「キリスト教 聖書」と一致するもの

教会でカレーうどん食ってきた

いつもブログでふざけたことばかり書いている僕ではありますが、実は超マジメで敬虔なクリスチャンなので(場内ざわめき)、毎週ほぼ欠かさず教会に行って礼拝に出席しています。

普段は栄の「オアシス21」の向かいにある「プロテスタント」教会に通っているのですが、別にゼッタイそこの教会に行かなければならないわけではないので、この前の日曜日は気分転換のために、そことは別の、「聖公会」という教派の教会に行ってみました。


【キリスト教Q&A】プロテスタントって何?聖公会って何?
「プロテスタント」とは、16世紀、ローマ・カトリック教会の影響下で起こった宗教改革により生まれた教派。マルティン・ルターというドイツの司祭が当時の教会の働きに疑義を唱えたことがきっかけ。プロテスタントは「抗議する輩、抗議派」という意味。プロテスタントの中には様々なグループが存在している。
「聖公会」は、上記のプロテスタントとは異なる形でローマ・カトリック教会と袂を分かった教派。16世紀、イングランド国王のヘンリー八世が自らを教会の首長とし、ローマ・カトリック教会から分離して成立した。



で、今回はその「聖公会」の聖餐式に出席してきた感想を書くわけではありません。いずれまた、いろんな教会の礼拝の雰囲気とかをリポートする企画もやってみたら面白いとは思うのですが、もう少し先の話になりそうです。

そうではなくて、今回皆さんに見ていただきたいのがコチラ↓


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カレーうどん!!!!


こちらの教会では、毎週、聖餐式のあとにみんなで食事をしているそうで、この日のメニューは、そう、「カレーうどん」だったのです!

皆さんのキリスト教のイメージって、きっとこんな感じでしょう↓

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純白に包まれたチャペル(結婚式場の写真ですが...)。
でもそこにカレーうどんが乗っかると・・・?

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雰囲気ブチ壊し!!!!笑

そうなのです。教会とカレーうどんって、どう考えてもイメージ的に"合わない"んですね。


しかし、初めてその教会でお昼ごはんをいただいた僕は、全然びっくりしませんでした。なぜなら、プロテスタントのクリスチャンである僕にとって、礼拝後にみんなでご飯を食べるのは当たり前のことだからなのです。と言うのも、多くのプロテスタント教会では、礼拝が終わったあと、このようにお昼ごはんが出るんですね。メニューは大抵、「うどん」や「カレー」。チラシ寿司の日もあったりします。値段は200~300円でとってもリーズナブル。若い人にはチョット多めに入れてくれることも!?(「若いんだから食べて食べてハラスメント」もしばしば起こります 汗)

聖公会は厳密にいえばプロテスタントとは違うのですが、僕が行った教会では、毎週お昼ごはんが提供されているそうです。もちろん、メッチャ美味しかったですよ。

キリスト教では、古くから"いろんな人と一緒に食事をする"ことが習慣として大切にされています。それは、イエス・キリストが様々な背景を持っている人たちを皆食卓に招いて一緒に食事をしたことに由来していると思われます。今回、聖公会で出席した「聖餐式」では、一人ひとり聖壇の前まで行って「ホスチア」と呼ばれるウェハースのようなものをワインに浸して食べる...という行為をしたのですが、これも元々は、イエス・キリストを中心とした食卓(食事)に由来しているものなんですね。早くから"儀式化"してしまっていたようですが、元を辿るとそれは、いろんな人とワイワイ喋りながら楽しく過ごしていた食事の時間だったのだろうと想像します。

それにしても、どうして教会のお昼ごはんには「カレー」や「うどん」が良く出されるのでしょうか。

もしかして『聖書』の中に「カレー」とか「うどん」が出てくるのかな?と思って、念のため調べてみました。


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そら、そうやわな。
きっと作るのが簡単で、なおかつ大量に作ることができるから「カレー」や「うどん」が選ばれているのだろうと思います。

気が向いたら「教会のお昼ごはん版 食べログ」でもやってみようかな。
おしまい。また来週!

