「授業」と一致するもの

オキテ その他

血液型、星座、生年月日、氏名、手相

これは何に関係するでしょうか?
簡単ですね。占いです。

オキテでは占いや霊媒のたぐいも禁止されています。
(レビ記19章31節)

テレビや新聞、インターネットにあふれかえっている占いも見るだけでオキテ破りになってしまいます。

あと、学生の皆さん、授業中座っていませんか?
白髪の人の前では起立しないといけません。
(レビ記19章32節)

年長者をうやまう気持ちは大切ですが...今の高齢化社会じゃ立ちっぱなしで、座る暇もありませんね...。
レビ記が成立したのは紀元前のことですから、白髪の人はとても少なかったのではないかと思います。


他にもいっぱいオキテ(律法)があります。
住宅のカビの取り扱いのオキテ、病気のオキテ、土地売買のオキテ、断食のオキテなどなど。
その数、ななななんと613。

全部紹介してたら何年かかることやら...ということで今回はこの辺りで一旦終了と。

前回までのオキテ紹介はこちらからご覧ください。
実用的(?)な知識
実用的(?)なオキテ紹介概要
オキテ、食べ物編
オキテ、食べ物編 魚介類
オキテ、服装編
オキテ みだしなみ編

雪の無い富山へ向かう
 2014年2月15日(土),18:00から「ANAクラウンプラザホテル富山」にて,名古屋学院大学同窓会富山支部の支部会がありました。それに,本学の学術情報センターの高橋公生課長(同窓会本部支部委員長)とともに参加してきました。同窓会の支部会に参加するのは,昨秋行われた関東支部会に続いて2回目です。
 名古屋駅を午後2時21分発の新幹線で米原まで行き,米原で「しらさぎ」に乗り継いで富山駅に向かいます。前日(14日,金)の名古屋は,先週末の再来かと思わせるような大量の雪。テレビのニュースは,東京都心で45年ぶりの大雪と報じていました。富山はさぞ大雪と厳しい寒さに違いない,と覚悟して普段より一枚多く重ね着をして出かけました。
 富山駅到着は,予定より約10分遅れの5時40分。着いてみると,予想に反して雪が無い。小雨が降っているだけです。雪が無いのは,富山までやってくる道中でも判りました。北陸線の武生駅あたりは確かに相当の雪が残っているのですが,金沢以降は,雪かき後の雪が道路端に残っている程度で,目立った雪景色はありません。少し拍子抜け。各地から雪の便りが満載なのに,「今年の富山は雪が少ない」そうです。なにはともあれ,寒さに震えないで済みました。助かったぁ~。

富山支部支部会にて
 さて,同窓会富山支部の支部会です。支部長の正村さんをはじめ,何人かの方々とは以前にもお目にかかっていました。それは2009年のことで,金沢の都ホテルで名古屋学院大学展が開催され,その折に石川支部の支部会がありました。当時,私は経済学部長の立場でこれらの会合に参加させて頂きました。
 今回の会合には,富山支部からは正村弘之支部長や小山民夫顧問はじめ14名,石川支部からも柿谷政信支部長はじめ8名の方々が参加されていました。つまり,富山と石川の合同会合の様相です。正村支部長の開会挨拶で始まった会合は,直ぐにあっちこっちで談笑の渦となり,あっという間に2時間が経過していきました。
 最後は,「希望はばたく」を合唱して閉会です。いつからか大学の式典では歌われなくなりましたが,「希望はばたく」は名古屋学院の校歌です。名古屋中学・高校の式典では今でも歌われています。私自身は,名古屋中学・名古屋高校の入学式や卒業式そして同窓会(敬愛同窓会)総会といった式典に幾度か参加しているうちに,この歌を覚えてしまいました。
 2次会は,ホテルの19階にあるスカイラウンジが予約されていました。眼下に富山市街の夜景を眺め,ほろ酔い加減でいい気分。その2次会も10時近くにお開きになり,私はそこで暇を告げました。高橋課長がどこまで付き合ったかは知りません。翌日10時までというレストランの朝食時間には顔を見せませんでしたから,きっと富山の美味しい酒をたっぷり堪能したに違いないと想います。
 「ANAクラウンプラザホテル富山」には,山崎さん(90E)と川尻さん(97F)という二人の本学OBが勤務されていました。彼らのご配慮もあって,宴席・宿泊ともに快適に過ごすことができました。どうもありがとうございました。多謝。

