「映画」と一致するもの

ミステリーの女王☆

こんにちは! あかトマトです♪

皆さんは「ミステリーの女王」と言えば誰を思い浮かべるでしょうか?

私は断然アガサ・クリスティーです!

中学生の時にNHKの年始の特集番組でその作品に触れて以降、学生時代はかなりの数アガサ・クリスティーの作品を読んだものです。

アガサ・クリスティーの作品の魅力は、人物描写が細かく、静かなストーリー展開の中にも巧みなトリックが隠されていて、どこか先を追いたくなる不思議な感覚を味わえることではないでしょうか。

また、名探偵エルキュール・ポワロや、ミス・マープルの推理は、まさに「灰色の脳細胞」の名にふさわしい活躍ぶりで、最後には思わず声が出てしまうほどでした。

あれから⁇十年の時が経過し、全ての作品を覚えているわけではありませんが、海外では映画化もされている有名な作品が、本学4Fメディアコーナーに多数あります!(館内利用限定ですので、4Fでご視聴ください。)

図書としての所蔵があるものもございますので、一部ご紹介いたしますね♪

『そして誰もいなくなった』

そして誰もいなくなった.jpg

そしていきなり視聴しようにも、どれがいいかわからない!という方には、こちらの本がおススメです☆

『アガサ・クリスティー完全攻略』

アガサ・クリスティー完全攻略.jpg

この1冊の中にアガサ・クリスティー作品の魅力がぎっしり詰まっていますので、初めての方でもきっとお気に入りの1冊が見つかるはずです。

是非この中から気になる作品を手に取って読んでみてくださいネ♪

(なごやの図書館スタッフ:あかトマト)

鳩の撃退法

どうも!お茶犬です(-ω-)/~~

お久しぶりのブログですが・・・

今回は、新作DVD「鳩の撃退法」をご紹介したいと思います🕊✨

鳩の撃退法.jpg
こちら...
考察好きな方にお勧めの映画となっております🕵

 あらすじ 
物語は1人の男が失踪したところから始まる。
「一家の失踪事件」 「偽札事件」の2つの軸から
その糸をつなげていくストーリーである。
津田はカフェで出会った秀吉という男が翌日から失踪したことを知り
それをテーマに小説を書く。
さらに津田が仲良くしていた房州書店の老人から
遺品として3,003万円を譲り受ける。
そのうち3枚が偽札だったことがわかるが
2つの事件は密接に絡んでいるのではないかと考えるようになる。
現在進行形で進む事件をミステリーにしながら
小説というフィクションに書き起こしていくが...
津田の話は本当にすべて小説の中だけの物語なのか...?
検証を始めるとそこには「驚愕の事実」が待ち受けていた――

最後にはタイトルの意味も分かるのでとても面白い映画です!!!

私はこの映画を動画配信サービスで観たのですが、
ランキング2位という人気を博していました👑✨

名古屋学院の皆さんは学情で無料で観ることが出来るので
ぜひ観に来てくださいね👀"

(学生サポーター お茶犬)

名作の中の言葉遊び

ごきげんよう、スタッフのかえるまんじゅうです。

皆さんは、本や映画、ドラマなどで主題とは全然関係ないところが気になってしまったり、記憶に残っていたりすることはありませんか?

肝心のストーリーはさっぱり覚えていないのに、一つの台詞だけやけにはっきり覚えていたり、登場人物の些細な仕草が気になったり。

私にとっては、太宰治の『人間失格』の中のある言葉遊びがそうです。

こちらにそのルールを引用します。

「名詞には、すべて男性名詞、女性名詞、中性名詞などの別があるけれども、それと同時に、喜劇名詞、悲劇名詞の区別があって然るべきだ、たとえば、汽船と汽車はいずれも悲劇名詞で、市電とバスは、いずれも喜劇名詞、なぜそうなのか、それのわからぬ者は芸術を談ずるに足らん、喜劇に一個でも悲劇名詞をさしはさんでいる劇作家は、既にそれだけで落第、悲劇の場合もまた然り、といったようなわけなのでした。」(以上、作品本文より引用)

