「授業」と一致するもの

★Bridge No.3★児島完二先生

 

学生さんと先生を繋ぐ連続企画★Bridge★、今回の先生は・・・

 

 

経済学部教授 児島 完二 先生です。

 

 

先生は、現在、2013年度経済学部教務主任をなさっています。

卒業研究発表会やCCS自学自習システム、ゼミポスター展示など、いつも新しい試みの仕掛け人だったりします★

今回、先生のキャラクターを尊重して、1人称は"僕"にしてみました。

 

 

 

■ どんな思いをもって、授業(ゼミ)に臨まれていますか? 

 

僕の教育姿勢は、経済学からきていますね。

 

入学式に学長が言われましたよね。「君たちは社会人予備軍」だと。

僕は、学生さん達によく言うんです。僕は、君たちを企業に高く売りたいのだ」と。学生さん達は、僕にとっては仕入れ。ここで付加価値をつけ、社会に送り出す。

教員は、学生さん達が高く買ってもらえるように協力するんです。つまり、年収が高くなるように(笑)。そうなれば、卒業生は税金をたくさん納めてくれるでしょ。

「日本は今、税収不足で困ってるんですよ。これから高齢化社会になりますので、僕は君たちがお金持ちになってくれることを心から願っている」なんて冗談めかして言っています(笑)。マクロ経済学的に見れば、しっかりお金を稼いで、税金として納めてくれると、社会が助かる。そして、自分を生かすことができれば、収入や生きがいにつながります。

 

だから、頑張って努力することが大事なんです。

 

毎日の授業というのは、そのための自分への投資であって、そのリターンとして、自分に力がつき、高く売れるようになるわけです。

 

 

 

僕はよく、学生さんたちに「君たち、1回の授業料いくらか知ってる?」と聞いています。

教育の機会費用という話です。1つの授業は、大体2000円~3000円くらいです。それだけのものを無駄にしないようにしてほしいからです。予習・復習ももちろんして欲しいですが、"今"授業に集中すれば、学期を通せば15回授業がありますから、それだけあれば大したものになるはず。

1つでも2つでも覚えて帰ってください。そのためにメモをとりなさい、覚える工夫をしなさい」と言っています。

その姿勢をフォローするものとして、ICTがあります。僕は、授業中、時間を持て余したら、スマホを使って自学自習しなさいと言っています。

 

勉強って、無駄は無いので、一生懸命、コツコツと、毎回の授業を大切にしてくださいね!

 

 

 

新しい物事に挑戦する姿勢も大切にしています。

"Prezi"っていうプレゼンテーション用のフリーソフトがあるんです。アメリカ留学中に教えてもらったソフトです。これを「よし、1ぺん授業で使ってやれ!」って試したことがあって。「今日初めてだから失敗するかもしれないけど!」って言いながら授業で使ってみるんです。そういう時は、パッションが湧いてきますね。

そうしたら、僕のゼミ生がそこにいて、彼が発表をプレジでやりはじめて。

 

その時は嬉しかったですね。

 

「ああ、伝わったな」って。

パッションが高い時の姿勢というのは、彼らに伝わるんです。

 

 

 

 授業について 

 

 いかに全体の満足度を高めるかが腕の見せ所!

 

少人数だと、名前を呼んで話をするようにしているんですが、大人数の授業ではそうはいかない。でも、一方的に黒板書いて・・・っていう授業は、僕嫌いで。授業が終った後にCCSで授業理解度の確認するんです。Minute Paperでは、学生が何を書いたか、一覧で見られますから。そして、よく書けているものは、授業で誉めるんです。そうすると、誉められた学生は自分のことだと分かる。分かるから嬉しい。周りの学生は参考になる。逆に全然書けていないほうも紹介します。「今日は書けてない人が5人いてさ」というと、学生は「ドキッ」っとする。

 

こうやって、1対100の授業でも、なるべく1対1の気分になるようにしているんです。

これができるのが、ICTの力ですよね。

 

