「名古屋キャンパス チャペル」と一致するもの

どんぐりの置き土産

名古屋キャンパスしろとりチャペルの庭の写真を撮りに小道に入ろうとしたら・・・

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どんぐりが落ちていました。
しかもかなり立派なサイズでツヤツヤしています。

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トトロ的な生き物が庭に来たのでしょうか・・・?

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ところで、チャペル前の花壇の花も先日パンジーに植え変わりました。
春らしいですねー。

(伝道師じゃないほう)

クリスマスローズ開花

名古屋キャンパスしろとりチャペルの庭はひっそりと花盛りです。
馬酔木(アセビ)満開。

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そしてクリスマスローズも満開。

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このレントの時期に咲くクリスマスローズをレンテンローズとも呼ぶそうです。
どれも赤紫系なのは、この時期の典礼色を意識して植栽されているのでしょうか・・・!!?

(伝道師じゃないほう)

しろとりチャペルのパイプオルガン その9

名古屋キャンパスしろとりチャペルのオルガンをゆっくり紹介していくシリーズです。

今回はこの下線部の説明です。

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Umfang Manuale C –- f''' (54 Töne)
Umfang Pedal C –- f' (30 Töne)

これは鍵盤の数、です。
手鍵盤がCという音からf'''という音までの一段につき54鍵あり、
足鍵盤はC –という音から f'という音までの30鍵あるという意味です。
楽譜だとこんな感じです。(いつにも増してクオリティが低い画像ですがご容赦ください)

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下から大文字のC、1オクターブ上がると小文字のcで、さらに1オクターブ上が小文字のcに点を一つつけたc'、その上がc''で、更に上になるとc'''と表記していきます。
手鍵盤は4オクターブとちょっと、足鍵盤は2オクターブとちょっとあるわけですねー。
ただ、オルガンは鍵盤の数もオルガンによって異なるので、もっと上下にある場合もあれば、もっと少ない場合もあります。中にはショートオクターブといって使う回数の少ない音をつくらずに省略しているなんてこともけっこうあります。この曲弾こうと思ったらオルガンに音がない、そういう時どうするかというと、その曲は弾かずに別のそのオルガンで弾ける曲を弾く、ということになっちゃいます。そんなわけで、この表は、「この曲は弾ける、この曲は弾けない。」という重要な情報になるわけです。

ちなみに、ピアノはフルサイズで88鍵盤(7オクターブとちょっと)あります。つまりもっと下までと上まで鍵盤があります。だからピアノの楽譜で弾こうとすると「あれ?鍵盤が足りないゾ!?」となるんですねー。逆にオルガンばかり弾いているとピアノの楽譜を見て、普段目にしない音(たいてい棒がたくさんついている)に戸惑うのです。

(伝道師じゃないほう)

しろとりチャペルのパイプオルガン その8

名古屋キャンパスしろとりチャペルのオルガンをゆっくり紹介していくシリーズです。

さて、前回までの6と7の情報のおさらいの回です。

手鍵盤下段(Ⅰ)に4種類の音
手鍵盤上段(Ⅱ)に3種類の音
足鍵盤に2種類の音

4+3+2=9
合計9種類の音が入っているということがこの表でわかるわけですねー。

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(伝道師じゃないほう)

しろとりチャペルのパイプオルガン その7

名古屋キャンパスしろとりチャペルのオルガンをゆっくり紹介していくシリーズです。
今日はこの下線部の説明をしていきますよ!

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手鍵盤2段、足鍵盤1段、つまり合計3段の鍵盤がこのオルガンにはついています。

鍵盤一つにつき独立したパイプ列に連結されているので、3つのオルガンが合体しているオルガンともいえます。イメージ的にはシンセサイザーを積み重ねて使っているような感じですかねー。しろとりは手鍵盤が2段ですが、1~3段のオルガンが多いです。コンサートホールにあるような大オルガンは手鍵盤が5段ぐらいあります。
だいたい5段ぐらいが演奏する時に手が届く限界かなという感じです。鍵盤は下からⅠ、Ⅱと数えていきます。
足鍵盤は文字通り足で弾く用の鍵盤です。オルガンは両手両足を使う楽器なんですねー。


表のほうの意味はこんな感じです。
Ⅰ HAUPWERK ハウプトヴェルク 手鍵盤下段のこと
Ⅱ KLEINWERK クラインヴェルク 手鍵盤上段のこと
PEDAL ペダル 足鍵盤のこと


ちなみに手鍵盤のことをマニュアル、足鍵盤のことはペダルと呼ぶので、手鍵盤2段、足鍵盤のオルガンを省略して2MP 二つのマニュアル(手鍵盤)とペダル(足鍵盤)と表記したりします。

(伝道師じゃないほう)

