「映画」と一致するもの
11月3日(土) 京都百万遍 知恩寺で行われた
京都古書研究会主催の「秋の古本まつり」に
行ってきました。
古本まつりは年3回(5月 8月 11月)行われています。
お寺での古本まつりに行くのは初めてでした。
"まつり" ということで、賑やかな参道を思い浮かべていたのですが、
その場に足を踏み入れると、
そこは 自然の中の書店空間 そのものでした。
静かに 熱心な古書ファンが 本と向き合う 姿 姿 ・・・。
専門書・文庫・美術書・雑誌・児童書
映画のパンフレット、ふる~い葉書などもあり、
見ているだけで楽しくなります。
私は 絵がとてもきれいな外国の絵本を
1冊300円~500円で購入。
京都には魅力的な本屋さんも多く、本屋めぐりも楽しいのですが、
ぜひ、日程を合わせ、古本まつりにも 足を延ばしてみてください。
(名古屋のスタッフ そら)
冷え込みかたが冬に近づいてきましたねー。
そういえば昨日の雨ふりの最中、チャペルの植え込みで猫団子ができていました。
猫団子↑
あたたかそう。
そういえば明日(25日)はカレッジアワーの日です。12時40分から名古屋キャンパスチャペルにて行われます。
前回紹介された本は『三国志』でした。
高校時代から繰り返し読んでいる本で、協力者が集まってくる登場人物はどんなコミュニケーションをしているのか等、色々気が付いたことのお話でした。
登場人物が多いと常に「誰コレ?」で読み進められず終了してしまうため、何度も読破しようと試みるも連敗中の本です。何度か映画をみたから次は読破できる、かも。
『森崎書店の日々』 八木沢里志/著
菊池亜希子と内藤剛志の主演で、映画にもなりました。
東京の神保町にある、ちいさな1軒の古本屋さんが舞台となっています。
失恋のせいで、恋も仕事もうまくいかなくなってしまった貴子。
その痛手を癒す間の短い期間を、おじさんが経営する古書店で過ごします。
最初は周囲の人にも、たくさんの本たちにも心を開くことができませんが、
ふとしたきっかけから、彼らのあたたかい気持ちに触れることになるのです。
一人、殻に閉じこもっていた貴子が、本がきっかけで次の一歩を踏み出してゆく。
そんな成長の物語です。
自分は一人ぼっち、と思ってしまうことも、時にはあるけれど、
まわりにはあたたかく見守ってくれる人たちがいるんだ、と
改めて感じさせられました。
心がちょっと落ち込んでいるときに手に取ってみてもいいかもしれません。
とっても短いお話で、文庫版では、行方知れずだったおばさんのお話
「桃子さんの帰還」も収められています。
心がほっこりする短編をぜひお楽しみください。
(栞)
2012年10月~12月
学術情報センター3階にて学生サポーター企画「SF特集」を行っております
今回、ピックアップした中に映画化やアニメ化をしたような作品もあるので
映画は見たが原作を読んだことが無いかたは是非、読んでみてください。
実は、SFということで映画のDVDも特集したかったのですが・・・
そちらの方に興味のある方は4Fのメディアコーナーへどうぞ
さてさて
今回は展示本の中から1作品紹介したいと思います
「新世界より」
今秋よりアニメが放送されているタイムリーな作品です
人類が超能力を持つようになった1000年後の物語
作者の本業がホラー小説なだけに結構生々しくえげつない表現も多いですが
引き込まれるような世界観や作中で明かされる設定に思わず唸らされました
結構ボリュームもあるので(上下巻あわせて1000ページ以上)活字慣れしている方は是非読んでみてください!
(名古屋の学生サポーター シラタキ)
かわいらしい題名に惹かれて、読んでみました。
主人公の名前も、「 栞 」なので紹介してみます。
「喋々喃々(ちょうちょうなんなん)」 小川糸/著
著者については、「食堂かたつむり」で
ご存知の方も多いかもしれません。
映画にもなってますし。
この著者の本、ほのぼのした表紙やタイトルの本に惹かれて
手に取ることが多いのですが、
なかなか複雑でシビアな部分も実は多かったりします。
タイトルの「喋々喃々」の意味、知っていますか??
大辞泉を引いてみると、
「 小声で親しげに話し合うさま。
また、男女がむつまじく語り合うさま。 」
とあります。
でもでも!!
この本、フリンの話なんです。
出会ってから、一年。美しい日本の季節が一巡り。
そこで、そっと、でも親しげに会話を交わす二人はフリンの関係。
それでも、背景に広がる東京下町の季節のうつろいや、
二人でとる豪勢ではなくても旬の食材を使ったおいしい食事。
また周囲で主人公の「 栞 」を見守るあたたかい隣人たち。
フリンの話。
でも、読んでて心がほっこりしてきます。
好きな人と一緒にすごす。
それだけで感じる幸せを、一緒に感じることができます。
二人の関係には共感できないところも多々ありますが、
そこに目をつぶって読んでみると、
「 人を好きになるってステキだなぁ 」
と、しみじみ感じることができます。
ちなみに、実際の東京下町が舞台となっています。
( どこかは読んでのお楽しみ♪ )
作中に登場した、お店や路地、神社やお寺、
一度足をのばしてみたいです。
本には、手書きの地図もついてます。
その地図を手に、私も好きな人のぬくもりを感じながら、
歩いてみたいです。
(栞)