「映画」と一致するもの

7月新着DVD紹介!

こんばんは、学生サポーターのメガネです。

今回は7月に新しく届いた6つの新着DVDについてご紹介します!

新しいDVDは以下の6つです!

①燃ゆる女の肖像

②Coda あいのうた

③アントマン&ワスプ クアントマニア

④カリフォルニア・ダウン

⑤ある男

⑥マレフィセント

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今回のブログではこの中から「Coda あいのうた」を紹介します!

タイトルにある"Coda"というのは"Child of Deaf Adults"の略称で、「耳の聞こえない親を持つ子供」という意味です。

本作はタイトルの通り、耳の聞こえない家族の中、唯一耳の聞こえる主人公ルビーが家族にはわからない歌声の才能を社会に、そして家族にも知ってもらう物語です。

この作品は2014年にフランス語で制作された「エール!」という作品を英語版にリメイクしたものです。

リメイクということもあり前作を越えるため、様々な工夫がされ、その中でも特に目立つのがキャスティングです。

作品に出てくる耳の聞こえない人物たちは実際に耳が聞こえない人々です。また、主人公であるルビーは聾しておらず、かつ手話をマスターしている人であることを条件にキャスティングするなど、リアリティをとことん追求しています。

他にもディズニー映画のマレフィセントやアントマンシリーズの続編クアントマニアなど様々な作品があるのでぜひ観にきてくださいね!

(学生サポーター メガネ)

謎の男との愛の物語

こんにちは、学生サポーターのメガネです。

今回は新着DVDの『ある男』をご紹介します!

★ある男_本ポスター.jpg























この作品は平野啓一郎さんの『ある男』の映像化になっていて、主役を妻夫木聡さん、安藤サクラさんが務めます。

物語はとある夫婦の夫が亡くなるところから始まり、その夫の名が実は偽名であり、全く異なる人物だったことを知らされるところから始まります。

愛する夫を失った悲哀に浸る間もないまま、自分が夫だと思っていた人物が本当は何者だったのか、なぜ偽名を使っていたのか、そして何より、私への愛は本物だったのかを確かめていく物語です。

小説では350ページほどの長編小説で、今回の映画では約2時間にまとまっています。

僕自身はこの映画を観ていないのですが、この映画のもととなった小説のほうを読んだことがあります。

平野啓一郎さんの小説は文体が特徴的で、なんだか高尚なものを読んでいるような気分になれるので好きです。

物語の設定自体は突飛ですが、そこに出てくる登場人物やその生活風景はとてもリアルでつい感情移入したくなります。

第46回日本アカデミー賞最優秀賞にも輝いた本作、学術情報センターでは誰でも観ることができます!

ぜひ来てくださいね!

(学生サポーター メガネ)

ルワンダの虐殺を知っていますか?

『ホテル・ルワンダ』1994年、民族間の対立から、多数派のフツ族が少数派のツチ族と穏健派のフツ族を一斉に襲撃し始めたことから始まります。欧米諸国や国連の無策が被害を拡大させる中、1200人もの人々をホテルに匿い、その命を守り抜いた一人のホテルマン、ポール・ルセサバギナの奇跡の実話を映画化したものです。

100日で100万人が殺害されたともいわれるルワンダの虐殺(人数には幅があり正確な数はわかっていません)。

映画では実際の虐殺ほどには凄惨に描かれておらず、ホテルマンの機転によって大勢の人が救い出される感動の物語となっていました。

悲惨な状況下でも人が人を思うことのできる力と勇気に打たれました。

 

