「クリスマス」と一致するもの

クリスマスシリーズ その7

ようやくヨセフやマリアが出てきて、クリスマスらしくなってきました。
本日もはりきって続きをどうぞ!

クリスマスシリーズ その7
そのころ、皇帝アウグストゥスから住民登録をせよとの命令が出ました。
ヨセフはダビデ家の血筋でしたから、住んでいたナザレからベツレヘムのまちに登録しに行かなくてはいけなくなりました。

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ヨセフは身重のマリアと二人でベツレヘムへと向かいました。

<続く>


真夏に!?クリスマスシリーズ その6

 マニフィカトがマリアの言葉からできた歌でしたが、前回のザカリアが口がきけるようになって神を賛美した言葉(まるごと省略しているので気になるかたはルカによる福音書1章67節~をご覧ください)ベネディクトゥス・ドミヌス・デウス (ラテン語: Benedictus Dominus Deus)という歌になっています。


クリスマスシリーズ その6


マリアがこどもを妊娠していることを知ったヨセフは、浮気した女性は処刑される恐れがあったため、マリアのことを思い、ひそかに婚約を解消しようと決心しました。
そのように考えていると、天使がヨセフの夢に現れました。

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「恐れずにマリアを妻にしなさい。マリアは聖霊によってみごもったからです。産まれてくる男の子にイエスと名付けなさい。この子は自分の民を罪から救う人になります。」

ヨセフは目が覚めると天使に言われたとおり、マリアと結婚しました。

<続く>


真夏に!?クリスマスシリーズ その5

 「マニフィカト(ラテン語:Magnificat)」という題名のキリスト教の楽曲が多数あるのですが、これは前回のマリアが神を賛美した言葉がもとになっています。特にカトリックや正教会などで歌われています。


クリスマスシリーズ その5


エリサベトは無事に男の子を出産しました。

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8日目なり割礼をほどこし名付ける時がきました。
当時の慣習に従い集まった近所の人や親類が父の名からザカリアと名付けようとしましたが、エリサベトは「この子はヨハネと名付けなければいけません。」と言い張りました。

反対する人々は、まだ話すことができないザカリアに尋ねました。ザカリアは「この子の名はヨハネ」と書きました。
すると、ザカリアは口がきけるようになり、神を賛美しました。

ヨハネはすこやかに成長し、のちに荒れ野で暮らすようになりました。


<続く>


真夏に!?クリスマスシリーズ その4

 前回ようやくマリアが出てきてクリスマス物語らしくなりました。
では今日もはりきって進めていきますよ。

クリスマスシリーズ その4

マリアはお告げを聞いてからすぐにエリサベトに会いに行きました。

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マリアと挨拶をしたとたん、エリサベトの胎内の子がおどり、エリサベトは聖霊に満たされて語りだしました。
「わたしの主の母がわたしに会いにきてくださいました。神の言葉が実現すると信じた人はなんて幸せなのでしょうか。」
そしてマリアは神を賛美して歌いました。
「私の魂は主をあがめます。神が私にも目をそそいでくださいました。いつの世の人も私を幸いな者というでしょう。神の憐みは畏れる人に限りなくあたえられます。思い上がる者を打ち、権力者を引きおろし、身分を低くされていた者を高くあげられ、飢えた人を良いもので満たされます。」

マリアは3か月ほどエリサベトの家に滞在しました。

<続く>


真夏に!?クリスマスシリーズ その3

 当時の社会ではこどもをさずからない夫婦に対しての偏見があったということが聖書のあちらこちらでうかがい知ることができます。
ザカリアとエリサベトには長い間こどもができないためにおった苦労が、天使の言葉を信じることができないようにしたのかもしれません。

クリスマスシリーズ その3


エリサベトが妊娠6か月になった頃のことです。

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天使ガブリエルはナザレにいるマリアのところへ遣わされました。マリアにはダビデ家のヨセフと婚約者がいました。
ガブリエルはマリアに「恐れることはありません。あなたは男の子を産みます。その子をイエスと名付けなさい。」と言いました。
マリアはまったく心当たりがないので戸惑い「どうしてそんなことが起こるのでしょうか。」とたずねました。
「聖霊があなたに降り、生れる子は神の子と呼ばれます。あなたの親戚のエリサベトも長い間子どもに恵まれなかったのに、男の子を妊娠している。神にできないことはありません。」
そこでマリアはこう答えました。
「お言葉通りになりますように。」

