こんにちは。サテライト大澤です。
今までは、修士論文のことについてしか書いてきませんでしたが、
今日は博士論文(の提出方法等)について書きたいと思います。
ちなみに、今日は経営政策専攻(博士後期課程)のみですが、
通信制大学院英語学専攻(博士後期課程)については、また後日書きたいと思います。
さて、論文の提出にあたっては、
本学経営政策専攻に在籍している方が提出できますが、
在籍していない方も論文の提出をし、審査および試験に合格すれば、
博士の学位を取得することができます。
この方法を、論文の提出による博士学位の取得といいます。
論文博士ともいいますが、耳にしたことがある方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?
ちなみに、博士課程に在籍して学位を取得する。
これを課程博士といいます。
経営政策専攻博士後期課程は1999年に開設し、
以来12名の課程博士と、2名の論文博士を輩出しています。
博士の学位を取得した方の多くは社会人の方です。
標準修業年限である3年で学位を取得される方は、
やっぱりというか、実のところ少数派です。
しかし、仕事と研究活動を両立され、博士号を取得する。
それだけで、ただただ、頭が下がる思いです。
「働きつつ学ぶ」
本学の十名教授が、自身の経験を基にしたテーマ。
これを体現していますね。
ちなみに博士の学位を取得された方は、
(当然というか)女性の方、留学生の方もいらっしゃいます。
さて、レギュラーケース(?)では、本学経営政策専攻に在籍して、
論文を提出いただくこととなります。
3年で博士の学位をとる。
そういった方は以下のような流れになります。
○1年次
経営政策専攻(博士後期課程)の授業科目を履修いただきます。
また、指導の先生と相談しながら、論文を書いていきます。
論文作成の傍ら、研究会等での発表や、昨日もブログで書いた「論集」をはじめ、
学会誌等で研究内容を発表いただくこともあります。
○2年次
・春学期
卒業に必要な単位は取れていると思いますので、論文を書くことに専念いただきます。
また、論文を都度指導の先生に確認してもらい、洗練化していきます。
・秋学期
秋学期の初めに、論文計画書を提出いただきます。これは修士課程でも同様ですね。
そして、論文を洗練していき、
「よし、完成」
となったら、大学院事務室に、
論文5部、予備審査申請書、履歴書、業績目録
以上を併せて提出いただきます。
業績目録とは、今までどんな論文を書いたかとか、どんな発表を行ったとか
研究の成果を書いていただく書類のことです。
そして、急に出てきた言葉。
「予備審査申請(書)」
これは、、、
(明日に続きます)
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