大学の思い出とは
 何人かのOBの方々と親しく懇談するなかで,大学の思い出話に共通点があることに気がつきました。それは,クラブ活動あるいは寮生活といった学生同士の共通体験です。授業や教員の話はほとんど出てきません。富山支部では野球部OBが複数いらして,野球部は70年代末に愛知大学リーグを代表して神宮球場に行きました,今の野球部はどうですか? 友愛寮(現在の合宿所・友愛)では朝食前に聖書朗読とお祈りの時間があり,あれは貴重な体験でした,など。
 高校と違って大学では,クラス単位の活動は希薄です。高校までは,体育祭,文化祭,修学旅行などクラスの仲間が団結して臨む共通体験が多々あります。しかし,大学ではクラスといってもせいぜいゼミナールか語学の授業,それも週に1回程度です。そのため,合宿やコンパがあったとしても,授業だけでは学生同士が親密な人的関係を結ぶには十分な時間ではないのでしょう。
 これに対し,クラブ活動や寮生活は,秘密めいた出来事も含め豊富な共通体験を得やすい場です。そして,学生同士が濃密な人間関係を形成していくのでしょう。それが後年,強烈な印象とともに懐かしい思い出として心に残る。現在では,アルバイト先や留学先での苦労話が,仲間と分かち合う強烈な共通体験となるのかもしれません。

北陸は名古屋から遠くなる?
 名古屋学院大学にとって,富山・石川・福井の北陸3県を出身とする学生たちが,かつては相当数いたように思います。それが近年,漸減傾向をたどっているようです。この傾向は,本学にとどまらず,愛知県下にある他の大学でも同じようです。どうしてでしょうか?
 この原因を富山のOBの方々に聞いてみると,最近の富山の学生は地元か関東に目が向いているらしい,とのことです。以前に比べたら地元にも大学が増え,どうせ地元で就職するなら地元の大学で,という傾向もあるようです。
さらに看過できない話題は北陸新幹線です。北陸新幹線は,来年3月に長野―富山―金沢間が開通し,東京まで直行できるようになります。これを利用すれば,富山から東京までの所要時間は2時間07分。現在の富山―名古屋間のそれが3時間10分ですから,1時間も短くて済むわけです。北陸の人達にしてみれば,「東京は近く,名古屋は遠い」と感じるに違いありません。
「全ての道はローマに通ず」ではありませんが,「全ての道は東京に通ず」。高速鉄道の接続によって,東京一極集中がさらに加速されそうです。それは2027年の「リニア中央新幹線」ができた後の名古屋が,北陸と同じように東京に吸い取られてしまう姿を暗示しているのかもしれません。
 そうならないためには,どうするか。ここが思案のしどころ,知恵の出しどころです。地域の時代と言われて久しいものの,現実は東京一極集中です。この傾向を打破するにはどうしたら良いのでしょうか? 中京都構想かなぁ,道州制かなぁ~? そんなことを考えながら,帰りの車中で「カニ飯弁当」を食べました。富山の皆さん,お世話になりました。ありがとうございました。

★Bridge No.6★湯浅 康正先生

学生さんと先生を繋ぐ連続企画★Bridge★、今回の先生は・・・

 

外国語学部教授 湯浅 康正 先生です。

 

湯浅先生は、2014年2月現在、外国語学部の学部長です。

それでは、先生の思いをご紹介★

 

 どんな思いをもって、授業(ゼミ)に臨まれていますか? 

 

僕は、出来るだけ学生目線で考えるようにしています。

語学の科目を担当し、講義・ゼミを持っていると、4年間続けてずっと同じ学生に授業をすることがある。それぞれの学生を理解して伸ばしてあげたいと思っています。お互いに1つの教室の中で1つのことをしている共感みたいなものを、学生と僕とで持ちたいなと。今どきの先生はみんなそうだと思いますが、みんな僕の生徒で、それぞれ少しでも前進してくれたらな、と思っています。

 

4年間ずっと見ていると、学生って凄く成長するんですよね。

1年生の夏休みが終わったころから、どんどん大人になってきて、4年生になる頃には、話すことも、書くことも、1年生の時とは劇的に違うんですね。それは本当に、学校で仕事する喜びというか、醍醐味というか。授業であったり、アルバイトであったり、そして就活を経験しますから。挫折して挫折して、それを乗り越えて、成長しますよね。2年次から4年次の配当科目で、それぞれの学年の学生に同じテーマでレポートを書いてもらっても、全然違う。

