「レント」と一致するもの

パッションフルーツ

前回の記事でも取り上げた『ショコラ』はレントの期間の過ごし方を題材にしていますが、イエス・キリストの受難をまっこうから取り上げた作品もたくさんあります。

音楽作品ではマタイ受難曲(バッハ)、ヨハネ受難曲(バッハ)が有名です。
ミュージカルでは『ジーザス・クライスト・スーパースター』、映画は『パッション』が有名です。
そうそう、"パッション"は「受難」の意味で、「情熱」じゃないんです。

パッションという言葉を調べるまで知らなかったのですが"パッションフルーツ"のパッションは「情熱」じゃなくて「受難」の意味だったんです。
どうも実をつける前の花(時計草)が十字架上のイエス・キリストを現しているように見えることからパッションと呼ばれるようになったそうです。
てっきり南国の果物だから情熱的なのかと思っていました...まだまだ知らないことがいっぱいあります。

チョコレート

先生からスイスのチョコレートのお土産をいただきました。

 

CIMG2400.jpg_effected.pngレントの期間ですがチョコレートを前にして我慢は...できませんでした。

『ショコラ』という映画を思い出してしまいました。過去にも記事にしていましたのでリンクを貼っておきますね。ショコラを楽しむ。

とても美味しいチョコレートでした。

 

CIMG2402.jpg_effected.pngご馳走さまでした。

レンテンローズ

前回の記事にあるように本日は灰の水曜日、レントが始まりました。
ということで、ブログのtop画像をレントっぽく変更しました。
"レントっぽく"のポイントは3つ。

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1.写真はレンテンローズ(クリスマスローズ)
  クリスマスローズはクリスマスの時期に咲くものと、今の時期に咲くものがありますが、今の時期に咲く種類のものは"レンテンローズ"と呼ぶそうです。名古屋キャンパスチャペルに咲いたレンテンローズの写真です。

2.敬神愛人(英語)の横にユリの花のマーク
  白百合は復活(イースター)の象徴ですが、受難があってこそのイースターともいえます。また赤い百合は受難の象徴ともされています。

3.ムラサキ色
  レントの時期の色、受難を意味する色です。「待つ」という意味もあるのでアドヴェント(待降節)の時期にも使われます。


カーニバル

今日はカーニバル最終日です。
それというのも3月5日からキリスト教ではレントというものに入るからです。
レントは日本語で受難節といいます。受難、なんだか不穏な響き...それもそのはず、受難とはイエス・キリストが十字架で死刑になる苦しみを覚えて過ごす期間(40日間)なんです。喪に服すというのに近いでしょうか。そうなると遊んで贅沢して呑んで騒いでなんてちょっと...となりますよね。

つー、まー、りー、今日が騒ぎ納めということで、きっと世界各地のカーニバルが盛り上がっているはずです。

ちなみにレントは毎年日程が変わります。
レントがいつからかというと、春分の...(中略)...がレントです。



あ、正確に書くと長いから思わず(中略)してしまいました。



気合を入れなおして記載しますので覚悟して読んでください...


春分の日の後の最初の満月の後の日曜日の前日の土曜日から間の日曜日を除く40日間がレントです。


レントの初日のことは「灰の水曜日」と呼ばれています。
ちょうど明日3月5日です。
下線部はイースター(復活祭)の日程で、イエス・キリストが死から復活したことを記念する日です。今年は4月20日になります。

キリスト教の暦は5つの季節

キリスト教の暦はおおまかに

 

1 待降節(アドヴェント) クリスマスを待つ期間

2 降誕節 クリスマスの期間

 

3 受難節(レント) イエス・キリストの受難(十字架にかかること)の期間

4 復活節 イエス・キリストの復活(イースター)の期間

5 聖霊降臨節 聖霊が降ってからの期間    

 

の5つの季節がこの順番でめぐります。

季節の変わり目に☆□■とありますが、☆□■にはそれぞれ

 

☆降誕日(クリスマス)

□復活日(イースター)

■聖霊降臨日(ペンテコステ)

 

という区切りが入ります。この☆□■がプロテスタントのキリスト教会では最も大切にしている三大祭です。

そして間にちょこまかと「世界祈祷日」「花の日・こどもの日」「平和聖日」「宗教改革記念日」「収穫感謝」などなどちょっとした行事が入ってきます。

 

今度の月曜日のオルガンアワー(11月18日12:40~13:10)ではキリスト教の暦前半と題して、アドヴェント、クリスマス、レント、イースターの曲を特集します。ぜひお越しください。

映画、アーティスト。

みなさん、こんにちは!

 

わたしは、先週から風邪が治らず、

周りの方々にうつしてしまい申し訳ない気持ちでいっぱいです・・・(´д`、)

 

寒くなってきましたし、みなさんも体調管理は気を付けてくださいね(´・ω・`)

 

そんな今日は、療養中に観た映画をご紹介します♬

アーティストです!

