心配事の9割は起こらない

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「心配事の9割は起こらない」(曹洞宗徳雄山建効寺 住職 桝野俊明 著)

広く禅の教えとして「心配事の9割は起こらない」と諭されたとして、まず「本当か?」と疑りたくなります。

この説の有力な根拠の一つとされているのが、ペンシルベニア州立大学が行った調査。不安障害を抱える人を対象にした「心配ごとが実際に起きたかどうか」を詳細に記録してもらったところ、 91.4%の心配ごとは現実には起こらなかったという結果でした。残りの約9%は現実となったものの、その大半は「自力で解決できた」または「予想より軽微であった」であり、つまり私たちが恐れている心配ごとが「取り返しのつかない最悪の事態」となる確率は実質的には数パーセント以下ということなのです。「心配事は心配するに値しない」ということです。では少ない確率であるにも関わらず、私達は何故「起きもしないであろうこと」を心配して悩むのか? 実は脳にとって「心配する」ことは元々メリットがあったのです。

・生存存本能の陥りやすい欠陥として、太古の原始時代,、茂みのガサガサを「猛獣かも」と最悪の予測をする個体は、 実は生き残る選ばれし可能性を秘めた者であり、良い結果に結びついた。

・また、準備している感覚として、心配するこで「自分はリスクに備えている」という「まやかしの安心感」が得られた。

等のメリットであり、従って結論的には、あなたの持つ不安のほとんどは概ね「幻想」であると捉え、心配事を心配するのはやめましょうということなのです。 obousan_seppou.png

(しろとり図書館スタッフ 東空)

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