 

こういうのを見ていると、大学って意味のあるところだなって思います。

 

学習する喜びを感じてほしい

 

授業では、知る喜び、理解する喜び、要するに、学習する喜びを感じてほしいなと。

 

これは、ただ単に"楽しい"ということとはちょっと違います。

勉強することって面白いんだな、と思ってほしいなと。

 

たとえば、難しいフランス語の構文なんかも、原文と意味だけ言うのではなくて、黒板に書いて細かく分割して、それぞれの部分がどんな意味で、全体でどのように意味が組みあがっていくか説明して、プロセスを理解する喜びを感じてもらうというか。

 

これは語学だけの話じゃないんです。

僕は文学や比較文化社会論という、ヨーロッパの男女関係の授業をしているんだけど、結果的な現象だけを話すんじゃなくて、どうしてそういう風になったかという過程を、できるだけ説明して、「なるほどな」と納得してもらえるよう、そこに重点を置くんです。知る喜びですね。

 

 

幸福になってほしい

 

それと、学生たちには、(本学を)卒業して、幸福になってほしい

そのために、ここで準備していってほしい。

幸福の物差しは、それぞれ違いますから、"こうでなくてはいけない"というものはなくて、それぞれ見つけてくれればいいわけで、社会に出てからそれを見つけられるように、準備をしてくれればいいなと思います。

 

社会で必要なルールを身につける

 

また、どんなところへ行っても、社会に出て基本的に守らなくてはいけないルールっていうのがありますよね?そういうものは、どんな形の幸福を見つけるにしろ、みんな共通して持っていなきゃいけないことなので、共通のルールは厳しく言うようにしています。それを身につけてほしいから。

 

 

■ 先生のお薦め本 

 

湯浅先生から学生さんに今、一番お薦めの本は・・・

 

『職業は武装解除』

瀬谷ルミ子著  朝日新聞出版

 

武装解除の専門家って?

戦争が停止した地域に入って、もうそれ以上戦争が起きないように平和を構築するのがお仕事。

まだ世界全体で100人くらいしかいない専門職だとか。

 

湯浅先生は仰っていました。

「グローバル社会を生きる学生のみなさんには、自分の周りだけではなく、海の向こうの出来事にも目を向けて欲しい。世の中には、厳しい現実があると知って欲しい。でもそんな中、辛いことに直面しても、それをなんとかしようと行動している人がいるということを知って欲しい。

外国語学部には「語学を使って仕事をしたい」という学生さんも多いですが、こういうのも、英語を使った仕事の一つなんですね。内容は、かなりドラマチックな内容が淡々と描かれています。著者の瀬谷さんは、自分のことを欠点だらけのありふれた人間だと思っていて、自分の普通さを意識されている。

特別に才能があるわけでも性格的に強いわけでもないけれど、そういう人が決心し、目的に向かって一生懸命に努力している。

すごいことをしているのに気負いがない。

現地で体験しなければわからないことが色々書かれており、女性の生き方としても、若い日本人の生き方としても読めるので、お薦めです。」

 

著者の瀬谷ルミ子氏には、去る11月4日(月)、本学外国語学部国際文化協力学科企画・運営による公開公演会『紛争地に、生きる選択肢を 平和構築と女性と子ども』でご講演いただきました。

内容は本を読んでのお楽しみです。

本学にも蔵書がありますので、是非手にとってみて下さい!

 

 今日の一枚 

 

今日の一枚は"先生の最近の趣味"!

湯浅先生は、2年ほど前から、フルートを練習されているそうです。

ちなみに今練習中の曲は「美女と野獣」だとか。

 

 

湯浅先生写真.jpg 

お話しを伺っていると、先生ご自身、本当に学ぶことを喜びとなさっているんだな、と感じます。

そして、先生はいつも、ダンディーでおしゃれなんです★

おしゃれと言っても、常に流行の服を着ている、という意味ではありません。

先生は、色あせないカッコよさを身にまとっていらっしゃいます。

一つ一つ丁寧に考え、真面目でありながら、豊かな笑顔。

その知性や思慮深さと温かい笑顔が、先生の醸し出すカッコよさの秘訣かもしれません。

 

そんな湯浅先生とお話ししてみたい学生さんは、是非、先生の研究室をたずねてみて下さいね。

 

 

次回の★Bridge★もお楽しみに!