しろとりチャペルのパイプオルガン その6

名古屋キャンパスしろとりチャペルのオルガンをゆっくり紹介していくシリーズです。
今日はこの下線部の「9ストップ」の説明を・・・

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これは9種類の音が入っているといった意味です。パイプオルガンはその名のとおり、パイプつまり笛を鳴らす楽器です。そのパイプの大きさや形で鳴る音がかわります。演奏する時にはその何種類かの音を曲や場面にあうように、組み合わせます。ま、言ってみれば一人でオーケストラになれる楽器で、フルートやホルンだけの時もあればオーボエやトランペットを加える時もあるといったことをして、静かな曲から華やかな曲、かわいい曲や力強い曲を、音をかえて演奏することができる楽器です。
という9種類のストップの具体的な名前が表に載っています。名前とかの説明は長くなるのでまた後日。1~9までありますね。

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その音を変える装置が写真のこの〇の部分の棒。

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1~9までこういう風に配置されています。

CIMG4788a.jpg
この棒を動かすことで、必要な種類の音が出るようになります。
ここでなんでこの装置の名称がストップなのかというと、この装置が開発される前は、起動すると全種類の音が出ていて、それを一種類ずつストップさせていたので、この装置を「ストップ」と呼ぶようになったそうです。今はストップを動かさないと音が出ないので逆になっていますねー。
ひとまず、しろとりのパイプオルガンには9種類の音が入っているということです!
(伝道師じゃないほう)

名古屋キャンパスしろとりチャペルのオルガンをゆっくり紹介していくシリーズです。
今日はこの下線部の説明を・・・

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本学のホームページのオルガン紹介には、「バロック時代の様式をベースに」とあります。「ふーん、そうなんだーこれがバロック時代ってやつかー、知らないけど。」ってなもんですよね。パイプオルガンにはバロック様式をはじめ色々な様式があるんです。と書いてもなんのこっちゃですよねー。

例えば乗用車と言っても日本車、ドイツ、フランス、イタリア、イギリス、アメリカetc... 国と時代によって色々と違いがありますね。
日本車はエコで故障しにくい(イメージ)、というような感じで、その国や時代によって特徴があります。

「バロック時代の様式」がどんなものか・・・、バロックは「いびつな真珠」という意味で、17世紀から18世紀にかけての芸術をさすというのが本来の答えなんですが・・・、
たいへん乱暴にまとめると音楽の父と呼ばれるJ.S.バッハが弾いていたオルガンをモデルにしているというイメージです。
J.S.バッハや同時代につくられた音楽作品が得意なオルガン、といったかんじでしょうか。それだけでなく、現代音楽の演奏もできるような調律がされているんですが、そのことを書いてあるのが、下の方の下線部の
Barock progressive Stimmung
という一文の意味です。
バロックと現代のイイトコどりをした調律がされていますよ、と受け取っていただいたらいいと思います。

オルガンは見た目と音を揃えることが多いので、本学のオルガンも外観と音をバロック時代の様式がベースになったクラシカルなオルガンになっています。

(伝道師じゃないほう)

【重要】キリスト教センター臨時閉館のお知らせ

【重要】キリスト教センター臨時閉館のお知らせ
名古屋キャンパス〈しろとり〉の一時閉鎖と入構禁止措置に伴い
1月27日(水)~2月7日(日)の期間、しろとりチャペルおよびキリスト教センターは閉館となります。

しろとりチャペルのパイプオルガン その4

名古屋キャンパスしろとりチャペルのオルガンをゆっくり紹介していくシリーズです。

本学のホームページではしろとりチャペルのオルガンの説明はこのようになっています。

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日本語の文章はわかる部分と「ふーん、そうなんだー、知らないけど。」って部分とがあるかと・・・。そして後半の仕様の表の部分なんてスルーですよねー。
こういったところ注釈入れると長いし・・・かといって重要な情報なので入れないと・・・ブツブツという、そのブツブツをここで次回から書いていきますよー。
(伝道師じゃないほう)

しろとりチャペルのパイプオルガン その3

名古屋キャンパスしろとりチャペルのオルガンをゆっくり紹介していくシリーズです。
さて、楽器を買うとなると皆さんイメージするのは、楽器屋さんなんかで完成品の楽器を選んで「コレください。」という感じじゃないでしょうか。
パイプオルガンはちょっと違います。
たいていの場合オーダーメイドです。据え置き型のオルガンは特にオーダーメイドだと思います。

どんな目的で、どんな建物のどこに置かれるのか、どんな曲を演奏して、どんな場面で使うのか、予算は?といったような条件によってずいぶん変わるのがオルガンです。
手乗りサイズから中に人住める建物ぐらいのサイズまで、それぞれの必要に応じた楽器をオーダーする楽器です。


そんなわけで、しろとりチャペルのオルガンもこのチャペルでの目的に合わせたオルガンになっています。
というわけで、次回からふみこんで話をしていきますよー。
(伝道師じゃないほう)

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