★Bridge★No.1 大石邦弘先生
さて、先のブログで宣言しました、学生さんと先生をつなぐ連続企画★Bridge★、
トップバッターは、
経済学部教授の 大石 邦弘 先生です!
大石先生は2013年現在、教務部長の職を務めておられます。教育学習センターも実は教務部に属していますので、先生は、教育学習センターの長でもあります。
それでは、先生の"思い"をご紹介★
■■■ どんな思いを持って、授業に臨まれていますか? ■■■
私は、学生さんたちには、授業から「伝え方」を学んで欲しいと考えています。
自分の考えていることを、上手く人に伝えるのは、意外に難しいことです。
みなさんは、様々な授業で色々な「伝え方」を見聞きできる立場にあります。
この環境を、生かして欲しいのです。
私のゼミでは、「まず、2つの物事を比較」するようにと言っています。
2つの物事を比較すると、そこに共通する点が、あるいは全く異なる点が
見つかります。
「この2つは、なぜ同じなのだろう?」
「どうして違いが出たのだろう?」
という疑問から、その理由を考えることが自分の仮説となり、これを検証していくのです。
これが研究活動の基本であり、これを最終的に発表するわけですが、
ここで、先に述べた、「伝え方」が大切になってきます。
自分が伝えたい内容を理解していることはもちろんですが、
どうしたら相手に理解してもらえるのか、色々な授業を見ながら、
自分なりの方法を見つけるための参考にして欲しいのです。
知識を増やすことはもちろん、
自分の思いの伝え方・工夫を学ぶ場としてとらえ、どの授業にも前向きに取り組んでほしい。
知識以外の視点からも、授業で学べることは沢山あると、気づいて欲しいと思っています。
■■■ 先生のお薦め本 ■■■
大石先生に、今学生さんに読んでみて欲しい本をきいてみました!
先生のお薦め本はズバリ・・・
『ちょちょら』 畠中恵・著 新潮社
主人公・新之介が、優秀だった兄と比べられ、自分のできの悪さを認めつつも、色々なことに果敢に突き進んでゆく姿が面白い作品。
同著者の別作品『しゃばけ』は、学生さんに薦められて読み始め、ハマってしまい、シリーズを一気に読破したのだそうです。
先生のおススメの読書方法は"シリーズもの読み"。
1冊だけでは分からない著者の作風や作品の傾向が分かって、面白いですよ。
同じ著者の作品を色々読んでみることも◎。
学生時代に是非、お試しあれ☆
■■■ 今日の一枚 ■■■
今回は、先生のお気に入りを撮影★★
笑顔が素敵で、温かい関西弁がチャームポイントの大石先生。
研究室には経済の本以外にも、沢山の本が置いてありました。
話題豊富で優しい先生ですので、学生のみなさんも是非、オフィスアワーなどを利用して、先生とお話ししてみてくださいね。
さて、次回の★Bridge★は
商学部教授の 宝島 格 先生です!
お楽しみに♪
チョッパー子