感想を頂きました。


キャリアデザイン小西 (1).JPG 

小西さん、お忙しい中、お話いただき、

『ありがとうございました!』(*^。^*)





 翌週は瀬戸キャリアセンターの青木が担当しました。

 テーマは【就職とは? 就職活動とは?】。「何故就活をするのか?」から始まり、就活の流れ、スポーツ健康学部の先輩の就職先などをお話ししました。

 授業の前までは『就活』なんてまだ先だ。。と思っていた学生さんも多かったのではないでしょうか?

キャリアデザイン 青木 (1).JPG

授業を終え、学生さんたちからは、

〇現実の厳しさを知った。

〇就活には、勉強だけなく、コミュニケーション能力も大切だと思った。

〇就活には、早めの準備がとても大切だと思った。


と感想をいただきました。


 この時期に話が聞けて、大変良かったのではないでしょうか?


 キャリアデザインの授業を活用するなどして、早めの準備を心掛けてください(*^_^*)


 また、これをきっかけに、今後も相談などありましたら、気軽に『キャリアセンター』へ足を運んでください(*^_^*)


瀬戸キャリアラ

新しい行事のお知らせなどなど

GW目前のカレッジアワーのお知らせです。
日時 4月30日(木)12:40~13:10
場所 名古屋キャンパスチャペル
奨励 越智祐子先生(経済学部講師)

ところで、このカレッジアワーは今まで名古屋キャンパスでしか行われていませんでしたが、今年度から瀬戸キャンパスでも開始することになりました!
瀬戸キャンパスで毎週金曜日に行っているチャペルアワーのうち、月の第一金曜日のみカレッジアワーとして行います。
本学の教職員が建学の精神"敬神愛人"について思うことというテーマで奨励します。
第一回目は明後日、5月1日(金)です。
くわしくはまた明日のブログにて!

最後のブログ:お世話になりました!

けんけんです。これが最後のブログになると思います。
何を書こうか迷ったのですが、自分の大切で大好きな歌を
紹介して去っていこうと思います。

『あなたはスペシャル』という歌があります。
この歌は聖書の言葉をもとにつくられたゴスペルソングです。
歌詞は載せられないのですが、どんな歌かというと...


私たちは特別な存在なんだ。

誰かがあなたを嫌っても、
誰かと自分を比較して落ち込んだとしても。

誰も私たちの価値を決めることはできない。
誰も私たちのことを良いとか悪いとか決められない。

最初から私たちは存在自体が特別で、
高価で、尊くて、愛されている存在。

私たちをつくった神様にとって、私たちの存在は、
1人ひとりがスペシャルで愛されている存在なんだ。


という歌です。
神様の愛を伝えようとした歌です。

私たちは最初は神様のことを知らないけど、
神様は私たちのことを最初から知っています。
そしていつでも神様のもとに立ち返ることを待っています。

名古屋学院大学の建学の精神『敬神愛人』
神を敬い、人を愛する。
私は心の底からそのように生きて行きたいと望んでいます。

私はこの大学に入れて幸いです。
優しい職員さん、先生、友人に出会えて幸いです。
そして学生生活の中で、私は主に出会えて幸いです。
どうか主の愛が大学生活の中で1人ひとりに、訪れますように。


【学生サポーター:けんけん】


桜と麥粒125号

麥粒NO.125  2015springの気になる内容はこのようになっています。

・「タレントを見つける大学生活」 増田喜治(リハビリテーション学部教授)
・「教会と私」 國井義郎(法学部講師)
・「どんなときでも」 佐藤真史(日本基督教団東北教区被災者支援センター・エマオ 教団派遣専従者)
・「ボランティアのすすめ」 渋山照夫(学生支援センター課長)
・「新入生の皆さんへ」

「新入生の皆さんへ」とあるのは、本学の建学の精神「敬神愛人」について、創設者クライン博士について、そしてチャペル行事のご案内などが載っています。
ぜひお手に取ってご一読ください。

ところで名古屋キャンパス周辺は桜が見ごろになりました。
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4月1日の入学式は満開の桜でむかえられそうです。

本当の子羊って?

イエス・キリストが十字架にかけられたのが過越祭の時ということを前回お伝えしましたが、これこそ今回のブログの本題なのです。
過越祭では子羊の犠牲によって災いを逃れました。
イエスの十字架での死、犠牲によって、私たちの罪をあがなわれました
ということで、「過越祭にささげられた子羊=イエス」ということができるのです(コリントの信徒への手紙一 5章7節参照)。

そしてこれがイエスの示した神から人への愛なのです。
本学の建学の精神、「敬神愛人」の基には、独り子を十字架にかけてまで人間を愛する、神が示した愛があるのです。

今はレント(受難節)です。レントはイエス・キリストの十字架の苦しみを思い起こして過ごす期間です。どうかそのことを今一度覚えて過ごしましょう。

モーセの出エジプト記13

近頃エジプトに起きた災いばかりのブログでしたが、「敬神愛人」の額の記事でリフレッシュできましたね。といいつつ、モーセの出エジプト記の続きをお届けします。

13.
またしてもヘブライ人を解放しなかったファラオに対して、モーセは神に言われた通り次の災いの予告をしました。
それはエジプト人の家畜は全て疫病にかかって死ぬという災いでした。しかしファラオは要求をのみませんでした。
そこで翌日にはエジプト人の家畜は疫病で死にました。