Campus Communication Service:本学で履修登録から各授業の出席チェック、教採の取得、レポートの提出など、大学生活における全ての活動を支えるITシステム)

 

 

 

 ゼミについて 

 

"やって見せ、言って聞かせてさせてみて、そして、しっかり誉める"

――協調性を育て、"人間"を鍛える。

 

ゼミというのは、アイディアの宝庫で。

僕は、ネットとかe-Learningとか、オンラインが中心と思われがちですが、僕の3・4年のゼミは、15002000の長丁場なんですよ(笑)面と向かって、顔つき合わせて。

 

今の若者言葉でいえば"ガチ"です。

警備員さん来るもんね(笑)

 

昔からそうです。

でも、ちゃんと1人1人見ようと思ったら、こうなっちゃう。ゼミ生全員必ず発表するんです。1学年20人もいますから、参加しないとダレちゃうんです。だから、学生が研究発表する時に、周りの学生同士でフォローしてもらう。こうすると、学生は真剣に聞かないといけなくなりますから。

 

キツいゼミだってみんな言いますけど、「違うだろ?」って僕は言います。

「ちゃんとやってるだけだろう?」って。

 

学生にとって発表は、辛いですよ。でも、それでプレゼン力はすごくアップする。時間を測ったり、書記を決めたりして、マネジメントもきちっとやらせる。

ビジネスパーソンとして世に出た時、「なぜこうしなくちゃいけないのか?」ってことを話して、やらせますね。

 

 

経済学部では、1年生の時に、「デジタル・プレゼンテーション」「データ表現技法」という科目を履修するんですが、そこで、基本的なパソコン操作のスキルは身につけています。ゼミを始める時点で学生は既にプレゼンはできるんです。

 

あとは、彼らを、実践的に指導すれば、絶対に力がつく。

場数さえ踏ませてあげれば、学生たちはできるようになります。

 

 

ゼミには先輩が来て指導もします。ダメ出しなんかもよくしてもらって。ゼミでの苦労も、よい思い出になってますよ。ベタな人間関係で、時間を掛けてやると、お互い信頼関係が生まれますよね。

 

ゼミはみんなでやる。

協力性が大事なんです。

 

僕は彼らのコーチですから、内容よりも、発表してる時の態度や、方法なんかを見てるんですね(笑)。

授業は知識を身につけ、ゼミは人間性を育てる。企業が求めている姿って、昔から変わらないんですよ。自分で仕事がこなせて、コミュニケーションがとれて、マネジメントができて、リーダーシップがあって・・・なことを求めている。ゼミの節目には、自分でどんなことができるようになったかチェックしてもらっている。ルーブリックと言うのですけど。到達目標を明示して、クリアしていく。こうやって"自分ができることリスト"があると、就職活動の時に"これができる!"と言えるじゃないですか。

 

僕は教育学者じゃないので、教育なんて難しいことは正直よくわかりません。

僕の中にあるのは、経済学。

学生たちという資源を、どう生かしていくか。

どうスイッチを入れてやるか。

 

 

・・・僕にはゼミでの夢があるんですけど。

 

例えば、20人が全員、「先生、僕、卒業研究発表会に出たいです!」「卒論、楽しいです!」って言ってきてくれたら、僕の目標達成かなって

 

自分の力で、自分の分からないことが分かる様になったら、嬉しいでしょう?

できないことができるようになる、これってすっごく楽しいでしょう?

大学での学びも同じです。

 

これが伝えられれば、全員が主体的学ぶようになるわけです。

 

これが、僕の、究極の夢です。

 

 

先生のお薦め本

 

先生に、今学生さんたちに読んでほしい本を聞いてみました。

 

「フラット化する世界」(上)(下)

トーマス・フリードマン著 日本経済新聞社

 

グローバリゼーションが進み、世界がフラット化する中、インターネットの普及により、とてつもない競争がおこりました。

日本の鎖国化"崩壊"していく中、不幸にならないために、どうすればいいのか・・・?

