「映画」と一致するもの

あくび猫は断罪動物の夢を見るか?

皆様こんにちは、図書館スタッフの勝山道です。

ここ最近、バラエティ番組などで声優が取り上げられることが増えているような気がします。
きっかけは某アニメ映画の超特大ヒットのようですが、詳しくない時分、気になって少し調べてみました。
すると声優として活動しながらアーティストとしても活動していたり、テレビドラマや大河にも出演されている方がいたり、一口に声優と言っても様々な形で活動されているようでした。

なんだか急に担ぎ上げられだしたな、くらいに思っていたのですが、昨今は動画配信など露出の幅も広がっていることもあり、マルチに活躍できる方がどの業界でも強いのだろうなと思い知る限りでした。

と、いう話に覚えがありましたので今回ご紹介させていただく図書はこちら。

 

暴いておやりよドルバッキー

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著者は大槻ケンヂ。主に音楽にて活動するバンドマンですが、本著のようなエッセイ本や長編の小説を執筆されていたりもします。バンドは形を変えつつ現在も鋭意活動中、小説は賞を取るなど、まさにマルチに活躍している方ですね。

さて本著についてですが、著者の発表している数あるエッセイのうちの一つ。内容にはバンド「筋肉少女帯」の再結成に至る逸話もあり、ファンの方なら既に読んだこともあるかもしれません。

ではファン以外には読む手の進まない本なのかと言われればそんなこともありません。事実、私はこの本を読むまで「大槻ケンヂは顔にペイントが入ってる人、筋肉少女帯は名前だけ知っている」という認識。それでも本著はまことに楽しく読むことができるのです。

 

内容に関してですが、やはり音楽活動をしているだけにそういった関連の話題も多く、普段は見られない現場の裏側的な要素も含むところが興味深くあります。しかしやはり、本命は著者の趣味を思い切り出している部分でしょう。主にUFOUMAなどの超常現象、ほかにもプロレス武術の真贋疑わしき部分など「読んだり聞いたりするぶんには面白いけど体感するには骨が折れそう、と言うよりめんどくさそう」なものが盛りだくさん。

読みやすく整った文章から繰り出されるアングラ的マニアックな話題は必見。「宇宙人グレイに忍術を教へたやつは誰だ?」なんてステキな小題を一目にするだけで惹かれてしまいます。その内容はさらに深く、こういった分野にもアンテナを張っている人はすごいな......という感嘆もあり。

手ごろな薄さの文庫本サイズに読み応えの詰まった一冊、暴いておやりよドルバッキーはしろとり3階図書館に所蔵されております。興味のある方は是非ご利用ください。
ちなみに瀬戸図書館に所蔵されているオーケンの、このエッセイは手書きですも同作者のエッセイとなります。一部重複する内容はありますが、よろしければそちらも併せてお楽しみください。


それでは失礼いたします。

 
  
(しろとり図書館スタッフ:勝山道)

チョコレート工場を楽しんで

ロアルド・ダールのちょっと奇妙な児童小説。

映画化されたのは結構前だけど、ジョニー・デップ扮する

怪しいチョコレート工場主ウィリー・ウォンカの姿は鮮明。

黄金のチケット入りのチョコレートを買った子供5人を工場見学にご招待。

貧しいが純真な少年チャーリーはじめチケットを手に入れた5人の少年少女たちは、

チョコレート工場に招かれて...

ウンパルンパ人の姿も歌も面白い。歌詞に大した意味はないけどね!

小説も映画も楽しめる。     (瀬戸のスタッフ:emirin)

チョコレート工場の秘密

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一年に一度は観たくなるおすすめ映画

今日は本ではなくて

映画のおすすめです。

年が明けてしまいましたが、

毎年、12月になると観たくなる映画です。

素晴らしき哉、人生!

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多くの人の祈りが集まって

ストーリーは始まります。

絶望して自殺を考える主人公に

ディケンズのクリスマスキャロルを思い出させるような

もしも?の世界へ主人公を連れてゆきます。

もしも自分が産まれていなかったら

どんな世界になっていたか?

と考えたことありますか。

私なんていないほうが周りの人は幸せだったんじゃないかと

思ったことあります!!

自分がいなくても

なにも変わらないと思いますか。

NO!