 

チョッパー子

★Bridge No.5★濵 満久先生

学生さんと先生をつなぐ連続企画★Bridge

今回は、

 

商学部准教授の 濵 満久 先生です!

 

濵先生は、2013年度の商学部教務委員をされています。

それでは、先生の"思い"をご紹介★

※今回は、先生のキャラクターを尊重し、優しい上方言葉そのままにしてみました!

 

どんな思いを持って、授業・ゼミに臨まれていますか? 

 

ずっと変わらず思い続けていることが、2つあります。

 

   "当たり前"を疑うこと

 

僕は、あらゆることに対して「なぜ?」を考える視点をもってもらえるように

授業しています。

 

例えば流通論や商業史の授業 では、"なぜ商業が存在しているのか?"

というところから話をしていきます。

 

お店が存在している、ということは誰でも知っていることですが、

それが「なんでや?」と考えるとわからない。

 

普段当たり前だと思って考えもしなかった点から、

今まで自分の見えていなかったことが見えてくる。

新しい"気づき"を得ることができるんです。

 

授業では、そういったことを感じてもらえれば、と思っています。

 

 

 

 

   自分の思ってもいない可能性を開花させるきっかけを見つけてほしい

 

僕自身、全く勉強のできない人間でした。

 

「お前、高校行かれへんのやない?」と言われたくらいで、

勉強していなかったことを後悔したりもしました。

 

そんな勉強と無縁の生活を送っていた自分が、今、学問の世界で生きている。

 

自分なりに、その場その場で全力を尽くしたという誇りはあるんですが、けして、この道を目指していたわけではなく、今でも「よう自分がこんな仕事できてるな!」っていう驚きがあるくらいです。

 

それだけに、「人間って、自分が思いもよらない可能性を秘めているんだな」と感じます。

あとは、自分がその可能性を開こうとするかどうかの差だと思います。

 

 

 

 

僕が本当に勉強に打ち込むようになったのは、大学2年の時に出会った、流通やマーケティングの授業がきっかけなんです。

 

「コレだ!!」

 

「自分は将来、コレのプロフェッショナルになりたい!!」

 

って思ったんですね。

 

自分を生かす場所はどこでもよかったんです。

でも、いざ大学3年の時に就職活動を始めると、腹が立ってしまって。

 

せっかく"僕は専門でコレを学んだ!"っていうものがあるのに、

企業の文系学生の募集の仕方って、あんまり専門性は関係ないじゃないですか。

 

これだけ真剣に流通・マーケティングの事を勉強してきたのに、

受け入れ側に学生の専門分野に対するこだわりがない。

 

その憤りを、ゼミの先生に相談したんです。

 

そうしたら「本当にプロフェッショナルになりたいのなら」と大学院を勧められて。

それで大学院に行ったんです。

結果的に今、大学で教員をやっている。

当初からは想像もしなかった状態になっている(笑)。

 

 

だから、どんな人でも、極端に言えば無限の可能性がある、と考えています。

あとは、自分がその可能性を開くきっかけになるような授業にしよう、と。

 

 

 

 

僕自身、大学の授業できっかけを与えてもらって、それが今に繋がっているから、

大学教員という仕事は、それだけ貴く、責任重大なんだと思っています。

他人の人生に大きな影響を与えることができる。

自分の体験を通して、まさにそう感じます。

 

 

僕が大学で「コレだ!!」と思った、あの時の感覚を、

1人でも多くの学生さんに体験してもらえたらいいですね

 

 

学生さんたちの周辺には、色々なきっかけが転がっていて、

自分もその1つであったらいいと思っています。

 

 

 

 

●ゼミについて●

 

授業だけでは限界がありますので、一番力を入れているのはゼミ活動です。

 

僕のゼミは"厳しい"ということを全面に出してやっています。

 しんどいけども、最後"やって良かった"と思えるようなゼミになるように心がけています。

 

 

物事の本質って、やってみて初めて分かった、っていうことが多いんじゃないかって思うんです。

 

人間って、行動する前にいろいろ考えてしまって、結局実行しないということが多いと思うんですけど、しんどいことをやり通して、最後振り返ってみると、"やって良かった"って思いますよね。

 

そういうのって、一生残ります

 

遊ぶということは楽しいでしょうけれど、あまり後に残らないんです。

本当の意味での楽しさというのは、しんどいことを突き抜けた先にあると思うんです。

そういう体験を積ませてあげたい。

実際、成長しようと思ったら努力しなきゃいけませんよね?