ルワンダの虐殺から逃れた女性の書いた本もあります。

こちらの本はとても読みやすい文章で一気に読めてしまいますが、内容には驚愕します。

ー牧師のトイレに匿われた6名のツチ族の女性たち(後に8人に)。ドア1枚を隔てた部屋の中では多数のフツ族が大鉈やナイフを持って「皆殺し」を叫びながら探しているー

7週間の間に18キロもやせるほどの過酷な状況と息が詰まりそうな恐怖の中、極限状態でありながらも奇跡的に逃げ延びることができたイマキュレー。

困難な状況の中、神の存在を強く感じながら悲惨な状況を乗り越えていきます。

この体験を世界の人に伝えるためにトイレの中で英語を勉強するなど、その前向きで懸命な姿に圧倒されます。

震えるほど恐ろしい出来事を語っているのに、祈りの力と人間の持つ強さに感動を覚える実話です。

  

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『生かされて』イマキュレー・イリバギザ

※公共図書館などで読むことができます。

 

国の経済・社会基盤も壊滅状態となったルワンダですが、その後「アフリカの奇跡」と呼ばれる経済発展を遂げ、現在では治安のよいきれいな街となっています。現在の大統領は「フツ」「ツチ」という区別を否定し、すべての国民が「ルワンダ人」であるというアイデンティティを持つよう導き、2000年以降平和が続いているそうです。

【図書館スタッフ:フエルトうさぎ】

われ弱ければ

なにげな~く検索していたら見つけました。

★われ弱ければ ー矢嶋楫子伝ー 三浦綾子著

矢嶋楫子さん、どんな方か、全く知りませんでしたが、昨年、映画化されたんですね。

常盤貴子さんが楫子さんを演じられたようです。

★映画『われ弱ければ 矢嶋楫子伝』のホームページは、こちら

原作 三浦綾子「われ弱ければー矢嶋楫子伝」(小学館)  監督 山田火砂子

常盤貴子 石黒賢 渡辺いっけい キャロリン愛子ホーランド 渡辺大 藤吉久美子 竹下景子

天保、明治、大正と女性が虐げられていた時代に生き、婦人矯風会の初代会頭として活動をしてこられた方、女子学院の院長など女性として初めてのことを数々体験されています。

酒乱の夫から命を守るため子供を連れて逃げ出し、女性から離縁など許されない時代に、周りの批判を顧みず、自ら離縁を申し出た体験から、矯風会の禁酒運動に携わることは彼女の使命と思われたことでしょう。

女子学院の院長時代には校則を廃止し、「あなたたちには聖書があります。自分で自分を治めなさい」という言葉は良く知られているようです。(私はこの本を読んで初めて知りました)

酒乱の夫に悩まされた経験のある楫子は、お酒は嫌っていましたが、たばこは別だったようです。かなりのヘビースモーカーだったと思われます。

まさに周りに煙たがられていた楫子を、女子学院の院長に迎え入れた宣教師ミセスツルーの忍耐深い愛は、はかり知ることはできませんが、彼女も辛かったのだとわかるシーンは感動ものです。

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禁酒・廃娼・一夫一妻制・新しい女子教育...
江戸後期から大正まで生き抜き、一途に女性の地位向上を目指した生涯

93歳、最期まで走り抜けた矢嶋楫子の人生、読んでみませんか。

 

★『われ弱ければ』の所蔵館(県内)は『横断検索愛蔵くん』で探せます。

(図書館スタッフ:小豆)

カンヌ映画祭から、心に残る物語を

こんばんは、学生サポーターのメガネです。

今回は僕が作成した『カンヌ映画祭特集』の紹介です!

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今回の特集コーナーのテーマは「カンヌ国際映画祭」(以降カンヌ)です。

簡単にカンヌについて説明すると、これはヴェネチア国際映画祭、ベルリン国際映画祭に並び世界三大映画祭の1つです。

カンヌ国際映画祭の開催期間に合わせて、映画の見本市も開催されていてこれは世界でただひとつだとか。

社会性やその時代の特徴なんかがわりと濃く反映されている映画が賞を取ってるイメージがあるので、少し違う時代のバックボーンなんかも物語を通して感じられる点が面白い賞だと思います。


今回このテーマにしようと思った理由はシンプルに自分があまりカンヌで賞を取ったような作品を見てこなかったということと、「評価されてる映画」を知りたいなと思ったことがきっかけでした。