2月13日は何の日?【キリスト教豆知識】

突然ですが、皆さんに残念なお知らせがあります(ハンカチのご用意をお願いいたします)。

まず、これらの絵に描かれた人物のこと、皆さんなら当然ご存知ですよね。

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そう...言わずと知れた、あの「イエス・キリスト」と呼ばれる人物です。

約2000年前、現在のパレスチナの地域に生まれ、"神さま"のことを人々に教えていた人物なのですが、イエス・キリストの死後、彼の弟子たちの働きを通じて、後に彼は、信奉者たちから「神のひとり子」「救い主」「真の神であり、真の人であるお方」というように信じられるようになっていきました。そして、彼の教えを基に体系化されていった「キリスト教」という宗教は"世界宗教"として、何と、今では世界中に20億人以上の信者を抱える超巨大な宗教にまで発展することとなりました。

日本においても、キリスト教の信者は190万人以上存在するとされており、日本全国にある「教会」の数は4,300を超えています。この名古屋学院大学も、キリスト教の宣教師クラインによって建てられた学校から生まれた"キリスト教主義大学"です。

そういうわけで、僕らはこの「イエス・キリスト」と呼ばれる人物について、多少なりとも知っているわけですけれども、先ほど冒頭でも触れましたように、本日は皆さんに大変残念なことをお伝えしなければならないのです。皆さんのことをガッカリさせてしまいそうで、「伝えるべきかな、いや、でも止めておこうかな・・・」と散々悩んだのですが、やはり真実をお伝えするのがこのキリスト教センターブログの使命ではないか!と考え、本日この場で皆さんにお知らせすることにいたしました。


皆さん、心の準備をお願いします。実はですね・・・

この「イエス・キリスト」っていう名前の「キリスト」って・・・

苗 字 じ ゃ な か っ た ん で す !!!!!!!!

(一同騒然)

皆さん落ち着いてくださいね(ここで水を飲む)。
ちゃんと今からご説明しますので、まずは深呼吸してください(会場を見渡す)。


僕らが"苗字"(ファミリーネーム)だと思い込んできた、この「キリスト」という言葉。これは、言ってみれば「称号」のようなものなんです。「キリスト」とは、日本でもしばしば「救世主」という意味で使われている「メシア」(ヘブライ語)という言葉のギリシャ語訳で、意味は「油を注がれた者」という意味です。聖書の主な舞台である古代イスラエルでは、王様や祭司、預言者と呼ばれる人々を任命するとき、油を塗る習慣がありました。それを受けて、イエスという人物のことを「救い主」とか「この世のどんな王様にも勝る王様」というように信じた人々は、彼のことを「メシア」「キリスト」というように呼ぶようになったんですね。

なので「イエス・キリスト」とは、「キリスト家のイエスさん」ではなくて「キリスト(称号)であるイエス」という意味の呼び名だったんですね。皆さん、ぜひ覚えておいてくださ~い。


さて、それにしても何で今日はこんなお話をしているのかと言いますと、ちゃんとこれには理由があります。

それは、本日「2月13日」という日が、1875年2月13日に、明治政府によって「平民苗字必称義務令」が出されたことを記念する「苗字制定記念日」と呼ばれる日だからです。これによって、すべての国民が「苗字」を名乗ることを義務付けられることとなりました。

そう。ただ「苗字」の話と「キリスト教」の話を絡めたかっただけ。

そ れ だ け ! おしまい。

2月の聖書の言葉

キリスト教センターは、毎月ちがった聖書の言葉が書かれたポスターを学内(しろとり)の数箇所に掲示しています。


2月の聖書の言葉はこちら!

「あなたの祈りと施しは、神の前に届き、覚えられた。」

(新約聖書 使徒言行録10章4節より)


これは、イエスの弟子たちが彼の死後、その教えを世に広める様子を書いた「使徒言行録」と呼ばれる書物の中の一句です。その昔、「イタリア隊」というローマ帝国の軍隊を率いる隊長コルネリウスという人物がいたのですが、彼は、支配下にあったユダヤ人たちに対して寛容に接し、多くの施しをするなど、正しい人として知られていました。そんな彼のもとに、神の天使がやってきてこう告げたのです、「あなたの祈りと施しは、神の前に届き、覚えられた」と。


支配の対象であったユダヤ人たちと親しくする彼の姿を、仲間たちは白い目で見ていたかもしれない。けれども、コルネリウスは自分が正しいと思うことを堂々と行なっていたのですね。


ポスターの解説部分には、上記とは違う解説も載せています。

ぜひそちらもお読みくださ~い。


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(リハ)実習施設派遣祝福式

瀬戸は寒い!! なんで山の上って太陽に近いのに下界よりも寒いん!?
...と、心の中で文句言いながらブログを書いています。

さて、本日1月9日(水)は、瀬戸キャンパスチャペルにおきまして、リハビリテーション学部の「実習施設派遣祝福式」が開催されました。
臨床実習を履修する学生たちがこれから実習先に出向いていくのに先立って、キリスト教の礼拝を通して祝福し送り出す大切な時間です。