神様は一人一人に大切な役割を与えておられます。

何度も観ている映画ですが、

ラストで毎回、号泣してます。

クリスマスは過ぎてしまいましたが、

あなたがこの記事を読まれたその日がクリスマスです。

ぜひ、一度、この映画を観てくださいな~♪

(図書館スタッフ:小豆)

英国学校事情

『ハリー・ポッターと賢者の石』の映画が公開されてから、20年が経つそうです!

主人公は代わりましたが、今もシリーズの映画は続いています。

(瀬戸にもしろとりにも本・DVDともにあります!)

 

この作品では魔法使いの世界はもちろん

英国文化、英国の学校事情なども垣間見ることができます。

寮分けがあったり、寮で点数を競い合ったり、

日本の学校制度に慣れていると「???」と思うことも多いのではないでしょうか。

そこでこんな本をご紹介します。

パブリック・スクール:イギリス的紳士・淑女のつくられかた

パブリックスクール≒ホグワーツなので、少し違う点もあるかもしれませんが、

大いに参考になると思います。

アメリカでいう「パブリックスクール(公立校)」ともまた違うものです。

ちなみに『ファンタスティックビースト』で主人公を演じるエディ・レッドメインさんは、

英国でも名門中の名門であるイートン校というパブリックスクールの出身です。

イートン校は燕尾服の制服も有名です。

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その土地の文化を理解することで物語をより深く読むことができます。

英国の魔法を楽しみつつ、文化にもぜひ触れてみてください。

(瀬戸のスタッフ:もんぴぱ)

お天気にワクワク

こんにちは もくもくです。

雨が降ってくると、独特のにおいがすることがあります。

土の湿った匂いとか、何か懐かしく感じるというか、そんな覚えはありませんか?

実はその雨の匂いにはペトリコールという名前があります。

"雨が降り始めたときに地面から立ち上るにおい"は、ある種の植物から発生した油が

乾燥した土や石に付着し、その油が雨に当たった瞬間に細かな粒子となって

舞い上がることで発生するのだそうです。

私はこの本で名前がついていたことを、初めて知りました。

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『 すごすぎる天気の図鑑 : 空のふしぎがすべてわかる!

他にも、空はどうして青く見えるのか?雲のかたちや虹についてなど

子供に頃に(大人になった今も)感じたワクワクに応えてくれています。

この本を読んでから、より空を見上げるのか楽しくなりました。

著作者の荒木健太郎さんは、気象庁気象予報研究所研究官・雲研究者で、

映画「天気の子」で気象監修も務めた方です。

瀬戸図書館に所蔵されていますので、名古屋学舎の方は取り寄せて読んでみてくださいね。

(名古屋の図書館スタッフ:もくもく)

『バイオハザード』とキリスト教絵画

久々に登場の「伝道師のほう」です。

しばらく前から、ブログに書きたい内容があって、そのために調べ物をしているんですが、なかなか筆を執るまでが遠いので(泣)今回は別の内容で記事を書こうと思います。

最近、寝る前に『バイオハザード』のプレイ動画を観るのにハマっておりまして、「このCGの技術、ヤバくね?」「『PS4』でこれなら最新の『PS5』のグラフィックって一体どんなレベルなの!?」なんていう感じで妻と喋りながら、ホラー映画を鑑賞する感覚で観ています。

そんな中、ふと目に止まったのがこのシーン。
(※ゾンビが出てきたりグロテスクなシーンが映ったりはしないのでご安心ください)



迫りくる壁に押しつぶされないように、石像を所定の場所まで移動させ、仕掛けを止めたら先へ進めるようになります。「そこまでする必要ある?」と思ってしまうような、ALS◯Kもビックリのセキュリティですね。

それはともかくとして、このシーンの両側の壁に掛かっている絵画を見てください。これら2枚の絵画は、どちらも聖書のお話を題材にしたキリスト教絵画です。

サムネの左側に映っている絵は、イタリア・バロック期の巨匠カラヴァッジョによる『ホロフェルネスの首を斬るユディト』(1598年〜1599年)です。

「ユディト」は、旧約聖書の第二正典(続編・外典とも)として収録されている「ユディト記」に登場する女性の主人公です。プロテスタント教会では、カトリック教会の第二正典を「聖書」としては認めていないため、「ユディト記」が礼拝の中で読まれることはまず無いのですが、聖書のお話としては珍しく女性の主人公が活躍する物語ですし、西洋の芸術や文学を語る上では欠かせないテーマでもあるので、教養のためにも読んでおいて損はないと思います。