何か新しいジャンルや観たことのない作品を見る時に先に観た人がどう思ったか、つまり口コミなんかをよく参照するのですが、口コミはあくまで口コミ、回答してくれた人の数もバラバラですし、同じ人のレビューが載ってるわけでもあありません。

そこで似たような基準、人数で毎年評価されてる作品を知り、映画の評価軸みたいなものを知りたいなと思っていました。

はじめはアカデミー賞と迷ったのですが、比較的アカデミー賞のほうが普段私が見てる映画に系統が似ていてせっかくなら普段見ない映画を観ようと言うことでカンヌを選びました。

カンヌには最高賞であるパルムドール以外にも脚本賞や男優賞、グランプリなどいくつも賞があり、2023年5月に行われた第76回では計16作品が何かしら賞を受賞しました。

これらをすべて網羅するのは至難なので、今回はその中で最高賞パルムドール受賞作品のみで特集コーナーを作っています。

パルムドールは年に1本しか選定されないため、カンヌの中でも一層選び抜かれた作品と言って過言ではないでしょう。

そんな特別な作品を現在7作品展示しています。

お時間がある時に是非見ていってくださいね!

(学生サポーター メガネ)

究極の愛?

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 みなさん、こんにちは。

 今日は名作映画のご紹介です。

 映画「タイタニック」が昨年12月に公開から25周年を

 迎え、それを記念して2023年2月に3Dリマスター版で

 限定で再上映されました。

 

 25年というと1997年! 時が経つのは早いです。

 当時に観に行って初回はボロ泣きした記憶があります。

 そしてドはまりして数回映画館に通いました。

 3D上映もせっかくの大画面で見る機会なので行ってきました。

 (※席を取ろうと近くをいろいろ探しましたが常に8割以上埋まっていて

 人気の高さを実感。何とか行きたい日に取れました。

 行ってみると若い世代の方々が沢山で、中には1997年頃に産まれた

 なんて声も聞こえてきました)

 そこで改めて1997年なのに迫力の映像!終盤の水の勢いの凄まじさには

 再身震いでした。。。

 図書館でも瀬戸・しろとりと両方映像資料として入れてますので、

 授業の合間などお時間ある方はよかったらどうでしょうか?

 ・瀬戸図書館所蔵:『Titanic

 ・しろとり図書館所蔵:『タイタニック

 ちなみに私は楽団員の皆さんが最後まで職務を全うする場面が

 泣き所の一つだと思っています。その関連本もありますよ☆

                                                               

  ※関連本 

  「タイタニック号の若きヴァイオリニスト:それでも僕は弾き続ける」

                                                    

  < ✨ 瀬戸図書館スタッフ  ティズ>

6月に仲間入りしたDVDの紹介!

皆さんこんにちは!ひつじです🐑

今回は学術情報センター4Fに仲間入りした新着DVD6作品の紹介です!

今回紹介する新着DVDはこちら!

・キャロル

・ゲット・アウト

・シスター 夏のわかれ道

・流浪(るろう)の月

・MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない

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アカデミー脚本賞を含む6つの賞を受賞した「ゲットアウト」や、本屋大賞を受賞した同名小説が原作の映画「流浪の月」などなど、、

今月もたくさんの話題作、名作が仲間入りしました😸

ちなみに、今回の新着DVDの中で私が気になっているのは「流浪の月」です🐶

あらすじ:帰れない事情を抱えた少女・更紗(さらさ)と、彼女を家に招き入れた大学生・(ふみ)。

居場所を見つけた幸せを噛みしめた夏の終わり、文は「誘拐犯」、更紗は「被害女児」となった。

そして15年後、偶然再会したふたりだったが、、、

なんと!

主演は広瀬すずさんと松坂桃李さん。監督は「怒り」や「悪人」で知られる李 相日(リ・サンイル)ということで、

どのような映画になっているのかとても気になります。

その他にも学術情報センターには沢山の話題作や、名作、少しマニアックな作品までそろっているので、少し時間の空いた日や空きコマなどに是非足を運んでみてください!

