Associate Professor...

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私の知っている彼は決して変人などではない。
徹底的に合理的なのである。

「君は科学の楽しさを知らない。
             ・・・この世は謎に満ちている。」

私達の世界は確かに謎に満ちている。
生の謎、死の謎、宇宙の謎・・・
脳の電気信号が途絶えた事を死というのならば、
パソコンを消す事は殺害になるのだろうか?

「わかんないものはどうしようもない、
   などと言っていては、いつか大きな過ちを犯すことになる。」

解らない事を解らないまま、
疑問にも思わず生活するのは怠慢である。
ましてや、諦めてしまっては解決の糸口や真理など
見えることは決してない。

彼は以前こんな事も言っていた。

「誰にも解けない問題を作るのと、それを解くのではどちら容易か?」

悪魔の証明、それでも彼は挑み続ける。

今回の舞台は小さな漁村。

理科の嫌いな少年が、物理学の権威に教わったら...。
こんなコンセプトの下描かれた本作は今年の夏にぴったり。

海底調査、元刑事、寂れた旅館、一酸化炭素中毒...そして。

最後に待ち受ける小さな真実と大きな代償。

たとえ知らなくても、たとえ知識がなくても、
人を殺す事は心に大きな傷を与えることになる。

ねぇ、博士!

真夏.jpg

    『真夏の方程式』


珍しく、ちゃきが真面目にオススメする一品。

皆さん、【フレミング左手の法則】の準備は出来ましたか?
メガネをかけてる貴方も、かけてない君も、
その人差し指でメガネの真ん中を持ち上げて一言!


「実に面白い!」


さぁ、東野圭吾【探偵ガリレオ】の世界へ。
これでアナタも福○雅治です。

きみをずっと幸せに~♪風にそっと歌~うよ~♪
う~ううう~♪

じゃ、またお会いしましょう!
TATA!!

(名古屋の図書館すたっふ・ちゃき)

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