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13時開式にもかかわらず、15分前には既にこの状況...
集合早すぎへん!? 半端ないって!!(古)

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開式直前には、みんな上着を脱いで白衣に。オセロなら白の圧勝やね。

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式が始まると、全員で賛美歌を歌い、高見宗教部長より聖書朗読と祈祷をしていただきました。

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その後、リハビリテーション学部長の藤森先生から、2人の実習生代表にエンブレムが授与されました。藤森先生からのメッセージ、実習生のみなさんはしっかりと心に刻むことができたかな?ぼくは出来たで。実習行かへんけど。

実習はきっと毎日が初めての事の連続で、挫けそうになることもあるやろけど、真剣に向き合ってみればきっとその中に喜びや意味を見いだせるはず。ファイト!リハの学生たち!

クリスマスツリー点灯式を開催しました。

2018年12月3日(月)16:45~にしろとりチャペルにてクリスマスツリー点灯式を開催しました。

あいにくの雨のため急きょチャペルにて開催となりました。

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聖歌隊の賛美、聖書朗読と奨励が柳川真太朗 氏(キリスト教センター職員・伝道師)の司式のもと行われ、最後は外に出て全員でカウントダウンをし、ツリー点灯の瞬間を共有しました。

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イエス・キリストの誕生は闇の世を照らす光とたとえられますが、そのことを象徴するような暗闇から浮かび上がるツリーの輝きに歓声があがりました。


虚構から見える現実を探す本

こんにちは。書いている現在十月半ば、朝と夜はそこそこ冷えるようになりました。私個人としては、長袖を着ると汗をかいてしまうけど半袖では風邪を引きそうで怖いです。いい塩梅ってのはそうそう無いものです。

そんな今回は日本のアニメーションに関する本の紹介です。表紙が鮮やかで目立ちます。


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タイトルからはとてもアニメとか関係なさそうですね。そして実際の中身も小難しい言葉と冗長な文体で社会論を語っています。社会を憂う自論を持たない身としてはなんのこっちゃです。

しかし、この本はアニメーションという『虚構』を作り出していた人々の『現実』に即した思考実験を読み解くことで現代日本を考えよう、というアプローチを取っており、これが中々興味深いのです。

数名の著アニメーション監督を章ごとに挙げ、その監督らが作り出してきた作品群やインタビュー記事の抜粋からそれぞれの思想を分析、それを本著の作者が噛み砕いて解説、という様式を取っています。
社会的な論説をアニメーションの内容や設定から連想して話が進むので、これが意外に分かりやすい。

アニメーションという特定層へのアプローチが強い、所謂オタク的な地帯を扱っていますが、内容は綿密で読み応えがあります。
本著は500ページに及ぶ長編ですので、もしかすれば睡眠導入にもピッタリ。キリスト教の講義で購入した聖書よりも厚い本著ですが、枕にはしないようお気をつけください。

いやあ堅苦しい。書いていて辛い。ともかく、気負わず手に取ってみてください。映像に関する本を取り扱っているところに置いてありますよ。

(学生サポーター:油奴)

いよいよ来週はレインボーウィーク

次回のオルガンアワーではレインボーウィークにあわせ~賛美歌「新しい時をめざし」(『讃美歌21』480番)を中心に~と題して行います。
皆さまのご参加お待ちしております。

<オルガンアワー詳細>
日 時 2018年9月24日(月)12:40~13:10
場 所 <しろとり>チャペル
テーマ ~賛美歌「新しい時をめざし」(『讃美歌21』480番)を中心に~


さて、数日前の記事にもありますが、「レインボーウィーク」という名称は、レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーに代表されるセクシュアルマイノリティ(性的少数者)の方々の尊厳とその社会運動を象徴する6色の旗に由来しています。

今年、名古屋学院大学のチャペルでは、9月24日(月)~28日(金)の5日間を「レインボーウィーク」と呼んで、お互いの違いを認め合いつつ他者と共に生きることの大切さ、自分の人生を"自分らしく"生きることの尊さを、「キリスト教」という観点から考える「礼拝」(チャペル行事)を、下記の通り開催いたします。