そして、努力ってしんどいんです。

ゼミ生にも、僕自身にも言っています。

 

「迷った時はしんどい方を選ぼう」って。

その積み重ねが、大きな成長に繋がっているんじゃないかって思うから。

 

 

 

ゼミでは、メリハリを大切にしています。

"よく遊び、よく学べ"をモットーにしているんですが、この言葉、

とても聞こえがいいじゃないですか。

僕のゼミに入りたいという学生さんの中には、この言葉がいいと思ったという人もますが、

"よく遊び"の方に惹かれる学生が多い。

そういう学生さんには言ってるんです。

 

 

「遊びは君ら、さんざんやってきてるやろう。

 頑張らんでもできるやん。

 大事なんは、メチャクチャ勉強してるのに、メチャクチャ遊ぶ。

 全部全力でやるって、ものすごく大変やからね。」って。

 

 

勉強だけやってても、何かもの足りない。

両方全力の人って、かっこいいじゃないですか。

「そういう人間て凄いやん、そういう人になろうよ!」って。

 

 

 

ゼミ生は、ゼミで毎回発表しなくてはいけません。

グループワークをするんですが、そのために、時間のやりくりをして、集まって・・・という準備をしなくちゃいけません。

予定の調整や、意見が合わへんとか色々なことがあるんですけど、そういうめんどくさいこと全部経験してほしいと思ってます。

 

 

社会に出たら、色々な板挟みにあうじゃないですか。

その時、選択を迫られることがあるわけですが、何が大事かといったら、

選択しなかったほうにフォローを入れてもらえる体制を作っておくことなんですよね。

 

 

今からこういう板挟みの状態を経験して、練習しておいてほしい。

一つのモノを作り上げる体験をしておいてほしい。

 

 

ういった、忙しい、大変な経験をした最後に、

打ち上げなんかをやってメッチャ盛り上がる。

 

こういうメリハリが大切なんです。

 

 

 先生のお薦め本 

 

『知的複眼思考法』

 

苅谷剛彦 著  講談社+アルファ文庫

 

大学の勉強というのは、高校までと違い、記憶する勉強よりも思考する・・・自分で問題を見つけ、自ら問題を解く、という形が多くなります。社会に出れば、そもそも何が問題なのかも分からないことに出くわします。あなたの出会う「なぜ?」をどう思考したらよいのか。先生が読まれた中で一番分かり易い本ということでお薦めいただきました。

 

図書館にも所蔵していますので、興味を持った方は是非、借りてみてくださいね!

 

 今日の一枚 

 

 

濱先生.jpg 

"良く学び、良く遊ぶ"を大学生活で本気で体験したい学生さん、

先生の研究室をたずねて、じっくりお話しして、

是非"きっかけ"を掴んで下さいね!

 

 

 

さて、次回の★Bridge★は

 

外国語学部教授の 湯浅 康正 先生です!

 

お楽しみに♪

 

 

 

チョッパー子

 

 2014年1月11日(土)午後1時半~4時半。「地(知)の拠点整備事業」のキックオフ・フォーラムを名古屋キャンパスのクラインホールで開催しました。2014年最初の公開シンポジウムです。当日はこの冬一番の寒波に見舞われ,戸外ではコートを羽織っていても身震いするほどの寒さでした。それでも約200名の熱心な参加者を得て,新事業のスタートに相応しい会合時間を持つことができました。
 

