博士論文について(経営政策専攻)2

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こんばんは。サテライト大澤です。

昨日は途中で書き終えてすみませんでした。

 

早速昨日の続きを書いていきたいと思います。

「予備審査申請(書)とは・・・」ですよね。

 

「予備審査申請(書)」とは、

その論文が審査に入るまでの、予備的な審査のことです。

まさに、読んで字のごとく。

通例、予備審査期間は3ヶ月程度となります。

そして、予備審査が終了し、この論文なら正式な審査(以降便宜的に「本審査」といいます)

をしてもよいでしょう、といことになれば、その後正式に論文の審査に入ることになります。

 

ちなみに、審査の内容は、

・その論文に新規性、独創性と十分な学術的な価値があるかどうか

・論文作成者の研究能力や、その基礎となる豊かな学識が包含されているか

・その論文が論理だてて作られているか

など、さまざまな視点から審査されます。

 

さて、2年次の秋に、この予備審査を受けるため、

論文5部、予備審査申請書、履歴書、業績目録

以上を提出いただくことになります。

 

○3年次

 ・春学期

春学期に予備審査の結果がでます。

予備審査に合格であれば、本審査を受けるため、

予備審査で指摘のあった事項を修正します。

 

そして春学期の終わりころですかね、

本審査申請のため、

論文5部、学位授与申請書、履歴書、業績目録

以上を提出いただくことになります。(また論文出すの~とか言わないでくださいね)

その後、その論文は本審査にかけられます。

 

・秋学期

本審査+最終試験が行なわれます。

最終試験は、研究内容に基づく発表、また質疑応答となります。

そして、以上をクリアして、

「博士の学位を取得するのにふさわしい」

と、なりましたら、晴れて「博士号」の取得となります。

 

審査にはおよそ1年くらいかかります。

時間かかりすぎ~。

とか言わないでくださいね。

審査する方も、

その論文をしっかり読み込んで新規性・独自性を確認して、

先行研究も調べて、剽窃じゃないか調べて、

etc...

と、大変なんです。

 

そして、

3月16日(毎年この日ですかね)、修了式(卒業式)です。

学部生に混じり、

他の大学院生に混じり、

羨望のまなざしを一点に集め、

アカデミックガウン(アメリカの大学とかで、黒い服着て帽子かぶってみたいな、あれです)を

纏ったあなたの姿がそこに・・・。

 

結局はPRかい。ってなっちゃいましたけど、

本学には、研究者を養成する土壌は整っています。

ちょっとでも興味をもたれた方がいましたら、

ぜひ、お問い合わせください。

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このページは、大学院事務室が2011年2月18日 20:28に書いたブログ記事です。

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