このシーンは「ユディト記」のクライマックスと言える場面。容姿端麗で敬虔なユダヤ人であった寡婦のユディトは、ユダヤの地に攻撃を仕掛けるアッシリア軍に報復するフリをして敵陣に侵入し、隙を突いて、泥酔するアッシリア軍の軍総司令官ホロフェルネスの首を斬り殺害しました。このような彼女の活躍によって、ユダヤの地は守られることになったというお話です。

もう一枚の絵画は、同じくカラヴァッジョの作品で、旧約聖書「創世記」22章のエピソードを題材にした『イサクの犠牲』(1601年)です。

ユダヤ人の父祖であるアブラハム。信仰深い彼は、ある日、神から「愛する独り子であるイサクを焼き尽くすいけにえとして献げなさい」と命じられ、息子を連れて山に登ります。そして神が示された場所に着くと、アブラハムはそこに祭壇を築き(この時、イサクは何が起ころうとしているか分かっていません)、イサクを縛って祭壇の薪の上に載せ、刃物で彼を屠ろうとしました。すると、天の使いがアブラハムに呼びかけ、「何もするな。あなたが神を畏れる者であることが分かった」と言って、間一髪、彼のことを静止します。こうして、アブラハムの信仰が認められ、彼は大いなる祝福を受けることになったというお話です。「そんな風に人間を試す神ってどうなの?」っていう意見もあると思うんですが、まぁ古代の物語なんで大目に見てください。

どちらの作品からも、極限の緊張感が伝わってきます。一方は「死」、もう一方は「生」。しかし、勇気を出して信じて進む者には「道」が開かれる。まさに『バイオハザード』の世界そのものですね。

『バイオハザード』の作品の中には、他にもいろんなキリスト教絵画が出てくるので、良かったら調べてみてくださいね。YouTubeのプレイ動画や実況動画も面白いですよ。

(伝道師のほう)

心をスカッと

こんにちは、ラムネです!

いよいよ春休みですが、皆さんのご予定は???

旅行に踏み出せない今日この頃。ストレスも溜まってしまうことでしょう。
そんな時は、アクション映画を観てスカッと!

ということで、学情4Fには話題のアクション映画2作品が仲間入り!

東京リベンジャーズ
ワイルド・スピード - JET BREAK -

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少しだけご紹介します...

東京リベンジャーズ

【あらすじ】
負け犬フリーター、タケミチ。ある日、元恋人のヒナタとその弟ナオトが、関東最凶の組織"東京卍曾"に殺されたことをニュースで知る。事件を知った翌日、タケミチは駅のホームから転落。目覚めた先はなんと10年前ー。それは負け犬人生を歩むきっかけとなった最悪の高校時代だった。ヒナタを救うため、逃げ続けた人生を変えるため、タケミチは弱虫だった"過去"の人生にリベンジし、"今"を変えられるのか?!

和久井健先生の人気コミック「東京卍リベンジャーズ」の実写版!誰もが1度は想像したことのあるザ・青春。豪華若手俳優が存在感を放ち、迫力のある喧嘩シーンに注目です。

ワイルド・スピード - JET BREAK -

【あらすじ】
ドミニクは、レティと幼い息子ブライアンとの3人で暮らしていた。ある日、仲間のピンチの報せを聞き、ローマンら"ファミリー"と現場に駆け付ける。そこに現れたのは、なんとドミニクの実の弟ジェイコブ。対立する兄と弟、明かされるドミニクの過去...。果たしてファミリーの運命は?!

メガヒットカーアクション「ワイルド・スピード」シリーズの第9作!アクションだけでなく、時折感じられるコミカルさと家族愛。多くの人から愛されるアクションムービーです。


どちらも新着コーナーに置いてあります。ぜひご覧ください(^_-)
※学情4Fの利用に関する最新情報はCCSをチェック!

(学生サポーター ラムネ)

メアリーとメリー

メアリーポピンズとメリーポピンズ。

皆さんはどちらのが聞きなじみがありますか?

