<06>図書館スタッフ: 2015年3月アーカイブ
いつもは本のご紹介ですが、
最近読んだ漫画でおもしろかったものがあったので
今日はこちらを紹介します。
『 逢沢りく 』 上下巻
ほしよりこ著
逢沢りく は14歳。
だれもが認める美人で、誇り高き少女。
おしゃれなお父さんとお母さんがいる。
蛇口をひねるかのように自由に涙も出せる。
だけど、本気で悲しくなること、うれしくて泣くことを知らない。
そんな りくが、関西の叔母さんの家で過ごすことになる。
関西弁が嫌いな りくは絶対にここの生活に染まらないと
ひとり心に誓う・・・
* * * * * * * * * * * *
りく をとりまく家庭環境はすこし特殊なものかもしれない。
だけど りく のような頑なようで、もろい心は、
思春期を過ごす多くの女の子が持っているものじゃないかな。
かつてのわたしもきっと持っていたはず。
話のラストもとってもよかったです。
一本の映画を観終えたような読了感がありました。
この漫画を描いたのは
たて結びエプロンで有名な『きょうの猫村さん』の ほしよりこさん。
読んだことがある方はご存知だと思いますが、
ほしさんの鉛筆書きのような さらりとした絵と文字が
今回もなんともイイ味になっています。
(なごやのスタッフ 春)