本の中でフリードマンは、2つのキーワードを挙げているそうです。

皆さんは、この2つ、思いつきますか?

 

気になったあなた、是非、この本を読んでみて下さいね!

 

今日の一枚

★今回の写真は、先生の自慢の一品です★

 

確定版児島先生画像.jpg 

 

お話を伺って、児島先生は、新世界を求めて大海原に漕ぎ出す、冒険船の船長のような方だな、と思いました。

常に新しいことに挑戦し、厳しい環境の中でも仲間を奮い立たせ、未来を切り開いていく。ご紹介しきれず割愛しましたが、「学生が手を抜くことは学生の責任ですが、大学が手を抜いちゃだめなんです。」という先生の言葉が、印象的でした。児島先生のゼミを卒業したら、自信を持って、社会という大海原に漕ぎ出していけることでしょう。

 

興味の沸いた学生さん、是非、先生の研究室を訪ね、直接お話しをきいてみましょう!

 

 

 

 

さて、次回の★Bridge★は・・・

 

法学部教授 遠藤 賢治 先生です!

 

お楽しみに★

 

チョッパー子

内定者報告会

 先週瀬戸キャンパスでは、キャリアデザイン3bの授業で

4年生の学生さん3人にお越しいただき『内定者報告会』を行いました。

P1060041.JPGのサムネイル画像

 

☆部活を頑張りながら就活した学生さん

☆部活を休部して就活に集中した学生さん

☆早目から対策をし就活に臨んだ学生さん

 

それぞれの学生さんに、就活に対する

考え・感想・思いを述べていただきました!

  アピールポイント...

自分が今までに一番長く続けてこれたこと

○大学で勉強を頑張ったこと。

部活を通じて学んだこと。

 企業選び...

入社したとき、その企業の取引先の事も考えてみて、

 そこで自分の人柄が活かせると思ったから。

○あえて、企業の方に答えにくい質問をして、その方の

 対応を見て、この人と働いてみたいと思った。

○自分に合っていない企業を消していったら、どんなこと

 がしたいかが発見できた。

 

P1060041.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像他にもいろいろな質問がありましたが、

同じ質問でもさまざまな答えがありました。

 

報告会が終了して

○先輩の生の声が聞けて良かった!

○良い刺激をもらいました!

と、3年生の学生さんから感想をいただきました(*^_^*)

 

P1060045.JPG 

内定報告会終了後は

【株式会社コパン様】より

『企業研究講座』でお話しを

いただきました。

ありがとうございました。

 

 

 

瀬戸キャリアラ

授業アンケート実施中!

 

 

122日(月)~1213日(金)までの2週間、多くの授業で、

2013年度秋学期の授業アンケートが実施されます。

 

 

アンケートの趣旨については、アンケートの際に先生からご説明がありますし、春学期の授業アンケート実施の際に、ブログに記載しましたので、割愛します。

 

 

 

今日は、回答するみなさんにお願いです。

 

 

 

毎回あるんです、もったいないアンケートが。

 

マークの仕方が悪くて機械で読み取りができないアンケートや、

ボールペンを使ったために読み取れないアンケートが・・・。

 

 

 

もったいない!

 

 

 

せっかくの意見が無駄にならないよう、

指示にしたがって、丁寧にマークしましょう! 

ご協力、よろしくお願いします!

 

 

 

 

集計結果とその結果を参考に先生方が書かれた所感は、ファイルにして保管してあります。教育学習センター瀬戸キャンパス総合事務部で室内閲覧ができますので、閲覧希望の方は、是非お越しください。

 

 

 

あなたの回答(意見)で、この大学を良くしていきましょう!

 

 

チョッパー子

本屋さんツアー!!!!!━(゚∀゚)━!!!!!