私は映画の影響もあってメリーのが聞きなれた感じがします。

実写とアニメが混ざった不思議な映画『メリー・ポピンズ』は

公開から50年以上経った今でも新鮮に映る名作です。

今回はその原作である『風にのってきたメアリー・ポピンズ』をご紹介します。

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かの有名なウォルト・ディズニーの娘さんたちがこの物語が大好きだったから

ウォルトさんは映画を作ることにしたそうです。

アメリカはもちろん、世界でも広く読まれてきた児童向けの小説です。

でも原作者であるトラヴァースさんは映画化にはかなり反対されたとか。

確かに、ディズニーは当時から現在までアニメーション界のトップですが、

思想の偏りや物語の改変があるのは、過去の作品を見ても否定はできません。

素敵な映像を楽しみながらも、フラットなもしくはより過激な原作たちも読んでみてほしいです!

(瀬戸のスタッフ:もんぴぱ)

個性的って素敵なこと

こんにちは!お茶犬ですッ
最近一気に肌寒くなってきましたね...⛄
温まりたい!・・・ということで心温まる映画をご紹介したいと思います😊

それがこちら↓↓

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グレイテスト・ショーマン🐯

誰もが一度は耳にしたことがあるThis is Me♪という曲を歌っている映画です!
映画では髭を生やした女性が、「これが私の姿よ」と堂々とした姿で歌い上げるのです!!!😲

髭を生やした女性に限らず
この映画に出てくる登場人物は「小人」「狼男」「巨人」など
個性的で、なかなか自分をさらけ出せずにいます

しかし・・・

その個性をあえて発揮し、ショーに出演した結果...
大成功させてしまうんです!!!


ところで皆さんは個性的な人をどう思いますか??
私は是非とも友達になりたいと思う派です!!(`・ω・´)b
考えてみてください...!
人と違うことをしても堂々としていられるってかっこいいと思いませんか!?
私はそういう自分を持っている人に惹かれちゃいます(笑)


個性を隠すのはもったいない!!!
本当の自分をさらけ出したら、新たな発見があるかも。。?

この映画を観終わる頃には、自分らしく生きようと思えているはずです...😎

(学生サポーター お茶犬)

知ったふり、分かったつもり

こんにちはー、学生サポーターのメガネです~

最近はキャリアデザインの授業などを通して、働くことについて考える機会が増えてきました。

どんなところで働くのがいいかなーって考えてみると、僕は漠然とIT業界いいなーと思っていました。

なんか成長産業らしいですし、DX人材?とやらが80万人くらい足らなくなるって聞きますし。

ただ、そもそもIT業界って何でしょう?

一口にIT業界といってもソフトバンクような通信の分野もありますし、楽天のようなECサイト

もありますし、もっと言えば、WEBページを作っている企業、あるいはその個人もIT業界の

人々ってことになります。それに職種でも見てもIT業界にだって営業職の人や総合職で入

る人もおり、IT業界で働いている人全員がプログラミングをしているわけでもありません。

IT業界で働きたいなーって考えていたのに、実際に知っていることが

ほとんどないような気がします。

でも実際大体のものそんな感じで済ませてますよね。

インターネットの仕組みも、電子レンジの仕組みも、石油がレジ袋になる過程も、何にも

知らないですけど、知った気になって、分かったつもりで当たり前のように使ってます。

当たり前だと思っていたことを改めて考えてみると、存外それ以上の説明のしようがない

脆いもののように感じます。

今日はそんな私たちが思っている「当たり前」を根本から覆してくれる映画「マトリックス」を紹介します!
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この映画の面白いところはなんといっても独特の世界観!

私たちは、朝、目が覚めてから身支度をして、学校(あるいは会社)に行き、やるべきことを

済まして帰ってきて寝るという似たようなことをしながら暮らしています。なぜ似たような毎

日になるのでしょう?本当に私たちが望んで似たような毎日を送っているのでしょうか?

もし、この世界が夢だったら、あるいは、プログラムの世界だったなら、皆さんはどうしますか?

この映画を観るとついそんなことを考え始めてしまうことでしょう!

ぜひ名作「マトリックス」でこれまでのあたりまえを揺さぶられてください!

ちなみにこのマトリックスの続編となる「マトリックス レザレクション」が12月17日から

公開されます!

ぜひ新作が公開される学情で予習して、新作は映画館で楽しみましょう!

(学生サポーター メガネ)

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