「レント」と一致するもの

リニューアルオルガンアワー

今度の日曜日からレント(受難節)のクライマックス、受難週に入ります。
レントは受難の季節、イエス・キリストが十字架にかかって死んだ受難を思う時です。
受難週はこんなふうになっています。

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今年度初のオルガンアワーは受難週にあわせて、レントの曲を演奏いたします。

ところで、何がリニューアルかというと、オルガンアワーは本学オルガニストによる、讃美歌、キリスト教音楽を中心としたオルガン演奏の時間ですが、冒頭にキリスト教センター主事によるショートメッセージつきになります!!!

オルガンアワー詳細
日時 2017年4月10日(月)12:40~13:10
場所 名古屋キャンパスチャペル

オルガンアワーは途中での入退場をご自由にしていただけます。
どなたでもご自由にご参加いただけます。

リニューアルして豪華になるオルガンアワー、ぜひお越しください。

ムラサキの花

 久しぶりに名古屋キャンパスチャペルの花の登場です。
紫のパンジーが満開です。花びらがフリフリしているものもあって、こんなのもあるんだーと驚きました。

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アセビ(馬酔木)も満開で、釣鐘のような小さな花がかわいいです。

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そして1月にレンテンローズ(クリスマスローズ)が咲きはじめました。と記事でも紹介したレンテンローズが満開です。

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花びらのように見える紫の部分はガクなので、これからゆっくりと紫色が退色して緑色になっていきます。アジサイの色の変化によく似ていますね。

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レントの時期にぴったりなムラサキ色の花でいろどられたチャペルになっています。

7本のろうそく

 ブログのtop画像にこんなイラストがあります。

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ろうそくを立てる台、燭台です。7本のろうそくを立てています。
なんで7かというと、レントカレンダーをご覧ください。

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日曜日に受難節第1~第6まであり、最初は全てのろうそくに火をともしますが、1回目の日曜日に火を1本消し、2回目の日曜日には2本目も消し、というようにどんどんと火を灯すロウソクが減っていきます。そして最後の一本はイースターに消すのではなく、7本目のろうそくは受難日(イエス・キリストが十字架にかけられた日)に消します。そしてイースター(イエス・キリストの復活祭)に7本すべてに火をともして礼拝するのです。つまり黄色と濃ムラサキの地色の日がポイントとなります。
全ての教会がこのようなことをしているわけではありませんが、こういった習慣があります。火は光、命の象徴です。クリスマスにろうそくの灯りをともし、イエス・キリストの誕生を喜びますが、レントには火を消していき、イエスの受難を思って過ごします。

紫色

灰の水曜日にひっそりとブログのデザインをレント、受難節にあわせて変えております。
いつもと変わっていない方は再読み込みしてください。

ぱっと見の印象が紫色に変わっています。
受難節のテーマカラーは紫と決まっています。紫色には受難と待つという二つの意味があります。

チャペルの中にも紫色に変わったものもあるんですよ。

キリスト教の季節はややこしい?

毎年似たような説明をしていますが、レント、受難節は毎年やってくるので今年も説明していきますよ。
受難節という言葉を使っていますが、これはキリスト教の暦、季節の名前です。
キリスト教(プロテスタント)の暦はおおまかに

1 待降節(アドヴェント) クリスマスを待つ期間 11月末頃~12月24日
2 降誕節 クリスマスの期間 12月25日~
3 受難節(レント) イエス・キリストの受難の期間 2・3月~
4 復活節 イエス・キリストの復活(イースター)の期間 3・4月~
5 聖霊降臨節 聖霊が降ってからの期間 5・6月~

こんな風になっています。クリスマスの12月25日以外は基準となる日が毎年変動になるせいで毎年違います。どんな時に使うかというと、昨日の記事に載せたカレンダーの日曜日の部分を見てください。


「受難節第〇主日」と書いてあります。こういうところで使われることが一番目にする使われ方です。
受難節は第6主日まであります、他に待降節、復活節は第〇主日までというふうに期間が決まっていますが、降誕節と聖霊降臨節は伸び縮みする、いっけんとってもややこしい暦になっています。

クリスチャンだからといって、たとえば今日が誕生日だったとして、誕生日を受難節〇週の〇〇日生まれですというようなことはしないです。

この暦にあわせてその日の礼拝で読む聖書、歌う讃美歌、前奏や後奏などの曲などが決まっている教会もあります。

2017年の灰の水曜日

 昨日の記事でご紹介したレントからイースターの日程、きっとわかりにくいので今年度もカレンダーにしてみました。

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さて、このレント、キリスト教にとって特別な期間ですが、具体的に昨日までとどう違う過ごしかたをするのでしょうか。