ミスディレクション ーNow You See Meー

こんにちは、学生サポーターのメガネです。

今回も、新着DVDのなかからおすすめのDVDを紹介したいと思います!

今回紹介するのはグランド・イリュージョンです!

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この作品は4人の売れないマジシャンが謎のフードの人物に召集されるところから始まります。
アイドル然とした美形マジシャン‟ダニエル"、その元助手であり紅一点の‟ヘンリー"、
催眠術のスペシャリスト"メリット"、若手マジシャンで身のこなしの鮮やかな"ジャック"。

個性豊かなイリュージョン集団"フォー・ホースメン"がイリュージョンショーの末、トランプ、催眠術、果ては瞬間移動のようなマジックも駆使し、銀行からお金を盗み、警察官をも出し抜くこの映画です。

物語はトリックが大掛かりだったり派手だったりして、アクション映画のような迫力やスピード感がある点が特に面白いです。

また、この作品は単なるマジック映画ではなく、最終的には「なぜ銀行からお金を盗むことができたのか」、「ミスディレクションとはなにか」、「こんなことをする目的は何か」まできちんと理解で来るように構成されている点が観終わった後また見たくなる要因ですね!


「よく見えている」と思えば思うほど騙しやすくなる。

こんばんは、学生サポーターのメガネです。

今回は新着DVDの中からおすすめの『浅田家!』を紹介しようと思います!


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この物語は浅田家の次男、政志が写真家を目指すまでの過程、そして写真家になってからの活動を史実に基づいて描いた作品です。

主人公である政志は高校卒業後、写真家養成所に通う中でこんな課題が出されます。

「もし、生涯であと1枚しか写真を撮れないとしたら、あなたは何を撮りますか」

この課題から政志は最後の1枚にもなっていいと思えるような独創的で、浅田家らしい写真を撮影します。

こうして作られた写真集「浅田家」は好評を呼び、写真界の芥川賞と言われる、「木村伊平兵衛写真賞」を受賞します。

受賞を機に仕事の幅が広がり、浅田家以外の「家族写真」を撮るようになります。

そのテーマ設定が非常に面白く、暴走族の真似をしてみたり、ヒーロー船体のコスプレをしてみたりと派手で奇抜で、少し恥ずかしくなります。



映画を観ていく中で、政志の撮る写真は未来の価値観に合わせているなぁとよく感じました。

今この瞬間は少し恥ずかしくなったり、ダサいと感じてしまうようなものでも月日がたって思い出としてみると、とても純粋で尊いようなものに感じることがあります。

政志は写真を撮影するとき、今この瞬間よりももっと先、被写体が20年も30年も年を取ってから見返した時に「あぁ、こんな時もあったね」とみんなでその1枚の写真から思い出話をできるような、記憶に残る写真であることを重視していたんだと思います。

写真として記録を残すことが好きでない人も世の中には多くいると思います。

それは自分の容姿に自信がないとか昔の写真を見てこんなに年を取ってしまったということを実感したくないとか事情を様々でしょう。

しかし、その感情すら今この瞬間の出来事で、いつかはきっと忘れます。

ただ1枚写真があるだけでその時の自分想いや30年後のその瞬間を楽しむ材料になるかもしれません。

スマホの普及によって誰でも写真家に慣れるこの時代、少しでもいい写真を撮りたいと思う方は是非見てみてくださいね!

(学生サポーター メガネ)

華麗なる英国貴族の世界

みなさん、こんにちは!

本日ご紹介する作品はこちら↓

ダウントン・アビー原題:Downton Abbey

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様々な人間模様が興味深いし、時には事件も起きたりして物語がドラマチックに展開します。

NHKで日曜23:00からドラマが放送されていたのでご存じの方もおありかと。

ドラマ版はシーズン1からシーズン6まで、映画版は2作あり、うち第1作目は瀬戸にあります。

ご興味のある方は是非...

図書館スタッフ:signet

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