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ファラオがヘブライ人の偵察をさせると、彼らの家畜は無事でした。
それでもファラオの心は動きませんでした。

続く

 

前回までの復習はこちらから→モーセの出エジプト記1 モーセの出エジプト記2 モーセの出エジプト記3 モーセの出エジプト記4  モーセの出エジプト記5 モーセの出エジプト記6 モーセの出エジプト記7 モーセの出エジプト記8 モーセの出エジプト記9 モーセの出エジプト記10 モーセの出エジプト記11 モーセの出エジプト記12

「敬神愛人」の額

本学創立50周年記念事業として、「『敬神愛人の系譜』展」を2014年9月18日~11月末に開催しました。そしてイベントの一環として、名古屋高校が所蔵する奥野昌綱(ヘボンの日本語教師であり、日本初の牧師といわれる)が揮毫した「敬神愛人」のデジタルスキャン作業が行われました。奧野の書「敬神愛人」は、1906年1月に揮毫されたもので、すでに108年を経過しています。本学の建学の精神である「敬神愛人」を後世まで伝えるため、名古屋高校の協力により、最新の技術で画像をデジタル化し、保存しようとするものです。
デジタル化した画像をオリジナルに近い質感の用紙に印字することで、高精度の複製を作成しました。

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「敬神愛人」の複製を本日名古屋キャンパスチャペル礼拝堂に感謝をもって掲げさせていただきました。

新年ご挨拶
 新年,明けましておめでとうございます。本年が皆様にとって良い年でありますよう心からお祈り申しあげます。また,本年も倍旧のご指導・ご鞭撻のほどお願いいたします。
 さて,年末年始の休暇はいかがお過ごしされたでしょうか?この休暇が皆さんの鋭気を養う絶好の機会になったことと信じます。私自身は,普段できない実家の庭掃除に励み(しかも一週間近くも),大いに気分転換ができました。そして新年を迎え,学生のため,大学のためにしっかり働くぞと,改めて強く決意したところです。

変革期を迎えた名古屋学院大学
 さて2015年は,名古屋学院大学の未来を左右する正念場の年であり,大変革の年であると認識しています。創立50周年を祝った昨年をバネに,今年は新たに現代社会学部・国際文化学部そしてこどもスポーツ教育学科が開設され,学部全体で8学部11学科体制がスタートします。
 また,新学部・新学科の誕生に伴い,母体となった経済学部,外国語学部,スポーツ健康学部もそれぞれリニュアルされ新たな船出を迎えます。さらに,法学部は開設3年目を迎え,在学生たちの就職や進路を具体的に視野に入れたキメ細かな指導が本格化します。商学部やリハビリテーション学部もこれまで以上に魅力溢れる学部に進化します。
 いずれの学部も最大顧客である学生たちの満足度を高め,絶え間なく教育改革を進めて参ります。私自身は勿論ですが,教職員一人ひとりが大学の魅力を高めるために行動していきたいと思います。建学の精神「敬神愛人」を改めて強く意識し,それを具現化し実践して参ります。

変動期のヒツジ年
 ところで,今年はヒツジ年です。ヒツジは穏健で従順,平和的なイメージがあります。しかし歴史を紐解くと,そのイメージとは異なり,ヒツジ年には思いのほか大きな社会変動があることを知らされます。
 例えば,前回のヒツジ年の2003年には,中東を今の混沌とした世界に変えてしまったイラク戦争がありました。また,前々回のヒツジ年の1991年には湾岸戦争が起きました。奇しくもこれら二つの戦争に対峙したアメリカ大統領は,親子二代のパパ・ブッシュとブッシュ・ジュニアでした。さらに,同じ年の年末にソビエト連邦が崩壊し,米ソ冷戦が終結します。
 一方,日本国内ではこの年に,株や土地といった資産価格が大暴落し,景気の大転換期を迎えました。バブル崩壊です。その後に続く長い低成長期が「失われた20年」と呼ばれるものです。
 2015年のヒツジ年に戦争や経済危機など起きて欲しくはありません。しかし現実には,そうした混乱を引き起こしそうな不安要素が存在することも否定できません。何とはなしに「嵐の前の静けさ」のような無気味さを感じているのは,私だけではないと思います。そう思っていた矢先に,パリでイスラム過激派によるテロが起きました。

ウールのセーターのように
 もしかして今年は,予期せぬ大事件があるのかもしれません。しかしそういう中にあっても,私たちは個々の学生と向き合い,彼ら彼女らが確実に成長し,社会にとって有為な人材となって巣立っていくよう確かな教育を進めて参ります。
 冬場にウールのセーターが私たちを温かく包んでくれるように,私たちも「敬神愛人」の温かさで学生たちをくるみ,麗しい(ウールわしい)年にしたいと思います。
 本年もどうぞよろしくお願いします。

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