劇団四季劇場で上演されていたミュージカル『バケモノの子』を鑑賞しました。
今から10年程前に公開された細田守監督の同タイトルアニメーション映画が原作です。
どんなお話かザックリいうと・・・この世の中には、我々人間の世界とは別にバケモノの世界が存在していて、偶然バケモノの世界に迷い込んだ孤独な少年が、バケモノ達に愛され見守られながら成長していく・・・という物語です。
面白いのは勿論ですが『自分とは何者なのか』『自分は何を信じて生きていけば良いのか』など、成長していく上で誰もが感じる「自分と向き合うこと」の意味に光を当て背中を押してくれる感動の物語です。
生の舞台は迫力があるし最新の舞台美術でアニメ版『バケモノの子』のイメージを崩すことなく、綺麗で見事な演出をされていてとても感動しました。
実はこの原作のアニメ版DVD、なんと瀬戸図書館にもあるのです。
「誰だってみんな等しく闇を持っている。でもその闇に吞み込まれてはいけない。」
「忘れないで。私達いつだって、たった一人で戦っているわけじゃないんだよ。」
「胸の中で剣を握るんだよ。」
(私の心に刺さったセリフです(^_^;))
楽しい中にもとても奥の深いこの物語、ぜひ瀬戸図書館でDVDを視聴して感動で胸いっぱいになっていただけたらと思います。
(瀬戸図書館スタッフ:かるみあ)