イエス・キリストが私たちのために十字架にかかり死んだことを覚えて過ごす期間にいつもどおり好きに過ごして、はたしてそれでいいの?ということで、静かに過ごす人が多い季節になります。
たとえばパーティーをしない、断酒する、肉を食べない、甘いものを食べない、好物をガマンするというような節制をする人もいます。
他には毎日祈る、毎日勉強する、練習する、片付けをする、掃除する、さぼっていた〇〇を再開する、など日頃できていないことを行う努力目標をかかげる人もいます。
とはいえ現代ではやるかやらないか、何をするか等は個人の考えで自由に過ごすわけですが、中世の頃などはもっと厳格に節制していたようです。よくあるのは断食をするというものです。そういったきびしい節制の季節の前に盛り上がろうというのがカーニバルの役目なんですよ。


ちなみにカトリックでは、ミサで讃美歌の伴奏以外のオルガン曲(前奏や間奏など)は弾かないようです。プロテスタントでは曲を弾かないということはありません。受難節の曲がありますからそれを弾く場合が多いです。

明日はただの水曜日じゃない!

 明日はただの水曜日ではありません。
そうだね、3月1日だから、つい最近2017年になったのにもう3月になっちゃってあっという間だねーはやいねーなんていう意味ではありません。

明日は灰の水曜日というキリスト教にとって大切な水曜日になります。
イースターという大切なイエス・キリストの復活を記念する日がありますが、イースターは春分の日を過ぎて最初の満月の次の日曜日という文にすると長くて読み流してしまいますが、今年は3月20日が春分で4月11日に満月だから4月16日(日)がイースターになります。

そこから日曜日を除いて40日前が3月1日、灰の水曜日になります。
40日の間はイエス・キリストの十字架の苦しみを思うレント(受難節)と呼ばれる時です
なんで日曜日を除くかというと、イースターは日曜日ですから日曜日はイエス・キリストの復活したことを記念する曜日になるため、レントの40日にはカウントしないのです。

レントの初日を灰の水曜日という特別な呼び方をします。灰は聖書の時代から悔い改める際に用いられてきました。

クイズ12使徒 その10の答え合わせ

 クイズ12使徒の出題はいったんお休みして、名古屋キャンパスチャペルの庭の様子をご紹介します。レンテンローズ(クリスマスローズ)が咲きはじめました。

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どこに?
という写真になっておりますが、ここ↓のマルで囲った部分など

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にひっそりと咲いています。

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11月~12月に咲くクリスマスローズはヘレボルス・ニゲルといいます。レンテンローズはヘレボルス・オリエンタリスといって2月~3月頃ちょうどレントに咲くのだそうです。レントはイエス・キリストの受難をおぼえる季節のことです。
2017年のレントは3月1日(水)からなのでまだまだ先なんですが・・・
まだギリギリ2月にもなっていないこの時期から咲き始めて3月のレントの頃にはすっかりなくなっているんじゃないかと心配ですが、1か月以上花もちするんですよ。

クイズ12使徒 その10の答えと解説は続きを読むからご覧ください。

千里の道も一歩から

こんにちは
学生サポーターたまちゃんです。
今日のおすすめ本紹介です。


私はいろんな人の美容本を読むのが好きです。参考にできるところとできないところ色々ありますが、美容研究家・モデル・タレント・メイクさんなどの「習慣」を垣間見るのが楽しいのです。

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特に好きなのが、年齢を重ねても素敵な方。私が気になっていた白川みきさんの本が図書館にあったので、今日はこの本をオススメします。

表紙には、「時間も手間もお金もかけずにキレイになる方法」とありましたが、書かれていたのは200ページに渡る白川さんの「美の習慣」でした。
1つ1つのやることは5分もかからずできるかんたんなものばかりでした。白川さんの実年齢は50歳以上。毎日続けていれば年齢を重ねたときに白川さんみたいになれる化も知れないと思うと元気がもらえました。

何事もコツコツは裏切らないのだなと改めて感じます。

少ないですが図書館には美容の本も揃っています。気になったら読みに来て下さいね。

名古屋の学生サポーター:たまちゃん

赤い季節は短い!

 ペンテコステのテーマカラーが赤色だということをちょっと前の記事にしましたが、年間のテーマカラーは4色あります。

・紫 アドヴェント、レント
・白 クリスマス、イースター
・緑 聖霊降臨節
・赤 ペンテコステ

この中で一番長いのが緑で来週からアドヴェント(12月)までありますが、赤は1週間という短期間なのです。

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