みなさんこんにちは毎日が迷子のカシスオレンジです。

最近寒くなり、体調を崩しがちですが、そんな疲れを吹き飛ばすように

2013年度第2回目の本屋さんツアーが開催されましたー(>ω<人)━━♪♪

 

11月27日(水)にジュンク堂ロフト名古屋店(ナディアパークB1F・7F)で行われ

今回は、その様子を紹介したいと思います。

 

※本屋さんツアーとは?・・・図書館の職員さんや学生さんと一緒に本屋さんに行き、

                                           図書館に入れてもらう本を好きに選べるという

                                           素敵なツアーです!!     (漫画や、雑誌などはNG!)

 

IMG_0771.JPG   

わんだふぉ~(*≧ω≦)ノ

 

IMG_0769.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆さんお気に入りの

本が見つかりました~

ヾ(・ω・)ノ゚

 

いやぁ~本屋さんっていいいですね

今話題の本で世の中の流行や情勢がわかったり

お店独自の棚作り、丁寧で諧謔のあるPOPの一芸をまじまじと見せられたり

昔の読んだ本を見つけ感慨に耽ったり

そして、もちろん新たな本との出合いがあったりと

ちょっとした冒険みたいな、発見の場所になりますね。

私の地元にあった本屋さんは、悲しくも壊滅してしまったので

改めて本屋さんの良さを実感しました。

 

 

さてさて好きな本を選んだ後は、栄サテライト(中日ビル7階)へ移動しましたヽ( ^ω^)ノ

名古屋学院大学栄サテライトは主に大学院の経済経営研究科、外国語学研究科の授業を行っているらしいです。

そこで、職員の方が用意してくださったドーナツと飲み物をいただきo(^ω^o)

個人が選んだ本のPOPや紹介を書きました。

皆さん、ドーナツを食べる前にPOPの方を書いておりましたが

私は、ドーナツの誘惑に敗北し、先にドーナツを食べてしまいました。

皆さん、私より本が好きなんだろうなぁとしみじみ感じました(笑)

 

IMG_0784.JPG

 

IMG_0790.JPG

 今回私は、待ちに待った始めての参加&途中参加だったので、愛車のゆりか号(自転車)で先に下見に行き

本を選定したりと、気合が入ってなんやかんや大変でした

(´゚Д゚`;)

しかし、本を選んでいると不思議と疲れも時間も忘れて、夢中に本を探していました。

学校には置いてない、読みたかった本を見つけた時の喜びは、筆舌に尽くし難く、正に感無量といった所です。

 

毎月に三冊ピッタリ、図書館に購入依頼している私にとって

本屋さんで値段を気にせず、本をカゴに入れれるというのは、正直至福の時間でした。

 

『欲しい本があるけど、1回読んだらもういらないしな』

『欲しい本が高くて買えない!』

『普段本を読まないけど、こんな本があれば読んでみたいかも』

『本は好きだけど、本屋さんには行ってないなぁ』

『図書館の本だけでは、物足りない』

そんなあなたは一度本屋さんツアーに参加してみてください!

きっとお気に入りの1冊が見つかるはず!

 

 

来年にまた第1回目の本屋さんツアーが開催されるので、

気になる方は、また来年にお会いしましょう!(≧ω≦o)

申し込みは図書館のカウンターで受け付ける予定です。

申込が始まり次第、図書館のカウンターへ足を運んでくださーい!

なお、人数に限りがあるので、応募者多数の場合は、選考を行います。

悪しからず、ご了承ください

 

それでは、今日はカタカタ音のする法学部資料室から

(名古屋の学生サポーター カシスオレンジ)

今年あとちょっとで終わっちゃう

 

数えてみたらあと数週間で今年が終わってしまうんですねー

はやすぎる!!!!

え!

もう大学生活終わっちゃうの?!

