正教会で用いられる十字架です。ロシア正教のイメージが強いのか、ロシア十字架と呼ばれることもあります。
8箇所の先端部分があるので八端十字架と呼びます。
一番上の短い横棒がイエスの罪状を書いたもの、一番下の斜めの棒は足台になっています。
正教会で用いられる十字架です。ロシア正教のイメージが強いのか、ロシア十字架と呼ばれることもあります。
8箇所の先端部分があるので八端十字架と呼びます。
一番上の短い横棒がイエスの罪状を書いたもの、一番下の斜めの棒は足台になっています。
昨日のラテン十字架がプロテスタント、カトリック、聖公会といういわゆる西方教会と呼ばれる教会の十字架だったのに対して、本日はギリシア十字架という名前から予想がつきそうですが、ギリシャ正教いわゆる東方教会でよく用いられる十字架です。
縦横同じ長さで中央で直角に交差している形です。
さきほどギリシャ正教など東方教会でとかきましたが、西方教会でも用いられる十字架です。
スイスの国旗や赤十字などのデザインにも使われている一番目にしやすい十字架ですね。
やはり最初はこれでしょう。
ラテン十字架と呼ばれている縦長で横木が真ん中よりやや上で直角に1本交差している形です。
プロテスタント、カトリック、聖公会でよく用いられる十字架です。
ということは、プロテスタントの本学ももちろん
このラテン十字架です。
イエス・キリストの誕生を祝うクリスマスは12月25日と決まっていますが、なんでイースターはややこしく毎年変わるのでしょうか。
テーマパークなどではイースターの日程に関係なく4月になったらイースターイベントをすることもあるので、クリスマスのように4月●日などと決めてしまったらいいのでは?と思われるかもしれません。
実は聖書にはイエスの誕生日がいつなのか全くどこにも書いてないのです。そもそも冬に生まれたかすら不明なわけです。逆にいつ生まれたかわからないからこそ12月25日に祝うことにしても問題ないといえます。
ですが、イースターははっきり聖書に書かれているんですよ。
かいつまんで紹介すると、過越しの祭りの晩餐を食べてから逮捕され、十字架にかけられ葬られたというようにかかれています。
過越しの祭り、これがポイントです。ユダヤ教の大切なお祭りで、春分の後の満月の日が過越しの祭です。原語ではペサハと呼ばれています。
エジプトで奴隷として過酷な状況にあったユダヤの人たちがエジプトを脱出するために、神がエジプトで災いを起こしました。その災いをユダヤ人が過越すために行われたことを記念として行われているお祭りです。酵母の入っていないパンを食べることから除酵祭(じょこうさい)ともいいます。詳しい経緯はモーセの出エジプト記18をご覧ください。
そして安息日(つまり土曜日)の翌日に復活したということが書かれているので、日曜日がイースターとして決まります。
聖書にかいてあるならその日に祝うのが一番ですよね。クリスマスも聖書に日付が書いてあれば今とは違った日にお祝いすることになったんでしょうね。