読んでてよだれが出ちゃいます。
本を読んでてよだれが出てくることってありませんか。
映画を見ててよだれが出てくることってありませんか。
私はあります。
はじめて本を読んでてお腹が鳴ったのは「赤毛のアン」を読んでいた小学生の頃。
アップルバター・クランチ、プラムケーキ、さくらんぼのプディング・・・
聞いたことも見たこともないお菓子の数々が、
カナダ・プリンスエドワード島の緑の美しい風景に重なって想像されました。
外国の本を読んでいると、はじめて出会う料理に想像力が刺激されます。
でも、日本の本の場合は知っていることが多く、
よりダイレクトに食欲が刺激されるように思うのは私だけでしょうか??

「定食と文学」
今柊二/著 本の雑誌社
そんな私と同じ思いを持つのがこの人、定食評論家・今柊二。
宮崎駿から夏目漱石、森鴎外そしてさらに日本を飛び出てブラジルの定食まで。
こんなに文学に定食が登場するんだ!!とびっくりする傍ら、
その定食が食べたくて食べたくてたまらなくなってしまいます。
食べれるお店と定食の写真も一緒に載ってるから、
すぐに食べに行きたくなっちゃう1冊です。
いつか旅本ならぬ定食本を1冊手に、旅行に行ってみたいものですね。
(栞)