と驚きを隠せません。

 

 

大学に入学したばかりの頃は

商業高校の私にはそれまでの環境と違いすぎて

なかなかなじめずにいました。

(経済学部は女の子が少ないのです。)

 

 

商業高校出身の女の子と2人で肩身が狭いねなんて

話していたあの頃はこんなに堂々と大学内を歩けるなんて思ってもみませんでした(笑)

今では同じ授業の仲の良い後輩に先輩を敬え!教科書貸して!と

4年生風をふかせて生きています(笑)

 

 

なんだか4年間あっという間だった気がします。

特にイベントも参加せずに家とバイトと大学の往復ばかりの4年間でしたが、

なんだかんだ毎日笑って過ごしていたように思います。

 

 

 

図書館のアルバイトを始めてもう1年になります。

1年経った今、初めて読書ブログでもお知らせでもないブログを

書いているので緊張しています(笑)

需要ないかなーとも思いましたが、最近本を読む時間がなく、

ネタ切れのため、需要なくても書かせてください!

 

 

いやー

それにしても卒業したくないですね。

学生やめたくないです。

一番楽しいと思った4年目で卒業しなくてはいけないなんて

悲しいですよねーーーーーー

しゅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん

1・2年は授業がかつかつでとても大変だったなー

教職科目の関係で2年生のときは60単位近く授業を選択したなー

自分の時間割を自分のきつくするのはなんとも言えない感情でした。

 

 

2年生の夏休み韓国・釜山に短期留学したのも懐かしいなー

そこから一時期釜山に通っていたので、私のパスポートは釜山のはんこしかないです(笑)

 

教育実習も大変だったなー

母校の商業高校に普通科目の実習に行くなんて。。。。

教育実習前の打ち合わせで

「なんで商業科でたのに普通科目の実習なの」

と聞かれ冷や汗たらりしたことも今では良い思い出です。

 

 

なんにもしてないと思っていた大学生活ですが、

思い返せば思い出いっぱいでした。

 

 

1年生の人はまだまだ思い出を作る機会はあります。

「大学の友達と全然仲良くないしなー」と思っているかもしれませんが、

2年、3年、4年と一緒に過ごしていたら自然と仲良くなるので

安心して今のうちは人見知りしてください。

来年の今頃には大学が楽しい場所になっているかもしれませんよ!

 

2年生の人は成人式を控え、地元の友達との仲がより良くなる時期ですね!

成人式を終えたら、地元の友達や大学の友達と遊ぶ機会が増え、

充実した春休みになりそうですね!

 

3年生の人はそろそろ就活が始まりますねー

単位は大丈夫ですか?

4年生は就活&思い出作りで忙しいので単位をしっかり計算してくださいね!

ちなみに私はまだ就活を始めたばかりなので一緒に就活がんばりましょう(笑)

 

 

上記に色々書きましたが、ただ後輩がうらやましいだけです。はい。

 

 

みなさんは悔いのないよう、たくさん思い出作ってくださいね!

私も残り少ない学生生活全力で楽しみたいと思います!!!!

 

 

【名古屋学生サポーター:oka】

★Bridge★No.2 宝島格先生

学生さんと先生を繋ぐ連続企画★Bridge★、今回の先生は・・・

 

 

商学部教授 宝島 格 先生です。

 

 

先生は、2013年現在、入学センター委員をしておられます。

AOやオープンキャンパスでお世話になった人もいるのでは?

 

 

 

 どんな思いをもって、授業(ゼミ)に臨まれていますか? 

 

常識を持ち、筋道立てたものの考え方を身につけ、良い批判眼を育てる。

 

私は、学生さんには、常識をもって、色々なことをきちんとやってくれる + 想像力・アイディアのある人間になってくれたらいいな、と思っています。いわゆる「専門バカ」にならず、色々な事を見聞きして欲しい。筋の通ったものの考え方ができるようになってほしいのです。

 

 

私は、数学関係の授業を受け持っています。私の授業は真面目な感じがすると思います。脱線したり適当にメリハリをつけるということはあまりなく、時間めいっぱい、しっかり授業をします。知らない知識を教えるという授業ではなく、現状持っている理性を活かして、普通に考えれば結論にたどり着けるような問題を選んでいます。演習のような、自分で実際に考えてみる小さな課題を出して解いてもらっています。この作業は、物事を筋道立てて考える訓練になります。自分で論理的に考え、授業を理解してほしいのです。「これこれこういう条件であれば、こうならざるを得ない」という、どうやってもひっくり返すことのできない状況の時があるので、色々な条件を考えて物事に対峙しなくてはならないよ、という事が伝わるといいなと思います。