◆9月24日(月)※授業実施日 12:40~13:10 @名古屋キャンパスしろとりチャペル
 「オルガンアワー  ~賛美歌「新しい時をめざし」(『讃美歌21』480番)を中心に~」
 奨励:柳川 真太朗( 〃 /伝道師)

◆9月25日(火)12:40~13:10 @名古屋キャンパスしろとりチャペル
 奨励題「同性愛者と出会って、イエスさまはどうされた?」
            (聖書:マタイによる福音書8章5~13節)
 奨励者:アンブロージア 後藤 香織 氏
  日本聖公会司祭。MtF(Male to Female)トランスジェンダー&バイセクシュアル。宮城県仙台市生まれ。
  東北学院大学法学部卒業、聖公会神学院中退。名古屋聖マルコ教会牧師・愛知聖ルカ教会牧師・可児聖三一教会管理牧師。

◆9月27日(木)12:40~13:10 @名古屋キャンパスしろとりチャペル
◆9月28日(金)13:00~13:30 @瀬戸キャンパスチャペル
 奨励題「サイレントマイノリティ」
  (聖書:マタイによる福音書25章37~40節)
 奨励者:松谷 信司 氏
  1976年福島県生まれ。「Ministry(ミニストリー)」「キリスト新聞」編集長。キリスト新聞社代表取締役社長。
  「いのり☆フェスティバル」実行委員会代表。著書に『キリスト教のリアル』(ポプラ社)。


また、9月27日はチャペルアワー(礼拝)に続いて、「宗教講演会」が以下の通り開催されます。

◆「宗教講演会」 9月27日(木)13:20~14:50 @希(のぞみ)館 201教室
 講演題「非モテの信徒への手紙」
 講演者:松谷 信司 氏


きっと今まで知らなかったことや間違って理解していたことなど、様々な気付きや新しい出会いが与えられる時間となるはずです。
なお、チャペルアワーも宗教講演会も、入場無料です。学生や教職員だけでなく、学外の方もぜひお越しください!

クイズの答え合わせ

 クイズdeレント 第7問の答えは続きを読むからご覧ください。

2018夏 名古屋いりゃあせツアーも本日が最終日です。
ツアーの様子は名古屋YWCAさんのフェイスブックで随時発信されています。
https://www.facebook.com/nagoyaywca
ぜひご覧ください。


明後日はラジオに黒柳志仁先生登場ですよ!

  CBCラジオ「キリストへの時間」は、毎週日曜日の朝6時30分より放送されているキリスト教を紹介するラジオ福音伝道番組です。東海3県で毎週5万人の聴取者がある人気番組であり、1952年の第1回放送以来、CBCラジオの最長寿番組記録を更新中の日本屈指の歴史あるラジオ番組でもあります。

 今年も7月の3週分の放送について、名古屋学院大学が番組を担当しています。日曜日の爽やかな早朝のひと時、聖書のお話しと讃美歌の調べとともに福音の時間をお過ごしください。

 【CBCラジオ「キリストへの時間」 毎週日曜日 朝6:30~6:45放送】

   ☆名古屋学院大学放送予定(聖書のお話し担当者)

   ◎7月15日(日) 葛井 義憲 氏 (名誉教授)      

  ◎7月22日(日) 柳川 真太朗 氏(キリスト教センター職員/伝道師)

   ◎7月29日(日) 黒柳 志仁 氏  (国際文化学部准教授)   

    ※番組はインターネットラジオ「radiko」でも聴くことができます。

CBCラジオ「キリストへの時間」

 CBCラジオ「キリストへの時間」は、毎週日曜日の朝6時30分より放送されているキリスト教を紹介するラジオ福音伝道番組です。東海3県で毎週5万人の聴取者がある人気番組であり、1952年の第1回放送以来、CBCラジオの最長寿番組記録を更新中の日本屈指の歴史あるラジオ番組でもあります。

 今年も7月の3週分の放送について、名古屋学院大学が番組を担当しています。日曜日の爽やかな早朝のひと時、聖書のお話しと讃美歌の調べとともに福音の時間をお過ごしください。

 【CBCラジオ「キリストへの時間」 毎週日曜日 朝6:30~6:45放送】

   ☆名古屋学院大学放送予定(聖書のお話し担当者)

   ◎7月15日(日) 葛井 義憲 氏 (名誉教授)       

  ◎7月22日(日) 柳川 真太朗 氏(キリスト教センター職員/伝道師)

   ◎7月29日(日) 黒柳 志仁 氏  (国際文化学部准教授)    

    ※番組はインターネットラジオ「radiko」でも聴くことができます。

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