このあまりにも有名な作品を初めて読んで以来、主人公が友人と、この悲劇名詞・喜劇名詞のあてっこをする場面だけが妙に記憶に残っているのです。

あらすじさえもう一度読み返さないと紹介できないのに、この言葉遊びのルールだけは覚えています。

あらすじの紹介も無く、ごく一部分についての思い出語りだけで、作品の紹介としてはかなり邪道なものかもしれません。

もちろん学問や研究を目的とした時にはふさわしくない読み方ですが、

私自身は、これもひとつの読書体験として結構気に入っています。

読書とは、本と自分との一対一のやりとりを醍醐味とする行為です。

みなさんが、様々な作品との出会いを通じて自分だけの読書体験を得ることができますように。

太宰治『人間失格』は青空文庫からすぐに読めます。タイトルをクリックしてください。

(なごやの図書館スタッフ かえるまんじゅう)

ゲーテとベートーヴェン

今頃ですが、

ベートーヴェンの作品に感動している小豆です。

古い映画『若草物語』の中に

ベア教授がピアノを弾きながら歌っているのを

ジョーが静かに聴いているシーンがあります。

その曲は、ゲーテの詩にベートーヴェンが曲をつけたのだと

ベア教授が説明します。

その詩は

ただ憧れを知るもののみが。。。

で始まる詩で他の作曲家も曲をつけているようです。

その映画から、ゲーテとベートーヴェンの繋がりについて知りたくなって

見つけたのが

ゲーテとベートーヴェン.jpg

ゲーテとベートーヴェン』そのままのタイトルです。

それぞれのおいたちから、出会いのきっかけ、

互いにどのような感情を抱いていたのか

などなど興味深かったです。

ゲーテがベートーヴェンの

(今では有名な曲ですが)

『運命』を聴いた時の感動のことばがすごいです。

「感動なんてもんじゃない」

「これはすごい!」

「大変な大作だ」

「とてつもない!」

などなど。

私は、ここ数年、終活の一環としてどんどん物を処分していて

CDもたくさん処分しました。

そんな中、一枚だけベートーヴェンのCDを残していました。

それが、『運命』

久しぶりに聴きなおしてみて、

私もすごく感動しました。

力強い反面、なぜかとても切なさも感じます。

歳をとったせいでしょうか。

今はお気に入りのCDとなりました。

終活中なのに、ベートーヴェンの全曲集なるものを買ってしまうほど

ファンになりました。

ゲーテの詩集も読み返しています。

ゲーテ詩集』もいかがでしょうか。

(図書館スタッフ:小豆)

大切なのは真実に向かおうとする意志

こんにちは、学生サポーターのメガネです。

今回は2020年9月10日に公開された映画『すばらしき世界』をご紹介します!

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この作品は過去に殺人を犯し、服役していた主人公"三上"が出所するところから始まります。

その後、剣道の武具を作ったりレジ打ちなどの仕事を通じて、社会復帰しようと試みますが、ことはそれほど単純には進みません。

その理由の一つは当然、三上が前科持ちであるからなのですが、もう一つ性格上の問題もありました。

それが三上の短気です。三上は情に厚く、仲間思いな反面、曲がったことが許せず、不条理なこととは徹底的に対抗しようとします。

そうした姿勢は距離をとってそ知らぬふりをしてかわし続ける現代の価値観とは大きくずれています。

しかし、長らく刑務所にいた三上にそんなことは伝わりません。

そんなふうに社会になじむことに四苦八苦している三上に目を付けたのはプロデューサーの吉澤と、カメラマンの津乃田です。

二人は三上を襲う不幸をドキュメンタリーにしようと考え、三上に近づいていきます。

出所後の三上は存外孤独ばかりというわけではありません。

入所前のつてや、身元引受人の弁護士庄司、レジバイトで雇ってくれた店の店長に、駆け出しカメラマン津野田など様々な人とかかわりながら生きていきます。

作中で描かれる三上の状況は決してすばらしいものではありません。

前科持ちで極端に短気、塀の中で過ごした時間があまりにも長く、当たり前が通用しない。

それでも三上自身は自分の人生に絶望することなく、日々生きていくことを選びます。

すばらしいと聞いたとき、それが音楽でも舞台でもゲームでもまず頭に浮かぶのはその結末、完成後の姿を思い起こします。

では、世界のすばらしい結末とは何でしょうか。それはこう言いかえることもできると思います。自分の人生のすばらしい結末とはどんな姿でしょうか。

それを考えるとき、多くの人は命が絶えるその瞬間をどう飾るかではなく、その瞬間に至るまでに何をするかで考えると思います。

すばらしいとは結果でなく、過程にある。

そんなふうに思わせてくれる男、三上の生きざまは学術情報センターで誰でも観ることが出来ます!

ぜひみてみてください~!

(学生サポーター メガネ)

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