 

 

教養科目の授業内容は、今すぐには役に立たないような知識であるかもしれません。でも、教養として持っていることで、将来活きてくることもあります

 

 

 

また、学生さんには、人に言われるままに物事を鵜呑みにしないで、良い意味で批判眼を持って、人の言うことに接するようにしてほしいと思っています。

常識を働かせるだけで、おかしなことを言っている人のアラは見えてきます。雑誌や週刊誌などは、ちょっと常識を働かせると「おかしい」と気づく場合があると思います。しかし、これがテレビや新聞になると、ぱっと見抜けないことがあります。でも、よく見聞きしてみると意外におかしいことも結構あるんです。メディアリテラシーを身につけて、情報に接してほしいですね。基礎統計学の授業では、数字を使って結論を出す場合に、「こういう間違いがある」「こういうごまかしがある」という例が、色々と出てきます。こういった題材を扱った、易しい本もありますので、読んでみるといいと思います。

 

 

 先生のお薦め本 

先生のお薦めの本は・・・

 

 

『チボー家の人々』 

ロジェ・マルタン・デュ・ガール著  白水Uブックス 全13

 

 

内容は・・・読んでのお楽しみ。古典小説です。

この本を読むことで、若者は色々と考えることがあるのではないか、とのことでした。

ちなみに、先のお話に登場したメディアリテラシーに関する本では、

『「社会調査」のウソ リサーチ・リテラシーのすすめ』谷岡 一郎著 文春新書 

という図書もご紹介いただきました。

是非、読んでみてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 今日の一枚 

 

今回は、"先生のお気に入り"の写真です。

 

宝島先生.jpgお話を伺って、宝島先生は、登山家のような方だな、と思いました。

色々な情報・条件をもとに自ら進むルートを決め、着実にコツコツと、それでいて臨機応変に、己と向き合いながら道を歩んでいく。また、登山家が大自然に謙虚であるように、先生も、お仕事やお話のご様子から、非常に謙虚な方だと感じました。実際、先生は登山をなさるそうです。でも、最近はなかなか登山に行けないのだそうです・・・

 

宝島先生にお話を聞いてみたいと思ったあなた、是非、研究室の扉をたたいてみて下さい。

 

 

さて、次回の★Bridge★は・・・

 

経済学部教授 児島 完二 先生です!

 

お楽しみに★

 

 

チョッパー子

会話って性格がでます

 

友達の友達は自分の友達的な大学特有(?)な

雰囲気に慣れないまま4年生になりました。

1年生の春学期はそうして友達の輪を広げている人を

とてつもなくうらやましく思っていたあの頃が懐かしいです(笑)

友達の友達は自分から見たら他人じゃーんと考え、

今では一人で学校内でご飯を食べることも、

一人で授業を受けることもなんとも思わなくなりました。

1・2年生の頃は一人ご飯も一人授業もさみしいとゆーか

孤独感でいっぱいになり不安だった気がします。

 

最近では友達の友達とも普通に会話もでき、遊びに行くことも

できるようなになりました!!!

大人の階段を上った気分です(笑)

 

会話って性格がでますよねー

話題の選択から、話し方、間が空いたらどうするのか等

初対面やあまり面識のない人と会話をするときは

こんなことを考えながら会話を楽しんでいます。

逆に自分は大丈夫かな?!と考えてしまいますが、

そこは大雑把な性格のおかげ(?)で気にせず会話を楽しみます(笑)

 

 

『話のつまらない男に殺意を覚える』

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ここで紹介していいタイトルなのか悩みました(笑)

内容は、mixiのコミュニティで募った実際にあった

男性とのやり取りが掲載されています。

「あー!いそう!!」

「まさかそんなことを言う人間が存在するなんて!!!」

と驚き、別の世界を見ているようで楽しいです(笑)

自分はこのような被害にあったことがないので

不思議に思い、また自分は人間関係恵まれているなーと思いました。

 

女性はもちろん、男性にも読んで頂きたいです!

