「名古屋キャンパス チャペル」と一致するもの

しろとりチャペルのパイプオルガン その6

名古屋キャンパスしろとりチャペルのオルガンをゆっくり紹介していくシリーズです。
今日はこの下線部の「9ストップ」の説明を・・・

shirotori_organ03.jpg

これは9種類の音が入っているといった意味です。パイプオルガンはその名のとおり、パイプつまり笛を鳴らす楽器です。そのパイプの大きさや形で鳴る音がかわります。演奏する時にはその何種類かの音を曲や場面にあうように、組み合わせます。ま、言ってみれば一人でオーケストラになれる楽器で、フルートやホルンだけの時もあればオーボエやトランペットを加える時もあるといったことをして、静かな曲から華やかな曲、かわいい曲や力強い曲を、音をかえて演奏することができる楽器です。
という9種類のストップの具体的な名前が表に載っています。名前とかの説明は長くなるのでまた後日。1~9までありますね。

IMG_1162a.jpg

その音を変える装置が写真のこの〇の部分の棒。

CIMG4788b.jpg

1~9までこういう風に配置されています。

CIMG4788a.jpg
この棒を動かすことで、必要な種類の音が出るようになります。
ここでなんでこの装置の名称がストップなのかというと、この装置が開発される前は、起動すると全種類の音が出ていて、それを一種類ずつストップさせていたので、この装置を「ストップ」と呼ぶようになったそうです。今はストップを動かさないと音が出ないので逆になっていますねー。
ひとまず、しろとりのパイプオルガンには9種類の音が入っているということです!
(伝道師じゃないほう)

名古屋キャンパスしろとりチャペルのオルガンをゆっくり紹介していくシリーズです。
今日はこの下線部の説明を・・・

shirotori_organ01.jpg

本学のホームページのオルガン紹介には、「バロック時代の様式をベースに」とあります。「ふーん、そうなんだーこれがバロック時代ってやつかー、知らないけど。」ってなもんですよね。パイプオルガンにはバロック様式をはじめ色々な様式があるんです。と書いてもなんのこっちゃですよねー。

例えば乗用車と言っても日本車、ドイツ、フランス、イタリア、イギリス、アメリカetc... 国と時代によって色々と違いがありますね。
日本車はエコで故障しにくい(イメージ)、というような感じで、その国や時代によって特徴があります。

「バロック時代の様式」がどんなものか・・・、バロックは「いびつな真珠」という意味で、17世紀から18世紀にかけての芸術をさすというのが本来の答えなんですが・・・、
たいへん乱暴にまとめると音楽の父と呼ばれるJ.S.バッハが弾いていたオルガンをモデルにしているというイメージです。
J.S.バッハや同時代につくられた音楽作品が得意なオルガン、といったかんじでしょうか。それだけでなく、現代音楽の演奏もできるような調律がされているんですが、そのことを書いてあるのが、下の方の下線部の
Barock progressive Stimmung
という一文の意味です。
バロックと現代のイイトコどりをした調律がされていますよ、と受け取っていただいたらいいと思います。

オルガンは見た目と音を揃えることが多いので、本学のオルガンも外観と音をバロック時代の様式がベースになったクラシカルなオルガンになっています。

(伝道師じゃないほう)

【重要】キリスト教センター臨時閉館のお知らせ

【重要】キリスト教センター臨時閉館のお知らせ
名古屋キャンパス〈しろとり〉の一時閉鎖と入構禁止措置に伴い
1月27日(水)~2月7日(日)の期間、しろとりチャペルおよびキリスト教センターは閉館となります。

しろとりチャペルのパイプオルガン その4

名古屋キャンパスしろとりチャペルのオルガンをゆっくり紹介していくシリーズです。

本学のホームページではしろとりチャペルのオルガンの説明はこのようになっています。

shirotori_organ.jpg

日本語の文章はわかる部分と「ふーん、そうなんだー、知らないけど。」って部分とがあるかと・・・。そして後半の仕様の表の部分なんてスルーですよねー。
こういったところ注釈入れると長いし・・・かといって重要な情報なので入れないと・・・ブツブツという、そのブツブツをここで次回から書いていきますよー。
(伝道師じゃないほう)

しろとりチャペルのパイプオルガン その3

名古屋キャンパスしろとりチャペルのオルガンをゆっくり紹介していくシリーズです。
さて、楽器を買うとなると皆さんイメージするのは、楽器屋さんなんかで完成品の楽器を選んで「コレください。」という感じじゃないでしょうか。
パイプオルガンはちょっと違います。
たいていの場合オーダーメイドです。据え置き型のオルガンは特にオーダーメイドだと思います。

どんな目的で、どんな建物のどこに置かれるのか、どんな曲を演奏して、どんな場面で使うのか、予算は?といったような条件によってずいぶん変わるのがオルガンです。
手乗りサイズから中に人住める建物ぐらいのサイズまで、それぞれの必要に応じた楽器をオーダーする楽器です。


そんなわけで、しろとりチャペルのオルガンもこのチャペルでの目的に合わせたオルガンになっています。
というわけで、次回からふみこんで話をしていきますよー。
(伝道師じゃないほう)

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