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この作品は、サイレント映画からトーキーへ移り変わる時代のハリウッドを描いています。

 

 

 

サイレント映画にこだわり続け、没落していく元・映画スター「ジョージ」と、

トーキー映画という時代の波にのってスターに駆け上がる「ペピー」の2人の関わり合いを中心に物語は進んでいきます。

 

 

 

この作品は、一度カラーで撮影され、モノクロにされています。

そして、作品中一言も主人公達の声を聴くことは出来ません!


 

 

しかし、色も、声もないのですが、とーっても心が暖まる映画でした♡

きっと役者さんたちがわかりやすく伝えてくれるのです。。。

 

 

それに、没落した主人公が、悲劇的にみえないのは、

彼を支える、ペピー・忠実な運転手・相棒の犬がいるからでしょうか。

 

 

 

いまの映画って、3Dといった先進技術を駆使した映画が多いのですが、

モノクロ、サイレントでもしっかりと心を掴まれて、離さない映画もあるんですね!

 

 

 

よければ、みなさんも是非♬

ぺちゃ。

宝物

聖書にこんなたとえ話が出てきます。

 

旅に出る富豪が3人の部下に8タラント(1タラントは約5000万円)のお金を預けます。

5タラント預かった部下Aは5タラントを元手に商売して5タラントもうけました。

2タラント預かった部下Bは2タラントを元手に商売して2タラントもうけました。

1タラント預かった部下Cは商売する勇気もなく、なくすといけないので庭に埋めて保管しました。

 

そして帰ってきた社長は部下Aと部下Bをほめて、前より多くのお金を扱う仕事をまかせました。

でも部下Cには・・・

「怠け者。何もしないなら庭に埋めずにせめて銀行にあずけておけば利子がついたのに」

といって1タラントをとりあげて部下Aにわたし、部下Cをクビにしました。

<終> 

※わかりやすいように大幅に書き換えています。

 

ちょっと読むと、使い込んだわけでもないんだから、なにもそこまでしなくても・・・と思ってしまいますよね。

ただ、この「タラント」は「タレント(才能)」の語源なんです。

 

タラントを才能に言い換えると・・・部下Cはせっかく与えられた才能を使わずに隠していたんですよね・・・。

 

さー、このたとえ話が明日10月22日(火)のチャペルアワーの聖書箇所になります。

奨励題は「宝物」です。

名古屋キャンパスチャペルにて12時40分から。ぜひお越しください。

春色チャペル

名古屋キャンパスチャペル周りは春色です。

花盛りをむかえています。

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つつじが開花しました。

小さい頃はよく蜜をすっていましたー。なつかしいです。

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週明け月曜(15日)のオルガンアワーはレント・イースターの曲を中心のプログラムを予定しています。

 

イースターでうさぎやタマゴを飾るのも、ヨーロッパ伝統の春の祭りの習慣が加わったからとのこと。

イースターの曲を聴きながら春のチャペルでお昼のひと時を過ごしてみてはいかが?

パイプオルガンアワー&オルガンアワー

キリスト教センターのチャペル行事案内

ラストはパイプオルガンアワー&オルガンアワーです!

どちらも讃美歌を中心に宗教音楽を演奏いたします。(途中の出入りは自由)

 

【パイプオルガンアワー】

瀬戸キャンパスチャペルで毎月第三水曜日13:00から行われます。

礼拝堂に配置されたパイプオルガンは、岐阜県白川町の故・辻宏氏の設計・製作によって1984年10月に設置されました。

パイプの総数は997本あり、これを手鍵盤2段、足鍵盤1段、14ストップを組み合わせることでさまざまな音色を奏でることができます。

このパイプオルガンで演奏をします。

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瀬戸キャンパスチャペルのパイプオルガン

 

【オルガンアワー】

名古屋キャンパスチャペルで毎週月曜日12:40から行われます。

Viscount pretige20/40というイタリア製電子オルガンで演奏をします。  

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名古屋キャンパスチャペルのオルガン

 

学生さん教職員はもちろん、一般の方もご自由にご参加ください。

 

オルガンアワーは週明けの月曜、8日から始まります!!!

プログラムはレント、イースターの曲を予定しています。

月曜12:40~名古屋キャンパスチャペルでお待ちしています!

ショコラを楽しむ。

またチョコレートを食べているかというとそうですが、そうじゃないのです。

『ショコラ』という映画の話です。

 

この映画、レント(受難節)をはじめとしてキリスト教(特にカトリック)の風習を知っていると何倍も楽しめるんです。

 

レントの期間にフランスの村に母娘がやってきてショコラの店を開きます。

レントはキリストの受難をおぼえて断食する習慣があります。質素におとなしく過ごすことが良しとされます。(だからレントの前に騒ぎ収めのカーニヴァルをするようになりました)

そんな時期にショコラの店。もちろんカトリックの信者である村長の怒りをかい・・・というところから物語がどんどん面白くなっていきます。

 

ミサに出席しない主人公、私生児、シャーマン、ジプシー、離婚問題などなど・・・「キリスト教あるある」のネタがいっぱい入っています。

知らなくても楽しめますが、知っていると大爆笑できます。

キリスト教を知っているといないとでは、海外映画の楽しみのはばが違ってくるなーって思います。

 

本学図書館にDVDが所蔵されていますよ~。

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