 

きっと共感し、まさか!と思う1冊だと思います。

大人数で読んでも盛り上がると思いますよー!

授業の空き時間に借りて、ベンチに座りながら盛り上がってください!(笑)

 

【名古屋学生サポーター:oka】

 

かれっじあわー

チャペルは敷居が高い!!

 

とおっしゃるそこのアナタ。

そんなアナタのためにあるのがカレッジアワーです。

 

教職員が学生時代に読んで影響を受けた本や、今みなさんに伝えたいメッセージをお届けします。

そんなこといってもキリスト教の話でしょー。とおもいきや、三国志や織田信長の話、南極探検の話、経済、ボランティアの話もあれば、恋愛論、旅行、先生の過去の失敗談なんかもとびだす時間です。

×回もスリにあった経験からえた忠告もあれば、こどもの時こんな失敗をしたという懺悔(?)もあれば、授業とはちがった先生の新しい一面がみえてきますよ。

 

木曜日12:40~13:10は名古屋キャンパスチャペルで行われるカレッジアワーにお越しください。

朝がつらい季節到来

 

朝がつらい。

本当につらい。

アラームなしで寝続けたいいいいいいいい。

 

1限の授業はいつも戦いです。

 

朝が苦手です(笑)

毎朝アラームとの戦いです。

温かい布団の中で二度寝する時の悪いことだけど

ものすごく幸福感に包まれるあの瞬間が好きです!

 

 

朝に強い方って憧れますよねー

朝からしゃきっとできる方尊敬します!!!

私も朝に強くなりたい。。。。。

 

 

そんなときに図書館で見つけたのがこちらの本

『朝一番のちょっことスピリチュアルな習慣』

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何気なく探しているつもりでもそのときの気分に合った本が

見つかる確率が高い気がします(笑)

 

朝や寝る前の少しの時間でできることばかりなので

さっそく実践してみたいと思いました!

携帯電話の待ち受け画面を自分の気分があがるものに変えたり、

時間に余裕をもち、いつもとは違うルートで通学してみたり、と

小さなことで朝の気持ちが変わるなら試してみる価値はあると思います!!!

 

 

これからもっと寒くなり、起きるのがつらい朝が増えると思います。

そんなときに少し気分が上がることをしてみると、楽しみが増え、

うきうきな朝が迎えられるかもしれませんね!

 

【名古屋学生サポーター:oka】

終わりを考える

ようやく読書の秋にとりかかりました(スポーツの秋は終了・・・)。

読んだ本は『なんか気分が晴れる言葉をください』 塩谷直也著 保育社

塩谷先生は私が中学生時代(ちょっと前のことかと思ったらもうずいぶん昔のことだった・・・!!?)の、聖書の授業を教えてくださった先生なのでなんとなく手にとったら、とっても面白い!学生からの質問に聖書の言葉をガイドにしながら先生が応答(解答ではなく応答)していくという本です。学生と先生の生き生きとしたやりとりが目に浮かぶような一冊です。あーもう一度授業うけたいな。

「見えるものしか信じられません!」という問いかけのに対しての応答がツボにはまりました。一押しです。

ファッションの話もおもしろかったですよ。

なるほどー、そのとおり、そうきたか!という応答の数々。おすすめです。

 

さて、今の時期はキリスト教の暦では年末にあたるため、終わりを考える時期になります。

明日(11/15)の瀬戸キャンパスでのチャペルアワーの奨励は「終わりを考える」です。

13時から始まります。ご出席をお待ちしております。

 

先ほど紹介した本の中でも終わり(死)に関してのやりとりも入っていて、とってもタイムリーでした。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85  
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