<続く>


真夏に!?クリスマスシリーズ その2

 クリスマスの物語をご紹介していくシリーズ、のちのちイエス・キリストに洗礼をするヨハネの誕生の予告からはじめたので、その1を読むと、てっきりマリアとヨセフが出てくると思いきや、ザカリアという人が出てきて誰?となったかもしれません。

クリスマスシリーズ その2
恐れるザカリアに天使ガブリエルが語りかけました。
「恐れることはありません。あなたの妻エリサベトは男の子を産みます。ヨハネと名付けなさい。その子は成長して主のための準備をするようになる。」
ザカリアは自分もエリサベトも年老いていたので信じることができませんでした。

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そんなザカリアに天使は
「あなたは私が告げたことが実現する時まで口がきけなくなる。私の言うことを信じることができなかったから。」
ザカリアは口がきけなくなり、聖所の仕事が終わってから家に帰りました。
そして妻のエリサベトは妊娠し、5か月の間身を隠していました。
<続く>

真夏に!?クリスマスシリーズ その1

 本日より予告通り、クリスマスの物語をご紹介していくシリーズを開始します。

日本でもクリスマスとなれば、街のいたるところにツリーやリースが飾られ、サンタクロースが来ることを楽しみにし、ジングルベルが流れ、盛大にクリスマスを祝う雰囲気ですが、聖書に書かれている最初のクリスマスがいったいどういうものか、丁寧に紹介していきたいと思います。

クリスマスシリーズ その1
ユダヤの国がヘロデ王におさめられていたころ、祭司のなかにザカリアという人がいました。ザカリアにはエリサベトという妻がいましたが、二人の間には長いこと子どもができないまま年をとりました。
ある時、ザカリアが祭司の仕事中に聖所で香をたく当番にあたりました。

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ザカリアが聖所に入り香をたいていると、なんと天使が香壇の右に立っているのです。

天使に気がつき、恐ろしくなったザカリアに、天使が語りかけました・・・

<続く>

予告 真夏にクリスマスシリーズ!?

明日、8月10日~16日は夏季休暇にともない、チャペルの開放もキリスト教センターも当ブログもお休みとさせていただきます。

 さて、いっつもクリスマスの時期はお知らせがたくさんありすぎて、クリスマスについての説明をしっかりとすることもできず・・・ということが続いているので、このさい、真夏だけれど、お知らせの少ないこの時期にクリスマスの出来事をシリーズでご紹介していきます!

というわけで17日からクリスマスシリーズをスタートしますからぜひお楽しみに!

長い季節になりました。

 たった1週間のペンテコステの赤い季節が終わり、一番長い聖霊降臨節(三位一体の季節)になりました。この季節はなんと半年ほど、今年は12月2日までが聖霊降臨節というキリスト教の季節になります。
春夏秋冬の感覚でいくととっても不思議なキリスト教の暦です...1週間と半年ってはばがありすぎですよね...しかもクリスマスの日以外は毎年日程がずれるのです。
この季節のテーマカラーは緑です。というわけでブログも緑に衣替えしましたよ。

ペンテコステとは

 
今度の日曜日にペンテコステというクリスマス、イースターとならぶキリスト教の三大祭りの一つ、大切な日です。
日本語では"聖霊降臨祭"と書きます。読んで字のごとく、聖霊が降ったことを記念する日ですが、聖霊が降るってどんなことなのかまったくピンとこないのではないでしょうか。

どんな出来事があったかというと...
イエスが十字架で死を遂げ、復活し、天へ昇った後、イエスの弟子たちがみんなで家に閉じこもっていました。五旬祭というユダヤのお祭りのころ、弟子たちが祈っていると、天から炎の舌のような聖霊がおりてきました。すると、それまで閉じこもっていた弟子たちが街へ出て行って力強く伝道を開始しました。
これがペンテコステ(聖霊降臨祭)のおおまかな出来事です。
伝道を開始した=教会の誕生日 として大切にされています。

クリスマスのサンタクロース、イースターのタマゴとウサギのようなキャッチ―なかんじと違ってペンテコステは炎とハト、しかも1週間限定の季節ということで他二つよりも浸透していないのが現状ですが、ぜひ覚えてくださいね。

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