地(知)の拠点(COC)事業とは
 

 「地(知)の拠点整備事業」は文部科学省の大学教育改革支援事業の一つで,2013年度にスタートしました。地域活性化に資する取組みを推進する大学を「地(知)の拠点大学」として選定し,その大学を公的支援しようというものです。2013年度は,全国から342大学が応募しその中から51大学が選ばれました。本学は見事にその選に入りました。私立大学に限れば,応募件数151に対し採択されたのはわずか11件ですから,かなりの難関です(ここで胸を張る,でもドヤ顔にはなっていません!?)。
 なお,「地(知)の拠点」は英語で"Center of Community"と書けるので, COCと略されています。
 本学の取組みは,タイトルを「『地域の質』を高める『地』域連携・『知』識還元型まち育て事業」とし,①地域商業,②歴史観光,③減災福祉の三つの側面からまちづくり事業に貢献しようというものです。企画段階には全学部から関係する教員に参加して貰い,何度も議論を重ねて構想を練りあげました。また,地域連携センターには,事務局機能から最終案の取りまとめまで献身的に時間と労力を割いていただきました。センター長の家本博一教授(今回フォーラムの総合司会)をはじめ運営に携わる教職員の皆さんには深く感謝申し上げます。
 言うまでもなく,大学は行政機関ではありません。教育研究機関です。そのため「まち育て事業」を行うと言っても,教育や研究においてその事業を通じた成果が問われます。そのため,今回の事業は地域の課題を生きた教材として取り上げ,実践型授業を通じて学生たちのコミュニケーション能力や課題発見・解決型の能力を磨く一つの教育機会と位置付けています。そして,建学の精神「敬神愛人」を身につけた良き市民・良き職業人を養成して参ります。また研究面では,地域課題をテーマとした研究を拡充し,将来的には地域のシンクタンク機能も担いたいと考えています。
 

キックオフ・フォーラムの様子

 キックオフ・フォーラムの様子を紹介します。会場1階ロビーでは,学生たちが今回の取組みに関連する活動をパネルで紹介しています。また"マイルポスト(学生運営の店)"からは,あつた餃子やハチミツの無料サービスを行いました。
フォーラムの第一部では水野晶夫教授が「名古屋学院大学COC事業の取組みについて」と題して,今回の取組み内容を概説しました。
 続く基調講演は,東海テレビアナウンサーの高井一さんにお願いし,「地域の宝をまちづくりに生かす―まちの現場を歩いて―」というお話をして頂きました。高井さんは,番組を通じて東海地方に潜む地元の宝を300以上も取材された経験の持ち主です。その現場体験を通じて得られた説得力溢れる「まちづくり論」を展開されました。
 地域の宝はどこにあるのか? 多くの事例から抽出される結論は,それは先人の営み(歴史,文化,産業,地形)の積み重ねの上にあり,地域住民にその良さが共有されているものではないか,ということでした。また,まちづくりに果たす大学の役割は,①調査・企画・調整,②人材育成(リーダー,後継者),③キャンパス空間である,という示唆に富むメッセージも頂戴しました。
 20分の休憩をはさんで,第二部はパネルディスカッションです。司会役を井澤知旦教授が務め,パネリストとして次の方々にご登壇願いしました。
             

      入倉憲二さん(名古屋市 副市長)
              杉本義彦さん(四間道・那古野界隈まちづくり協議会 代表)
              伊藤紀子さん(日比野商店街振興組合 副理事長)
              松坂浩史さん(文部科学省 大臣官房総務課法令審議室長)
              木船久雄  (名古屋学院大学 学長)
 

 入倉さんは,次期総合計画を絡ませながら名古屋市のまちづくりの課題について紹介され,同時に行政が大学と連携することの意味や期待を述べられました。杉本さんは,四間道・那古野界隈のこれまでの地域興しの取組みを説明され,行政・大学そして若者への期待を強調されました。そして,伊藤さんは商店街と大学が連携する「商学連携」によって日比野商店街は元気を取り戻し,「日比野小町」という女子会が生まれるまでになったという報告をされました。
 文部科学省の松坂さんは,昨年10月までCOC事業そのものを担当されていた事務官です。7倍もの競争率の中で選定された本学の取組みを高く評価して頂くとともに,計画の着実な遂行と目に見える成果を要望されました。そして私は,本学が開学以来行ってきた地域貢献の歴史を紹介するとともに,今回の取組みに対する意気込みを述べました。
 閉会の挨拶は宮木哲哉・名古屋市熱田区長から頂きました。宮木さんは,熱田区が進めているまちづくりの諸施策と絡めて,本学に期待される機能や役割を述べられました。身の引き締まるエールを頂戴した思いです
 

これからの予定
 

 地(知)の拠点事業は,今後5年間(2013~2017年度)にわたり全学的に取組む一大事業です。大学・地域・行政の三者がそれぞれ一両得となるよう,本取組みを着実に遂行し成果を上げて参ります。関係各位のご協力・ご支援を切にお願いする次第です。
 なお瀬戸地域版の「COC事業キックオフ・フォーラム」は,2月8日(土)に瀬戸蔵4階の多目的フォーラムで開催する予定です。ご期待ください。

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